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部活動改革!スポーツや文化芸術ではない第3の選択肢をつくる

    宮崎県都農町で昨年度からはじめた都農中学校の部活(地域クラブ)「まちづくり部」は、部員3名でスタートし、いまは8名。

    ぼくらが担当している総合学習「つの未来学」で、まちづくりに興味をもった中学生たちと、週末を含めてもっとリアルな体験をしてほしいと思って立ち上げました。

    1.シンブカツ|まちづくり部

    ちょうど時代的に、部活動の地域移行、民間委託の流れと重なったこともあってか、「部活動改革」という文脈で取材をいただくことも増えています。

    WEBサイトで取材いただいていた、
    学校スポーツジャーナルの『イマ.チャレ』紙媒体(第9号)
    で掲載いただきました。

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    テーマは「シンブカツ」

    伝統的な部活動に変わり、地域や個人の特色を生かした斬新な取り組み「シンブカツ」が次々の芽を出しています

    『イマ.チャレ』9月号
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    取材いただいたときは、ぼくらが経営するHOSTEL ALAで開催するイベント「ALAガーデン」で、ドリンクなど出店して稼ぐ活動と、YouTubeチャンネル「つのさんぽ」の充実が主な活動。

    2.部活の活動は駄菓子屋の経営?

    あれから半年

    いまは「駄菓子屋」に夢中です 笑

    昨年11月、東京の新渡戸文化高校のスタディツアーで来ていた高校生たちと、ぼくらの本社&中学生たちの部室である「YARD1927」の活性化を企画

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    放課後の小中学生がいつでも誰でも気軽に来れる場がいいという流れになり、「駄菓子」と「漫画」がキラーコンテンツに。

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    都農町で「駄菓子屋」といえば、「矢野ふとん店」の純子さん。
    どこで仕入れたらいいか、駄菓子屋のノウハウを教えてもらいました。

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    「百年の誠実。都農町」より

    イツノマが2万円を投資!
    中学生たちが好きなもの、売れそうだと思うものを仕入れました。

    ぼくらイツノマの特徴は、こどもたち任せにしないところ。
    どうせやるなら、「YARD1927」もリブランディング!

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    「まちづくり部」の特徴は「まず、やってみる」

    先に12月24.25日と日を決めました。
    小中学校の先生に了解をもらって。
    チラシをデザインして学校前で配って。
    屋台の装飾とポスターつくって。
    プチ文化祭のように、それぞれ好きな作業優先で分担。

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    中学生が販売、お客さんは小中学生。
    大人も大人買いしに来てくれました。
    小中学校の先生たちも応援がてらお買い上げ頂きました!

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    駄菓子がいいコミュニケーションツールになり、そのあと、ヨギボーで漫画読んだりレゴしたり、宿題やるこもいました。

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    2日間で売上17,585円!利益3,270円をゲット!!

    もともと駄菓子屋もやりたかったけど、
    1年生たちのねらいはHOSTEL ALAで合宿したい!
    というのが大きなモチベーションでした。

    ただし、ALAは1泊3,500円!

    今回の利益では1人も泊まれないねって、話したら
    今年から毎週2日間、常設店舗にしたい!との要望

    早速、2月からスタートして、いまのところ順調です。

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    半年前には、中学生もぼくらも、誰も想像していなかった「駄菓子屋」

    探究のプロセスをすっとばして、
    誰かがやりたい!といったら、
    中学生も大人も真剣に実現を目指す。

    そんな部活になってきてるのかなぁと少しずつ手応え。

    ぼくらが中学校で実践している授業が「総合学習」
    まちづくり部で実践していきたいのは「総合体験」

    3.部活に選択肢がなさすぎる

    部活動改革というと、とかく教員不足・負荷軽減の文脈で語られることが多いですよね。

    日本の中学校教員の勤務時間がやたら長い。授業時間は平均的、事務作業と課外活動が異常値

    舞田敏彦氏(教育社会学者)
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    一方で、中学生たちの加入状況はというと

    中学生の運動部加入率は低下傾向にある。スポーツ庁の『全国体力・運動能力、運動習慣等調査』によると、公立中学校2年生男子の運動部加入率は2012年では86%だったが、2022年では73%

    舞田敏彦氏(教育社会学者)
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    中2男子の地域スポーツクラブ加入率は、2015年の15%から2022年の19%へと増えている。国としても、中学校の部活動を徐々に地域に移行する方針を示しているところだ。
    小5男子の地域スポーツクラブ加入率が50%であることを考えると、積極的な働きかけをすれば、中学生の加入率ももっと高まると思われる。朝から夕方まで生徒が学校にいる状況も変わりつつある。子どもは社会全体で育てることが理想だ。

    舞田敏彦氏(教育社会学者)

    ぼくが問題視したかったのは、中学生にとっての選択肢の少なさ。

    運動部の加入率が10年間で13%減少とでているが、そもそも、みんな、そんなに運動したいのだろうか?

    ぼく自身、サッカー部だったけど、もちろんやりたいスポーツではありつつ、消極的にいうと、他に面白そうな部活がなかったからともいえる。

    特に、文化系における選択肢が寂しい。
    都農中学校では「美術部」と「吹奏楽部」の二択。

    もっというと、運動か文化の二択も寂しい。
    起業や経済、建築、不動産があってもいいんじゃないか?

    そんな思いから、「まちづくり部」という提案がうまれていきました。

    現実的には、ぼくらも手弁当で運営してるので、各地域でどんどん新しい部活ができるかというと、まだまだ難しい。

    今後、産官学連携して、地方こそ先んじて新しい選択肢づくりが加速していけるように、これからも実践あるのみ。試行錯誤を続けていきます。


     
     
    地方のまちづくり×教育 実践記|キッザニアを創ったUDSの代表20年|宮崎県都農町移住&イツノマ起業|グランドデザイン|商店街再生|HOSTEL ALA経営 |都農中学校の総合学習「つの未来学」▶︎経産省キャリア教育アワード優秀賞受賞|こども参画まちづくり▶︎日本まちづくり大賞受賞

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