📖『死刑のある国で生きる / 宮下洋一』(新潮社)を読み終えて 〜 死刑論 ②、③ 〜


📖『こころにしみる日々(下)~ 灯りを求めて。出所、そして壮絶な日々 ~』

9/2(月)🌤️🌧☁️🌤️☀️
2024.9.2


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◯◯TH治療院
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(KHBK線 GT駅南口から南へ徒歩3分)
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恐れ入ります。
約10年前に中足骨頭部痛を発症し、それ以来同症状に悩まされ続けております。
それでWebを拝見し、ぜひ先生に診ていただきたいと思いました。
現在私は生活保護を受給中で、ケースワーカーに医療券の発行は可能かどうかを問い合わせたところ、「医院の承認が必要」とのことです。
承認が出なかった場合には、治療費は出ない、つまり初回の診療は自費になるかもしれないリスクがあるとのこと。
そこで、予め承認いただけるかどうかお訊きできればと思うのですが、いかがでしょうか?あるいはいちど診ていただかなければわからないでしょうか?
よろしくお願いします。
ケースワーカー YHさんに訊いたこと

❓医療券の発行は可能ですか? 🐦⬛🐦⬛医院の承認が必要。承認が出た場合にはさらに整形外科に行く必要があるとのこと。承認が出なかった場合には、治療費は出ない、つまり初回の診療は自費になるかもしれないリスクがあるとのこと
❓交通費は出ますか?
🐦⬛🐦⬛それ以前のステップなので訊かなかった
❓定期検診など今後別の治療の場合、再度MS歯科医院に通えるか?
🐦⬛🐦⬛同じ月に別の歯科医に通院となると調査になる可能性があるとのこと。上が決めることなので月を変えればいいかというようなことは不明とのこと
🐦⬛次回の🎁へりぷーに備え、元妻にメッセージで訊く。

💬おまいがのんどったぶーるのめーがらをおせーてくりまんじゅーちた

🐦⬛📖『死刑のある国で生きる / 宮下洋一』(新潮社)を読み終える。

📖『死刑のある国で生きる / 宮下洋一』(新潮社)
🐦⬛📖『死刑のある国で生きる / 宮下洋一』(新潮社)を読み終えて ~ 死刑論 ②、③ ~

🔨【結論】
現状の死刑制度とは、凶悪犯を裁く一方で、無実の人を殺してしまう可能性を秘めた恐ろしい制度である。

これを回避するために、叩き台として、制度設計上の思考的限界の実験として、残虐な極刑ありという極論を言わざるを得ない(2026.4.25)。
🐦⬛🐦⬛死刑が必要という場合の冤罪との関連性を再チェック(2025.3.22)
🐦⬛🐦⬛社会全体の問題という部分に関しての記述が欠落している(2025.4.1)
🐦⬛🐦⬛一部を除き、【原文】は公開しない
🐦⬛最初に著者は、2009年12月17日、米国テキサス州タラント郡の自宅で妻子と義父を殺害し放火した事件で死刑判決を受け、死刑執行日まで3ヵ月と迫っているジョン・ウィリアム・ハメルを取材する。

P.40
【要約】
ハメルは動機を自分でも理解できず、極度のストレスで理性を失い別人のような状態で衝動的に殺人を犯したと語る。今はその行為に強い後悔と自責を抱えている(~P.41)。
🐦⬛🐦⬛まさに私は自らが過ちを犯したときのことを思い出した。その感覚はとてもよく似ている
🐦⬛フランスで世の流れに逆らいながらも死刑廃止を訴えたバダンテール弁護士の話

P.87
【要約】
「死刑は抑止にならず、犯罪の多くは衝動や精神不安で起きるので、その必要性や社会安定への効果には疑問がある」
🐦⬛🐦⬛「犯罪とは、衝動的であったり、抵抗せざるを得なかったり、精神的なバランスを崩していたりする時に起こすもの」これは人が過ちを犯す際の本質を突いているのではないだろうか?
🐦⬛スペインの、知り合いに息子を銃殺された母親の話

P.118
【要約】
被害者の母は、当初は犯人の死を望んだが終身刑を願うよう変化し、出所後の姿を見て再び死を望む葛藤を抱え続けている(~P.119)。
🐦⬛🐦⬛被害者の母であるからこその切実な思いだろう
🐦⬛その犯人サマネスの弁護人だったエチュレンを取材した後の著者の思い

P.125
【要約】
加害者の人権は守られるが、被害者遺族の人権は軽視されているのではと、司法の在り方に疑問を抱いた。
🐦⬛🐦⬛本当にその通りだ
🐦⬛この事件の関係者たちの取材を終えての著者の思い

P.128
【要約】
加害者の死を望む感情は否定できず、特に残虐な犯罪では死刑を求める声も理解できると感じた。
🐦⬛🐦⬛自分の家族が殺されているのだから、単純な話として、それが正論であることにまちがいはない
🐦⬛🐦⬛そりゃそうだろう。それが正常な市民感覚だ。理屈ではない。さらに言うと、普通の人はキリストにはなれない。もちろん自分もそうだ
🐦⬛ジョルディ・サラ元施設長の話

P.129
【要約】
前出のジョルディ・サラ元施設長は、
「最も残酷な刑は自らの罪の意味を知ることであり、その自覚こそが最大の制裁で逃れることはできない」と語った。
🐦⬛🐦⬛深い話だ。
🐦⬛著者がこの事件の加害者であるサマネスに送ったメールへの返信が届く

P.129
【要約】
サマネスは、「地元に戻り周囲から受け入れられ更生したと語り、後悔は示しつつも平和に生きる未来を望んでいる」という。
🐦⬛コロナによりいったん死刑の執行日が延期になり、再び執行日まであと1週間となった死刑囚ハメルは、

P.138
【要約】
神の世界にいる感覚を語る。死も受け入れる姿勢を見せる一方で、本来は現実で生き続けたいはずだと感じた。
🐦⬛🐦⬛彼は聖書を学び、自分の罪の意味を知り、悔い、そこに至ったのだろう
P.141
【要約】
ハメルは、
「死刑には理由はあるが乱用の可能性もあり、初犯で再犯の恐れがない自分は社会に危険ではなく、死刑は相応しくない」と訴えた。
🐦⬛🐦⬛私が思うのは、こういった場合、単純に、刑を執行すればそれで良しというのは違うということだ。もちろん、被害者遺族ではないから言える部分でもある。そこに永遠に矛盾が生じたとしても、こういう人間をわざわざ死刑に処する理由はなく、被害者遺族の思いを考慮に入れた上でも、終身刑に減刑ということでよいと考える
🐦⬛ハメルの死刑が執行されるハンツビル刑務所の元所長で、現在、テキサス州刑務所博物館の館長を務めるウィリアム・スティーブンスの言葉

P.153
【要約】
「死刑は最終手段として必要な国家の責任であり正義だ。同情すべきは死刑囚ではなく被害者遺族と加害者家族だ」
🐦⬛🐦⬛基本的には、それだ
🐦⬛ダラス出身の女性クリディストの話

P.154
【要約】
「冤罪の身内がいる経験から無罪の人が刑務所にいる現実を知り、死刑判決にも疑いを抱き反対しています」
🐦⬛🐦⬛この本では冤罪に関しては深くとり上げられていない。それは著者が、冤罪はこの本のテーマとは少し異なるとの考えからだという。それは理解できるが、私は死刑制度を考える上で冤罪は切っても切り離せないものだと考えている。この件に関しては後述する
🐦⬛死刑の意義

P.173
【要約】
死刑は人間性を高めるのかという疑問のなかで、ハメルは極刑により悔悟と祈りを重ね人間性をとり戻したように見え、その更生を促した点に死刑の価値を感じた。
🐦⬛🐦⬛これはとても大切な部分だ。私もこれを強く思う。後述する部分に深く関わる
🐦⬛殺人事件の本当の要因

P.177
【要約】
殺人事件というものは、自分という内的因子と外的因子との組み合わせによって生じる化学変化のようなもの。そう思えることがある。
🐦⬛🐦⬛本当に考えさせられる部分だ。殺人事件に限らず、そういった化学変化や、家庭環境や生い立ちなどが複雑に絡み合って人の道を踏み外してしまう人間がいる。であれば、それは誰にでも起きうることなのか?そうではないのか?
つまり、
人は、誰でも罪を犯し得るのか?

今の私にはこれがわからない
🐦⬛慶應義塾大学医学部の精神・神経科医で、司法精神鑑定の第一人者でもある村松太郎准教授の話

P.199
【要約】
「検察は起訴前は合理的だが起訴後は有罪へ傾き事実を歪めることもあり、大事件では世論により鑑定結果に関わらず起訴される現実に疑問がある」
🐦⬛🐦⬛検察の一面を如実に物語っている。私が検察に対して感じたことと重なる。例えば、裁判官ウケの良い「計画的」「悪質」という言葉を使い、少しでもその方向やその範囲に収まるように話を持っていったり、調書を作成したりといったように。私は裁判で検察が読み上げる起訴事実を聞いた際に、
「なぜ、そこまで言われなければならないのだろう?」
「思いつきはしたけれど、それを計画的とまで言えるのか?」
「悪いことをしたというのは認めるが、突発的にしてしまったようなことが、本当に悪質とまで言えるのか?」
もちろん、それ以前に反省ということが大前提となるとは言え、検察のこういった姿には疑問を感じざるを得なかった。後になってその理由がよくわかったし、こういったものを読むと、さらにそれが明確になってくる。つまり、それが彼らの仕事なのだ。ただし、本来の「正義」とはズレがあることはまちがいない。これが発展して、例えば「袴田さん事件」にも繋がっている。明らかにこれが社会問題であることは言うまでもない

🐦⬛裁判員制度の問題点

P.200
【要約】
裁判員制度では精神障害が絡む複雑な事件の判断は困難で、限られた情報により事件が単純化され真実が見えにくくなる問題が指摘された。
🐦⬛日本における死刑制度

P.206
【要約】
日本では死刑は法的に認められ、最高裁も残虐刑には当たらないと判断し、罪の重大性や社会的影響などを踏まえ極めて例外的に適用されるとされている。
🐦⬛1988年に弁護士登録し、福井弁護士会元会長も務めたVSフォーラム副代表の川上弁護士の話

P.209
【要約】
川上弁護士は家族が被害に遭えば犯人に死刑を望むのが人情だとし、死刑反対論にも現実的な感情との矛盾があると指摘した。
🐦⬛🐦⬛単純に人間の動物的な部分の核心を突いている話だ。ややこしい理屈抜きで、つまり話をシンプルにすれば、誰でもこれが本音ではないだろうか?ごくわずかな宗教的な慈愛を持つ限られた人だけが別の領域にたどり着く可能性はあるものの
🐦⬛IF ベラルーシ

P.210
【原文】
「仮に私が(独裁国家の)ベラルーシに住んでいるとしたら、死刑に反対すると思うのです」
🐦⬛🐦⬛政府のことをそれなりに信用できたとしても司法制度が信用できない以上、そういう部分では反対とならざるを得ない
🐦⬛日本弁護士連合会に所属し、死刑制度を支持する高橋正人弁護士の話

P.213
【原文】
高橋弁護士は、「反省するような人間だったら、人なんか殺しませんから」と呟いた。
🐦⬛🐦⬛そうだろうか?
🐦⬛🐦⬛著者はこう記す
【原文】
犯罪者になるかどうかは紙一重で、運命や境遇など自分の意思だけでどうにかなる問題でないことも、時にはあると思うからだ。
🐦⬛2017年10月6日、茨城県日立市のアパートで起きた放火妻子殺人事件の加害者で、勾留中に心不全により心肺停止に陥った後、犯行の記憶が消えたと報じられた小松博文死刑囚の話

P.217
【原文】
「後悔しているとは言っても、覚えていないので、後悔のしようがないんです。やってしまったのだから、仕方がないですね。うぅん、なんとも言えないですけど、多少なりとも(後悔は)ありますかね・・・・・・」
🐦⬛哲学者の池田晶子と獄中対談を行い、共著📖『死と生きる / 池田晶子 、陸田真志』(新潮社)を出版した陸田真志元死刑囚の同著中の抜粋

P.218
【要約】
〈物質や外的条件だけを幸せと信じ自己を見つめずに生き、真の幸福に気づかぬまま人生を終えることこそ最大の不幸だ。〉
🐦⬛2010年3月1日、宮崎県花ヶ島の自宅で奥本章寛が妻子と義母を殺害した事件の話

P.227
【要約】
裁判員制度で奥本の判決は異例の速さで進み、死刑ありきのテスト的求刑や鑑定結果が十分考慮されないまま判断された可能性が指摘された(~P.228)。
🐦⬛🐦⬛そんなことがあり得るのか?
P.268
【要約】
(奥本のような)若者は大きく変化し成長する可能性があり、その更生の余地を考えると若い死刑囚は死に至らせるべきではないと感じた。
P.269
【原文】
あの時、殺すくらいならば、家を飛び出せばよかったのだ。
🐦⬛🐦⬛それは違うと思う。すでに彼はそんな正常な判断ができない状態に陥っていて、だからこそ殺してしまったのだと思う。もちろんこれは推測に過ぎないし、人によっていろいろだとは思うが
【要約】
奥本は、いちどは死を受け入れようとしたが考え直し、内省と償いのために最後まで生き抜くことが唯一の恩返しだと決意する。
🐦⬛2011年11月5日から12月1日にかけ、大阪府堺市で発生した連続強盗殺人事件の被害者遺族で、真宗大谷派の宗門でもある尾崎秀行住職の言葉

P.280
【要約】
「罪は悔い続ける過程が重要だが、現行制度ではそれが不十分で、実態検証もないまま死刑反対を唱える姿勢は疑問」
🐦⬛🐦⬛まさに問題はそこにあると考える
P.290
【要約】
遺族の死刑感情は本能的で切り離せず、制度論への関心は薄れ、世論調査の意義にさえ疑問を抱くようになった。
🐦⬛🐦⬛本当にその通りだ
🐦⬛公判を傍聴していた尾崎住職の長男、尾崎彰秀氏の話

P.292
【要約】
「裁判では弁護人の主張は、被告の反省より、死刑制度の残忍さに焦点が当たっていて、何のための裁判か疑問に感じた」
🐦⬛🐦⬛まさに死刑制度を論ずる上での核心とも言える部分だ。被害者遺族だからこそ気づく重要な部分なのではないだろうか?
P.293
【要約】
「西口は身勝手な動機で無関係の人を殺しており、無期懲役では不十分で、死に直面しながら償うべきだ」
🐦⬛🐦⬛「死に直面しながら償うべき」まさに大事なのはそこだ。重罪を犯した人間だからこそ、まずは死に直面しなければ、話は始まらない。そこからその人間が何を考えどう過ごすかは、それぞれの人間によると思う
P.296
【要約】
西口は死の恐怖に怯え、近くで死刑が執行された影響もあり、執行への苦しみに覆われる日々を送っていたと語られている。
🐦⬛🐦⬛何の罪もない人の命を奪っている以上、まさにこの恐怖を味あわせる必要があると考える。仮に自分が同様のことをしたとしても同じで、これを味わう必要があると考える。何が正義かなどわからないが、これはまちがってはいないはずだ
🐦⬛同じく、大阪府堺市で発生した連続強盗殺人事件の被害者遺族であり、妻を殺害された田村重雄氏(仮名)の話

P.304
【要約】
「遺骨を撒かれた現場で警察が寒空のなか、丁寧に拾い集める姿に深い感動を覚えた」
🐦⬛🐦⬛当コンテンツでさんざん警察をケーサツと呼んで来た私だが、警察の不祥事はあってはならない立場なだけに取り沙汰されると、たいへんなことではあるが、一方で何度も言うように、このように善良な警察官もいるのはまちがいない。ただし、(おそらく)ごく一部に、とんでもない警察官がいることもまちがいはない。何度もくり返すように、それは会社でも何でも同じだ
🐦⬛🐦⬛さらに言うと、ごく一部に、問題を感じざるを得ない検察官や、警察官もいる様子は袴田さん事件を見ても感じる。個別の事件の評価は司法判断に委ねられるべきだが、こうした事案が報じられていること自体から、制度全体の信頼について考えざるを得ない(私見)
👩💻「元大阪地検検事正による事件として報じられていて、仮に有罪が確定した場合には、司法への信頼に大きな影を落とし得る深刻な問題であると感じる(私見)」
🐦⬛田村茂雄氏の息子の勇一氏(仮名)の話

P.307
【要約】
「母を残酷に殺された怒りから、同じように苦しみながら死ねと願う激しい復讐感情が生まれました」
🐦⬛🐦⬛この気持ちは人間であれば誰でも理解できるのではないだろうか?
P.308
【要約】
「生い立ちを理由にした弁護や死刑反対論には納得できない。家族を奪われた立場では被害者の命こそ重く死刑廃止は受け入れられない」
🐦⬛🐦⬛「そういう論法を持ってくる人間は、自分に何もなくて、家族に何もない人間が言うことやと思いました」と勇一氏は語る。くり返すが、まさにそれだと思う。
人ごとなら何とでも言える。それが普通の人間というものだ
🐦⬛再び、重雄氏の話

P.309
【原文】
「いつ死刑の順番が回ってくるか分からず、死刑囚は(刑務官の)靴音の恐怖があると聞きます。そういう恐怖を与えてやるほうが、遺族としてはまだ納得できますね。ちょっとでも相手にストレスが加わっているほうが歓迎です」
「私は、事件が起きてから、死刑廃止論者の本もたくさん読みました。それも一理あるとは思うのですが、ほんならあんたの家族が同じことになっても、同じことを言えるんかい、と。それが私の本心ですよね。だからこの国から死刑制度がなくならないことを、ずっと望んでいます」
🐦⬛🐦⬛核心
P.310
【要約】
遺族は命の尊重という医療者の論理を理解しつつも、家族を奪われた感情とは両立せず、経験のない者の理屈は机上の空論だと感じている。
🐦⬛死刑か、続く苦しみか

P.311
【要約】
遺族は死刑でこころの平安は得られず、本当は加害者に死ではなく長く苦しみ続けてほしいと感じる場合もあり、その複雑な本心は裁判で十分に汲みとられない可能性があると気づく(〜P.314)。
🐦⬛遺族にとっての区切り

P.315
【要約】
死刑は遺族の区切りになると考えられてきたが、実際はこころの癒しにはならず、むしろ失望や苦しみが続くことも多く、真の救いは復讐ではなく別のかたちにあると示唆されている(〜P.318)。
🐦⬛仏教における救い

P.318
【要約】
仏教では罪の自覚と向き合いが救いにつながるとされ、死刑囚もその過程を経れば救われる存在だという日本独自の価値観が示された。
🐦⬛🐦⬛あれ?日本独自の価値観?そうなのかな
🐦⬛死刑の存在意義

P.318
【要約】
日本では死刑は改悛を経て救いへ向かう感覚に近いとされるが、遺族の癒しにならないなら存続意義は揺らぎ、終身刑が代替となるも、それが救いになるのかは疑問とされる。
🐦⬛🐦⬛問題点
P.319
【要約】
死刑は人間の戒めとして存在自体に意味があり、執行よりも死の覚悟のなかで罪と向き合い改悛することに本質がある。
🐦⬛先進国の治安の状況

P.359
【要約】
日本は殺人率や銃犯罪が極めて低く治安は良好で、こうした状況での死刑制度への評価や他国からの批判は公正なのだろうか?(~P.360)
🐦⬛🐦⬛これは著者がこの本の中で言いたかった重要なことのひとつなのではないだろうか?
P.361
【原文】
ここでもう一度問いたい。現場射殺と死刑の問題は、本当に切り離して扱われるべきなのだろうか。
🐦⬛ルソーによると

P.363
【要約】
ルソーは命を守るため殺人者は死刑を受け入れる契約にあると説き、日本では赦しの価値観が弱いなかで独自の基準で死刑が捉えられていると考えられる(~P.365)。
🐦⬛著者の考え

P.366
【原文】
私は、人の命の大切さに重きを置くならば、重大犯罪に手を染めた者たちが、「より良く生きる」ためにも、極刑に向き合うべきだと改めて考えるようになった。死刑囚は、そうすることで、生の尊さを知ると思うのだ。
敢えて言うならば、私がもし凶悪な殺人事件を起こし、死刑判決を言い渡されたのであれば、その判決を潔く受ける覚悟があるということだ。そしてその刑によって、私はより良い生の境地に辿り着けるだろう。それが、日本における死刑の本質なのだと信じている。
🐦⬛🐦⬛共感を感じる
🐦⬛最後に

P.369
【要約】
日本では死刑執行は法務大臣の署名に委ねられていて、その判断には個人の死生観も影響し得る。したがって、制度の運用次第で、そこには、執行を回避する余地があり、今後の在り方のヒントとなる。
🐦⬛この本に関して

ここでは、私(カルマ)の個人的な観点によって抜粋したものを要約して引用させていただきましたが、この本は、著者の綿密な取材に基づく詳細な描写と鋭い考察が随所に見られる優れた本です。ご興味を持たれた方は、ぜひ一読されることをお勧めします
🐦⬛著者がこの本を記すにあたって参考にされた本の数々。

いずれ読んでみたい、とても興味深いものばかりなので、記しておきたい
P.373
参考文献
📖『絞首刑 / 青木理』(講談社文庫)
📖『法哲学的思考への誘い』(法律文化社)
📖『死と生きるー獄中哲学対話 / 池田晶子、陸田真志』(新潮社)
📖『死刑制度と刑罰理論-死刑はなぜ問題なのか / 井田良』(岩波書店)
📖『死刑 その哲学的考察 / 萱野稔人』(ちくま新書)
📖『新版 死刑廃止を考える / 菊田幸一』(岩波書店)
📖『伝える 訴える-「表現の自由」は今 / 共同通信社取材班、軍司泰史編著』(柘植書房新社)
📖『恩赦と死刑囚 / 斎藤充功』(洋泉社)
📖『元刑務官が明かす 死刑のすべて / 坂本敏夫』(文春文庫)
📖『ルポ 死刑-法務省がひた隠す極刑のリアル / 佐藤大介』(幻冬舎新書)
📖『犯罪の世間学-なぜ日本では略奪も暴動もおきないのか / 佐藤直樹』(青弓社)
📖『死刑制度必要論-その哲学的・現実的論拠 / 重松一義』(信山社出版)
P.374
📖『それでもあなたを「赦す」と言う――黒人差別が引き起こした教会銃乱射事件 / ジェニファー・ベリー・ホーズ、仁木めぐみ訳』(亜紀書房)
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0920513
📖『アメリカン・プリズン-潜入記者の見た知られざる刑務所ビジネス / シェーン・バウアー、満園真木訳』(東京創元社)
📖『社会契約論 / ジャン=ジャック・ルソー、桑原武夫・前川貞次郎訳』(岩波文庫)
📖『極刑-死刑をめぐる一法律家の思索 / スコット・トゥロー、指宿信・岩川直子訳』(岩波書店)
📖『死刑廃止論 / 団藤重光』(有斐閣)
📖『アメリカ人のみた日本の死刑 / ディビッド・T・ジョンソン、笹倉香奈訳』(岩波新書)
📖『なぜ人を殺してはいけないのか? / 永井均、小泉義之』(河出文庫)
📖『19歳-一家四人惨殺犯の告白 / 永瀬隼介』(角川文庫)
📖『年報・死刑廃止2021 アメリカは死刑廃止に向かうか / 年報・死刑廃止編集委員会編』(インパクト出版会)
📖『殺人者はいかに誕生したか-「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く / 長谷川博一』(新潮社)
📖『死刑賛成弁護士 / 犯罪被害者支援弁護士フォーラム』(文春新書)
📖『死刑囚最後の日 / ビクトル・ユーゴー、豊島与志雄訳』(オリオンブックス)
📖『死刑囚200人 最後の言葉 / 別冊宝島編集部編』(宝島社)
📖『教謗師 / 堀川恵子』(講談社文庫)
P.375
📖『裁かれた命 死刑囚から届いた手紙 / 堀川惠子』(講談社文庫)
📖『死刑絶対肯定論 無期懲役囚の主張 / 美達大和』(新潮新書)
📖『死刑 / 森達也』(角川文庫)
📖『死刑肯定論 / 森炎』(ちくま新書)
📖『死刑と正義 / 森炎』(講談社現代新書)
📖『刑法と生命 / 和田俊憲』(放送大学教育振興会)
📖『Cases and Materials on the Death Penalty / Nina Rivkind, Steven F. Shatz』(West Academic Publishing)
📖『Warden / Jim Willett and Ron Rozelle』(Bright Sky Press)
📖『L'Exécution / Robert Badinter』(Grasset Robert Badinter)
📖『L'Exécution / Robert Badinter』(Fayard)
🐦⬛死刑論 ②

🐦⬛先にお断りしておかなければならない。

もちろん、イエスやお釈迦様に反論できるわけがないと思っている。ただ、フツーに考えて言えることがひとつある。
罪人が救われるのは、かんたんである。
悔い改めればよいからだ。もちろん悔い改めること自体がかんたんなことではないとは思う。
被害者及び被害者遺族を救うのは何よりも困難なのではないだろうか?
ということだ。
命を奪われてしまったのなら、何より
✨まとめ✨

「人が人を殺したらあかんやん。人を殺したら罰せられるべきでしょ」
「それはそうや」
「人を殺したんやから、殺した奴も殺されて当然」
「俺も家族が殺されたら、絶対にそう思うはず」
「せやろ」
「ただし、その一方で、俺は家族を殺されたことはないから、もうひとつの見方がある」
「なんなん?」
「万が一、その犯人がその後反省した場合は、殺す必要はないと思う」
「でも、犯人が反省したかどうかなんてわからんやん。演技してるかもわからんやろ?どうなん?」
「そこで法律を整備する。
もしも(専門家による厳重なチェックの上)反省をしたはずの犯人が赦されて刑務所を出たにも関わらず、万が一また人を殺したら、今度はその殺し方と同じかそれ以上に苦しみもがく殺し方で殺してもかまわないというくらいに法律自体を変えてしまう。当然憲法も変えんならん。時と場合によっては残虐な刑罰もあり得ると」
「なるほどね」
宗教観の話はもちろん理解するが、実際問題として古今東西そして今後共に万国共通に、単純に本音ではこういう話なのではないだろうか?
残虐な刑罰は、極論として考えざるを得ない。制度設計上の思考的限界の実験として
🐦⬛あの事件について

ご遺族の方に申し訳ないと思いつつも、あえて事件に触れさせていただくことをお赦しください。
私はあの事件の犯人が赦せません。加害者たちのその後の再犯のことに関しては、別の機会があれば書くかもしれません(🐦⬛🐦⬛単純には書けません)
あなたは1989年に日本で起きた決して赦せないあの事件をどう思いますか?
彼女の魂は?彼女のご両親の想いは?
万が一あなたもしくはあなたの家族が同じ目に遭ったら?
私はそう考え、前述のように思います(2024.8.30)。
🐦⬛📹「少年法の闇】"悪魔”と呼ばれた男が犯した平成史上最悪の事件が闇深すぎた『光市母子●害事件・福田孝行』【ずんだもん&ゆっくり解説】」
🐦⬛🐦⬛被害者遺族の想いって、やはりこういうことだと思う。あと話は逸れるけれど、やはり、なかにはこんなに素晴らしい検察官もいるということだよね(2025.1.19)
🐦⬛冤罪について

さらに、言いたいことがあります。
(くり返し)冤罪について。死刑を語るとき、冤罪は切っても切り離せないと思います。万が一、罪を犯していないのに殺されるなどということがあってはならないのは誰でも理解できるでしょう。しかし、現実はそうではない。
ここで問題となるのは、警察や検察による自白の強制や、証拠の捏造の事例が指摘されていること。さらに、検察が起訴した事件は99%有罪となっている事実を受け、裁判官が審理を怠り、有罪判決をすると感じられるケースがあるとのことも踏まえ、
📹ザ・ドキュメント「退官直前 無罪連発 逆転裁判官」
🐦⬛🐦⬛裁判所の闇がよく読み取れる
🐦⬛🐦⬛飯塚事件のように、検察や裁判所、ひいては国家の威厳のために執行されたように感じる(私見)、あるいは袴田さん事件のように執行されようとする事件(私見)が後を経たないという大問題がある
💡【提案】

具体策として
前にも述べたが、次の📚法改正を極論として考えざるを得ない。制度設計上の思考的限界の実験として提案する。
自白を強制し冤罪を作った警察官もしくは検察官は、その被疑者に対する刑と同じ刑罰に処される構造。
つまり、その冤罪の刑罰が死刑なら死刑に処される構造を作る。
死刑制度を維持するのであれば、この法改正、構造の改正は必要不可欠である。万が一でも冤罪で殺害される事件が今後起きないようにするためにも。
🐦⬛🐦⬛「⚠️【緊急Up!】国家権力及び裁判所の闇を許さない!!!」で提案済(2026.4.29)

🎓【参考】
👩💻「飯塚事件」
👩💻「死刑執行日に出す予定だった妻への手紙に「これからもよろしく」と 地下鉄サリン事件犯たちの“最後の言葉”」
👩💻「「1日も早く、死刑囚から生還せねばと」林眞須美、加藤智大、木嶋佳苗…凶悪殺人犯が獄中で残した“言葉”」
と考えていたのだが、その後。。。
死刑論 ③

🐦⬛📹「【ゆっくり解説】極刑囚の最後の1日」を観ていて、冤罪で処刑された人がいることを知る。
すぐにWebで調べる。
👩💻「死刑執行後に無実が証明された男たち…彼らが最後に求めた食事を見ると・・・」
衝撃を受ける。
もはや、私のなかでは結論はひとつしかない。
死刑はあり得ない。無理だ。
人間には時に正しく裁くことができないことがあるのだから。
無実の人が実際に殺されているのだから。
それが現実である以上、死刑はとんでもなく危険極まりない制度だ。ただし、被害者と被害者遺族の気持ちはわかる。それは変わらない
🔨【結論】

以上の理由により、現状では、いや、
人間が人間である以上、人間が神ではない限り、
死刑は廃止する以外の選択肢はあり得ない。
「⚠️【緊急Up!】国家権力及び裁判所の闇を許さない!!!」ですでに提案済みの📚(違法捜査・証拠捏造罪)新・刑法 第1条、「💠コラム的な:死刑論 ①」で提案している📚新刑事訴訟法 第1条の内容を無期懲役に置き換え、📚新刑法 第2条(国家機関による証拠捏造の罪、これらの検討を踏まえ、冤罪の可能性を極限にまで排除した上で、
その代わりに(制度設計上の思考的限界の実験として)終身刑、しかも想像を絶するような終身刑もあり、とする。 🐦⬛🐦⬛ロシアの刑務所のような
📹「一気に見るロシアの最厳酷刑務所、1人あたり5人の命を背負っている、300年間自由になる囚人は一人もいなかった」
🐦⬛🐦⬛これはある意味、死刑よりも残酷であり、遺族としても納得できるレベルなのではないかと考える
そのために、憲法も改正する。
🐦⬛🐦⬛制度設計上の思考的限界の実験として記述
📚新・日本国憲法 第1条
凶悪犯には人権はないものとする。ただし、その後に改善・更生の余地が認められた場合はその限りではない。
📚新・日本国憲法 第2条
死刑ではない限り、残酷な刑罰はあり得る。
📚新・日本国憲法 第3条
犯人に精神異常が認められる場合は、刑務所ではなく、精神病院で収容する。
(2025.4.25)。





きづいてくれた っふ民だけにっふ

『【隣の🔪犯罪論】 〜 誰もが超えてしまえる、その一線 〜』
🐦⬛🐦⬛❤️ここしみとは一線を画する異色作
⚠️【記録】
となはん、ゲスト❤️スキ率80%。
それは反応ではなく、共鳴だった。

📢コンテンツを読んでくださった方へ

これは実は、全体でひとつのリアルなストーリーになっています。
🔰📖『ここしみ』 超・あらすじ
👉ざっくりと全体を把握したい方へ
❓📖『ここしみ』って?
👉全体像。壮絶な日々の果てに綴られた“特別な一篇”。こころに灯る何かを感じてもらえたら。。。
壊れた人生。それでも生かされた。だから今語り始める。「罪と罰」、「愛と絆と再生」、そして「本当の自由」の物語。私があそこで過ごした272日間と、その後の壮絶な日々を綴っています。
また、獄中「🏛️訴訟ゲーム」を通じて、冤罪、死刑制度、司法の闇など、現代社会の深い問題についても斬ります。他に、「🏰ムショトピ」といったゆるーいコンテンツも。
そんな風に、ひとつの人生の軌跡を通じて、「生きるとは何か?」「愛とは?」を問いかけます。
👉気になるコンテンツだけでもOK
👉だいたいの話は各話ごとの短編としても(多分)お読みいただけます
📖『こころにしみる日々(上)~ 愛と喪失と再生の獄中272日間 ~』
📖『こころにしみる日々(下)~ 灯りを求めて。出所、そして壮絶な日々 ~』
『💠コラム的な:』 👉📖『ここしみ(上)(下)』から抜粋したエッセイ集
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