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肩こりが改善しない理由は予想外な〇〇でした…

    日々、肩こりの根本原因について考え、解剖学や運動学を学び直す中で、私の中でひとつの明確な答えに行き着きました。

    これまで、頑固な肩こりを解消するには 「肩甲骨の動き」や「背骨(胸椎)の柔軟性」が重要だとお伝えしてきましたし、世間でもよくそう言われています。

    もちろんそれらも大切なのですが、実はさらに奥深く… 真の根本原因が存在していたのです。

    それは「肩」でも「首」でもありません。 「腹筋(お腹)」です。

    騙されたと思って、お腹に力を入れてみてください

    ここで言う腹筋とは、学校の体力測定でやったような「フンッ!」と上体を起こす筋トレのことではありません。

    もっと静かで、日常的な筋肉の使い方です。

    少し実験をしてみましょう。

    いま座っている状態で、ダラーっとお腹の力を抜いてみてください。
    その状態から、
    おへその下あたりをキュッと凹ませるように、軽くお腹に力を入れてみてください。
    どうですか? お腹に力を入れた瞬間、腰の骨がと伸びて、身体が持ち上がる感覚がありませんでしたか?

    もしこの時、
    「お腹に力を入れる感覚がそもそもわからない」
    「お腹に力を入れようとすると息が止まってしまう(呼吸と一緒にできない)」

    という方は、少し注意が必要です。

    実は、まさにその「無意識にお腹をうまく使えないこと」 こそが、肩こりを作り出す最大の原因だからです。

    「お腹のサボり」が、肩こりを完成させるまでの4ステップ

    専門的な話を、できるだけわかりやすく解説します。
    ① 重力に負ける
    お腹(体の中心の支え)の力が抜けると、私たちの体は重力に負けます。建物の基礎がグラグラになるのと同じです。

    ② 背中が丸まり、胸が潰れる
    土台が崩れると、背骨がぐにゃりと曲がって背中が丸くなります。すると、肋骨の空間(胸郭)が物理的にペチャンコに潰され、深い呼吸ができなくなります。

    ③ アゴが上がり、頭が前に出る
    背中が丸まると、そのままでは視線が下(床)を向いてしまいますよね。でも私たちはパソコンの画面や前を見なければいけません。 そこでどうするかというと、「アゴを前に突き出して、無理やり頭を持ち上げる」のです。

    ④ 【肩こり姿勢の完成】
    人間の頭は5〜6キロ(ボウリングの球くらい)あります。 それが体の前方に突き出れば、落ちないように後ろから引っ張り続ける「首や肩の筋肉」に尋常ではない負担がかかります。

    いかがでしょうか。

    いくら肩を揉んでも治らない理由がなんとなくわかってきましたか?

    肩が悪いのではなく、
    「お腹がサボって崩れた姿勢のツケ」を、首や肩が必死に肩代わりしてくれている状態なのです。

    肩こり解消の最短ルートは「首+胸+お腹」

    理学療法士の専門用語で言えば「胸椎伸展位保持と呼吸の組み合わせ」となりますが、

    簡単に言えば「胸をスッと開いた良い姿勢を保ちながら、深い呼吸をし、お腹を天然のコルセットとして機能させること」です。

    1. みぞおちを少し高く引き上げる(胸を開く)。

    2. その姿勢のまま、息を止めずに深い呼吸をする。

    3. 吐く息と一緒に、お腹を薄く保つ感覚を覚える。

    これだけで、頭の位置は自然と正しい位置に戻り、首や肩にかかっていた過剰な負担(引き算すべき負担)がスッと消えていきます。

    肩こりを根本から手放すためには、「肩だけ」を見るのはもう終わりにしましょう。

    「首」と「胸」、そして「お腹」。これらすべてを繋がったひとつのシステムとして考え、整えていくこと。
    それが、回り道に見えて、実は最も確実な「肩こり解消の最短ルート」なのです。

    最後まで読んでいただきありがとうございます!

    理学療法士の養成校で教員として働きながら
    肩こりに悩む方に向けてnoteの執筆やXでの情報発信をしています!

    専門的で難しい内容もわかりやすく解説していますので、ぜひフォローもしていただけると嬉しいです。

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    整体に通う時間すらもったいないママ・パパへ|肩こり・腰痛は家で【5分】正しく動く| 1000件超えの悩みから導いた、理学療法士による“痛み・老化”のカラダ改善術。|仕事・家事・育児で忙しいからこそ、美と健康は「スキマ」で取り返す|裏の顔は理学療法士を育てる学校の先生

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