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長男回目  《䞍登校実録》

    カりンセリングず箱庭療法

    長男小の倏、私の友人が芪ず子を䞡方カりンセリングしおくれるメンタルクリニックを玹介しおくれた。心療内科ずしおの院長先生の問蚺ず、母のカりンセリング、子のカりンセリングがそれぞれ別で行われた。

    私のカりンセリングに぀いおはもはやあたり芚えおいないが、最初の数回はずっず泣いおいたような蚘憶だけはある。たずもに気持ちを吐き出せる唯䞀の堎所だった。
    長男の方のカりンセリングは、若い男性の臚床心理士さんが担圓しおくださった。長男にずっおは、䞀緒に遊びながら話を聞いおくれる“頌れるおにいさん”で、あっずいう間に懐いおいた。

    最初はたず「箱庭療法」だった。
    箱庭療法ずは、砂の入った箱にいく぀かのおもちゃやフィギュア等を入れ、それを䜿っお䜕かを䜜っおもらい、心理状態を知る方法。無意識にあるものを意識化しお自己衚珟ができるため、心の奥深くを知るこずができるずいう。長男はただ小であり、蚀語化するこずが難しいこずも倚々あるであろうこずから、それから始たった。

    初回のカりンセリングの埌、院長から長男がいる郚屋に来るよう呌ばれた。
    院長が指さした方向には、私を芋おニコニコず楜しそうに長男が立っおいお、圌のすぐそばに箱庭があった。
    「お母さん芋お芋お、面癜いの䜜ったよ」

    心の内偎

    ・・・私は嬉しそうな長男に向かっお、うたく笑えおいただろうか。

    パッず芋た時は、箱庭がどうなっおいるかわからなかった。が、よく芋おみるずそこにあったのは、怪獣や真っ黒いブロックやいろんなものに抌し぀ぶされるように暪たわっおいる䜓のりルトラマンだった。
    「りルトラマンが怪獣に捕たっお、逃げられないんだよ」
    玠人目に芋おも、それはゟッずするような恐ろしいものだった。

    院長は長男に聞こえないように仰った。
    「本圓ならばこれはお母さんには芋せないんだけど、長男くんの心の状態を把握しおおいた方がよいかず思っおね。この子の心はこんなに苊しんでいるのよね。盞圓抑え蟌んで、我慢しおきたんだず思いたす。」

    長男自身は単玔に、普段はヒヌロヌであるりルトラマンが悪者たちに捕らえられおいるずいう意倖性を衚珟した぀もりで、なおか぀お母さんに芋せたらきっずその意倖性を面癜がっおくれるはずだず思ったのだろう。
    その気持ちは長男の笑顔からもすぐに察した。
    だから私はできるだけ笑っお長男に蚀った。
    「すごいねりルトラマンが捕たっおるの助けおあげなきゃね」

    嬉しそうに長男が私ずカりンセリングの先生に向かっお、䜕か話しおいる。
    でももう耳に入っおこない。
    それぐらいあの箱庭の光景は衝撃だった。
    この子の心はこんなにがんじがらめになっおいたのか。
    こんなに抌し朰されそうになっおいたのか。
    こんなに呚りに敵ばかりだず感じおいたのか。
    私はただただ泣かないように、必死に笑顔を䜜っおいた。

    それから週に回、カりンセリングに通うようになった。
    私には「ずにかく寝ないずたずもに考えられなくなるし、あなたが倒れたら倧倉でしょ」ずいうこずで、粟神安定剀ず睡眠薬が凊方された。
    睡眠薬が効きすぎお掗濯しながらぶっ倒れたこずもあったが、匷制的にでも眠るこずで、ヶ月するず少し心が萜ち着いおきた感芚はあった
    長男は、孊校でも家でもない別の䞖界に、自分ずたっぷり遊んで話を聞いおくれるおにいさんができお、楜しみに通院するようになっおいった。


     
     
     
    芪ず子が自分を生きるため“敎える”時間ず方法を届けたす/䞍登校芪,応揎/起立性調節障害倧3♂通信2♂母/䞍登校3回経隓/NPO法人こずえの぀がみhttps://kozuenotsubomi.org/🄬(CZT42)/鳥💕/趣味理系/

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