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Photo byairdancegame9_

【詩】こぼしたもの

    KAORU


    全ては完璧だった
    欲しいものは持っていた

    だけど 胸に穴が空いているかのよう
    空っぽみたいだ

    追いかけすぎて
    必要なものをこぼしてしまったのかもしれない
    こぼしたことにも気付かずに
    それが何だったかもうまく思い出せずに
    ただ 空っぽの胸を眺めてた

    何かを追いかけていたけれど
    それも思い出せずに
    何かをこぼしたけれど
    それも思い出せずに
    ただただ眺めてた

    全ては完璧だった
    僕は完璧だった


     
     
     

    KAORU

     
     
    渡邊 薫 小説や詩を書いています。恋愛ものやファンタジー。パラレルワールドも好き。

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