
この事業、いつまで続けるべき? 撤退の判断基準と華麗なる再起の方法
「このまま今の事業を続けて、本当に大丈夫だろうか…」
「一体いつまで頑張れば、この苦労は報われるんだろう…」
夜中にふと目が覚めて、天井を見つめながらそんなことを考えてしまう。心当たり、ありませんか?僕も昔は、そんな不安で眠れない夜を何度も過ごしました。
でも、安心してください。その出口の見えないトンネルから抜け出すカギは、実は「撤退」にあるんです。今回は、その「正しい撤退計画」が、いかにあなたの未来を明るく照らすかについてお話しします。
「撤退条件?決めてるけど…」僕が会社を辞めた、ちょっとカッコ悪い理由
「きれいごとだけで食べていける人を増やす」をミッションに掲げて活動しています。NATURE SALES 長嶺圭一郎です。
事業の撤退条件決めてますか?と聞かれたら、僕はキメ顔でこう言います
「はい、決めてます」
・・・でも、いつも計画通りにコトが進むほど、人生は甘くないんですよね。苦笑
恥ずかしい話ですが、僕が会社員を辞めたときはほとんど感情論でした。「もう無理!もうヤダ!さよなら〜!」って感じで、勢いまかせに辞めちゃったんです。今思えば、当時の僕は診断こそ受けてないものの、たぶん軽いうつ病だったんじゃないかな、なんて思います。
そんな無計画な会社員卒業だったので、当然、計画なんてあったもんじゃありません。
半年でダメなら再就職!「寝るのが怖かった」あの頃の話
起業したはいいものの、僕には貯金もコネもありませんでした。だから、自分に厳しいリミットを課したんです。
「半年以内に、生活できるだけの収益が生まれなかったら、きっぱり諦めて再就-職する」
もし失敗したら、元いた住宅営業の世界に逆戻りです。それが本当に、本当に嫌だったので、もう必死でした。どれくらい必死だったかと言うと、当時の僕は「寝るのが怖かった」んです。今思うと健全じゃないのは百も承知なんですが、「寝る時間があるなら、ブログを1記事でも書いた方がマシだ」と本気で思っていました。
リミットを決めたからこそ、火事場の馬鹿力が出たというか。そのおかげで、なんとか半年で事業を軌道に乗せることができました。(まぁ、その必死で4ヶ月書き溜めた100記事以上のアメブロが、ある日突然アカウントごと消し飛ぶという悲劇も味わったんですが…それはまた別の話で。笑)
この経験から学んだのは、「撤退ラインを決めることは、決してネガティブな諦めじゃない」ということです。むしろ、「ここまで」という終わりを決めるからこそ、「そこまで」の道のりを全力で走り抜けられる。僕にとって撤退計画は、未来に進むためのブースターみたいなものだったんです。
事業のやめどきは「未来に希望が持てるか?」で決める
じゃあ、具体的にどんな基準で撤退を考えればいいんでしょうか?
色々な指標があると思いますが、僕が一番大事にしているのは、すごくシンプルな問いです。
「このまま続けて、未来に希望が持てるだけの反応が取れているか?」
事業の初期段階で、いきなり生活できるほどの大きな結果が出ることは稀です。大切なのは、小さな「芽」が出ているかどうか。この芽なら、愛情を注いで育てていけそうだな、と未来を信じられるかどうかが、継続か撤退かの分かれ道になります。
中途半端な結果のとき、どうする?
一番悩ましいのが、「目標には届かないけど、ゼロでもない」という中途半端な結果が出ているときですよね。こういう場合、僕は**「一旦は継続しつつ、他の手段も探し始める」**という手を取ります。
例えば、今やっている集客方法を少し効率化して、生まれた時間で別の集客方法を試してみる。レストランが人気のメインディッシュだけに頼らず、もう一品、評判のサイドメニューを加えてみるようなイメージです。
もしかしたら、新しく試した方がドカンと大きな結果につながるかもしれません。そうなれば、その時に改めて乗り換えを検討すればいいんです。
困ったときはAI先生に壁打ちしてもらおう
「未来に希望が持てる数って、具体的にどれくらい?」 「この結果は、客観的に見てどうなの?」
そんな風に一人で悩んでしまったら、今は便利な相棒がいます。そう、AIです。
「今こういう状況で、これくらいの期間で、これくらいの反応がありました。これって続けた方がいいと思う?撤退の基準はどの辺に置くべき?」みたいに、AIに壁打ち相手になってもらうんです。自分では気づかなかった視点や、客観的なデータに基づいたアドバイスをくれるので、かなり参考になりますよ。
V字回復の裏には、いつだって「見事な撤退」があった
実は、大きな成長を遂げた企業や人物の裏には、効果的な「撤退」の歴史があります。
元職場とAppleに学ぶ「捨てる勇気」
僕が昔勤めていた住宅会社は、業界トップだったにもかかわらず、一度倒産間際にまで追い込まれました。原因は、手を広げすぎたリゾート開発事業。本業の住宅事業は黒字なのに、観光業の巨大な赤字が会社全体の足を引っ張っていたんです。
そこで会社が下した決断は、シンプルでした。
不採算事業である観光業をすべて切り離し、得意な住宅事業に集中することでした。
この「見事な撤退」によって、会社は劇的なV字回復を遂げました。
これは、Appleを復活させたスティーブ・ジョブズがやったことと全く同じです。
一度Appleを追放された彼が会社に戻ってきたとき、まずやったのは、無数に増えすぎていた商品ラインナップを、たったの4つに絞り込むことでした。
つまり、成長するためには、時に「やめること」「捨てること」が何より重要なんです。
【今日のポイント】撤退は、未来へのジャンプ台だ!
今日の話をまとめると、大切なのはこの3つです。
「いつまでに、どうなったらやめるか」という撤退ラインを決めておくと、逆に今の行動にフルコミットできます。
結果が中途半端で悩んだら、一旦続けつつも効率化して、空いた時間で他の可能性も探ってみましょう。
V字回復の秘訣は「捨てる勇気」。うまくいっていないことから撤退し、勝てる領域に集中しましょう。
「撤退」と聞くと、なんだかネガティブなイメージがあるかもしれません。でも、それは未来へ進むための戦略的な「ジャンプ」なんです。もし今、あなたが暗いトンネルの中にいると感じているなら、一度「やめてみること」を計画に入れてみてはいかがでしょうか。きっと、新しい光が見えてくるはずです。
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