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Photo bysoeji

3つのグローブ

    「この段ボール、どうしよう。」

    何か、洒落たケースがあればよいのだが…と、考えたのです。

    段ボールの中には、メジャーリーガーから頂いたグローブが入っています。サイズの違う右利き用2つ、そして左利き用一つ。メッセージも添えられています。

    「いや、届いた段ボールに入れて、まわしましょう。」と、職員室から声があがりました。
    「そうしようか。」と、私。

    高学年から順番に、クラス単位で。まずは、見て、触って、はめてもらうことにしました。休んだ人のために、予備日なんかも設けてあります。

    数日後、あるクラスの記念写真を見せてもらいました。

    そこに…写っているのです。大事に抱えられた段ボールも。
    おそらく、洒落たケースだったら、クラス写真の真ん中にはいなかっただろうな。

    グルーブが3つ入っていた段ボール。メッセージも入っていた段ボール。その全てで、大谷選手を感じ取ろうとしているように、見えました。

    私の学校に届いたのは、大谷選手の想いでした。

    【2024年2月6日 初出】

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    公立小学校で校長をしています。学校や地域・家庭での生活で感じたことから、教育や子どもを育てることについて、考えていることを綴ります。柔らかい表現の中に、『これだけは伝えたい!』そんな、一行を記すことができたらいいなあ、と考えています。時々、我が家の猫さんの記事を投稿します。

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