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福井の古民家「くに乃荘」

    木工大好き、渓流釣りプロ並みの昭和オヤジの自己満足のDIY木工🪚作りを書いて行きます。渓流釣りについては気が向いたら発信します。備忘録的に書きますので楽しくないかもしれませんが、良かったら読んみてください。


    今から14年前、2011年のこと。大学時代の親友から「今夜、名古屋にいるから一杯やろう」と連絡が入り、久しぶりの再会を楽しむことになりました。


    席につくと彼が突然、「そういえば古民家に興味があるって言ってたよな? 実は、俺の家の隣が“家を買ってくれ”と言ってきてて、どうしたもんか迷ってる。お前ならどう思う?」と切り出してきました。
    私は坪数や築年数、これまでの経緯、周囲の環境など、気になることを根掘り葉掘り聞きました。当時、私の個室工房が息子夫婦に奪われてしまい、新しい拠点をどうするか考えていた時期でもあり、会社の保養地・荘川の貸別荘の今後についても悩んでいました。

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    そんな中での「古民家」の話です。これは神様のお導きだと感じ、強く縁を意識しました。
    そこで早々に社員を一人連れて、福井県永平寺町まで下見に行くことにしました。

    ルートは二つ。
    北陸道を使うルートと、九頭竜湖を経由するルート。私は高速道路があまり好きではなく、山道が大好きなので、迷わず九頭竜湖ルートを選択。

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    学生時代にも永平寺や東尋坊へ行ったことがありますが、当時は高速がなく、8号線をひたすら北上したものです。それを思えば、今は本当に近くなりました。時間も半分で着きます。
    しかし現地を見てみると――
    それはそれは、ひどい状態でした。いつ掃除したのか分からないほどのホコリ。欄間はビニールで塞がれ、襖や障子は破れ、2階にはネズミの糞とクモの巣……。

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    社員は当然のように「やめましょう」と言いました。私もその場では同じ意見でした。
    しかし心のどこかで「待てよ、これはチャンスかもしれない」と思い直しました。ボロボロの古民家を、自分の力でどこまで綺麗にDIYで改築できるのか――これは滅多にない経験だ、と。
    そこで決断しました。
    私は昔から判断は早いほうです。そして飽き性でもあるのですが、今回はまず“賃貸”で借りることにしました。数年通ってから最終的に買うかどうか決めるつもりでしたが、結局最後まで賃貸のまま。というのも、大家(親友)がどうも売りたくなさそうだったから、そしてやはり名古屋からは遠かった。
    こうして、名古屋から福井への月2~3回の通い生活が始まりました。
    古民家の名前は「くに乃荘」。私と親友、どちらにも共通する名前の「くに」を使いました。

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    気づけば、ここを8年間使いました。次回から、その8年間で行ったDIY改築の模様を少しずつNoteにまとめていきます。よかったらフォローしていただけると励みになります。

    幸運なことに、大家(親友)は建築関係の会社に天下っていて、材料が格安で手に入りました。さらに、大家の義理の弟さんは大工さん。そして近所の人たちは驚くほど親切。しょっちゅう声を掛けてくれるし、畑で採れたての野菜を玄関先にドッサリ置いていってくれます。誰が置いたのか“嬉しい犯人探し”に苦労したことも、何度もありました。

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    自然も豊かで、ヤモリもアオガエルも当たり前に住んでいます。

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    そんな恵まれた環境の中で、「くに乃荘」のDIY改築がいよいよ始まったのです。
    次回へ続きます。
    最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

    他、DIYについて前編後編をnoteしてます。良かったら読んで見て下さい。


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