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『 約束 』 #3つのお題に空想のひらめきを・第39回

    kaze

    🍊第39回 3つのお題
    🎈お題①:「魔法のドアをあけて」
    🐾お題②:「月の階段が消える時」
    ⏳お題③:「森の巨人の秘密」
      お題④イラストから空想した世界

    🍊第39回 3つのお題(恋愛編)
    🎈お題①:「星の恋人を探して」
    🐾お題②:「月夜の告白」
    ⏳お題③:「約束の日」
         お題④イラストから空想した世界


    *恐れ知らずにも、全てまとめて・・・参加させて頂きます。
    各お題は、文中にさり気ないスタイルで。
        失礼をお許しください。<(_ _)>~~✨



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    *約束の日



    星の命が潰えようとしていた。
    星と共に・・・ 森を守ることに悠久の時を捧げた
    森の巨人の役目も終わろうとしていた。

    夜空には、変わることもない月が 光を宿し
    数多の記憶を内包する星々が 天空に煌めいていた。
    孤独さえも忘れた 森の巨人 は、身を横たえたまま 天を仰ぎ
    走馬灯のような 永遠の日々との 別れを交わしていた・・・・☆


    「私との《 約束の日 》を覚えてる?」

    「・・・・・・・・?!!」

    忘れようもない 森の巨人の・・・恋人の声だった。
    燃え盛る炎に抗い、森を守る為に身を捧げた彼女の姿は
    巨人の心に焼き付いたままだった。

    空を見上げるごとに、星になった恋人を探した日々・・・・・


    「・・・貴方のことをいつも見ていたの。
    やっと、もうすぐ貴方に逢えることが嬉しくて・・・
    つい、声をかけてしまった。 ごめんなさいね?」


    「・・・・そうか。必ず逢うって・・・・約束していた。
    その日が、やっと来たようだ。」


    「 フフッ、貴方が告白してくれたのは・・・・
         お月様の綺麗な夜だった。
    誰もが恐れた《 森の巨人 》の秘密は・・・・私との蜜月。」


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    森の巨人の意識が遠のいていった・・・・・・


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    魔法のドアが開いて、巨人の魂を誘う月への階段が現れた。
    月までの階段を登り、階段が消えた頃には・・・

    星になった森の巨人が
    星になって待ち続けた恋人と再会する・・・・・・☆☆


    ふたつの魂の再会は、きっと巨大な光を放って
    新たな星の森に・・・・・・

    二人の《 森の巨人 》として降り立つだろう。


    永久に幸あれ☆☆☆☆



    《完》




    *このお話はフィクションです。


    #3つのお題に空想のひらめきを 【第39回】
    #ショートショート
    #宇宙SF
    #掌編



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