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Photo byok_omelette

あの日の“ぎゅっ”が、いまも私をあたためてくれる|ハッピーライティングマラソン#19

    木ノ下けい

    あれはいつごろだったか。
    姪っ子がまだ小さかったころ。
    まだ背が、私の腰までもなかったころ。

    一緒にユニクロに買い物に行ったとき、
    ふいに彼女が私の足に抱きついた。

    「どうしたの?」と聞くと、
    「大好きだからだよぅ」と、
    ちょっとふくれっ面で、
    「あたりまえのこと聞かないで」みたいな顔。

    突然の告白に、少し動転しながらも、
    とても、とてもあたたかな気持ちになった。

    あれから何年かたった今、
    もう少しで背丈も抜かれそうな勢いだけれど、
    今も仲良くしてくれてありがとう。

    たまに喧嘩もするけど、
    「大人げない」って言われてしまうおばさんだけど、
    私も、あなたが大好きだよ。



     
     
     
    翻訳者も歩けば、「ほんとう」に当たる。 日本語と英語を行き来して見えたこと。

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