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「Webライターは誰にでもできる」という古い言説に騙されるな[1000文字コラム]

    「Webライターは誰にでもできる副業である」という言説は、2025年現在においては大嘘だと思っています。

    たしかに、そういう時期もあったんだと思います。

    若者でパソコンを使える人、かつ個人事業をしようとする人は少なかったでしょうし、オフライン主体で働いてきた中年層は「オンラインで完結するビジネスなんて」と、そもそも手を出さなかった。

    つまり「パソコンで文字を打てる」だけでも評価されたWebライターバブル期は、確かに存在したということ。

    2010年代後半から一時期、検索結果から開いたWebメディアの文章がめちゃくちゃで「は?」ってバックすることが妙に増えた時期がありました。今思えばその頃が「バブル期」だったのでしょうね。

    しかし、副業規制が緩和されてからというものの、「誰にでもできる!コタツ記事量産時代」は終わってしまいました。高学歴層や中年層も「副業」という形でWebライティングをするようになってしまったからです。

    その結果、「2010年代後半にスキル無しWebライターをしていた人たちが、案件を失って死にかけている」。これが2025年現在の実情だと思います。

    でも、これって要するに、「ライター」という仕事が、インターネットの到来によってほんの少し間口を広げつつも、従来の「特別文章が上手い人」のものに戻ったというのが実際のところではないでしょうか。

    間口自体は、紙媒体の時代より広がったままだと思います。副業は今では珍しくもなくなりましたし、AIが台頭した今でもライターを募集しているメディアはたくさんありますからね。

    「発注者の求める形の文章を書く」というWebライターの基本は変わっていないけれど、その基準が大幅に上がっている。その流れに従って、基礎学力や基本的な文章力に欠けるライターが淘汰されている。

    今はそういう時代なんじゃないでしょうか。

    個人的には「ライター」という響きに合致する形に「戻った」と感じています。

    だからこそ、3~10年前のバブル期の記憶に基づいて嘘を発信している人を見て「許せない」と感じることがあるんですよね。

    Webライターの仕事は楽しいし、やり甲斐もあるし、とても素敵な職業だと思っています。お陰様で脱サラできましたし。

    でも、「日本語ができれば通用する」は嘘でしょう。

    特に、甘い言葉で人を集めてスクールやらに呼び込むのは、絶対に間違っていると思います。←これが言いたかった。

     
     
    埼玉県出身&在住の40代。ことばと文章に愛を注ぐ塾講師×ライター。国語は大好き&大の得意ですがそれ以外のことはたいてい苦手な凸凹人間です。得意なことだけでどうにか生きていけないか模索中。

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