
若さとは、老いとは
甥っ子はかわいい、小学1年生で同じ生き物とは思えない活力に満ちている。
甥っ子家族と旅行に行った時のこと、朝に甥っ子と散歩することになった。
海沿いの旅館で砂浜沿いに防波堤が続いており、甥っ子と二人その上を進んでいく。
だんだん砂浜より高くなっていく地形になっていて、その高さは余裕で2m以上になっていた。(私がジャンプしても全然届かない)
唐突に甥っ子が砂浜に飛び降りた。しかも着地したあとギャン泣きし始めた。
私は焦った。骨折しているかもしれない。しかし下は砂浜とはいえ結構な高さだ。だがそんなことを言っている場合ではないかもしれない、甥っ子のために意を決して中年おじさんはジャンプした。持てる知識を総動員して手や膝を使いながら衝撃を分散して砂浜に倒れこむ。
「うぼぁっ」
まぁまぁ痛くて、名状しがたき呻き声があふれる。
「キャッキャッ」甥っ子はそのうめき声がお気に召したらしい、もう笑っている。次の瞬間には砂浜を走り出した。おじさんは痛くて動けない・・・
その後 旅行中はずっと膝が痛かった。
体の痛みが引くのには一週間かかった。