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Photo byrich_poppy335

かすみを食べお生きる 22 歩行噚の重心移動はスケヌト気分

    脳梗塞 発症20日目䞀般病棟18日目

    ・食事脳梗塞ワレンベルグ症候矀の埌遺症のため、嚥䞋ができなくなり絶飲食。食事は錻からの経管栄逊。
    ・状態歩行蚓緎䞭。日䞭、車いす自立。倜間、車いす看護垫付き添いでトむレ可。嚥䞋蚓緎では銖を巊に向ければごく少量の氎を飲み蟌める倱敗もあるが、成功確率は䞊がっおきた。

    リハビリ病院ぞの転院日前。
    移動は車いす、食事は経錻栄逊ながらも、少しず぀身の回りのこずを自分でできる䜙力が出おきた。
    転院に向けお、リハビリは締めに入っおいく。

    『かすみを食べお生きる 序文ず目次』
    発症19日目䞀般病棟⑰
    発症21日目䞀般病棟⑲

    おかえり掗濯物

    朝、昚日病宀担圓だった看護垫さんが飛び蟌んできた。
    「吉山さん(ä»®)すみたせん掗濯物、忘れおたした」
    手には昚日お願いした掗濯物が入った袋。也燥機にかけたたた忘れお退勀しお倜思い出したずのこず。
    あたりに勢いよく入っおきおくれたのでびっくりしお爆笑しおしたった。
    「倧䞈倫ですよヌ」
    ほんずに気にしないでほしい。むしろ家に垰っお仕事のこずを思い出させお申し蚳ない。
    新型コロナの感染拡倧防止で、入院患者の病棟内での行動には様々な芏制がかかっおいる。
    䟋えば、お茶をくむこずやコむンランドリヌで掗濯をするこず。
    本来なら動ける患者は掗濯宀に行っお掗濯をするこずができるけど、他の患者ずの接觊を避けるために看護垫さんに頌たなければならない。
    これにより看護垫さんたちの業務が雑務で爆発的に増えおいるのを目の圓たりにしおいる。
    入院するたで新型コロナの感染防止察策で、看護垫さんにお茶くみ業務が増えおいたなんお知らなかった。

    理孊療法士九里さん(ä»®)のリハビリ最終回

    理孊療法士九里さん(ä»®)さんのリハビリは本日で最埌。
    今日も歩行蚓緎。
    歩くずき右足が巊足にかかっおしたうので、歩行噚を䜿っお緎習をする。
    かかずを぀いたずきは重心をそちらにかける。
    足を出すずきは出す足に重心を移す。
    歩行噚に持たれ぀぀、右、巊、右、巊ず足を出しおいく。
    この重心移動、スケヌトみたい。
    重心の移動を意識的にやっお、目で芋おバランスをずっおいくこずで、巊右のぐら぀きを修正する。
    「リハビリ病院にいったらどんどん歩行蚓緎をやっおいくず思いたすよ」

    寡黙な九里さん(ä»®)はあたり雑談をしない方だった。
    最埌にどうしお理孊療法士になったのかを聞いた。
    「よくある話です。野球をやっおいおけがをしおしたっお。その時に理孊療法士さんにお䞖話になったんです」
    九里さん(ä»®)はこの病院の理孊療法士さんにお䞖話になり、その方にあこがれお資栌を取り、この病院に就職したずのこずだった。
    なるほど。遠くから芋る九里さん(ä»®)は立ち姿がきれいで、たるでマりンドに立぀高校球児みたいだず思ったこずがあった。
    そしおこの病院のレゞェンド理孊療法士さんのおかげで、私はこのたっすぐな青幎のリハビリを受けるこずができたらしい。
    「その方は今はここにはいないんですけどね」
    降圧剀で䞋がりすぎた私の血圧に枋い顔をしながらも、九里さん(ä»®)が根気よくベッド䞊でリハビリをしおくれたおかげで、なんずか立っお少し歩くずころたでこれたず思う。
    ありがずうございたした

    自然滎䞋ずBPM

    栄逊の泚入がポンプから泚入容噚ずなり、滎䞋筒をポトポトず萜ちおくる栄逊を眺めるお食事タむム。
    アむ゜カルサポヌト266ml。
    滎䞋筒を萜ちおいく栄逊を芋おいるずそのリズムが刻たれる。

    星野源の『恋』が頭の䞭に流れる。結構速い。
    お食事所芁時間、玄40分。

    そしおお昌。同じくアむ゜カルサポヌト266ml。

    スキマスむッチの『奏』かな。バラヌドのむメヌゞ。
    お食事所芁時間、1時間10分。

    看護垫さんが腕時蚈を芋ながら速さを調敎しおくれるけど、人によっお速さが結構違う感じがする。
    時間くらいで終わっおほしいけど、速すぎるのもおなかがびっくりしそう。
    ちょうどいい速さを芋぀けおいきたい。


    ヌヌ振り返っお

    看護垫さん、ずおも忙しそうでした。
    ただでさえ人手䞍足ず蚀われる看護業界なのに、新型コロナで増えた膚倧な雑務。
    ほがほがベッド䞊で行き亀う看護垫さんたちを眺めおいた身ずしおも、若い看護垫さんが忙しさで心が折れお離職しおしたうのでないか心配になりたした。
    忙しいにもかかわらず、看護垫さんたちは毎日元気な笑顔で病宀に来おくれたした。

    理孊療法士九里さん(ä»®)、䞀床䌑日の次の日に真っ黒に日焌けしお぀や぀やしおおられたのが印象的でした。
    聞くず野球芳戊にいっおきたず教えおくれたした。
    よい仕事にはよい䌑日が必芁だな、ず思いたした。
    医療埓事者の皆さんが䌑日しっかり䌑める䞖の䞭であっおほしいず願わずにはいられたせん。

    そしお今埌もしばらくお䞖話になる栄逊泚入の滎䞋筒。
    これを眺めお音楜を思い浮かべるのは日課になりたした。


    この蚘事が参加しおいる募集

     
     
    📒かすみを食べお生きる完結40代で脳梗塞ワレンベルグ症候矀を発症。嚥䞋障害ずなる。食べるこずを取り戻すたでのリハビリ入院日蚘。 📒ちょっず聞いおくださいよ連茉䞭カフェで、飲み屋で、子ども・仕事・健康以倖のしょうもない話をしたい。

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