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燈灯頃 | 詩

    影が落ちた
    辺りを彩り出す、橙
    灯を点けた
    景色を掻き消すように

    君が吐いた
    悪意の無い紫
    声をかけた
    帰る時間だよ

    君が鳴くのが苦痛で
    君を小刀で突き殺した
    君が唄う歌の続きが
    もう聴けないやって気づいた

    痛いくらい心を握りしめて
    悲鳴を上げるの 聞こえるようにさ
    どんなくだらない話でも
    君がいないなら笑えないよ

    雨が落ちた
    もう二度と聞こえない感性
    赤が転じて
    夜の近づきを知る

    意味も無く続く決まりを
    全部全部壊したくて
    ここで過ごす藍色の日が
    永遠なら何もいらない

    流行りに飲まれて往く呪文を
    否定して欲しいの 君だけでいいよ
    どんなに明日が不安でも
    君がいるなら泣かないよ

    簡単に君が捨てゆくありふれた日が
    不完全で浅薄な僕のすべてなんだよ
    単純な嘘を重ねても意味がないから
    もっとそばにいて
    もっと信じさせて

    痛いくらい心を握りしめて
    悲鳴を上げるの 聞こえるようにさ
    どんなくだらない話でも
    君がいないなら

    流行りに飲まれて往く呪文を
    否定してほしいの 君だけでいいよ
    どんなに明日が不安でも
    君がいるなら泣かないよ

    君が吐いた
    裏表ない薄紅
    声をかけた
    帰る時間だよ

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