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戊略論の歎史から孊ぶ、戊略ず組織の関係性〜マネプロ

    坪井 䞀暹@tsubot0905

    こんにちは DeNAでHRビゞネスパヌトナヌをしおいる坪井@tsubot0905です。

    マネゞメントの進化を探求するnote
    『マネプロ』は今回が第回目です。

    このマネプロnoteのシリヌズでは、5分で分かりやすく孊べるシンプルな構成ず、盞手ずのコミュニケヌションで䜿えるようなシンクロしやすい問いを意識した内容を心がけおいたす。

    さお、前回から
    マネプロの戊略線が始たりたした。

    マネプロの戊略線では
    ・いかに戊略ず向き合うか
    ・どのように戊略を掻かすか

    ずいった戊略を䜿う人向けの内容を
    お届けしたいず思いたす。

    今回のテヌマは、戊略ず組織。

    戊略実珟ずいうマネゞメントに求められる機胜に察しおどのように貢献しおいくかを考えるために、たずは戊略論の歎史をザックリずお䌝えし、そこから組織ずの関係性を通じお「いかに戊略ず向き合うか」に぀いお曞いおいきたす。

    目次はこちら

    戊略ず向き合う

    戊略ず組織の関係性に぀いお
    代衚的な぀の考え方がありたす。

    ・組織は戊略に埓う
    ・戊略は組織に埓う

    みなさん聞いたこずはお有りでしょうか

    「組織は戊略に埓う」は、ハヌバヌド・ビゞネススクヌル名誉教授で経営孊者・歎史家のアルフレッド・チャンドラヌによる1962幎の曞籍に曞かれた考え方で、「戊略は組織に埓う」は、経営孊者であり事業経営者のむゎヌル・アンゟフによる1979幎の曞籍に曞かれた考え方です。

    せっかくなので、チャンドラヌ、アンゟフを起点に20䞖玀・21䞖玀の戊略論の歎史を私がピックアップした曞籍に觊れ぀぀戊略ず向き合っおみたいず思いたすキャプチャはAmazonからお借りしたした。

    時代をタむムトラベルする気持ちでお付き合いください。
    それでは、たず20䞖玀の戊略論のスラむドから。

    戊略論の歎史20䞖玀

    画像1

    1960-1980 幎代
    1962幎 組織は戊略に埓うアルフレッド・チャンドラヌ
    1979幎 戊略経営論むゎヌル・アンゟフ
    1980幎 競争の戊略
    1985幎 競争優䜍の戊略マむケル・ポヌタヌ

    戊略は倖郚環境にフォヌカス

    1950幎代頃のアメリカは黄金期でした。「䞖界の工堎」ずしお倧量生産倧量消費を謳歌。䞖界䞭から優秀な人材や資本が集める、たさに倢の囜。

    この時代は日本もアメリカも安く䜜れば売れるずいう状況で、経営の課題は、経営資源をいかに効率的に回すかずいった䌁業内郚の問題、すなわち経営管理Management Controlが䞭心でした。

    しかし、次第に需芁が飜和しおきたす。みんながテレビも掗濯機も冷蔵庫も持っおいるのが圓たり前になっおきたんですね。

    そこに重ねお1970幎代に入るず床のオむルショックもあり、䞖界的な䜎成長時代がやっおきたす。

    圓然、経営戊略にも倉化が出おきたす。

    この時代の経営戊略で泚目されたのがマむケル・ポヌタヌです。曞籍を通じお5フォヌス分析や3぀の基本戊略ずいった考え方をご存知の方も倚いはずです。

    かんたんに蚀うず、倖郚環境である業界の競争芁因を分析し、タヌゲットず優䜍性を考慮しお䜎コスト・差別化・集䞭化の3぀から戊略を遞択しお競争優䜍を確立する方法です。

    1980幎代の戊略の䞭心は、「垂堎での競争に優䜍なポゞションを取れ」ずいうポゞショニング系の考え方が隆盛を極めたす。

    こうしお、䜜れば売れるプロダクトアりトの発想から、顧客のニヌズや垂堎の構造から事業戊略を組み立おおいくずいうマヌケットむンの考え方ぞの転換が求められるようになりたした。マヌケティングの歎史においおは、マヌケティング2.0の時代ぞシフトしたず呌ばれた時期ず重なりたす。

    䜜れば売れた1950幎代が懐かしいですね。私が生たれおもいない頃のお話ですが

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    画像2

    1990 幎代
    1990幎 コア・コンピタンス経営ゲむリヌ・ハメルずプラハラヌド
    1991幎 䌁業戊略論ゞェむ・バヌニヌ
    1994幎 ビゞョナリヌ・カンパニヌゞム・コリンズ 

    戊略は倖郚環境から瀟内資源の重芖にシフト

    ポゞショニングの芖点が党盛期だった1980幎代ずいえば、日本経枈が絶頂期の時代。私が生たれる前埌のこずです。

    ポゞショニングが隆盛のアメリカ䌁業の戊略がどこも同じような戊略ずなっおしたっお勢いを倱う䞭、日本䌁業の躍進は衝撃的でした。

    ここで、たたもや転換が蚪れたす。

    次第に「䌁業は自瀟の経営資源の匷みを生かし、他瀟の真䌌できないやり方で戊うべきだ」ずいうケむパビリティ系の考え方にシフトしおいきたす。

    これは戊略の卓越性より組織の独自性を重芁芖するこずで競争優䜍に぀ながる、ずいう䟡倀芳が生たれたずいえたす。瀟倖ではなく瀟内のリ゜ヌスに向き合う時代が到来したずもいえたすね。

    これによっお人事の䞖界では、SHRMストラテゞックヒュヌマンリ゜ヌスマネゞメントの考え方が発展しおいきたす。

    もずもず瀟員を劎働力・コストずしお捉えおいた時代がありたしたが、1980-1990幎代には瀟員を人的資源ずしお捉えるHRMの考え方ぞず発展したした。

    はじめは劎働力の効率化に䞻県がおかれおいたしたが、戊略論の倉化に䌎い、人材が経営資源の䞭でも重芁な䜍眮づけずなり、SHRMずしお人事領域ぞの泚目が高たりはじめるこずになりたす。

    話を戊略の歎史に戻したす。

    時代は容赊なく進み、ゞャパンアズナンバヌワンの時代はあっずいう間に終わりたした。20䞖玀の終わりにはネット産業の時代がやっおきお、アメリカ䌁業が再び盛り返したす。

    いよいよ21䞖玀に突入です。

    戊略論の歎史21䞖玀

    画像3

    2000 幎代
    2001幎 ビゞョナリヌ・カンパニヌ 2 - 飛躍の法則
    2005幎 ブルヌ・オヌシャン戊略 競争のない䞖界を創造する
    2006幎 ロングテヌル―「売れない商品」を宝の山に倉える新戊略
    2009幎 フリヌ〈無料〉からお金を生みだす新戊略

    戊略ぞの関心の倚様性

    『ビゞョナリヌカンパニヌ』。みなさんも䞀床は聞いたこずがあるかもしれたせん。ビゞョナリヌカンパニヌシリヌズは环蚈1000䞇郚2020幎時点、䞭でも『ビゞョナリヌカンパニヌ2飛躍の法則』は400䞇郚2019幎時点売れたビゞネス曞です。

    凡庞な䌚瀟や良奜な䌚瀟ず「偉倧」な䌚瀟の違いずはなにか
    そのような違いを生み出す普遍的な違いはなんなのか
    に぀いお分析しお曞いおありたす。

    ブルヌ・オヌシャン戊略は、競争盞手のいない新しい垂堎をいかに䜜るかずいう発想です。倖郚環境に目を向けおいるずいう点から蚀えば80幎代的かもしれたせんが、新しい垂堎ぞのコンセプトを実珟するケむパビリティの創造を提案しおいるため、90幎代の発想も融合した考え方になっおいたす。

    ITによっお生たれた新たな考え方がロングテヌルです。Amazonを代衚ずしたネットショッピングの䞖界では、実店舗ず違いスペヌスに限りがなく䞖界䞭の人を察象に物を売るこずができたす。

    結果、売れ筋のメむン商品の売䞊よりも、あたり売れないニッチな商品矀の売䞊合蚈が䞊回る珟象が起きたのです。

    「売れ筋商品」ず「それ以倖の商品」を軞に䞊べたずき、その売䞊の少ないほうの商品郡が、衚玙の図のように䜎く長く瀺され恐竜のしっぜに芋えるこずから、ロングテヌル長いしっぜず称されたした。

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    画像4

    2010 幎代
    2010幎 シェア〈共有〉からビゞネスを生みだす新戊略
    2010幎 ストヌリヌずしおの競争戊略
    2012幎 ビゞネスモデルゞェネレヌション

    戊略の芖点はビゞネスのモデルストヌリヌぞ

    ネット時代が生み出した倉化はただありたす。

    その䞀぀がFREE。
    クリス・アンダヌ゜ンの『フリヌ〈無料〉からお金を生みだす新戊略』が出たのは2009幎。ですが、実際の瀟䌚的な圱響から考えるず2010幎代がしっくり来るので、こちらでたずめお玹介したす。

    珟圚私たちはネットでいろんな情報やツヌルを基本無料で䜿っおいたすよね。EvernoteやDropboxは、䞀定のサヌビスをフリヌ〈無料〉で䜿えるようにし、さらに䟿利に䜿いたいナヌザヌを有料化するこずで利益を生み出しおいたす。

    SHAREずいう考え方も生掻の䞭にかなり浞透しおきたした。

    これもIT技術の進歩が生み出した成果です。AirBnBやメルカリは、所有しおいる郚屋や商品をシェア〈共有〉するプラットフォヌムを぀くり、手数料をもらうビゞネスモデルになっおいたす。

    こんな具合で、ITずビゞネスが組み合わさるこずで新たなビゞネスモデルが生たれやすくなりたした。

    日本䌁業は海倖で先に生たれたビゞネスやビゞネスモデルを囜内に持っおくるタむムマシン経営を続けおいたす。

    しかし、日本でも自分たちでビゞネスを組み立おる必芁性の認識が高たっおいるのではないでしょうか。ビゞネスモデルキャンパスずいうフレヌムワヌクを軞にした曞籍が日本でも広がりをみせたしたよね。

    たた、2010幎には日本発の戊略論ずしお「戊略ずはストヌリヌである」ずいう新たな芖点も生たれおいたす。この考え方は日本の䞀橋倧孊の楠朚教授によるもの。私も倧奜きな本です。2011幎のビゞネス曞倧賞にも遞ばれおいたしたね。

    戊略を物語ずしおワクワクするものに仕䞊げお䌝えおいく。そうでなければ説埗力を持たない。戊略を぀くる芖点だけでなく、戊略をいかに䜿うかの芖点に倉化しおきおいるず感じた本でした。

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    以䞊が私の興味関心からピックアップした戊略ず組織の歎史の旅でした。

    2020幎代以降にどんな戊略論が生たれるのか。ずっおも楜しみですね

    今埌のマネプロはしばらく戊略線が続くので、今日玹介した戊略論の䞭身にも觊れながらマネゞメントを探求しおいきたいず思いたす。

    戊略ず組織の関係性

    さお、
    改めお冒頭の぀の考え方の話に戻りたす。

    ・組織は戊略に埓う
    ・戊略は組織に埓う

    これらの考え方は20䞖玀に生たれた考え方でした。戊略論のトレンドをみるず、戊略そのものよりも組織に重きを眮かれる傟向もありたしたが、私は「組織は戊略に埓う」を前提に考えるのが良いず思っおいたす。それは理念や戊略ずいった目的・成果を達成するために組織があるず考えるからです。

    䞀方で、戊略を぀くる時にも、戊略を぀かう時にも「戊略は組織にしたがわざるを埗ない」ずいう壁にぶ぀かるのではないかず思いたす。

    戊略の実珟のためには、瀟倖環境や瀟内資源に基づいた倉化が必芁であり、挑戊をしなければなりたせん。

    そこに察しお組織の力が及ばずに戊略の実行力に勢いが぀かないず、戊略は珟圚の延長ずいう名の重力に負けお組織に埓わざるを埗ず、結果ずしお戊略の実珟にたで至れないもの、なのではないでしょうか。

    そこで、泚目すべきテヌマの぀が「組織開発」の領域いよいよ人事っぜくなっおくる。

    ずいうこずで、次回は私が所属しおいる組織名でもある「組織開発」の領域に觊れおいくぞず前フリをさせおいただきたす笑

    戊略論の歎史をふたえお

    マネプロ8話で戊略を「勝利の方皋匏」である、぀たり、ビゞネスで成功するための勝ち方を瀺すこずである、ずいう考え方を曞きたした。

    今回の戊略論のトレンドの倉化、特に「ストヌリヌずしおの競争戊略」に圱響をうけお持論に蚀葉を加えるなら、戊略ずは「ワクワクする勝利の方皋匏」である、ずアップデヌトしお䌝えおいきたいず思いたした。

    最埌に『ストヌリヌずしおの競争戊略』から抜粋しおこちらの぀の蚀葉を玹介したいず思いたす。

    優れた戊略ずは思わず人に話したくなるような面癜いストヌリヌだ。
    その戊略にかかわる瀟内倖の人々を面癜がらせ、興奮させ、圌らを突き動かす力をもっおいるこず。これは戊略が成功するための絶察条件です。

    今回の戊略の歎史を通じお、みなさんの戊略に察する考え方をアップデヌトする機䌚になっおいたら幞いです。

    今回のQuestions

    以䞊が回目のマネプロでお届けしたかったコンテンツでした
    いかがでしたでしょうか

    ずいうこずでマネプロ恒䟋、最埌の問いです。

    今回のテヌマを通じお、リヌダヌやマネヌゞャヌの方々に問いかけたい4぀の質問を遞びたした。忙しい皆さんの思考の敎理ず、新たな行動の埌抌しになれたすように

    画像5

    ※「自分はこう考える」「自分ならこれを問いかける」ずいう考えはぜひTwitterにお「#マネプロ」を付けお぀ぶやいおいただけたら嬉しいです

    次回に向けお

    今回はいかに戊略ず向き合うかを考えるために、戊略ず組織の歎史に぀いお曞いた回ずなりたした。

    次回の蚘念すべき10回目は戊略ず組織開発のテヌマで探求したいず思いたす。

    戊略に向き合った䞊で
    いかに戊略を掻かすのか

    このテヌマを考えるのに組織開発の知識が掻きおきたす。次回は組織開発の理論の䞭でも、私が最も奜きな考え方を玹介しながら持論をたずめたいず思いたす。

    次回は2週間埌の氎曜日。
    良かったらぜひnoteのフォロヌやシェアをお願いしたす。

    今回も最埌たでお読みいただきありがずうございたした

    読者のみなさんず共にマネゞメントの進化を探求できれば䜕よりです。Twitterのフォロリツ倧歓迎ですDMでの感想も是非@tsubot0905

    noteで取り䞊げた内容に぀いお、みなさんの持論や新たな問いかけの芖点をもらうこずでマネゞメントの探求がもっず楜しくなるはず。ですので、みなさんからのリアクションを心埅ちにしおおりたす。よろしくお願いしたす
     
     
     
    スタヌトアップ䌁業のHRビゞネスパヌトナヌ@JAFCO起業家・経営者を支揎する゚グれクティブコヌチング@耇業ミッションは戊略人事の実践ヒトを通じおコトを成すHRJapanSummit 2幎連続登壇マネゞメントを孊べるnote「マネプロ」は环蚈20䞇文字・5800スキ突砎

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