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5リットル

    有料ごみ袋の最小サイズは5リットル。
    あとは10リットル、20リットル、30リットル、40リットル。

    燃えるごみの日は週に2回で火曜と金曜、燃えないごみの日は隔週木曜で、こちらは共通の有料ごみ袋を使って出す。
    ちなみに、プラごみは水曜だが半透明の袋に入れて出せばよく、月曜は資源ごみ(隔週で集められる資源ごみが違う)。

    火曜日の燃えるごみは、たいてい10リットル、たまに20リットルの袋を使う。週末、持ち帰り必須の場所での外行事があれば、40リットルになることもある。
    金曜日はできるだけ5リットルで。火曜日にごみを出せれば、平日の水・木で爆発的に増えることはほとんどないはずだから。

    それだから、火曜日に5リットルにまとめられると、ゴキゲンになる。
    日常のささやかな成功体験のひとつとして心地よい満足を得られるのだけれども、それが「ごみを増やさなかった!」というポイントではないのが、残念なところだ。
    わたしの5リットルの喜びは、出たごみをしっかり詰めてちいさな袋を閉じられた、という達成感である。第一にごみを増やさない生活を心がけたことがあって、というわけではない……。

    とはいえ、もちろん、出すごみが少なかったことへの喜びだって、あるにはある。「5リットル」ファーストの目的をもって、ぎゅうぎゅう詰める努力をしているわけでもない。
    ただ、破れやすいこの有料ごみ袋に、どれだけコンパクトに詰めて(破れずに)出せるのか、というのは、とてもチャレンジングなことだと思っているだけだ。

    さて、今週の火曜日の朝。
    まさに5リットルのごみ袋で出すことができたので、充実気分である。とりわけ、パンパンながら無理なくきっちりいい具合におさまって、口をしばれたことに満足だった。
    ハンプティダンプティ的なそれを、ちょこんと玄関の片隅に置いて(ギリハハさまが自分のところのごみと一緒に、時間になったら玄関外に出してくれるので)、出かけた。

    運転しながら、写真を撮ればよかったかな、いや、そこまでするほどか?とちらりと自問してから、軽くもないが重すぎもしなかったあのごみのことを考える。

    5リットル。

    ……5リットル?

    5リットルとは??

    結局どれくらい?

    今さらながらに素朴に、ごみ袋を容量で表すことについて疑問を持つ。
    今回わたしがまとめたごみは5リットルの重さがあったのか?
    あったかもしれないが、5リットルごみ袋で出したごみが毎回5リットルあるかどうかは別である。
    5リットル以上のごみが入っていてもいなくても、「5リットルのごみ」として出したことになる――なるのか?
    いや、違う。「5リットル相当のものが入る」というだけのことだ。

    容量表示は目安にすぎない。それ以上の量を入れてはいけないわけではないし、それを下回っても問題ない――そうでなければ、郵便物のように各戸別のごみを計量してもらわねばならなくなるのではないか。

    だからキログラムではなく、リットル表示なのか。
    自分はつい重量で考えてしまったが、たしかに1リットル=1キロだけれど、ごみに対してはあえてリットル。
    キログラムは確実に「重量」だから、重量ではなく容量で。

    つらつら考えていたが、もちろん、そんな疑問をもったひとは他にもいるものだ。ふむふむ。
    容積、容量、体積、重量……などなど、理科や算数がなつかしい。どちらも苦手な科目ではあったが、その科目を通じて知れること・学ぶことはきらいではなかったから。
    そのなつかしいキーワードをもとに、あれこれぶらぶらネットを回遊していたら、当初確認してみたかったことから寄り道回り道、いや迷い道。
    お得意の注意散漫力発揮!

    そろそろ切り上げねばと思っていたところで、こんなpdfに目がとまる。
    長野県飯田市の約10年前のごみ袋の容積の計測結果。

    飯田市の取り組みに関する報告の一つなのだろう。わかりやすくおもしろい。それこそ理科の実験みたいだ。
    おかげで、火曜日の5リットル袋にまとめたごみから派生した疑問について、一応の決着をつけられた気がした。

    さて、今週もまもなく金曜日がやってくる。
    はたして5リットル袋で完結できるだろうか?



     
     
     
    「美味しいものには罪はない」 「かたつむり ゆっくりだけど歩いている」 「旅と酒は相手を選ぶ」 アイルランドのCarrowmoreにはシンパシー (絶対そこで生きていたことがある)@” おいなり&サンドイッチの具材には可能性@” 想像と創造を大切に――。

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