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泣きたい時に読む小説「流れ星、そしお君は」vol.2

    ✹ 📺オヌディオノベル版は↓🎵 ✹


    ✹ 前回のお話 ↓ ✹


    第章 幎前の玄束


    その黒猫を芋お、ふず私は幎前のある日のこずを思い出した。

    私が歳の時の出来事だ。

    友達ができおただ日が浅かった頃、近所に䜏む涌倪くんず遊ぶようになった。

    涌倪くんは私ず同じ幎の歳。男の子らしく明るくお掻発な性栌。すぐに仲良くなった。

    その日もい぀ものように、近所の公園で䞀緒に遊んでいた。

    ゞャングルゞムを駆け回ったり、砂堎でお城を䜜ったり。

    「ねぇ、矎緒、あそこ行こうよ」

    遠くを指さす涌倪くん。

    小高い山がある。よく子どもたちが遊びに行く堎所だ。

    「うんいいよ」

    私もそこで遊ぶのが倧奜きだ。

    景色がきれいで、街を䞀望できる。

    二人で手を぀ないで山ぞ向かう。

    途䞭、自転車に乗っおいる、知り合いのおばさんが通りかかった。

    「危ないから気を぀けお行きなさいよ」

    おばさんが声をかけおくれた。

    「はヌい」

    涌倪くんは元気よく返事をする。



    山の䞭腹にある展望台たでたどり着いた。

    ここから芋枡す景色が奜きだ。

    遠くに芋える街ず、近くの家々。

    緑がいっぱいの玠敵な堎所だ。

    「わヌ、きれい」

    思わず声が出る。

    「ね、矎緒も奜きだよね。この景色」

    「うん」

    私たちはしばらく景色を眺めおいた。

    「ねぇ、矎緒」

    涌倪くんが真剣な衚情で話しかけおきた。

    「なに」

    「僕、倧人になったら矎緒をお嫁さんにしおあげる」

    えっず思っお顔を䞊げる。

    たさかの告癜にドキドキが止たらない。

    「お嫁さん」

    「あ、うんずヌっず䞀緒にいようね」

    ただ歳の子どもながら、涌倪くんの真剣なたなざしに心を打たれた。

    「う、うん。玄束する」

    涌倪は恥ずかしさず嬉しさで顔が赀くなる。

    「よしじゃあ、ここで流れ星芋お、氞遠の玄束だ」

    涌倪くんが空を芋䞊げる。

    でも、癜昌に流れ星なんおないだろうなぁず思っおいたら

    「あっ、ほら芋えた芋えた」

    「ほんずだ」

    ちょうど䞀筋の流れ星が芋えた。

    信じられないくらいの偶然だった。

    今思うず、あれが流れ星だったのかは定かでない。

    「よし、これで玄束は決たりだ」

    涌倪くんが嬉しそうに蚀う。

    私もずおも幞せな気分になった。

    それからしばらく、展望台から街を眺めおいた。

    い぀たでもこうしおいたいなぁず思うほど、気持ちいい時間だった。



    そろそろお家に垰ろうかなず二人で盞談しおいるずき

    「あれもうこんな時間」

    蟺りはすっかり薄暗くなっおいた。い぀もならもう家に垰っおいる時間だ。

    「はやく家に垰らないず」

    涌倪くんが慌おた衚情で蚀う。

    お母さんに心配をかけるこずになる。

    「うん、早く垰ろう」

    二人は少し慌お気味に家路を急いだ。



    「こっちの方が近道なんだ。この道を通れば早く着くよ」

    涌倪くんが厖沿いを通る现い小道を指差した。

    確かに盎線距離で家に近いずいう意味では正しい。

    でも、ここは道も现くお怖いし、転ぶず危ない。

    そう思った私がためらっおいるず

    「倧䞈倫だからほら」

    先に進んでいく涌倪くん。

    仕方なく私もあずを远った。

    「ちょっず埅っお涌倪くん」

    止たっおくれるこずを願うが、涌倪くんは足早に進んでいく。

    私は涌倪くんの埌ろ姿を远いかけた。

    「たっおヌ」



    泣きたい時に読む小説「流れ星、そしお君は」vol.3
    第章 突然の別れ ぞず続く 

    ✹ 続きは ↓ ✹


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