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スポーツと精神医学(2): 青少年における団体スポーツと個人スポーツのメンタルヘルスの比較〜海外文献の紹介〜

    皆様こんにちは。鹿冶梟介(かやほうすけ)です。

    夏といえば 甲子園(高校野球)ですね。

    外来のロビーで試合が放送されていると、診察の合間、しばらく立ち止まってしまいます。

    小生、特に贔屓にしている球団もなく、普段野球をそれほど熱心には見ておりません。

    しかし、炎天下のもと、高校球児たちが一生懸命に白球を追う姿を見ると、 思わず「頑張れ!」の一声をかけたくなります。


    診察がひと段落つき、「さて結果は?」と再びロビーに立ち寄ると、勝利に歓喜する球児らがTV画面いっぱいに映し出されます。

    球児らが喜びを爆発させる姿を見ると、別に地元の高校でも無いのに、自分もアルプススタンドで欣喜雀躍する思いになりますね。

    しかし、暫くするとTVカメラは、試合に負け悔し涙を拭う球児らも映し出します…。

    中には大差をつけられて屈辱的な敗北を喫し、チーム全体が泣き崩れるチームもあり、そんな様子を見ると急に切なくなって来ます。

    ところが、負けたチームの中には、涙を堪えながらチームメイトを慰め、周囲を励ます選手もおります。

    この支え合う若人の健全さも、夏の甲子園に涼風を吹かせます...。


    ごくありふれた光景ではありますが、いつもように感動し、診察室の椅子に深く腰掛けて余韻に浸ります。

    「待てよ…?そういえば…。」

    ふと「野球のような団体スポーツって、メンタルヘルスにポジティブに働くのでは…」という疑問が湧いてきました…。

    そこで早速パソコンで文献検索したところ…、ありましたよ!青少年を対象とした興味深い研究が…!」

    と言うことで、今回は団体スポーツと個人スポーツをメンタルヘルスの観点から調べた文献を紹介します!


    【論文紹介】

    Team Sport Athletes May Be Less Likely To Suffer Anxiety or Depression than Individual Sport Athletes, Pluhar E et al., J Sports Sci Med, 2019

    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31427871/
     
     
     
    精神科医/院長/学医学博士/精神保健指定医/精神科専門医/産業医/元国立大学准教授 専門: 精神医学/心理学/メンタルヘルス 趣味:ワイン/執筆 その他:Xもやっています。フォロバ95%です。 本ブログはアフィリエイトプログラム「amazonアソシエイト」に参加しております。

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