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「黒いキャラメリヌさんを芋た」 A feher liliomnak is lehet fekete az arnyeka

    実挔䞍可胜ず蚀われた、俳優泣かせの䌚話劇。 挫才のテンポず心理劇の深さが同居する異色䜜。 笑えるのに、気づけば背筋が冷える“静かなホラヌ”。 挑戊できる俳優が珟れず、長く封印されおきた䜜品。

    その封印が、いた静かに解かれたす。 「黒いキャラメリヌさんを芋た」—— たった䞀蚀の報告が、登堎人物たちの心の奥に朜む“圱”を揺らし、 䌚話の隙間から、じわりず䜕かが滲み出しおいく。

    誰もが笑いながら、い぀の間にか自分の“圱”ず向き合わされる。 そんな、奇劙で優しい怪談です。

    1
    感動゚ンゞン
    A fehér liliomnak is lehet fekete az árnyéka
    「黒いキャラメリヌさんを芋た」
    2
    人物関係図
    mitsuki挫才コンビ『月ず颚』のツッコミ担圓(キレむ系お姉さんギャル)
    Fu-ka挫才コンビ『月ず颚』のボケ担圓(カワむむ系ぶりっ子ギャル)
    黒いキャラメリヌさん(郜垂䌝説的に劇堎に取り憑いた霊ずされる)=挔坂道キャラメル
    むンタビュアヌ芞胜蚘者。『月ず颚』に密着取材䞭。
    癜井倪お笑い逊成所の教官。元々は芞人。珟圚は構成䜜家も。
    殺される客挫才を芋に来おいた芳客。
    黒子挫才の題目に合わせお、挔目めくりをめくっおいく。
    ナリ挫才コンビ、『ナリシヌズ』のボケ担圓。
    シズカ
    挫才コンビ、『ナリシヌズ』のツッコミ担圓。
    公挔時のご泚意
    この公挔は、劇堎前、客垭を含め、すべおの空間をステヌゞずしお考えるこずを最優先ずする。
    キャストは、どの時間、どの堎所に存圚しおも、ステヌゞ同様、圹のキャラクタヌずしお、そこに存圚し、お客様ず察峙するこず。
    それにより『むマヌシブシアタヌ』よりもむマヌシブな空間を醞成するこずを目的ずしおいる。
    実際に挔じられるネタは、事前に䞊に公開されおいるこずが肝ずなる。それによりリアルな生掻空間においおも、この物語が(芳劇した人、関係した人)の実生掻の䞀片に加われば嬉しい。
    3
    ◎開挔前の劇堎の颚景
    【劇堎前】
    駆け出しの挫才コンビ、月ず颚(぀きずかぜ)の人、ツッコミのmitsukiずボケのFu-kaが埀来する人々にチラシを撒き぀぀、チケットを売っおいる。
    二人 「どうですかヌこれから挫才やりたヌす(など)」
    【客垭の䞭】
    女ずも男ずも぀かない出立(ボヌむゞョヌ ゞ颚の出立)で劇堎の名物→黒いキャラメリヌさんが垭に぀いおいるお客さんたちに声を掛けおいる。
    キャラメリヌさん 「そこは私の垭じゃありたせんほら、(チケットを芋せる)」
    チケットを芋せる、垭番号 : A-11
    お客さん 「(反応)」
    開挔たで党垭のお客さんに察しお次々に声を掛け続ける。
    やがお埐に䞊手最前列の䞀番端の垭に座った。(指定の専甚垭)
    い぀の間にか、劇堎の前でチケットを売っおいた月ず颚の人も楜屋に戻り、出番を埅っおいる。
    4
    ◎ 開 挔
    埐々に照明が暗くなり、暗転。
    真っ暗の䞭、BGMが䞊がっおいき、アタックの匷いオヌプニング出囃子。
    明転し、舞台䞭倮にセンタヌマむク。
    黒子のめくり『どっちもカワむむ⁉』の挔目題字。
    䞡袖から二人。挫才コンビが出おくる。月ず颚。
    mitsuki 「はい、どうもこんにちわヌ、いやヌ頑匵っおいかなアカンなぁ˜蚀うおるんですけれど」
    Fu-ka 「おぅ」
    mitsuki 「ご芧いただいおおりたす通り、女の子二人でやっおたす。私の方がmitsukiず申したしお 」
    Fu-ka 「私がFu-kaですぅ」
    mitsuki 「mitsukiずFu-kaで、『月ず颚』ず蚀うコンビでやっおたす。今回、初めおの単独ラむブ公挔になりたした。初めお芋おくださる方も是非ね、名前だけでも芚えお垰っおください。倧しおおもしろいこずができるほど腕もないんですが、粟
    いっぱいやっおいきたいず思っおおりたす。最埌たで楜しんでいただけたしたら䜕よりでございたす 」
    Fu-ka 「はい˜ ホンマにただただ 党然や」
    mitsuki 「そうですよ、我々、ただただ知られおたせんからね˜」
    Fu-ka 「出にくいねぇ˜」
    mitsuki 「出にくい」
    Fu-ka 「せやろ、出にくい」
    mitsuki 「なんで」
    Fu-ka 「倧䜓、女の子二人で挫才やっおたら 倧䜓ね、どっち
    5
    がブサむクで、もヌおヌ
     誰かもヌおヌずか カレシほしヌお蚀うおたら、すぐに知られお すぐに出れおおん」
    mitsuki 「゚ラいこず蚀うなぁ˜」
    Fu-ka 「 でもそれだけで出れおおん その点、ワタシらは 」
    二人 「どっちもカワむむ(のポヌズ)」
    Fu-ka 「いや˜出にくなった、出にくなった、倧䜓さ、どっちかだけでも身䜓がめっちゃ倧きいずかさ、なんかパッず芋ただけでも特城あるもんやんそれやのにワタシらは 」
    二人 「どっちもカワむむ(のポヌズ)」
    Fu-ka 「出にくいわぁ˜、売れる芁玠ないわヌ」
    二人 「どっちもカワむむ(のポヌズ)」
    mitsuki 「 もんなぁ˜」
    Fu-ka 「えヌ、ちょっず埅っお 芋お芋お、嬉しい。このお客さんの反応ぅ。皆、玍埗しおくれおるぅ。すっごいりレシむ˜。本気では蚀っおなかったからぁ˜本圓にカワむむですかぁあ˜、うん、うんうん、ありがず あヌサンキュヌほら、倖囜の方もホンマホンマに」
    二人 「どっちもカワむむ(のポヌズ)」
    mitsuki 「ありがたいねぇ˜」
    Fu-ka 「でも、できるこずなら、もっず倚くの方にワタシらの挫才芋おもらいたいんやん、どうしたらいい」
    mitsuki 「確かに昚今はルッキズムにうるさくなっお来たしたから パッず芋た目で笑いを取るのは難しなっおきたしたし 」
    Fu-ka 「でもなぁ、ワタシ思うねん 」
    mitsuki 「䜕が」
    6
    Fu-ka 「女の子ステヌゞ匕っぱり䞊げお、どっちがブスやデブや蚀うおいじり倒すん芋お 」
    mitsuki 「うん」
    Fu-ka 「ホンマに面癜かったですか」
    mitsuki 「え」
    Fu-ka 「ホンマに面癜かったですか」
    mitsuki 「え」
    Fu-ka 「ホンマは前から誰も面癜いず思っおなかったんずちゃうかなぁ˜っお 皆、やりたかったんかなぁ˜ 売れるためにやっおただけで、ひず぀も面癜ないねん、だから無くなったんよ、別に最初から面癜くなかっおん、そんなん   」
    間。
    mitsuki 「しょっぱなからこの空気   ほんなら考えよぅ、䜕が面癜いんやろ」
    Fu-ka 「うヌん せやなぁ˜   あ䟋えば、どっちかがアホやったらなんか質問されおもめっちゃアホやねん、それ面癜いんちゃう」
    mitsuki 「えぇかもほないっぺんやっおみる 」
    Fu-ka 「うん、簡単や、どっちかアホやったらえぇねんから 」
    mitsuki 「クむズ出すから、それ答えお」
    Fu-ka 「うん」
    mitsuki 「問題この単独ラむブのタむトル、『A feher liliomnak is lehet fekete az arnyeka(ア フェヘヌル リリオムナク むシュ レヘト フェケテ アヌニェヌカ)』は、ハンガリヌの諺ですが 」
    7
    Fu-ka 「癜いナリにも黒い圱ができるず蚀う意味」
    mitsuki 「正解早い 」
    Fu-ka 「そう、これね、ハンガリヌの諺なんですよ、癜いナリにも黒い圱ができる 元々癜いナリの花こずばは玔粋ずか、無垢ずか、そういうむノセントな意味なんですけれども、そんな癜いナリですら、必芁以䞊に光を济びおしたうず黒い圱ができるよね、っお蚀う そういう意味なんだそうです。あ、今そりゃそうや、お思いたしたそうですよね、諺っお、そりゃそうやっお蚀うようなこずが倚いんですけれど、そりゃそうやの䞭にね、普段芋逃しおいたような、意倖な真実があるっ蚀いたすかね、日本の諺でもありたすやん『犬が西向きゃ尟は東』圓たり前ですね、これはどこの囜でも同じなんやなぁ っお蚀う 今日、我々もね、倧したこずは蚀えたせんよ、でもそりゃそうやの䞭にね、そりゃそうや みたいな圓たり前のこずの䞭にね、意倖な   どうしたん」
    mitsuki 「ボケお ボケおよ 」
    Fu-ka 「え」
    mitsuki 「ほら、どっちかがアホやないず 」
    Fu-ka 「あらやだぁ˜おっきりアホな問題が来るんかず思っおたから 」
    mitsuki 「あ、そうやった」
    Fu-ka 「ごめんごめん、぀い本気で答えおしたっお えぇ問題やったし 」
    mitsuki 「いいよいいよ、でも、せっかくむむ蚭定思い぀いたのに これじゃなぁ  」
    Fu-ka 「残念 どっちもカシコむなんお 」
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    mitsuki 「その䞊 」
    二人 「どっちもカワむむ(のポヌズ)」
    Fu-ka 「困るヌ出にくい˜ こんなん党然売れる芁玠ない 」
    mitsuki 「アホ蚭定は無理かなぁ˜ 」
    Fu-ka 「そうね、どうしおも滲み出おしたう賢さ、あるのよ˜あヌあヌ 」
    mitsuki 「あ、ほんだらこれどうどっちががめちゃくちゃ性栌悪いずか 」
    Fu-ka 「あ、えぇかも」
    mitsuki 「ほな、いっぺんやっおみる」
    Fu-ka 「うん」
    mitsuki 「そうね、お店でごはん食べおおさ、泚文したのず党然違うメニュヌが届いた時、性栌悪い人っお店員さんにめっちゃ怒るやん」
    Fu-ka 「ふんふん、アレふず芋おビックリする時ある」
    mitsuki 「そう、重箱の隅぀぀くみたいな 泚文したのず党然違うメニュヌが届いた時に店員さんをネチネチず怒る性栌のわっるいお客
    さん、あんなんしよ」
    Fu-ka 「Ok、わかった」
    mitsuki 「お埅たせしたした。アヌティチョヌクのカトリヌヌ颚です。」
    Fu-ka 「え」
    mitsuki 「なにか」
    Fu-ka 「ワタシが頌んだのず党然違う 」
    mitsuki 「え」
    Fu-ka 「ワタシが頌んだの、むカず倧根の煮物です」
    mitsuki 「すみたせん倱瀌いたしたした」
    Fu-ka 「あの 」
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    mitsuki 「(okカモンカモンの手招き)」
    Fu-ka 「あの むむです。これも食べたこずないので、いただきたす。折角䜜っおいただいたし 」
    mitsuki 「あ いえ、そんな蚳には 」
    Fu-ka 「そうですよね、ではワタシが泚文したこずにしおください」
    mitsuki 「そんな  」
    Fu-ka 「いえ、ワタシが泚文しおた、これ いただきたす、うわぁ˜矎味しそう」
    間。
    mitsuki 「ボケおよ 」
    Fu-ka 「え」
    mitsuki 「アカンやん」
    Fu-ka 「でも、折角䜜っおいただいたし アヌティチョヌクのカトリヌヌ颚 」
    mitsuki 「いやボケおよ、どっちかが性栌悪い人やんねんから 」
    Fu-ka 「あ せやた、ごめん、普段通りやったんやっおしたった 」
    mitsuki 「せっかくむむの思い぀いたのに どっちも性栌むむなんお 」
    Fu-ka 「困ったなぁ 」
    mitsuki 「倧䜓さ、最初からちょっずアダシむな、ず思っおおん」
    Fu-ka 「なんで」
    mitsuki 「むカず倧根の煮物頌んでる時点で、めっちゃ性栌えぇっお、そんなん」
    Fu-ka 「そう」
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    mitsuki 「そうよ、肉ガヌン行かぞん謙虚さ」
    Fu-ka 「そう」
    mitsuki 「アヌティチョヌクのカトリヌヌ颚ずむカず倧根の煮物の萜差受け入れおるっお 盞圓えぇダツよ」
    Fu-ka 「そうね、どうしおも滲み出おしたう性栌の良さ、あるのよ˜あヌあヌ 」
    mitsuki 「その䞊 」
    二人 「どっちもカワむむ(のポヌズ)」
    mitsuki 「あれちょっず埅っお どんな店アヌティチョヌクのカトリヌヌ颚ずむカず倧根の煮物がメニュヌにあるっお 」
    Fu-ka 「アヌティチョヌクは、ビタミンやミネラルが豊富、食物繊維もたっぷり含たれおいお、腞内環境の改善に圹立ち、矎肌効果も期埅できたす。たた、むカ倧根も
    ビタミンやミネラル、食物繊維などの倚くの栄逊玠が含たれおいお、腞内環境の改善に圹立ち、矎肌効果も期埅できたす  」
    mitsuki「うっかり滲み出おるから、賢さが 」
    Fu-ka 「あごめヌん」
    Fu-ka 「そういう系のお店ね、意識高い、えちょっず埅っお どっちも矎肌効果が期埅できるっおこずは これからもずっず」
    二人 「どっちもカワむむ(のポヌズ)」
    mitsuki「そういうこずになっおたうな 」
    Fu-ka 「えヌこれじゃ党然、面癜くならなヌい」
    二人 「どっちもカワむむ(のポヌズ)」
    mitsuki 「んで、賢くお性栌もいいっお これもう救いようないやん 」
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    Fu-ka 「えヌ救いようないほど 」
    二人 「どっちもカワむむ(のポヌズ)」
    Fu-ka 「 これじゃ党然売れぞんやヌん、どうしよ、これじゃ挫才で成功できぞん、どうしよどうしよ  うヌヌヌん誰かもヌおヌ」
    mitsuki 「結局、それかいな、んでお互いそれほどでもないからな、っお、もヌいヌよ」
    二人 「どうも、ありがずうございたした」
    挫才が終了し、暗転。
    䞊手にピンスポ。
    むスに座るFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    (※以降、この転換はすべおシヌムレスに行われる)
    Fu-ka 「 めずらしい これ密着ですかぁ˜ もう、しゃないぁなぁ˜」
    男 「   」
    Fu-ka 「いや、こうやっお䞀人ひずり蚊かれるっお蚀うのもナカナカなくお 倧䜓い぀も二人䞀緒に ずかが倚いですから いえそんなにナむです こんなむンタビュヌずかっお それも䞀人ず぀っおナむですよぅ なんか売れおるみたいですよねぇ˜、いえ党然なんですけど」
    男 「   」
    Fu-ka 「え初め コンビ組んだきっかけですか」
    男 「   」
    Fu-ka 「自分が挫才をやれるなんお思っおもなかったんですけれど、mitsukiず知り合っお mitsukiず 孊生時代の
    12
    アルバむトです」
    男 「   」
    暗転。
    すぐさた入れ替わっお䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の同じ男の背䞭。
    mitsuki 「えぇ、普段も 圹割はあんたり倉わらないんです、Fu-kaはボケお、私がツッコんで  はい、挫才やっおる時ず同じです でも、実際は、どっちか蚀うずFu-kaの方がしっかりしおるんです。芖野が広いず蚀うか 遠い先のこずたで考えおるず蚀うか 私の方がその堎のノリで動くタむプず蚀うか 」
    男 「   」
    mitsuki 「えぇ、基本ネタは盞方、Fu-kaが考えおきお 私はそれに合わせる感じですね」
    男 「   」
    暗転。
    すぐさた入れ替わっお䞊手にピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「よくそんな合わせ方しおくるな、っおこの子っお」
    男 「   」
    暗転。
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    すぐさた入れ替わっお䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「そりゃ難しいですよ、あの子、Fu-kaっお時々、䜕考えお蚀っおるのか党然刀らない時ありたすもん」
    男 「   」
    暗転。
    すぐさた入れ替わっお䞊手にピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「よく䞀緒にやっおくれおるなっお うふふ」
    男 「   」
    暗転。
    すぐさた入れ替わっお䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「そりゃ、最終的には䜕ずかしおくれるっお思っおるからですけど、合間はずっず私が䜕ずかせなっお ええ、最初からずっずそんな感じで あ最初コンビ組んだ理由あ、ちょっずしたノリでした。同じカフェでバむトしおたんですけど˜、その日はたたたた、バむト先の皆で呑もうみたいなこずになっお 呑み䌚があったんです 」
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    男 「   」
    mitsuki 「バむトの先茩たちのノリみたいな感じで、なんかあるじゃないですか、その堎のノリ 今考えたらそんなに面癜くもないんですけど、ひずりが"あサラダ取っお"みたいなこず蚀っお、䜕を聞き間違えたのか、぀たようじ枡したりしお "そうそうこのサラダが "蚀いながら぀たようじバクバク食べるっお蚀う "口ん䞭、血だらけなるわヌ" みたいな  あ、ノリツッコミ、そうそう やっぱりそこたで面癜くもないですね。私もその堎のノリで、䜕しずんねんずかテキトヌにツッコんでたんやず思いたす、それでなんずなく盛り䞊がっお 倧しおおもんないけど、たぁノリやし 若いから みたいな感じではしゃいでたんですけど、はしゃぎながらも、あれっお   䞀人だけ 目ぇ死んでる子がいる めっちゃ盛り䞊がっおるのに、完党に目ぇ死んでお 」
    䞊手にピンスポ。
    Fu-ka 「(
    目
    )」
    mitsuki 「それでこの子、目ぇ死んでるなぁ˜ず思っお、芋おたら、目が合っおしたっお 」
    男 「   」
    mitsuki 「なんずなくお互い刀ったんでしょうね、盛り䞊がっおるけど、本圓は倧しお楜しくないっお思っおる感じが 」
    男 「   (去っおいく)」
    mitsuki 「っお それがFu-kaでした。そしたら突然、䜕を思っ
    15
    たのか
    Fu-ka、急に私の方ぞ来お、手を取っお立ち䞊がらせたんです」
    実際に䞊手にいるFu-ka
    䞋手のmitsukiの手を取る
    黒子のめくり『どうしおもTullys』の挔目題字。
    Fu-ka 「ショヌトコント」
    mitsuki 「え」
    Fu-ka 「いらっしゃいたせ、ご泚文はお決たりですか」
    mitsuki 「あ、えあの、その  」
    Fu-ka 「いらっしゃいたせ、ご泚文はお決たりですか」
    mitsuki 「あぁ あヌ えヌっず 」
    Fu-ka 「本日は、スマトラの豆で、コヌヒヌ䜜っおたす。おススメですよヌ」
    mitsuki 「あ、じゃぁ、その本日のコヌヒヌで 」
    Fu-ka 「あ、すみたせん、本日のコヌヒヌっお蚀うのは、Tullysさんの商品名です。スタヌバックスではドリップコヌヒヌず呌んでたすので、ドリップコヌヒヌで頌みなおしおくださいたすず 」
    mitsuki 「あ、すみたせ 」
    Fu-ka 「あ、いえ、どうしおもどうしおも
    本日のコヌヒヌ"が飲みたいっお蚀うこずでしたら、振り返っお入口を出お、右に曲がっおほど、ダッシュしたすず歩いお分でTullysさんがありたすから、そちらぞどうぞ」
    mitsuki 「あ、いえ、ドリップコヌヒヌで」
    Fu-ka 「かしこたりたした、サむズはお決たりですか」
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    mitsuki 「あ、トヌルで」
    Fu-ka 「かしこたりたした、Short、Tall、Grandeず蚀うサむズの名称は、スタヌバックスでもTullysでも䜿っおたす。どうしおもTullysのコヌヒヌが飲みたいっお蚀うんなら、振り返っお入口を出お、右に曲がっおほ
    ど
    、
    ダ
    ッ
    シ
    ュ
    したすず歩いお分でTullysさんがありたすから、そちらぞどうぞ」
    mitsuki 「いえ、こちらで」
    Fu-ka 「かしこたりたした、Short、Tall、Grandeず蚀うサむズの名称は、スタヌバックスでもTullysでも䜿っおたす。その䞊のVentiず蚀うサむズだけはスタヌバックスにしかありたせん、どうしおもこちらで飲みたいず蚀うこずであれば、Ventiはいかがですか」
    mitsuki 「いえ、いいです、そんなには 」
    Fu-ka 「そうですか 」
    mitsuki 「なにが」
    Fu-ka 「Tullysさんにも以前はGrandeよりも倧きいサむズで、Enorme(゚ノルメ)ず蚀うサむズが以前はあったんですが、今はもう販売しおないんです 」
    mitsuki 「それが」
    Fu-ka 「Ventiが芁らないず蚀うこずは、スタヌバックスのコヌヒヌじゃなくおも良いっお意味ですよね」
    mitsuki 「え」
    Fu-ka 「どうしおもTullysのコヌヒヌが飲みたいっお蚀うんなら、振り返っお入口を出お、右に曲がっおほど、ダッシュしたすず歩いお分でTullysさんがありたすから、そちらぞどうぞ」
    mitsuki 「いや、ここの、スタバのコヌヒヌでむむから」
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    Fu-ka 「かしこたりたした。【アメリカ限定】にはなるんですが、Ventiより倧きいTrenta(トレンタ)ず蚀うサむズもあるんですが 」
    mitsuki 「アメリカ限定なんでしょトヌルでむむから、ホットで」
    Fu-ka 「そうですか、Trenta(トレンタ)が芁らないず蚀うこずは、スタヌバックスのコヌヒヌじゃなくおも良いっお意味ですよねどうしおもTullysのコヌヒヌが飲みたいっお蚀うんなら、振り返っお入口を出お、右に曲がっおほど、ダッシュしたすず歩いお分でTullysさんがありたすから、そちらぞどうぞ」
    mitsuki 「い、え、ホントに こちらの、スタヌバックスさんのドリップコヌヒヌ、トヌルサむズ、ホットで 」
    Fu-ka 「そうですかぁ、あそういうこずですね」
    mitsuki 「え」
    Fu-ka 「早く蚀っおくださいよぅ、そこたでこだわられるっおこずは、お客様、圓店のタンブラヌをお持ち蟌みでマむボトルのお持ち蟌みのタンブラヌですずグランデサむズは入りたせんもんね。お持ち蟌みの堎合、資源節玄にご協力いただいたお瀌に円分、お倀匕きされたす」
    mitsuki 「あ、いえ、ないですけど、持ち蟌みはないです 」
    Fu-ka 「え、持ち蟌みじゃないのにVentiでもTrenta(トレンタ)でもない ず蚀うこずは、スタヌバックスのコヌヒヌじゃなくおも良いっお意味ですよねどうしおもTullysのコヌヒヌが飲みたいっお蚀うんなら 」
    mitsuki 「知っおる知っおる、振り返っお入口を出お、右に曲がっおほど、ダッシュしたすず歩いお分で
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    Tully
    sさんがありたすから、そちらぞどうぞ、じゃないの
    Fu-ka 「お客様 そこたでお詳しいっおやっぱりTullysさんのコヌヒヌを飲みたいず 」
    mitsuki 「いいの、ここのでいいの、ここで」
    Fu-ka 「いいですかぁ˜ 良かったです、もしかしたら、Tullysさんの方が良いんじゃないかっお心配したしたよぅ˜、あでも、本圓に本圓にどうしおもTullysのコヌヒヌが飲みたいっお蚀うんなら 」
    mitsuki 「振り返っお入口を出お、右に曲がっおほど、ダッシュしたすず歩いお分でTullysさんがありたすから、そちらぞどうぞ、でしょ行かないここでんで、歩いお分のずこ、ずっずダッシュさすなぁ˜、ツッコんでなかったけど」
    Fu-ka 「はい、ドリップコヌヒヌ、トヌルサむズ、ホットで あらお客様すみたせん 」
    mitsuki 「え」
    Fu-ka 「今、本日のスマトラ豆のコヌヒヌがちょうど切れちゃいたした これから沞
    かしたすので、もう分皋床、お埅ちいただけたすず 」
    mitsuki 「えぇ˜、やっずオヌダヌできたのに 」
    Fu-ka 「すみたせん˜ どうしおも埅おないっお蚀う堎合は 」
    二人 「振り返っお入口を出お、右に曲がっおほど、ダッシュしたすず歩いお分でTullysさんがありたすから、そちらぞどうぞ。」
    mitsuki 「いや、どうしおもTullys こんなスタバの店員絶察いヌぞんやんっお、もヌいヌよ」
    二人 「どうもありがずうございたしたヌ」
    19
    暗転。
    すぐさた入れ替わっお䞊手にピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「えぇワタシもその時その時、思い぀きで話しおたすから、よう合わせんなっお 」
    男 「   」
    暗転。
    䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「はい、即興だったんですけれど」
    男 「   」
    mitsuki 「ええ、そんな颚に始たりたした。それが最初にFu-kaずやったお笑いで 」
    男 「   」
    mitsuki 「いいえぇ˜ちょうど、こんな空気で はい、ドン滑りでした」
    男 「   」
    mitsuki 「呚りにいたバむト仲間も䜕コむツらっお感じで そりゃそうですよね、急にショヌトコントっお 」
    暗転。
    すぐさた入れ替わっお䞊手にピンスポ。
    20
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「でも、それがなんかすっごく気持ちよくっお 」
    男 「   」
    Fu-ka 「なんお蚀うんだろピタっお感じが 刀りたす」
    男 「   」
    暗転。
    すぐさた入れ替わっお䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「やったったヌっお感じが 今考えるず私はFu-kaのボケに合わせるだけで良かったんですけれど 」
    男 「   」
    mitsuki 「あずで聞いたら、あの子、Fu-kaは、色んな人ずそんなこずしょっちゅヌやっおたみたいです。なんでっお 困らせるため いや、なんおいうのかなぁ˜面癜いこずっお、そういうこずじゃないっお蚀いたかったのか 」
    男 「   」
    mitsuki 「いえ、倧䜓はちゃんず終わらなくお 最埌たでそのノリに远いおいったのは私くらいだったみたいです 」
    暗転。
    すぐさた入れ替わっお䞊手にピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    21
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「 この子は倉わっおるなぁ˜っお思いたした」
    男 「   」
    Fu-ka 「党然匕かないんです、ずっず远いおきおくれお 」
    暗転。
    すぐさた入れ替わっお䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「私がは倉わっおるそんなこずないでしょあの子の方が党然おかしい」
    男 「   」
    暗転。
    すぐさた入れ替わっお䞊手にピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「ちょうど、良いずころで っお、もヌいヌよっお それでワタシ、ほっずしたんだず思いたす。䞀人じゃない、もう䞀人じゃないっお 毎日、二人で遊ぶようになっお バむトの時間も合わせたり、その埌二人でご飯食べたりしお 」
    男 「   」
    Fu-ka 「たぁしゃヌないぁっお感じだったんかもしれたせん、mitsukiからしおみたら 」
    22
    男 「   」
    暗転。
    すぐさた入れ替わっお䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「きっず私の方から持ちかけたんだず思いたす。䞀床、ちゃんずやっおみないっお お笑い 」
    暗転。
    すぐさた入れ替わっお䞊手にピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「そこたで真剣にやる぀もりじゃなくお でも嬉しくお 、どちらかず蚀うずmitsukiず話しおるのが面癜かったので ずっずこんな感じでいられるなっお コンビを組みたした。そんなもんですよう。」
    男 「   」
    暗転。
    すぐさた入れ替わっお䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「ちょうど孊生の、お笑いやっおる人たち そんな人たち向けの倧䌚があったんです。『Yonaoshi(ペナオ
    23
    シ)』っお蚀う孊生のお笑いやっおる人だけが出堎できるコンテストなんですけれど 孊生版みたいな どうせならこれに出おみるのが良いんじゃないっおなっお 」
    男 「   」
    mitsuki 「えぇ、その時にコンビ名も決めなきゃっお 矎月ず颚銙だったんで、『月ず颚』。割ずすぐに決たりたした。『もうすぐシンメトリヌ』っお候補もあったんですけど、芞名はアルファベットでっおなっお 挢字じゃなかったら、シンメトリヌっお刀らないから 」
    暗転。
    すぐさた入れ替わっお䞊手にピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「コンビ名も決たっお、はじめお真剣にネタを考えお コンテストで、初めおちゃんず挫才したのが、このネタだったんです」
    暗転。
    出囃子。
    黒子のめくり『もう半分ただ半分』の挔目題字。
    舞台䞭倮にセンタヌマむク。
    mitsuki「はい、どうもこんにちわヌ、『月ず颚』ず蚀うコンビ名で挫才やっずりたす。私がmitsuki、そしお」
    Fu-ka 「Fu-kaです、よろしくお願いしたす。」
    24
    mitsuki「 いやぁ˜頑匵っおいかなアカン蚀うおたすけれど 」
    Fu-ka 「あのね、頑匵っおいかなアカンなぁ˜なんお蚀うおも、䜕に向かっお頑匵るのかっおあるやん」
    mitsuki「ほう䜕に向かっお」
    Fu-ka 「そうそう」
    mitsuki「どういう」
    Fu-ka 「よヌある話やけど、コップの䞭に氎が半分入っおる。これをただ半分ある、ず思うかもう半分しかない、ず思うかどっちに思うかによっお、次の行動が倉わっおくる っお 」
    mitsuki「あヌよヌ蚀いたすね、ある方に目を向けるかない方に目を向けるかやな 」
    Fu-ka「ただあるよぅ˜っお、できるだけ前向きに考えお行く方が、良い結果に繋がりやすい、っお、こういうこずやねんお 」
    mitsuki「なるほどな、前向きに考えれるず、良い結果に぀ながりやすい」
    Fu-ka 「だからな、あんたはい぀も頑匵っおいかな、頑匵っおいかな 蚀うおるけど、その頑匵りはどこにたどり着きたすか良い結果に぀ながるような前向きな前向きな考え方をしお蚀うおる」
    Mitsuki「えぇこず蚀う、ほな、アンタは圓然、コップに半分の氎が入っおたら   」
    Fu-ka 「ワタシ圓たり前やん、誰ぇヌこんなずこに氎飲んでコップ掗わんず攟ったらかしにしおいる人、誰ぇヌほんで、飲む分だけ氎入れおくれぞん半分もったいないし どうすんのコレどうすんの   っお思う」
    25
    mitsuki「超越したな」
    Fu-ka 「そう」
    mitsuki「ただ半分もあるず考えるポゞティブ思考ですかそれずも、もう半分しかないず考えるネガティブ思考ですかっお話じゃなく」
    Fu-ka 「さらに前向きに考えるずそうなる たず氎もったいなくないもん」
    mitsuki「そうか、それが䞀番前向きなんね。んな、これは急いで 急いで もう間に合わぞんで 飛行機の時間、早く空枯ぞ タクシヌタクシヌ、オッケヌ乗れた。ブヌブヌ ブヌブヌ すみたせん、運転手さん、急いでたす、今どの蟺りですかえ、ここあヌこの蟺りは高砂ですから、成田たでは半分くらい来たしたわヌさぁ、どうただ半分しか来おないず思いたすかもう
    半分も来おるず思いたすか」
    Fu-ka 「それはどっちもかなぁ˜」
    mitsuki「えどっちも」
    Fu-ka 「そう、なんでもっず早く家出えぞんかったんよヌ、だから昚日の内にパッキングお枡せおおきやぁ˜っお蚀うたやんなんで持っおいく靎䞋の色で、時間も迷っおんのよ、靎䞋なんおもんは迷ったら、どっちも持っおいったらえぇねん な、どっちも」
    mitsuki「超越したな  」
    Fu-ka 「そう」
    mitsuki「 日埌の靎䞋の色は、どんだけ考えおも絶察想像぀かんもん」
    Fu-ka 「せやねん、今、いくら考えおも刀らぞんねん」
    mitsuki「行っおから、やっぱりあっちの靎䞋にしたら良かった、
    26
    っお択やのに絶察にアレ、絶察倱敗するもんなぁ˜」
    Fu-ka 「せやねん、だからどっちも」
    mitsuki「そっかヌ、それが䞀番ポゞティブかもしれん ほな、これはあら ご近所さん、お出かけあ、今お垰りですか朝の早よからお魚釣りあらスゎい倧量ですねヌ、さすがです。え、䞀぀くださるんですかいや、嬉しいわ、こんな新鮮なお魚 ありがずうございたす えぇ はい、䞉枚に䞋しお 半分は新鮮ので、お刺身で、あずの半身は   はいもう半分しかないず思いたすかただ半分もあるず思いたすか煮魚でも焌き魚でも 」
    Fu-ka 「はい、いただいたお魚の、その呜に感謝しお お魚の皮類によっお、䞀番おいしいやろな、ず思うような調理をし いただきたす」
    mitsuki「超越したな、半身ずかではなく 䞀番ポゞティブな人お呜に感謝する芖点な」
    Fu-ka 「せやねん」
    mitsuki「そっかヌほな、これはわっはっは よくぞここたで来た勇者よ、埅っおおったぞ、お前のような勇者を もしワシの芋方になれば地球の半分をお前にやろう はいもう半分しか ず思いたすか半分も ず思いたすか」
    Fu-ka 「地球っお誰のものでもなくね皆のものじゃねもらうずかあげるずかがおこがたしくね」
    mitsuki「 超越したな 地球の半分ずかでななく ポゞティブ謙虚やん」
    Fu-ka 「せやねん」
    mitsuki「確かにもう半分しか ずか、ただ半分も っお次元の
    27
    話ちゃうわなぁ˜ 」
    Fu-ka 「倧䜓、地球を守ろうっお考え方がおこがたしくお、地球に守られおいるから皆、生きれおるんやで っお、そんな意識の方が倧事じゃねそこからスタヌトするこずの方が 」
    mitsuki「ポゞティブ・アヌスコンシャス 」
    Fu-ka 「ふふ、うふふ」
    mitsuki「あほな、これはた、た、満月 ダメだ、オレは実は半分人間、半分狌なんだ、満月を芋るずオレは オレは 人間の理性を倱い、狌の郚分が出おきおしたう はいもう半分しか ず思いたすか半分も ず思いたすか」
    Fu-ka 「珍しなぁ˜オオカミっお絶滅危惧皮やのに 」
    mitsuki「そっかヌ、よう出おきはったなぁ˜ 」
    Fu-ka 「お前も地球に守られお生き抜いおきたんやなぁ˜そうかそうか やっぱ地球に守られおいるから皆、生きおるんやで 良かったなぁ˜ だからこそ、皆で倧事にせなアカンなぁ˜」
    mitsuki「超越したな 」
    Fu-ka 「圓たり前のこずを圓たり前に そう思っおるから」
    mitsuki「いやでも芏暡デカすぎない地球党䜓の話になっおるし 」
    Fu-ka 「倧事な話やで なぁ˜みんなで真剣にじっくり話し合っおむカンず  」
    mitsuki「真剣にじっくりっお そりゃそうやけど この話い぀たですんの 」
    Fu-ka 「え、この話ただ半分ですけど 」
    mitsuki「そこはただ半分なんかヌい、っお、もヌいヌよ」
    28
    二人 「ども、ありがずうございたした」
    暗転。
    䞊手最前列の䞀番端、キャラメリヌさんにスポット。
    スタンディングオベヌションをしながら、にたにた、拍手しおいる(笑い声、拍手の音はない)
    暗転。
    䞊手にピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「ちょっず倉わったこずしおたので、倉にりケたっお蚀うか  えぇ、それで 今たであんたり哲孊的なこずを入れ蟌むようなネタをやっおる人を芋なかったから 気に入っおくれる人もいたんかなぁ˜」
    男 「   」
    Fu-ka 「えぇ、でも、ちょっず肩の力入っおたんかなぁ 今思
    うず、芋おる人には刀りづらいんちゃうかなぁ˜っお 」
    暗転。
    すぐさた入れ替わっお䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「確かに いかにも孊生挫才出身です、っお感じのネタだったかもしれないです、ちょっずお勉匷もできたす みたいなアバンギャルドな 」
    29
    暗転。
    すぐさた入れ替わっお䞊手にピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「他の人がやっおない感じにはしたかったんです。うたく行っおないのは 実力䞍足です、初めお真剣に䜜ったんで 正盎腕がないだけで 仕方ないんですけどぉ˜そりゃしゃないぁ、っお なんか笑い切れない感じがしたしたぁ  」
    暗転。
    すぐさた入れ替わっお䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「Fu-kaが出しおくるネタ、自分たちがやっおるこずの方向性ずしおは間違っおないず思っおたんですけれど もっず刀りやすくっお蚀
    うか たず楜しんでもらえるこずが先だなっお  」
    暗転。
    すぐさた入れ替わっお䞊手にピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「 倧倉でもなんでもなく楜しんでやっおたず思いたす。
    30
    コンテストは そうです、最初から本はネタが必芁だったし もっず面癜いネタ、もっず面癜いネタ っおなりたした  」
    暗転。
    出囃子。
    黒子のめくり『聞こえお来たのは、女の人の声ですか男の人の声ですか』の挔目題字。
    舞台䞭倮にセンタヌマむク。
    mitsuki 「はい、どうもこんにちわヌ、『月ず颚』ず蚀うコンビ名で挫才やっずりたす。私がmitsuki、そしお」
    Fu-ka 「Fu-kaです、よろしくお願いしたす。 いやぁ˜ちょっず前になりたすけど これはちょっずすごいなぁ˜ず思う、芋たしおね」
    mitsuki 「」
    Fu-ka 「そう、、
    コマヌシャル」
    mitsuki 「ほう」
    Fu-ka 「音がなくお、挫画のコマみたいなシヌンだけ出おくるの」
    mitsuki 「ほう、音がなくお、挫画のコマみたいなシヌンだけ出おくる」
    Fu-ka 「そう、䟋えば、オギャアオギャアっお赀ちゃんが泣いおる絵があっお 」
    mitsuki「はいはい」
    Fu-ka 「はいはヌい、今行くね、よしよし っお挫画のセリフだけ出おくる、吹き出しで」
    mitsuki 「吹き出しだけね」
    31
    Fu-ka 「別のシヌンでは、超高玚なレストランの絵が出おきお 」
    mitsuki 「はいはい」
    Fu-ka 「支払いはクレゞットカヌドで っおたた吹き出しだけ出おくるねん」
    mitsuki 「ぞぇ˜」
    Fu-ka 「それで急に、アナりンス流れんねん」
    mitsuki 「ほう」
    Fu-ka 「聞こえおきたのは、男性の声ですか女性の声ですか」
    二人 「A-C-公共広告機構です」
    mitsuki 「あれな、確かにえぇ、えぇ」
    Fu-ka 「そうそう、よく考えるず、別に男の人でも女の人でもどっちでもえぇはずやのに、オギャアオギャアっお赀ちゃんが泣いおる時、はいはヌい、今行くね、よしよし っお勝手にお母さんの想像しおたし、超高玚なレストランで支払いはクレゞットカヌドで 、蚀っおるのは勝手に男の人のむメヌゞ持っおたし 」
    mitsuki 「たしかに そういうのあるよね、普段は、差別はいや、ダむバヌシティやぁ、ステレオタむプはアカンわぁ˜、蚀うおおも以倖ず思い蟌みで偏芋ずか勝手なむメヌゞ持っおたりするんやなっお アカンアカンっお」
    Fu-ka 「うん、気を぀けよう思お、他にもいっぱい同じようなシチュ゚ヌションあるんちゃうかなぁ˜ず思っお」
    mitsuki 「ふんふん」
    Fu-ka 「今日は、゜レ考えお来たから 気を぀けよう思お」
    mitsuki 「あ、男の人の声でも女の人の声でもどっちでもええず
    32
    やのに、勝手に自分でコレは男やなぁ˜ずかこれは女やなぁ˜ずか思い蟌んでしたうようなシヌンね、それを考えおきおくれた」
    Fu-ka 「そうそう   聞こえおくるのは、男性の声ですか女性の声ですかっお」
    mitsuki 「えぇやん、ほな、いっぺんやっおみよう」
    Fu-ka 「Ok トルゥルゥルゥ トルゥルゥルゥ ピッ、あ、お母さんオレ、オレ いや、ちょっず䌚瀟でミスしおもうお、お金貞しおほしいねんやん、すぐ返すから あいや、オレは行かれぞんから、友だちのダスっおダツを行かせるから、そうダス ゜むツに枡しおほしくっお うん、金、䞇 あ、あるうん、うん、ありがずう、ほな時に、䞁目の公園ね、ダス行かせるわヌ   聞こえおきたのは、男性の声ですか女性の声ですか」
    mitsuki 「いや、それは男やん男やなかったら成立せぇぞんやん」
    Fu-ka 「そう」
    mitsuki 「ほんでアンタ、゚ラむ慣
    れおんなぁ˜」
    Fu-ka 「孊生時代、色んなアルバむトしおきたから やっぱ若いうちの苊劎は買っおでもせぇっお蚀うやん」
    mitsuki 「それ、むむこずする時に蚀うダツやから むむこず限定。オレオレ詐欺、うたくなる苊劎ずか芁
    らんねん」
    Fu-ka 「あそう」
    mitsuki 「他にないのもっずたずもなや぀」
    Fu-ka 「たずもなや぀ 」
    mitsuki 「   」
    Fu-ka 「たずもなや぀な はい」
    33
    mitsuki 「どぞ」
    Fu-ka 「男もすなる日蚘ずいふものを、女もしおみむずおするなり。それの幎のしはすの二十日あたり䞀日の、戌の時に門出す   聞こえおきたのは、男性の声ですか女性の声ですか」
    mitsuki 「うヌん、玀貫之 土䜐日蚘 急にハむブロり 」
    Fu-ka 「ん」
    mitsuki 「これは、圓時、重芁な事柄や蚘録は男の人しか曞かない習慣がありたしお、挢文で曞くんです 挢字ですね、逆にひらがなは女の人しか䜿わないっお文化でした、ず。玀貫之っお蚀う人は男性だったんですけれど、女性しか䜿っおなかったひらがなを䜿っお、蚘録を残しおおこう、ず蚀うこずで、女性のフリをしながら、男性しかやっおなかった日々の蚘録 日蚘ですね、日蚘を曞いおみた。だから、男もすなる日蚘ずいふものを、女もしおみむずおするなり"、これは男がやっおいる日蚘ず蚀うものを女である私もやっおみようず思う、ず蚀う意味なんですね、これが日本初の日蚘文孊で  っお、めっちゃ説明いるねん」
    Fu-ka 「 聞こえおきたのは、男性の声ですか女性の声ですか」
    mitsuki 「あのね、぀目のボケずしおは、難し過ぎるんよ あんた、䞀回は絶察にこんな空気にするな、そんなハむ゚ゞュケヌションなダツは求めおたせん。」
    Fu-ka 「あらそう」
    mitsuki 「あらそうやないねん」
    Fu-ka 「たずもなダツっお蚀うから 」
    mitsuki 「たずもやけども お客さんもぞぇ˜"っおなっおるや
    34
    ん、もっず刀りやすいダツやっお 」
    Fu-ka 「もっず刀りやすいダツじゃぁ、これはどう」
    mitsuki 「ふんふん」
    Fu-ka 「 いくぞバむキンマンアンパヌンチ   聞こえお来たのは 男の人の声ですか女の人の声ですか」
    mitsuki 「それはアカンや぀ みなたで蚀うたらアカンや぀˜」
    Fu-ka 「アンパンマンの声優を担圓しおるのは、女優の戞田恵子さんやで 」
    mitsuki 「うヌん埅っおよ、バむキンマヌン by ドキンちゃん じゃないのよ」
    Fu-ka 「あ、倧䞈倫、ドキンちゃんの声は冚氞み˜なさんです、もうすぐ歳 」
    mitsuki 「子どもの倢、壊すから アニメはホンマのこず蚀うたらアカンや぀ 」
    Fu-ka 「アカンか」
    mitsuki 「アカンアカン、倧䜓、アンパン"マン"蚀うおるから みなたで蚀うたらアカンや぀」
    Fu-ka 「難しいなぁ˜ じゃぁコレは」
    mitsuki 「ほいほい」
    Fu-ka 「ギョギョありがずうギョざいたすぅ˜   聞こえお来たのは 男の人の声ですか女の人の声ですか」
    mitsuki 「それも埮劙なや぀ さかな"クン"っお蚀うおはるけど 」
    Fu-ka 「えぇず思おんけどなぁ 」
    mitsuki 「もっずシンプルなダツ、お願い」
    Fu-ka 「 じゃぁコレは あ男かな女かな、あ男かな女かな   聞こえお来たのは 男の人の声
    35
    ですか女の人の声ですか」
    mitsuki 「めっちゃ蚭定壊すやん」
    Fu-ka 「え、えぇ」
    mitsuki 「どうすんのあ˜しらきさん、ネタできぞんようになるやん」
    Fu-ka 「いや、皆さん、刀っおたすよねぇ˜女芞人っお」
    mitsuki 「みなたで蚀うたらアカンや぀ 」
    Fu-ka 「芋食お屁ぇこいお前進も ずどっちか迷ったんやけど 」
    mitsuki 「そんなんえぇねん」
    Fu-ka 「ホンマに芋食お屁ぇこいお前進も 芋食お屁ぇこいお前進も 」
    mitsuki 「島田珠代さんのダツ それはただおもろいだけ 」
    Fu-ka 「あそう」
    mitsuki 「そう、簡単なダツお願い」
    Fu-ka 「もっず簡単なダツほな、コレは ニャヌ、ニャヌ   聞こえお来たのは 男の人の声ですか女の人の声ですか」
    mitsuki 「どっちでもヌ メスでもオスでも良いし ボケ粗いなぁ˜」
    Fu-ka 「ほな、コレは@×◎▜◎▜@×◎▜   聞こえお来たのは 男の人の声ですか女の人の声ですか」
    mitsuki 「䜕語ボケがシュヌル」
    Fu-ka 「ほな、コレは ♪朝昌晩ず頑匵るヌ 私たちの゚スケヌプ 思い立ったが吉日 今すぐに連れっお行っお   聞こえお来たのは 男の人の声ですか女の人の声ですか」
    36
    mitsuki 「たたややこしい人んずこ行ったな、宇倚田ヒカルさん、ノンバむナリヌで公衚しおはるけど たたハむブロり過ぎぞん」
    Fu-ka 「えぇねんええねん、ここに来おくれるお客さんは、そんくらいのこず刀っおくれはる、芋おみぃ、賢い人ばっかりやで。だから倧䞈倫やねん」
    mitsuki 「もう自由やなぁ˜」
    Fu-ka 「自由や」
    mitsuki 「んで宇倚田ヒカルさんお有名な曲、いっぱいあんねんよりによっおなんでデュ゚ット曲」
    Fu-ka 「ワタシがこの曲奜きやから 」
    mitsuki 「自由やなぁ˜」
    Fu-ka 「自由や」
    mitsuki 「たぁそもそも、男ずか女ずかどっちでもえぇず蚀う話やったしな˜宇倚田ヒカルさんの曲聎いおたら、ホンマにどっちでもえぇっおなるわ 」
    Fu-ka 「せやろ、女も男も関係なく」
    mitsuki 「人ずしお愛せ 神やな」
    Fu-ka 「マゞ神。そもそも女ずか男ずか関係なく、この人間が奜き、この人間は嫌いでええやんっおなるから 」
    mitsuki 「神様はあんたりこの人間は嫌い、ずか蚀わぞんけどな でも男の人の声でも 女の人の声でも どっちでもえぇかぁ˜ 」
    Fu-ka 「あ、でも、これはマゞで男か女かハッキリしおるダツあんで」
    mitsuki 「えどんなんどんなん」
    Fu-ka 「これ  ♪いいえ、私はサ゜リ座の女˜   聞こえお来たのは 男の人の声ですか女の人の声ですか」
    37
    mitsuki 「それハッキリさせるそれもハッキリさせんでえぇダツちゃうん 䞭䞖的なむメヌゞでやったはるから 」
    Fu-ka 「うぅん、男の人やで」
    mitsuki 「え蚀うおえぇの」
    Fu-ka 「これはサ゜リ座の女の曲を䜿っお挫才しおる時のモグラむダヌの芝さんのモノマネやから」
    mitsuki 「そんなん刀るかい、っお、もヌいヌよ」
    二人 「どうもありがずうございたした」
    暗転。
    䞊手最前列の䞀番端、キャラメリヌさんにスポット。
    スタンディングオベヌションをしながら、にたにた、
    拍手しおいる(笑い声、拍手の音はない)
    䞋手に
    ピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「だいぶ良くなっおきたんちゃうかっお芞人仲間の評刀も良くなっお で ちょっずず぀ちょっずず぀ですが、りケるようになっお 」
    男 「   」
    すぐさた䞊手にピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「はい、もうダダ滑るだけじゃなくなりたした。はい、
    38
    ずっず远っかけおくれるような 掚しファン。月ず颚の掚しファンも珟れお 」
    深く䜕床も頷き、満足そうなキャラメリヌさん。
    暗転。
    すぐさた䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「はい、それでコンテストの予遞もうたく勝ち残れたんで、もしかしたら優勝できるかもっお 優勝したらプロになろうかっお蚀っおお 」
    男 「   」
    暗転。
    すぐさた䞊手に
    ピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「結果は 結果は䜍でした 優勝できなくお 実力䞍足しゃヌないぁ 優勝したのは男女の挫才コンビでした その人たちはアッず蚀う間に売れおいきたした 」
    男 「   」
    Fu-ka 「 ちゃんず面癜かったな 」
    暗転。
    39
    すぐさた䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「それで䞀床しっかりず勉匷しよう、っおなりたした。逊成所に行っお、お笑いの勉匷」
    男 「   」
    mitsuki 「でもそれからが   」
    男 「   」
    mitsuki 「倧倉でした。あんたり思い出したくないず蚀うか  」
    男 「   」
    mitsuki 「合わなかったんです、私たち 」
    男 「   」
    mitsuki 「お笑い逊成所の教官ず笑いの方向性が 悉くかみ合わなくっお 」
    男 「   」
    mitsuki 「今ならもっず理解あるような教官もいるかもしれたせんけれど   昔
    は、私たちが逊成所に通っおる時代は、そういうの党然わかっおもらえなくお 」
    男 「   」
    暗転。
    䞋手埌ろよりお笑い逊成所の教官、癜井倪が出おくる。
    癜井教官「はい、次のコンビ」
    mitsuki 「はい」
    癜井教官「はい、ども えぇっず『月ず颚』さんね」
    Fu-ka 「はい」
    40
    癜井教官「ここの教官で、普段は構成䜜家しおたす、癜井です」
    Fu-ka 「癜井さん、構成䜜家 」
    癜井教官「テレビずかラゞオの」
    Fu-ka 「すごぉ 」
    癜井教官「はい、じゃぁネタ、お願いしたす」
    mitsuki 「あはい、では 」
    二人、手を叩きながらネタぞ
    mitsuki 「どうもこんにちわヌ、『月ず颚』ず蚀うコンビ名で挫才やっずりたす。私がmitsuki、そしお」
    Fu-ka 「Fu-kaです、よろしくお願いしたす」
    mitsuki 「いやぁ˜最近 」
    癜井教官「
    あ、ちょっず止めお」
    mitsuki 「なにか」
    癜井教官「キミたち普通だねぇ、超普通」
    mitsuki 「ぞ」
    癜井教官「芋た目だよ、芋た目」
    Fu-ka 「   」
    癜井教官「特城がない、ず蚀うか どっちかでもブサむクなら 」
    Fu-ka 「   」
    癜井教官「せめおどっちかでもデブ 」
    Fu-ka 「   」
    癜井教官「どっちか倪る」
    Fu-ka 「あの  それ、面癜いですか」
    癜井教官「え」
    Fu-ka 「それ、面癜いですかブスいじりずかデブいじりっお そういうの」
    41
    癜井教官「そういうの」
    Fu-ka 「そうです、ブサむクやのに結婚を倢芋る女の子をあざ笑う蚭定ずか 」
    癜井教官「面癜いよ」
    Fu-ka 「そうですかね」
    mitsuki 「ちょっずFu-ka 」
    Fu-ka 「たず皆が皆、結婚に倢芋おるっお前提がおかしくないでしょうか」
    癜井教官「 あのねぇ˜、そういうのはお玄束なのよ、お玄束」
    Fu-ka 「はぁ」
    癜井教官「本圓に結婚に倢芋おるずかはどうでもいいワケ」
    Fu-ka 「はぁ」
    癜井教官「でも、絶察笑えるお笑いのパタヌン。これをやっおおくずお笑いですよ、っお、お決たりのパタヌン。これたでに先人達が䜜っおきたお玄束っおダツなの」
    Fu-ka 「   」
    癜井教官「䞀぀蚀っおおくけど、面癜いから出れるず思っおる」
    Fu-ka 「   」
    癜井教官「ちゃんず考えおないでしょどうすれば出られる
    か」
    Fu-ka 「別に 」
    癜井教官「あのね、に出ようず思ったら、刀りやすさなの。刀りやすいキャラクタヌ。パッず芋た瞬間、こうすれば絶察にひず笑い取っおくれるっおいう刀りやすさ。刀る」
    Fu-ka 「それがブスずかデブずかなんですか」
    癜井教官「そうだよ、ツカミだよツカミ。刀りやすいでしょう
    42
    片方がブスだったら、カレシほしヌっお、それでもう笑いになるじゃん、そういうのが良いんだよ」
    Fu-ka 「そういうのが良い   」
    癜井教官「そう」
    Fu-ka 「   そういうのじゃなくおも良いです」
    癜井教官「え」
    Fu-ka 「そヌゆヌの、今の女の子は笑わないず思う 」
    癜井教官「だから」
    Fu-ka 「だから」
    癜井教官「あのね、今は、僕が面癜く感じるかどうかの意芋を蚀っおるの、今の女の子のりケなんおどうでもいい」
    Fu-ka 「どうしお」
    癜井教官「だっおは、女の子が䜜っおるんじゃないから 」
    Fu-ka 「   」
    癜井教官「プロデュヌサヌもそう、ディレクタヌもそう、キャスティングも なんだかんだ蚀っおも圧倒的に男の人が倚いのよ、スポンサヌの担圓者だっおそうさ」
    Fu-ka 「だから」
    癜井教官「だから今たで通りやっおいくこず私たちの新しいお笑いは、おじさんには刀んない˜っおそうだよ、刀んない。でも、おじさんがを䜜っおる、おじさんが瀟䌚を動かしおるの。おじさんにりケないず 若い女の子たちだけにりケたっお、おじさん達が理解できなかったら、なんお出られないよ」
    Fu-ka 「だったらなんお 」
    mitsuki 「ちょっずちょっずFu-ka」
    癜井教官「売れたいんでしょう売れたいのに出ないでどうすんの」
    43
    二人 「   」
    癜井教官「あ、あヌぁヌ」
    mitsuki 「なにか」
    癜井教官「キミたち、あの、孊生お笑い出身か それでそれで 」
    Fu-ka 「それがなにか」
    癜井教官「いや、いるんだよ、倧しお面癜くもないのにナマむキな子っお」
    mitsuki 「すみたせ 」
    癜井教官「孊生お笑いコンテスト キミたちに勝っお優勝したコンビいただろ、男女の なんだっけコンビ名忘れたけど この前、その子たちのラむブ芋に行ったら、女の子の方が立ちションしおたよ、女の子が立ちション、䞀緒に行ったプロデュヌサヌのお偉いさんたちも倧笑いしおたよ」
    二人 「   」 癜井教官「奜きなこずは売れおからやれば良いんだよ、たず売れないず 売れたかったら、たずはそういう人たちに印象を残さないず」
    mitsuki 「あの、別に私たちは 」
    癜井教官「あヌ刀った刀った、ブスずかデブが嫌なんだったら、オマタ觊っおポヌンずか うぷぷぷ」
    Fu-ka 「笑ろおる 」
    癜井教官「うん、いい」
    Fu-ka 「 なんなんツ 」
    mitsuki 「Fu-ka」
    Fu-ka 「いや、アカンよ」
    mitsuki 「うん でも、なんでそういうこず 良いんですか」
    癜井教官「んそういう」
    44
    mitsuki 「぀たり、その 䞋品なこずが 」
    癜井教官「刀んないかなぁ˜ギャップだよ、ギャップ。意倖なこずするなぁ˜っお、その方が目立぀じゃん、印象に残るよ」
    Fu-ka 「   」
    mitsuki 「印象に残れば良いんですよね別に䞋品なこずじゃなくおも 」
    癜井教官「あれダなのめちゃくちゃ良い案なのに 」
    Fu-ka 「   」
    mitsuki 「あ、でも意倖性のあるこずで印象に残るんなら、なんでも良いっおこずじゃないかず 」
    癜井教官「䟋えば」
    mitsuki 「そんな すぐには思い぀かないですけど 」
    癜井教官「
    でしょうボクだっお必死に考えお蚀っおあげおるんだからね、ボクですら思い぀かないのに、そんなに簡単に良いアむディアなんお 」
    Fu-ka 「 怪談ずか」
    癜井教官「え」
    Fu-ka 「怪談です、怖い話意倖じゃないです」
    mitsuki 「あ、いいかも」
    癜井教官「ふヌむ 匱いなぁ˜」
    mitsuki 「匱い」
    癜井教官「怖い話っお尺食うでしょ」
    mitsuki 「尺食う」
    癜井教官「時間が掛かっちゃうっおこず。スグに怖くなるなんおこずないし ツカミずしお匱いっおこず、皆さん、忙しいからね、䞀瞬で芚えおもらわないず すぐ怖くなるようなツカミなんおあるかい」
    45
    mitsuki 「うヌん、䞀瞬で怖くなるこずかぁ 」
    Fu-ka 「教官が 癜井さんが怖いものっおなんですか」
    癜井教官「あヌ僕は怪談話にあるような、お化けずか霊ずか党然信じおないから そういうのはどうっおこずない 」
    mitsuki 「それは癜井さんが怖がりじゃないだけで 」
    癜井教官「そんなこずはない、怖いものだっおある 」
    Fu-ka 「䟋えば」
    癜井教官「そりゃ䟋えば 反瀟ずか銃ずか うん、その方がずっず怖いよ。この前、特番でアメリカに行った時、たたたた目の前で取り抌さえられおいる人を芋たよ、手を埌ろに回されおお、譊官がその背䞭に拳銃を充おおた。めちゃくちゃ怖かった。その方がよっぜど怖い」
    Fu-ka 「それは 」
    癜井教官「笑いにはならないでしょ珟実的に怖いのはそんなもの、だから今さら怪談なんおしたっおねぇ˜ 」
    mitsuki 「ツカミに
    はなりたせんか 」
    癜井教官「うん、オマタ觊っおポヌンで良いの」
    Fu-ka 「   」
    間。
    癜井教官「あヌそうだ」
    二人 「」
    癜井教官「刀った刀った、ずっおおきの方法を教えおあげよう、キミたちにピッタリの」
    二人 「え」
    癜井教官「登堎の時に、客垭に向かっおキャンディヌを投げなさい。」
    46
    Fu-ka 「え」
    癜井教官「芋た目のツカミがないんだから、飛び道具っおダツよ。昔いたんだよ、出囃子がなっお出おきたず思ったら、客垭に向かっお、风を投げる芞人が もう解散しちゃったけどね、そうやっお皆、芚えおもらう努力をしたもんさ」
    mitsuki 「でも 」
    癜井教官「どうせ、だっちゅヌのもヌヌブラダッホヌもやんないだろその分じゃ 」
    mitsuki 「なんの話ですか」
    癜井教官「うん、キミたちにちょうど良いツカミだ」
    二人 「   」
    癜井教官「はい、ツカミはオッケヌ、これも知らないか 」
    Fu-ka 「いや、あの 」
    癜井教官「はい、今日はここたで。たずはこのツカミを完成させおから それから先は、明日以降に」
    癜井教官、去っおいく。
    mitsuki 「なに、アレ 」
    Fu-ka 「芋ないで刀断されちゃうんだね」
    mitsuki 「うん 」
    Fu-ka 「どうする」
    mitsuki 「どうする」
    Fu-ka 「   キャンディヌ 買いに行く」
    mitsuki 「なんか ダだね 元々自分たちで考えたんならやっおも良いけど 」
    Fu-ka 「気が合うヌ」
    47
    mitsuki 「やりぃ あでも 」
    Fu-ka 「ん」
    Mitsuki 「どうしよっ 明日のネタ芋せ この分だず 」
    Fu-ka 「あそだ」
    mitsuki 「えナニナニ」
    Fu-ka 「ええからええから」
    mitsuki 「教えおよぅ˜」
    Fu-ka 「行こヌ」
    mitsuki 「あ埅っおっお 」
    二人も去っおいく。
    暗転。
    䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「蟞めおもよかった 」
    男 「   」
    mitsuki 「無理しなくおも 最初から売れたいずか有名になりたいっお始めた蚳じゃなかったから Fu-kaがいっ぀も蚀っおるみたいにそもそも二人で話しおるのが楜しかっただけで 、私たちが面癜いっお思うこずを他にも面癜いっお思っおくれる人がいるんかなっおくらいの  倧したこずができる蚳じゃないけど 私たちが面癜いっお思っおるもんを面癜がっおくれる人いたら良いな くらいだったんですから  」
    48
    教官が出おくる。
    出囃子がなる。
    月ず颚の二人。登壇しながら、客垭に向かっおキャン
    ディヌ包みを投げおいく。(本圓に客垭に向かっお投げ
    る)
    mitsuki「はい、どうもこんにちわヌ、『月ず颚』ず蚀うコンビ名で挫才やっずりたす。私がmitsuki、そしお」
    Fu-ka 「Fu-kaです、(ポケットを匄っお)あ、ただあった(客垭に投げる)はい、よろしくお願いしたす˜」
    癜井教官「おぉ、昚日の、いいじゃん、蚀った通りできおるじゃん(舞台䞊にも萜ちおいる䞀぀を拟っお)あれ䜕コレ」
    mitsuki「はい、キャンディヌやず、もし圓たった時に痛いかもしれんず思いたしお 」
    癜井教官「いいじゃん、いいじゃん、良い配慮良い配慮。それで」
    Fu-ka 「マゞックマッシュルヌムです」
    間。
    Fu-ka 「マゞックマッシュルヌムです」
    癜井教官「聞こえおるよ、なんだよ゜レ」
    Fu-ka 「ほら、ギャップです、ギャップ 印象に残るでしょ」
    癜井教官「残るけど そんなのオン゚ア乗せられないじゃん」
    Fu-ka 「柔らかいから圓たっおも痛くないし 安心」
    癜井教官「、出る気あるの」
    Fu-ka 「はいギリ合法のダツですから 頑匵りやす」
    49
    癜井教官「ギリじゃダメなの」
    Fu-ka 「面癜くないですか」
    癜井教官「面癜いずか面癜くないずかじゃないっっお、こんな法埋スレスレの (キャンディ包みの䞭を芋ながら)あ」
    mitsuki 「はい 干しシむタケです」
    癜井教官「干しシむタケ 」
    Fu-ka 「党然、法埋も倧䞈倫なダツっす」
    癜井教官「   」
    Fu-ka 「頑匵りやす」
    癜井教官「   」
    Fu-ka 「 面癜くなかったですか」
    癜井教官「刀りやすいツカミでっお蚀ったでしょうちっずも刀りやすくない」
    Fu-ka 「ええ出汁でたすやん」
    癜井教官「゚゚ダシ」
    Fu-ka 「あ戻し汁のこずで、也物は 」
    癜井教官「バカにしおんのかヌ」
    暗転。
    䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「これが その キッカケで 」
    男 「   」
    mitsuki 「ちょっず面癜いかなっお思ったんですけど、結構オオゎトになっちゃっお 」
    50
    男 「   」
    暗転。
    すぐさた䞊手にピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「お笑い逊成所の教官だから、面癜いこずやったらりケるず思っおお 」
    男 「   」
    Fu-ka 「はい、私たちを芋おいた癜井教官は、元々は芞人やっおたみたいですけれど、癜井倪っお名前なんで、癜い犬っお芞名だったみたいです。」
    男 「   」
    Fu-ka 「ご存じないですかご本人は芞人時代に癜い犬は尟も癜い 面癜いっおツカミで 」
    男 「   」
    暗転。
    すぐさた䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「ご想像の通り鳎かず飛ばずだったそうで  」
    男 「   」
    mitsuki 「芞人は自由にやっおも絶察に売れないっお頑なに信じおた、っお聞きたした」
    男 「   」
    51
    mitsuki 「ご自身は芞人ずしおはあたりにも売れなかったんで、流れで構成䜜家になったみたいなんです。私たち知らなかったんですけど、そういう人っお意倖ず、芞人時代の先茩ずか、攟送局のプロデュヌサヌやディレクタヌにも話を通せたりするみたいで 」
    癜井教官出おくる。
    癜井教官「あ、月ず颚ですか最近若い子に人気あるいやいや、ちょっずシュヌルなこずやっおるだけで すぐ䞋火になるず思いたすよ」
    別の方向を向いお
    癜井教官「はぁ、いや、あの子ら䜿いづらいですわぁ˜。ノリ悪いですし 」
    癜井教官去る。
    暗転。
    すぐさた䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「嫌がらせでしょう そんなこずくらいのこずで ず思われるかもしれたせん。けれど、そんな皋床のこずでも十分なんだっお 」
    男 「   」
    mitsuki「いえ、なんお、そもそもそんなに出おたせんでしたから それほど でもラゞオも、新人が出しおもらえるような劇堎にすら出られなくなりたした 」
    52
    男 「   」
    暗転。
    癜井教官出おくる。
    癜井教官「え月ず颚いや、こっち子たちどうです䞀床、䜿っおくださいよ、ナリシヌズっおコンビなんですけど 」
    別の方向を向いお
    癜井教官「はい、ナリずシズカでナリシヌズっお いや、人柄が良いですよ バラ゚ティヌ向きで」
    癜井教官去る。
    暗転。
    すぐさた䞋手にピンスポ。
    mitsuki「 いっ぀もどこでも 塵も積もれば りワサがりワサを呌んで そんな颚にしお、私たち、干されおいったんです 」
    暗転。
    すぐさた䞊手にピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「  干しシむタケだけに っお芞人仲間の皆は励たしおくれたりしたんですけれど  」
    男 「   」
    Fu-ka 「ショックでした 」
    53
    男 「   」
    Fu-ka 「あ、いえ、意倖かもしれたせんが、出挔られないず蚀うのがそれほどショックじゃありたせんでした。しゃないぁ、ず あいや匷がっおるワケでもないんです。元々そんなに簡単には認められないだろうな、ず思っおたしたので むしろそれたでうたく行きすぎおるず蚀う危惧もありたした 」
    暗転。
    すぐさた䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「でもその埌、すぐに私たちず入れ替わるように 䌌たような はい、女の子二人で、芋た目も颚貌も䌌たような挫才垫がデビュヌしたんです 䞀気に人気も もよく出るようになっお 」
    男 「   」
    mitsuki 「ナリずシズカでナリシヌズですっお 投げおたした、キャンディヌ   その子たち 出囃子ずずもに客垭に向かっおキャンディヌ投げおるんです 」
    男 「   」
    mitsuki 「やっぱり売れるっおこういうこずなんかなぁ˜っお思いたした 」
    男 「   」
    暗転。
    すぐさた䞊手にピンスポ。
    54
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「ワタシたちのこずを面癜くないっお人が居おもそれはそれでしゃヌないぁっお思っおお 」
    男 「   」
    Fu-ka 「正面切っお蚀われたら、すみたせん、私たちはこれが面癜いっお思っおやっおたすが 力䞍足かもしれたせん っお思う、思いたすし 」
    男 「   」
    Fu-ka 「合う合わないはあるず思うので、しっかりず芋お刀断しおもらえたら 」
    男 「   」
    Fu-ka 「でも合うずか合わないずかは関係なかったんだなぁ˜」
    男 「   」
    Fu-ka 「面癜かったら良い、挫才垫は面癜ければ ワタシたちは、そういう競い合い、そういうコンテストに出堎おるず思っおたんです。でもワタシたちが出堎おたコンテストは、そうじゃなかったんだなぁ˜っお それは参った、それはさすがに 」
    暗転。
    すぐさた䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki「それで結構ブレちゃったず思いたす。もっず他の人たちず違うこずしなきゃっお違うこずしなきゃっお 」
    55
    暗転。
    すぐさた䞊手にピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「ちょっずあの頃はダケク゜になっおたしたね、ナカナカ挫才やれる機䌚もなくお 」
    暗転。
    すぐさた䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki「はい、自分たちず䌌たような挫才コンビがでどんどん掻躍しおいく䞭、私たちは劇堎にも出られないので、個人でやっおらっしゃる居酒屋さんずかBarずか そういうずころで挫才を 」
    男 「   」
    暗転。
    すぐさた䞊手にピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「えぇ、そんな䞭ですから挫才を芋に来おる人たちばっかりじゃないです、䜙蚈に誰も芋おない 」
    男 「   」
    56
    Fu-ka 「でもそれはそれでねぇ˜ でもたぁしゃヌないぁっお感じで そうなるず楜しいんですよ、どうやっお挫才で振り向かせおやろうかなずか  でもね 」
    男 「   」
    暗転。
    すぐさた䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki「私たちは私たちで、そんな颚に地道にっお蚀うか やりたいようにやっおいくんだず思っおたした、目立たなくおも 」
    男 「   」
    暗転。
    すぐさた䞊手に
    ピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「でも、あんなこずがあっちゃっお ワタシが ワタシがやらんかったからかなぁ˜ っお ね 」
    男 「   」
    Fu-ka 「えぇ責任も感じたすし 楜しいだけではダメなんかぁ˜っお」
    男 「   」
    暗転。
    57
    すぐさた䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki「突然でした 」
    男 「   」
    mitsuki「亡くなっちゃったんです、ご存じないですか自殺しちゃったんです 」
    男 「   」
    mitsuki「ナリずシズカでナリシヌズっおキャンディを投げおたナリシヌズのシズカ」
    男 「   」
    mitsuki「 私ず同じツッコミの子でした 遺曞があったそうです面癜くもないこずを無理やりやらされお これ以䞊、耐えられない ず蚀うようなこずが曞いおあったそうで 」
    男 「   」
    暗転。
    すぐさた䞊手にピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「それは それはさすがにしゃヌないぁっおワケにいかんやろ」
    男 「   」
    出囃子。
    58
    明転し、舞台䞭倮にセンタヌマむク。
    挫才コンビが出おくる。月ず颚。
    黒子のめくり『黒いキャラメリヌさん』の挔目題字。
    mitsuki 「はい、どうも『月ず颚』です。私がmitsuki、そしお」
    Fu-ka 「Fu-kaです、よろしくお願いしたす」
    mitsuki 「いやぁ˜頑匵っおいかなあかんなっお思っおたすけれども 」
    Fu-ka 「いやぁヌしょうもない」
    mitsuki 「しょうもない」
    Fu-ka 「しょヌもな過ぎお、しょヌもな死にするな」
    mitsuki「しょヌもな死にお䜕よ」
    Fu-ka 「しょヌもない過ぎお死にそう」
    mitsuki「それはなんずなく想像぀きたすけど」
    Fu-ka 「あんたりしょヌもないから、こないだ怖い話、聞きに行きたしお 」
    mitsuki 「動機がよく刀
    らない 」
    Fu-ka 「なんでぇ」
    mitsuki 「そないにしょヌもないんやったら、面癜い話でも聞きに行ったらえぇんちゃう」
    Fu-ka 「いや、䞖の䞭にもう、おもろいこずなんおないんちゃうかず思お  」
    間。
    mitsuki 「いや怖い怖い 」
    Fu-ka 「そう、それで怖い話」
    mitsuki 「怖いのは、アンタのその発想な 」
    59
    Fu-ka 「よくあるじゃないですかワタシ、テレフォンオペレヌタヌのアルバむトやっおるんです 」
    mitsuki 「ホンマに色んなアルバむトやっおるなぁ˜ テレフォンオペレヌタヌ」
    Fu-ka 「そう、挫才だけでは食べお行かれぞんから 矎声を生かしお 」
    mitsuki 「お」
    Fu-ka 「っお蚀うのは、昔は電話垳っお蚀うのがあっお、申し蟌んだ人は、電話番号ず䜏所が登録されおるねん、それで調べるずその人の䜏所やら電話番号が刀るっお本があっおんけど 」
    mitsuki 「本」
    Fu-ka 「そう、『ゞャンプ』くらいの厚さの 」
    mitsuki 「本がゞャンプ」
    Fu-ka 「あ、『りがん』くらいの厚さっお蚀ったら刀る」
    mitsuki 「本がリボン」
    Fu-ka 「たぁええわ、そういうくらいの厚さの本で、でも今はその本、電話垳で調べる人もほずんど居ぃひんから、に電話するず教えおくれる、そういうサヌビス」
    mitsuki 「それっお 」
    Fu-ka 「そう䟿利なサヌビス 」
    mitsuki 「個人情報だだ挏れやん 」
    Fu-ka 「せやねん、だから教えるのは蚊かれた時には教
    えおいいですよヌっお、自分で申し蟌んだ人だけ 」
    mitsuki 「あ、教えおいいですよ˜っお自分で申し蟌んでるず、蚊いた人にお知らせしおくれるんやね 」
    Fu-ka 「そうそう、だから倧抵は、お店ずか斜蚭ずか そうい
    60
    うずころの電話番号ず䜏所が登録されおる」
    mitsuki 「あ、なるほど んでアンタは、そこで教えおあげるテレフォンオペレヌタヌのアルバむトしおる」
    Fu-ka 「そう、トゥルルル、トゥルルル、はいです」
    mitsuki 「あ、あの ペットショップ亀有店のお電話番号が知りたいんですが 」
    Fu-ka 「かしこたりたした。ペットショップ亀有店のお電話番号、登録を確認いたしたす、少々お埅ちください」
    mitsuki 「あ、はヌい」
    Fu-ka 「お埅たせいたしたした。ペットショップ亀有店のお電話番号をお䌝えいたしたす 発信音の埌に自動音声が流れたすので、メモのご準備をお願いいたしたす ピヌ ― ず、たぁ、こんな感じよ」
    mitsuki 「あ、なるほどなるほど 䟿利や それが」
    Fu-ka 「それがさ、こないだもアルバむトしおたら 問合せお来お  」
    mitsuki 「ほう」
    Fu-ka 「トゥルルル、トゥルルル、はいです」
    mitsuki 「   」
    Fu-ka 「杉䞊区の鈎朚颚銙さんの電話番号ず䜏所を教えおください  」
    mitsuki 「   え」
    Fu-ka 「杉䞊区の鈎朚颚銙さんの電話番号ず䜏所を教えおください  」
    mitsuki 「  杉䞊区の鈎朚颚銙さん っおアンタの」
    Fu-ka 「せやねん、党然知らん、聞き芚えのない声の䞻から 」
    mitsuki 「うわぁ」
    Fu-ka 「怖くおさ」
    61
    mitsuki 「怖いな でもさ、その電話かけおきおる人っお、アンタがテレフォン・オペレヌタヌのアルバむトしおるっお」
    Fu-ka 「いや、知らんやろ、今、初めお蚀うたもん」
    mitsuki 「 ほな、知らんず単玔にアンタの電話番号ず䜏所を調べようず思っお電話したら たたたたアンタ本人が出たっおこず」
    Fu-ka 「そうや」
    mitsuki 「 んでどうしたん 」
    Fu-ka 「どうしたもこうしたも めちゃくちゃ怖いやん、急に聞き芚えのない、知らん人が自分の電話番号ず䜏所調べおるっお 」
    mitsuki 「 むちゃくちゃ怖い 」
    Fu-ka 「だからこんな感じ トゥルルル、トゥルルル、はい、です」
    mitsuki 「   」
    Fu-ka 「杉䞊区の鈎朚颚銙さんの電話番号ず䜏所を教えおください  」
    mitsuki 「   」
    Fu-ka 「かしこたりたした。杉䞊区の鈎朚颚銙さんの電話番号ず䜏所ですね、登録があるか確認いたしたす、少々お埅ちください、ガチャ(保留音)  」
    mitsuki 「   」
    Fu-ka 「ふぅ˜˜  」
    mitsuki 「   そりゃ溜息も出る」
    Fu-ka 「せやろ、この䞀瞬で、めちゃくちゃ考えたもん 」
    mitsuki 「   うん」
    Fu-ka 「ワタシの登録ありたせんように っお 」
    62
    mitsuki 「   いや、それは芚えおお、自分が申し蟌たないず登録ナむんでしょ」
    Fu-ka 「うん。でも、もし登録しおたら䌝えなアカンやん 責務ずしお 私情を挟む蚳にはいかない」
    mitsuki 「 アルバむトやんな  」
    Fu-ka 「せやで」
    mitsuki 「 そんな身を切る仕事」
    Fu-ka 「やるんやったら、いい加枛な仕事したらアカン」
    mitsuki 「   せやけど 」
    Fu-ka 「だからワタシ、自分の登録ありたせんように っお祈りながら怜玢したわ そしたら」
    mitsuki 「そしたら」
    Fu-ka 「   なかった、なかっおんワタシの登録」
    mitsuki 「   そりゃ申し蟌んでなかったらナむわな」
    Fu-ka 「ナむス過去のワタシっお思ったわぁ˜ 」
    mitsuki 「結局なんやったん」
    Fu-ka 「それがさ、その日前にワタシ、財垃萜ずしおたしお ありがたいこずに芋぀かったみたいで、駅の萜ずし物センタヌ、そこからの問合せやったみたいで 届けおくれようずしおたみたい」
    mitsuki 「あ、なんやそういう めちゃくちゃえぇ人やん」
    Fu-ka 「せやねん」
    Mitsuki 「せやけどそれ刀っおなかっおんから怖いよなぁ˜党然知らん人が自分のこずを調べおるっお 」
    Fu-ka 「せやろ˜」
    mitsuki「んで」
    Fu-ka 「んでっお」
    mitsuki「なんでそんな怖い話すんの」
    63
    Fu-ka 「ツカミですやん、ツカミ」
    mitsuki「ツカミ」
    Fu-ka 「はいな、」
    mitsuki「ツカミっおちょっずした小話で軜く笑っおいただいお それから」
    Fu-ka 「ほらもう倧爆笑ですやん 」
    間。
    mitsuki「どこが」
    Fu-ka 「お客さんのハヌトず集䞭力を䞀気にツカんだので、これから挫才しおいきたすけれど 」
    mitsuki「ツカめおるかいな」
    Fu-ka 「でも皆さんもないですか」
    mitsuki 「   なにが 」
    Fu-ka 「そういう、い぀の間にか、知らないりチに、知らない䞖界に自分がたきこたれおる みたいな経隓よ 」
    mitsuki 「   知らない間に知らない䞖界に巻き蟌たれおる 」
    Fu-ka 「そ、こないだもさ 郜垂䌝説っお蚀うの 」
    mitsuki 「え もうやめおよ、怖い話ばっかり 」
    Fu-ka 「これは倧䞈倫。」
    mitsuki 「ホンマに倧䞈倫」
    Fu-ka 「うん、最埌には倧䞈倫っお皆さん、思うはず」
    mitsuki 「ほな、えぇけど 」
    Fu-ka 「うん これは劇堎に出おた時に、同じ挫才垫仲間から蚊いた話ですけれど 」
    mitsuki 「ほう、同じ挫才垫仲間に蚊いた郜垂䌝説 」
    Fu-ka 「そう、だからたた聞きではあるんやけど 劇堎に問合
    64
    せがあったみたいで
     」
    mitsuki 「劇堎に問合せ」
    Fu-ka 「そう、あの ワタシの匟が、そちらに挫才を芋に行ったたた、垰っおこないんですが っお」
    mitsuki 「挫才芋たたた、垰らない」
    Fu-ka 「そうやねんお そんな問合せ」
    mitsuki 「垰りにどっか寄らはったんちゃう」
    Fu-ka 「そういう可胜性もあるけど 」
    mitsuki 「あるけど」
    Fu-ka 「もう日も垰っおきはらぞんお」
    mitsuki 「え」
    Fu-ka 「心配やん」
    mitsuki 「そりゃ心配や」
    Fu-ka 「けど劇堎では刀らぞんかっおんお、原因」
    mitsuki 「うん、そりゃそうやなぁ˜、お客さん䞀人ひずりがどんな颚にお家たで垰らはるかたでは劇堎では刀らんからなぁ˜ 」
    Fu-ka 「そう思っお劇堎の人も あんたり出来るこずないなっお 」
    mitsuki 「うん、」
    Fu-ka 「せやけど、しばらくしおたた同
    じような問合せが」
    mitsuki 「え」
    Fu-ka 「ワタシ、そちらに圌氏ず䞀緒に挫才を芋に行ったんです けど 」
    mitsuki 「けど 」
    Fu-ka 「圌氏、挫才ず挫才の間にトむレに行ったんです そこから 床ず戻っおくるこずはありたせんでした やお 」
    65
    mitsuki 「え」
    Fu-ka 「たた戻っおこない人が それでも、劇堎の人も 蚀われぞんけど、そりゃあんさん、振られただけかもしれせんでぇ˜っお、蚀われぞんけど思っおお あんたり出来るこずないな っお」
    mitsuki 「うん たぁその可胜性もあるか 」
    Fu-ka 「そしたらたた 」
    mitsuki 「え、たた」
    Fu-ka 「うん 別の人から問合せが 」
    mitsuki 「えヌ」
    Fu-ka 「気づいた時にはもうわんさか 数えたら結局、このヶ月の間に同じような問合せが件もあっお 」
    mitsuki 「え、ヶ月で件」
    Fu-ka 「遂には行方䞍明になった人のご家族から捜玢願も出たっお」
    mitsuki 「捜玢願 っお、それもう郜垂䌝説ちゃうやん」
    Fu-ka 「せやねん、さすがに、こりゃおかしいっおなっお、なんかある、っお いよいよ捜査よ 」
    mitsuki 「うん 」
    Fu-ka 「せやけど調べおもそんな倧
    したこず刀らぞん、なんでいぃひんようになったんやぁ˜っおこずだけ 」
    mitsuki 「原因䞍明の行方䞍明 」
    Fu-ka 「それも皆、挫才ず挫才の合間に そんなちょっずした時間に急におらんようになっおそのたた戻っお来おぞん」
    mitsuki「挫才ず挫才の合間なんお分、分やん、それでもう刀らぞんの」
    Fu-ka 「そう、なんせ手掛かりず蚀うようなこずが芋぀からな
    66
    い だから捜査しおる方も、䜕か倉わったこずありたせんでしたかお気づきのこずがあれば教えおくださいっお
     呌びかけお 」
    mitsuki 「うん 」
    Fu-ka 「でも、特に倉わったこずはなかった っお」
    mitsuki 「うん 」
    Fu-ka 「それでも、なんでもいいんです、少しでも芚えおるこずがあったら っお 」
    mitsuki 「うん 」
    Fu-ka 「少しでも そう蚀えば 匷いお蚀うなら ちょっず倉なお客さんを芋かけたしたけど っお」
    mitsuki 「倉なお客さん」
    Fu-ka 「うん、同じ挫才の䌚に、その劇堎に倉なお客さんを芋かけたしたけど っお 蚀う人たちが」
    mitsuki 「うん、」
    Fu-ka 「行方が分からなくなった方のご家族ずか恋人ずか皆さん、どうやら同じ人を目撃しおるみたいで 」
    mitsuki 「同じ人」
    Fu-ka 「そうやねん、皆さん、そう蚀えば、倉なお客さんが居たなぁ˜っお口を揃えお 」
    mitsuki 「うん」
    Fu-ka 「目撃情報で共通しおる特城なんやけど 」
    mitsuki 「うん 」
    Fu-ka 「その皆が芋かけた倉なお客さんず蚀うのは、たず身䜓がすごく倧きい」
    mitsuki 「うん、身䜓が倧きい」
    Fu-ka 「んで䞊から䞋たで真っ黒の服装」
    mitsuki 「ふんふん、身䜓が倧きいっお䞊から䞋たで真っ黒な服
    67
    装で、顔を芋ただけでは女か男かよう刀らん、もう結構目立぀ね 」
    Fu-ka 「んで近づくず 」
    mitsuki 「おぅ、身䜓が倧きいっお䞊から䞋たで真っ黒な服装で、顔を芋ただけでは女か男かよう刀らん、その倉なお客さんに近づくず 」
    Fu-ka 「 ごっ぀えぇ匂いするみたい」
    mitsuki 「その身䜓が倧きいっお䞊から䞋たで真っ黒な服装で、顔を芋ただけでは女か男かよう刀らん、その倉なお客さんに近づくずえぇ匂いする倉なお客さん 䜕の匂いなん」
    Fu-ka 「知らんよ、ワタシかお蚊いた話やから 」
    mitsuki 「おぉう」
    Fu-ka 「キャラメルの匂いかなんかず違う」
    mitsuki 「キャラメルなんでキャラメル」
    Fu-ka 「黒いキャラメリヌさん」
    mitsuki 「黒いキャラメリヌさん」
    Fu-ka 「そ、黒いキャラメリヌさんっお呌ばれおるから、その人 」
    mitsuki 「その 身䜓が倧きいっお䞊
    から䞋たで真っ黒な服装で、顔を芋ただけでは女か男かよう刀
    らん、その倉なお客さんに近づくずえぇ匂いする、おそらくキャラメルの匂いがするだろうず蚀うこずから、黒いキャラメリヌさんず呌ばれおる」
    Fu-ka 「せやねん」
    mitsuki 「 確かにアダシむ感じはするなぁ˜ 」
    Fu-ka 「そう行方䞍明になった人のご家族やら恋人やら同䌎しおた人、皆さん芚えおはったから 」
    68
    mitsuki「でもさ、確かにアダシむ感じはするけど、それだけでさ 」
    Fu-ka 「それだけちゃうねん」
    mitsuki 「それだけちゃう」
    Fu-ka 「その倉なお客さんを皆さんが芚えおたのは、声かけられたから やねんお」
    mitsuki 「声をかけられた」
    Fu-ka 「せやねん、皆さん、自分から近づいたんず違うねん、向こうから声をかけられた」
    mitsuki 「なんお」
    Fu-ka 「ほら開挔前に皆さん、お垭に座らはるやんか」
    mitsuki 「うん、」
    Fu-ka 「その時に党員 」
    mitsuki 「党員」
    Fu-ka 「蚊かれおるねん 」
    mitsuki 「蚊かれおる」
    Fu-ka 「それ、垭間違えおたせんかそれ私の垭じゃないですかっおチケット芋
    せながら 」
    mitsuki 「   」
    Fu-ka 「蚊かれたら最埌 それが黒いキャラメリヌさんに連れ去られる合図やねんお 」
    mitsuki 「連れ去られる合図 」
    Fu-ka 「そう、その合図があったら、その埌、どんなに挫才芋お楜しんでおも、挫才ず挫才の間に ふっず消えるように 」
    mitsuki 「   」
    Fu-ka 「んで、もう戻っお来られぞん」
    mitsuki 「なんで」
    69
    Fu-ka 「なんで」
    mitsuki 「な その 身䜓が倧きいっお䞊から䞋たで真っ黒な服装で、女か男かよう刀らん、その倉なお客さんに近づくずえぇ匂いする、おそらくキャラメルの匂いがするだろうず蚀うこずから、黒いキャラメリヌさんず呌ばれおるその倉なお客さんを皆さん目撃しおるのを芚えおるのは、声をかけられたからで、開挔前に皆さん、お垭に座らはる時にそれ、垭間違えおたせんかそれ私の垭じゃないですかっおチケット芋せながら 蚊かれたら行方䞍明に なんでぇ」
    Fu-ka 「そんなん知らんよ、ワタシもたた聞きやねんから 」
    mitsuki 「知らんお んで、アンタ、ラクやなぁ」
    Fu-ka 「䜕が」
    mitsuki 「䜕がお 自芚ないんやったらえぇけど 」
    Fu-ka 「たぁそういう話よ それが黒いキャラメリヌさんず蚀う劇堎に取り憑いた幜霊なんず違うかず そんな郜垂䌝説」
    mitsuki 「え、幜霊なん」
    Fu-ka 「そりゃ刀らんよ、けどそんな䜕人も䜕人も劇堎に来おは居なくなるお客さんがおるなんお 幜霊かなんかの仕業ちゃうかっお 」
    mitsuki 「怖いなぁ˜ 」
    Fu-ka 「でも捜査しおる人らは幜霊ではアカンやん」
    mitsuki 「そりゃそうや」
    Fu-ka 「新しい手掛かりが芋぀かっお」
    mitsuki 「おおぉ」
    Fu-ka 「その合図な、黒いキャラメリヌさんが垭を蚊いおる時っお、チケット芋せながら っお蚀うおたやん」
    70
    mitsuki 「開挔前に皆さん、お垭に座らはる時にそれ、垭間違えおたせんかそれ私の垭じゃないですかっおチケット芋せながら 蚊かれたっお」
    Fu-ka 「その時のチケットの垭の番号が 」
    mitsuki 「うん」
    Fu-ka 「いっ぀もA-11」
    mitsuki 「  A-11それが䜕」
    Fu-ka 「ちょうどあの蟺 」
    mitsuki 「  指さしな、それが䜕よ」
    Fu-ka 「あんなA-11っおあんたりお客さんに売らぞんねんお」
    mitsuki 「  なんで」
    Fu-ka 「䞀番前の垭やねんけど、端やから芋えづらい」
    mitsuki「あ、はいはい、芋切れるずか蚀うもんね 」
    Fu-ka 「だから、本来、積極的にお客さんには売らぞんのよ」
    mitsuki「積極的にお客さんには売らぞん」
    Fu-ka 「そう、どうしおも満員やったらしゃヌないぁけど、芋えづらいからお客さんにも積極的に売らぞんし、招埅する人にも枡しづらい、そういう垭」
    mitsuki「そうなんや」
    Fu-ka 「そ、けどさ、䞀番前やから空いおたらカッコ悪い 」
    mitsuki「うん、確かに空いおたら目立぀し 」
    Fu-ka 「だから関係者がよく座っおるねんお、スタッフでその日、たたたた手が空いおる人ずか 」
    mitsuki「なるほどね」
    Fu-ka 「でも毎回、その垭番号のチケットを芋せながら蚊いおくるねん、黒いキャラメリヌさんは 」
    mitsuki「毎回A-11の 」
    Fu-ka 「そう そんな垭を毎回、毎回、わざわざ買っおお、自
    71
    分の垭の䜍眮なんお絶察に刀っおるはずやろっお
     」
    mitsuki「そうやん、聞く必芁ないやん、芚えおるやろ」
    Fu-ka 「な、新しい手掛かり」
    mitsuki「䜕が刀ったん」
    Fu-ka 「黒いキャラメリヌさんっおな、めっちゃ方向音痎なんかもしれん」
    間。
    mitsuki「それだけ捜査進んで刀ったの、それだけ」
    Fu-ka 「そう」
    mitsuki「身䜓が倧きいっお䞊から䞋たで真っ黒な服装で、顔を芋ただけでは女か男かよう刀らん、その倉なお客さんに近づくずえぇ匂いする、おそらくキャラメルの匂いがするだろうず蚀うこずから、黒いキャラメリヌさんず呌ばれおる、その倉なお客さんを皆さん目撃しおるのを芚えおるのは、声をかけられたからで、開挔前に皆さん、お垭に座らはる時にそれ、垭間違えおたせんかそれ私の垭じゃないですかっおチケット芋せながら その垭はいっ぀もA-11の垭番号で、決たっおるのに毎回蚊いお来るから、めっちゃ方向音痎かもしれない それだけ」
    Fu-ka 「そう」
    mitsuki「いや、それでも倧抵は関係者が座っおる垭のチケットっお なんでそんな垭に 」
    Fu-ka 「なんでなんかは刀らん 刀っおいるのは、行方䞍明になった人たちが党員、そうやっお、その黒いキャラメリヌさんに声をかけられおたっおこずだけ 」
    72
    mitsuki「やっぱりめちゃくちゃアダシむやん」
    Fu-ka 「せやからワタシらも久しぶりにこうしお単独ラむブで、劇堎で挫才やらせおもらえお そんな倉な、黒いキャラメリヌさんみたいなお客さんが出んように気ぃ぀けえやっお、挫才仲間の皆が 」
    mitsuki「刀るけど  気ぃ぀けるっお蚀うたかお そんなんなぁ˜」
    Fu-ka 「でも、倧䞈倫」
    mitsuki「え倧䞈倫 」
    Fu-ka 「うん、倧䞈倫やねん」
    mitsuki「良かった、確かにアンタ、最初に皆さん、倧䞈倫やっお最埌には思うはずっお蚀うおた」
    Fu-ka 「せやろ、倧䞈倫」
    mitsuki「なんで倧䞈倫なん」
    Fu-ka 「だっお今日は皆さん、どなたもそんなこず蚊かれおたせんもん、そうですよねぇ˜」
    間。
    間。
    間。
    mitsuki「え、え、なんか こんな感じ 」
    Fu-ka 「そうかなぁ˜」
    mitsuki「この感じ なに、その 身䜓が倧きいっお䞊から䞋たで真っ黒な服装で、顔を芋ただけでは女か男かよう刀らん、その倉なお客さんに近づくずえぇ匂いする、おそらくキャラメルの匂いがするだろうず蚀うこずから、黒いキャラメリヌさんず呌ばれおる、その倉なお客さ
    73
    んを皆さん目撃しおるのを芚えおるのは、声をかけられたからで、開挔前に皆さん、お垭に座らはる時にそれ、垭間違えおたせんかそれ私の垭じゃないですかっおチケット芋せながら
     その垭はいっ぀もA-11の垭で、毎回決たっおるのに聞いおくるから、めっちゃ方向音痎かもしれん、でもそれを蚊かれたら行方䞍明になるっおいうのに 今日は皆さん、どなたもそんなこず蚊かれおたせんから倧䞈倫ですヌ っおコレ䜕の話よ」
    Fu-ka 「知らんおワタシもたた聞きやから 」
    mitsuki「たた聞きやったらなんでも蚱されるず思うなよ」
    Fu-ka 「あれぇちょっず埅っお」
    mitsuki「なにぃ、ただ」
    Fu-ka 「(
    ク
    ン
    ク
    ン
    しながら)ほら なんか ね、銙しい ほろ苊いような甘いような この匂い この匂いは」
    mitsuki「え、え 」
    Fu-ka 「そうきっず コヌヒヌの匂い」
    mitsuki「そこはキャラメルの匂いずちゃうんかヌい確かにそれやったら倧䞈倫っお、もヌいヌよ」
    二人 「ども、ありがずうございたしたヌ」
    暗転。
    䞊手最前列の䞀番端、キャラメリヌさんにスポット。
    あいかわらずスタンディングオベヌションをしながら、
    にたにた、
    暗転。
    䞊手最前列の䞀番端、キャラメリヌさんにスポット。
    74
    スタンディングオベヌションをしながら、にたにた、
    拍手しおいる(笑い声、拍手の音はない)
    長い
    長い
    スタンディングオベヌション
    やがお、埐に歩き始め、䞀人の芳客を探し出す 
    捕たえお舞台に䞊げるキャラメリヌさん
    おびえる客
    キャラメリヌさん、にたにたず笑いながら、銃を構える
    客 「え、あオレ、えいや、なんで 」
    リボルバヌのハマヌが䞊がる。
    客 「 えあ、ダメおダメお ダメお あ、あ・・・」
    そのたた撃぀
    銃声
    撃たれ倒れる客(可胜な限りのガチの匟着)
    客の傍により、しばし芳察する黒いキャラメリヌさん。やがお客の銖根っこを持ち匕きずりながら、舞台䞊でうろうろ。時折そのにたにた顔を客垭に芋せる。
    そしお、そのたた客を匕きずりながらハケおいく。
    暗転。
    すぐさた䞊手にピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    75
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「いやぁ˜もっずりケるず思ったんですけどね 、あ、コヌヒヌありがずうございたす ちょうど喉也いおお いやね、いわゆるメカニズム、笑いが起こるメカニズムずしお、緊匵ず緩和っおよく蚀われるじゃないですかぁ˜今たで緊匵が足りなかったんじゃないかっお だから怪談話で緊匵させおから 」
    男 「   」
    Fu-ka 「癜井教官が蚀っおた通り、怪談はツカミずしおは長くなりたすねぇ˜ やっぱり無理なんかなぁ˜ ずか 」
    男 「   」
    暗転。
    すぐさた䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「どうです やっぱり党然、笑えないですこの黒いキャラメリヌさんっおネタ Fu-kaにはりケる自信があったみたいで 」
    男 「   」
    mitsuki 「いくらツカミで怖がらせたいっお蚀っおも、客垭に黒いキャラメリヌさんっお、倉なお客さんがいお、他のお客さんをさらっおいく っおこずじゃないですかあんたりいい蚭定じゃないな、っお」
    男 「   」
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    暗転。
    すぐさた䞊手にピンスポ。
    座っおいるFu-ka。
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    Fu-ka 「挔出特別挔出 いえ、別に特に挔出的に䜕か特別なこずをやったりずかは ナむですナむです、そんな特別なこずやれるような予算もないですし、ただ普通に挫才やっおるだけで 」
    男 「   」
    暗転。
    すぐさた䞋手にピンスポ。
    座っおいるmitsuki
    向き合っおいるむンタビュヌワヌ颚の男の背䞭。
    mitsuki 「え蚭定じゃない蚭定じゃないっお、どう蚀うこずですか」
    男 「   」
    mitsuki 「ぞぇ˜本圓にあったんだ 黒いキャラメリヌさんの話っお、実際に昔っから劇堎にはそんな郜垂䌝説みたいな話があったんだ Fu-kaは゜レをモチヌフに」
    男 「   」
    mitsuki 「えぇ、あの子はそういうずころありたすから、気になったらむちゃくちゃ調べるっおいうか そっかちゃんず調べたんだ ぞぇ˜」
    男 「   」
    mitsuki 「そうです、い぀もネタは最初にFu-kaが䜜っおきたす
    77
    

    それに私がツッコミを合わせおいく感じで䜜っおいきたす」
    男 「   」
    mitsuki 「え、そうでしょうねっおどういう意味ですかいかにも私、ネタを䜜っおない感じしたす」
    男 「   」
    Mitsuki「狙いネタの狙いっお ワタシはい぀も合わせおいるだけで Fu-kaは特にネタの解説なんおしないですし  」
    男 「   」
    mitsuki 「あのぅ 」
    男 「   」
    mitsuki 「それで実際、どうでした」
    男 「   」
    mitsuki 「あ、いえ、どういう蚳か䞍思議なこずにこのネタ、匷烈にりケる日もありたしお どうしおかは刀りたせん りケる日は、めちゃくちゃりケる 」
    男 「   」
    mitsuki 「違いですかりケる日ずりケない日の 」
    男 「   」
    mitsuki 「いえ さっぱり なんか理由でもあるんかなノリスピヌドリズムうヌむ 」
    男 「   」
    mitsuki 「え、A-11あ、そうですね、あれだけ劙に蚭定现かいですよね」
    男 「   」
    mitsuki 「いいえ、最初にネタが出来䞊がった時にはあの件はなかったんですよ、䜕床かやっおいく内にもっずリア
    78
    ルな蚭定があった方が良いなぁ˜みたいな話はあっお なんか数字ずかが入るずリアリティが増すんじゃないかっお」
    男 「   」
    mitsuki 「いえ、今回初めおです。この単独ラむブでやるために、あのA‐11の件を入れたんです」
    男 「   」
    mitsuki 「えぇ急にFu-kaが入れたいっお蚀うんで 」
    男 「   」
    mitsuki 「あれもその昔からの郜垂䌝説の䞭でも話されおいるこずなんですか」
    男 「   」
    mitsuki 「あ、ないんだ、じゃあ、あそこは創䜜なんですね 」
    男 「   」
    mitsuki 「え、心圓たり A-11になんか意味あるんですか」
    男 「   」
    mitsuki 「いえ、私にもさっぱり   特別な意味なんおナむず思いたすよぉ˜ 」
    男 「   」
    mitsuki 「えぇ、でもあれですよね、あんたりお客さんには売らない、芋えづらいし かず蚀っお招埅するお客さんには枡せない・・・でも䞀番前だから空いおるず目立぀ だから関係者がよく座っおるっお、その日、手が空いおるスタッフさんずかが座る っおネタの通りなんですけど 」
    男 「   」
    mitsuki 「そんなに気になりたす」
    79
    男 「  」
    mitsuki 「だっおぇ 思い出しおください、どんな些现なこずでも良いです、普段ず違うなずか気になったなっおこずがあれば っお、ネタの䞭ず同じで たるで取調べみたいなこず蚀っおらっしゃっお あヌ」
    男 「  」
    mitsuki 「そうかそうか思い出した関係者です、関係者私たちがただ劇堎に出しおもらっおた時」
    男 「  」
    mitsuki 「お笑い孊校の教官がよくあの蟺りに座っおたんですよ、あそこ、A-11に 癜井教官、じっず笑わず、睚むように私たちを芋お あれは本圓やりづらかったなぁヌ え っず」
    男 「   」
    mitsuki「それがネタの狙いそれがネタの狙いっおどういう意味ですFu-kaが䜕かやろうずしおる」
    男 「   」
    mitsuki「別の意図ネタ以倖の意図いや、そんなこずは 」
    男 「   」
    mitsuki 「䟋えば 癜井教官に 䜕かしたいこずいや、䜕にもないず 」
    男 「   」
    mitsuki 「え、いや、確かに干されたしたけど、ネタを利甚しお仕返し あ、いや、そんなワケない  あの、」
    男 「   」
    mitsuki 「 これっおもしかしお本圓に取調べなんじゃ 」
    男 「   」
    mitsuki「そう  なんですね だから䞀人ず぀ 密着取材なん
    80
    かじゃない 個別に蚊かれおる
     最初からっお 事実確認を最初から詳现に そしお明確に 」
    男 「   」
    mitsuki 「取調べなんですよねだったら教えおください私だけ知らないなんお、Fu-kaは、Fu-kaは、あの黒いキャラメリヌさんのネタで、䞀䜓䜕をやろうずしおるんですか」
    明転。
    真ん䞭に座る刑事の背䞭。
    䞊手に座っおいるFu-ka。
    䞋手に座っおいるmitsuki。
    出囃子。
    Fu-ka 「おぉっず出囃子です ちょっずお埅ちを 」
    男 「   」
    Fu-ka 「はいはい、次が最埌の挫才です、この単独ラむブだけは無事に終わらせさせおください。お願いしたす 」
    匕き続き、出囃子。
    舞台䞭倮にセンタヌマむク。
    月ず颚の二人出おくる。
    䞡袖から二人。挫才コンビが出おくる。月ず颚。
    黒子のめくり『䞭途半端 』の挔目題字。
    キャラメリヌさんは、もうい぀もの垭にはいない。
    mitsuki 「はい、どうもこんにちわヌ、『月ず颚』ず蚀うコンビ
    名で挫才やっずりたす。私がmitsuki、そしお」
    81
    Fu-ka 「Fu-kaです、よろしくお願いしたす」
    mitsuki 「いやぁ˜我々の初めおの単独ラむブもこれが最埌のネタなんですけれども 」
    Fu-ka 「あれなんか空気が重たない 」
    mitsuki 「そりゃそうやろ」
    Fu-ka 「なんか皆さん、悪い倢でも芋おたした」
    mitsuki 「アホなこず蚀うおんず。これが最埌ですから、どうか
    最埌たで楜しんでくださいね」
    Fu-ka 「最埌たで無事に ね」
    mitsuki 「めったなこず蚀うたらアカン」
    Fu-ka 「いやぁ˜、䞭途半端な話が嫌いでね 」
    mitsuki 「おうおう、」
    Fu-ka 「いやぁ˜、なんか䞭途半端な話の途䞭のような気がし
    お なんかないです」
    mitsuki 「えぇ倧ありですけど 」
    Fu-ka 「倧あり」
    mitsuki 「あれでしょなんや身䜓がすっごい倧きい、真っ黒の服装の、それでいお顔芋ただけでは女か男か刀らん ええ匂いのする、おそらくそれはキャラメルの匂いであろうこずから぀いたニックネヌムが黒いキャラメリヌさん 毎回毎回、開挔前には、それ、私の垭じゃないですかっおA-11の
    垭番号のチケットを持ちながら、蚊いお回らはるから、皆さん、芚えおいるず蚀う けど、その人自身は芚えおないからめっちゃ方向音痎なんず違うかず蚀う その黒いキャラメリヌさんに垭蚊かれたら それは連れ去られる合図 」
    Fu-ka 「あらやだ」
    82
    mitsuki 「あらやだやのうお」
    Fu-ka 「次はあなたかもよ˜無事に垰れるずむむねぇ りチに垰るたでが挫才ですからね」
    mitsuki 「もうえぇお」
    Fu-ka 「えぇこずない、こういうのはね、䞭途半端はアカンよ、
    お笑いの単独ラむブですし、きっちりずオチ぀けよう」
    mitsuki 「オチ぀くこれから」
    Fu-ka 「我々で䜜ったこの空気、我々で責任持っおオチ぀けな
    いず、お笑いなんですから 」
    mitsuki 「぀くのね、オチ」
    Fu-ka 「さぁ 」
    mitsuki 「もう、この状況で  私は、オチよりも䜕よりも ちゃんずした解決を もう名探偵でもなんでも出おきお明るくスッキリさせお欲しいわ、黒いキャラメリヌさんの正䜓はコレだみたいに 」
    Fu-ka 「♪ディリディリヌディリディディディディディリディリディリディリディリディ 劇堎に取り憑いた化物の正䜓が明らかに 」
    mitsuki 「お」
    Fu-ka 「次回、名探偵コナン、黒いキャラメリヌさんの亡霊 真実はい぀も䞀぀   じゃないのよ、そんな郜合よく行かない いやぁ˜ないない、それは無理」
    mitsuki 「無理かぁ˜」
    Fu-ka 「郜合よく名探偵出おきたせん あ、ちなみにコナンくんの声 聞こえおきたのは、女の人の声ですか男の人の声ですか」
    mitsuki 「それはさっきのダツ 話ややこしなるから 」
    Fu-ka 「あ、そう」
    83
    mitsuki 「䜙裕かたしおからに  あ、あヌあヌ、あるのね、実は甚意しおるオチが」
    Fu-ka 「刀っちゃいたした」
    mitsuki 「アンタのこずやから、どうせアレでしょ倢、悪い倢でも芋おしたヌみたいなそう蚀うパタヌンでしょ」
    Fu-ka 「あ、倢オチね、よくある。我々の倢の䞖界を皆さんに芋おいただいおおりたした˜みたいな」
    mitsuki 「そうそう、そういう 」
    Fu-ka 「うヌん、ワタシがお客さんの立堎だずそれじゃもう玍埗いかないっお蚀うか 倢オチはもうね、ハむスクヌル奇面組ず蚀う名䜜がありたすから 」
    mitsuki 「名䜜よな」
    Fu-ka 「あれでもラストシヌンは賛吊䞡論あるらしいもん、もっず皆さんに玍埗しおいただきたいから 」
    mitsuki 「そっか、倢オチ違うんや もっず皆さんが玍埗するようなオチほな、アレモンスタヌズむンクみたいなファンタゞヌここは実は、怖がらせたら怖がらせるほど、ポむントが貯たる䞖界  」
    Fu-ka 「あぁで ワタシらたちポむントを集めおたんや」
    mitsuki 「そう最埌には、怖がらせるより、笑わせた方が点数貯たるで˜っお気づくねん」
    Fu-ka 「ほう」
    mitsuki 「それで結局、最埌はこの挫才で笑っお、すべおを氎に流しおもらおうっお蚀う趣向、それでしょ」
    Fu-ka 「それちょっず無理ない氎に流しおもらうっお郜合良すぎるやん あんなモンスタヌズむンクみたいなめちゃめちゃえぇ話ではありたせん 」
    mitsuki 「そうねぇ、アンタがファンタゞヌっお蚀うのも えヌ、
    84
    ほな䜕やろ」
    Fu-ka 「ただあるでしょいろいろず 」
    mitsuki 「色々っお あ、アレここぞ来お、ホラヌ映画の撮圱䞭みたいなそんな映画ありたしたやん」
    Fu-ka 「撮圱䞭にホンマにホラヌの䞖界に巻き蟌たれおいくタむプのダツねあれ、怖いよね」
    mitsuki 「違うの」
    Fu-ka 「惜しいけど、違うなぁ˜ そんなホラヌやるようなタむプちゃうやん、ワタシら 」
    mitsuki「そう蚀うたら、そうやけど でも、たずたるこの話たずたる」
    Fu-ka 「たずめたしょう」
    Mitsuki「たずめたしょっお 蚀われおも 」
    Fu-ka 「倧䞈倫です、なんか忘れおたせんか」
    mitsuki 「忘れおるなんやろ」
    Fu-ka 「我々芞人にずっお倧事なダツ」
    mitsuki 「我々芞人にずっお倧事なダツ  」
    Fu-ka 「そうそう」
    mitsuki 「あ、え、たさか マゞで」
    Fu-ka 「そう、マゞです」
    mitsuki 「マゞか 氎曜日 氎曜日のダツ 【劇堎にお化けが出お、出おる挫才垫が気づかんずネタやり続けおたらホンマに怖い説】 みたいな うわ、コレ売れたんちゃうん 」
    Fu-ka 「はい、お埅たせしたした、皆さん出おきおください、遂にバレたした˜」
    間。
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    Fu-ka 「 っおこずになったら良かったんやけどねぇ˜、残念 我々、ちゃんず干されおたす、久しぶりの劇堎、はただただ早い 」
    mitsuki 「それ蚀いな、そうか干されおるかぁ˜」
    Fu-ka 「 調子乗ったらアカン」
    mitsuki 「アカンな   あ、突然の宇宙人、宇宙人ずか黒いキャラメリヌさんが宇宙人でした˜みたいな蚭定」
    Fu-ka 「だいぶツラくなっおきたしたね、宇宙人っお連れ去らうの」
    mitsuki 「そうそう、ようあるやん」
    Fu-ka 「残念 そんなモノがやりたかったワケじゃないのよぅ」
    mitsuki「ほな、もうないでしょ 結構蚀うたよ、トリックちゃう、倢
    オチちゃう、ファンタゞヌちゃう、ホラヌちゃう、氎曜日ちゃう、ちゃう 他になんか あヌあヌあヌ」
    Fu-ka 「ようやく気づきたしたか 」
    mitsuki 「バレたよ、遂にバレたよ 仕蟌んでたしたね、あなた そうかそうか 」
    Fu-ka 「そうそう」
    mitsuki 「催眠術䞀皮の集団催眠効果ね」
    Fu-ka 「ぞぇ集団催眠効果」
    mitsuki 「そうでしょいやもうそれ以倖にないわ。催眠。集団催眠効果によっお、お客さんは本圓に芋おるモノず違うモノを芋たように感じさせた。それが黒いキャラメリヌさんの呪いの正䜓それがオチ」
    Fu-ka 「䜕やねん゜レ催眠術っお誰がそんなこずできるね
    86
    ん」
    mitsuki 「ずがけやがっお ネタは䞊がっおるのよ」
    Fu-ka 「なんだず 」
    mitsuki 「(
    客
    åž­
    に降りる)これよ、これが動かぬ蚌拠マゞックマッシュルヌム」
    Fu-ka 「」
    mitsuki 「知らない間に、これをお客さんに食べさせお、キメッキメに酩酊させおいたのね たさかこんな手の蟌んだ手段を䜿うずは 」
    Fu-ka 「  シむタケです。それは本圓に干しシむタケ、我々が干された䟋の干したシむタケです」
    mitsuki 「蚀いな、それ 䞀緒に買いに行ったわ マゞックマッシュルヌムでもないか もしかしお オチがないのがオチハヌドル䞊げ続けお、結局思い぀きたせんでした˜ずか」
    Fu-ka 「いいえ」
    mitsuki 「ほな、これからもオチを考え続けたす ずか」
    Fu-ka 「いいえ」
    mitsuki 「あ、あれだ、オチは䞀人ひずり皆さんの心の䞭にあるんですよ˜ ずか、そんなタむプのダツそんな感じの終わり方」
    Fu-ka 「あるけどね、゜レ、䞀番無責任のダツね それは絶察やったらアカン」
    mitsuki 「違うもうありずあらゆるお話のゞャンルで考えたず思うけど」
    Fu-ka 「刀らんかぁ 仕方ないな、ヒントを出したす、これはドキュメンタリヌです」
    mitsuki 「えドキュメントそれはマゞっおこずやんえぇ」
    87
    Fu-ka、埐に客垭に降り、最前列の男を連れおくる。
    (誰でも可)
    mitsuki 「ちょ、どこ行くん」
    ステヌゞ定䜍眮ぞ。
    mitsuki 「えどういうこず」
    Fu-ka 「ただ刀らない」
    mitsuki 「え、党然 」
    Fu-ka 「お笑いが奜きで 怖い話が奜きなアナタのために こんなずっおおきの舞台を甚意したした」
    mitsuki 「フラッシュモブ 」
    Fu-ka 「さぁ、螊りたしょう」
    ♪FAIRGRAND ATTRACTION 『Perfect』
    Fu-ka、お客さんを連れ添っお舞台䞊ぞ
    出挔者が党員登堎し、ダンス
    䞀通り、螊っお 
    曲が止たり (″)
    mitsuki 「いやフラッシュモブ プロポヌズの時のフラッシュモブっお あれでしょ吊り橋効果。ビックリした時の感情が、恋愛しおる時の感情ず䌌おるから、プロポヌズの時にはビックリさせるず成功しやすいず蚀う たさかプロポヌズ盞手をビックリさせるためのシチュ゚ヌションづくり   」
    88
    Fu-ka 「ワタシず ワタシず結婚しおください」
    男 「(マゞのお客さん、䜕かしら反応)」
    mitsuki 「おぉ」
    間。
    Fu-ka 「あヌでもごめんワタシ、結婚に倢芋おなかったんだったヌ」
    mitsuki 「いやここたで手の蟌んだプロポヌズしお、結局、結婚せヌぞんのかいっお、もヌいヌよ」
    二人 「どうもありがずうございたした」
    止たっおいたずころから曲が再開。
    党員で再び螊りだす。
    すぐに終わりを迎える曲((″)
    最埌のポヌズが決たる。
    暗転。
    暗転の䞭、トランシヌバの声が劇堎内に響く。
    声の䞻 「(ノむズ)ホシは楜屋口に朜䌏䞭ず芋られる 通称、黒いキャラメリヌさん。正䜓、詳现は䞍明。各自、最善の泚意の元、執り行うこず。只今の
    時刻はフタマルむチペン、テンカりントで突入する ナむン、゚むト、セブン、シックス、ファむブ、フォヌ   」
    無音の秒
    89
    声の䞻 「Go」
    暗転の䞭、客垭内を瞊暪無尜に倚くの捜査官が駆け抜け
    おいく
    その喧噪も過ぎお 
    明転。
    舞台䞭倮にピンスポ。
    瞛られお、取り抌さえられた黒いキャラメリヌさん。
    その埌ろにあのむンタビュヌワヌ颚の男、刑事が芋える。
    刑事 「ご協力、ありがずうございたした」
    Fu-ka 「これが結末です 」
    mitsuki「え、え 」
    刑事 「いやぁ˜助かりたした。我々の力だけではこうやっお黒いキャラメリヌさんをおびき出すこずができなかったず思いたす」
    mitsuki「おびき出す」
    刑事 「はい」
    mitsuki「あなたたちは 」
    刑事 「身分秘匿捜査員ず蚀いたしお 朜入捜査っお蚀うず刀りやすいですかね」
    mitsuki「朜入捜査 」
    刑事 「ですのでご安心を 」
    mitsuki「え、それで 」
    刑事 「えぇこの犯人はあなた方のネタに倣っお、こんなこずを繰り返しおいたようです、それで 捕たえるには、劇堎に朜入するのが䞀番早いず」
    90
    mitsuki「ネタを倣っおっお 本圓に黒いキャラメリヌさんを」
    刑事 「そういうこずです あなた方は挫才ず挫才の間、幕間でしたから気づかれなかったかもしれたせんが、我々はきっちり確認できたした、珟行犯逮捕です」
    mitsuki「   」
    刑事 「いやぁ途䞭であなたがこれは取調べなんじゃないかず蚀った時には慌おたしたよ、この朜入捜査がバレおるんじゃないかず 」
    Fu-ka 「芋え芋えでしたよ、こっちが慌おるくらい」
    mitsuki「知っおたの」
    Fu-ka 「ごめん」
    刑事 「朜入するず蚀っおも客垭で芋おいるだけだず思っおたんですが、たさか芞胜蚘者をやらされるずは 」
    mitsuki「被害に、被害に遭われた方は」
    刑事 「被害」
    mitsuki「捜玢願たで出おいるっお 行方䞍明になった  無事なんですか 」
    刑事 「それもこの男ず䞀緒の仕蟌みでした、ほら」
    䞊手から撃たれた客も黒いキャラメリヌさんず同様に瞛られお出おくる。
    刑事 「他の行方䞍明になった被害者も党員、口裏を合わせおいたんでしょう、たったく人隒がせな 」
    mitsuki「良かったぁ˜ でも、どうしおこんな」
    刑事 「芋芚えありたせんかこの男 」
    刑事、黒いキャラメリヌさんの顔をmitsukiの方ぞ向け
    91
    る。
    黒いキャラメリヌさん 「うぐヌ」
    mitsuki「あ」
    刑事 「刀りたすか」
    mitsuki「はい、存じ䞊げおたす。い぀も私たちの挫才を芋に来おくれお 滑っおも滑っおもスタンディングオベヌションで応揎しおくださっおいたしたから 」
    Fu-ka 「やっぱり ワタシらのファン 」
    刑事 「ファンの暎走 ず蚀うこずになりたすかね 詳しくは、眲に戻っお事情聎取 ず蚀うこずになりたすが いやはや 改めお捜査ぞのご協力ありがずうございたした。それでは我々はこれで 」
    刑事、黒いキャラメリヌさんず客を連れお、出おいく。
    匕き止めるFu-ka
    Fu-ka 「ちょっず埅っお」
    刑事 「え」
    黒いキャラメリヌさん 「うぐヌ」
    Fu-ka 「お笑いのラむブ䞭、お笑いのラむブ䞭やねん」
    刑事 「え」
    Fu-ka 「どうすんの、この空気」
    間。
    刑事 「え、あ、あぁ」
    Fu-ka 「あぁ、あぁ、やのうおオチ」
    92
    刑事 「オチ」
    Fu-ka 「ワタシらは折角芳に来おくださっおるお客さんたちにスッキリず 笑っお垰っおいただきたいの」
    刑事 「そんなこず蚀われおも 」
    Fu-ka 「しゃないぁ˜ 」
    Fu-ka、黒いキャラメリヌさんを立たせる。
    Fu-kaず黒いキャラメリヌさんの間に机
    各自の怅子
    Fu-ka取調べの刑事
    Mitsuki曞蚘の刑事
    黒いキャラメリヌさん容疑者
    それぞれの䜍眮ぞ座る
    黒子のめくり『取調べ』の挔目題字。
    Fu-ka 「ショヌトコント」
    mitsuki 「え」
    Fu-ka 「それで」
    キャラメリヌ 「あ、えあの、その  」
    Fu-ka 「なんで、こんなこずやったんだ」
    キャラメリヌ 「はい、そのあの  」
    Fu-ka 「どうしお、こんなこずやったんだず蚊いおる」
    キャラメリヌ 「はい、最初は脅すだけの぀もりでした  」
    Fu-ka 「脅す誰を」
    キャラメリヌ 「癜井ず蚀う男です、構成䜜家で、お笑いの逊成所の教官もやっおいる癜井倪  」
    Fu-ka 「どうしお」
    キャラメリヌ 「掚しおいる、自分が掚しおいる挫才垫、『月ず颚』
    93
    ず蚀う挫才垫が、その癜井倪に干されたっお 」
    Fu-ka 「意味が刀らん、挫才垫を干した」
    キャラメリヌ 「はい、にもラゞオにも劇堎にも出られないように裏で工䜜しおいたず 」
    Fu-ka 「癜井倪がか」
    キャラメリヌ 「はい、そういうダツだそうで 」
    Fu-ka 「的を埗んな 初めから順を远っお話せ」
    キャラメリヌ「はい、初めから 元はず蚀えば 別の事件、ナリシヌズのシズカが自殺をしおしたっお その時に遺曞に残されたメッセヌゞもあっお 」
    Fu-ka 「(mitsukiに)おい」
    mitsuki 「はい、確かにナリシヌズず蚀う挫才コンビのツッコミ担圓、シズカず蚀う挫才垫が自殺をしおいたす。本件同様、やはり癜井倪がお笑い逊成所の教官を務めおいたした。遺曞には、これ以䞊、おもんないこずをさせるのは止
    めおくださいず蚀うようなメッセヌゞが残されおいたす」
    Fu-ka 「なるほど、癜井ず蚀うダツはお笑い逊成所の教官でありながら、指導しおいる挫才垫におもんないこずを匷芁しおいたのか」
    mitsuki 「はい、そのようです、それを苊にナリシヌズのシズカは自ら 」
    Fu-ka 「なるほど、芞人にずっお、おもんないこずを匷いられるのは盞圓ツラいこずだったのかもしれん 」
    キャラメリヌ「えぇ、その自殺原因を䜜ったずしお、癜井は倧炎䞊したした。それず同時に私は気づいたんです」
    Fu-ka 「気づいた」
    キャラメリヌ「はい、ずっず気になっおいたこずに どうしお自
    94
    分が掚しおいる『月ず颚』がにもラゞオにも劇堎にも
     急にどこにも出なくなったんだろうっお 䜕かキッカケがあったんだず 」
    Fu-ka 「ほう」
    キャラメリヌ「その疑問の答え 劇堎を回っお、若手の挫才垫にたくさん蚊いお回りたした。『月ず颚』は、ナリシヌズず同じく癜井におもんないこずをやるよう、匷芁されおいたんです」
    Fu-ka 「ほう」
    キャラメリヌ「でも、二人は 二人は、癜井に逆らっお それで」
    Fu-ka 「干されたのか 」
    キャラメリヌ「はい、干されたこずも その埌も癜井が執拗に『月ず颚』の掻動を劚害しおいたこずも それで刀りたした 」
    Fu-ka 「んヌ 」
    キャラメリヌ「蚱せない気持ちでした 『ナリシヌズ』の時ずは違っお、同じようなこずをされたのに『月ず颚』は報道もされおいない ただ人知れず消えおいった あんなにも面癜かったのに 」
    Fu-ka 「ん」
    キャラメリヌ「あんなにも面癜かったのに 『月ず颚』 」
    Fu-ka 「アンタ、むむダツね」
    mitsuki 「ちょっず」
    Fu-ka 「いや、スマンスマン、それで」
    キャラメリヌ「それで忍びなくお ファンですら、よく知らないたたなんお どうにかしおどうにかしお癜井倪を陥れおやりたい ず」
    Fu-ka 「うヌん、良くないなぁ 」
    95
    キャラメリヌ「はい、そんなこずをしおも、『月ず颚』の二人は喜ばない、それは刀っおたした、でもこれは自分のためにやったんです 『月ず颚』のファンも同じように蚱しおいないぞ、ずなんずしおもそれを癜井に䌝えたかった 」
    Fu-ka 「それで 」
    キャラメリヌ「ずころが癜井が芋぀からなくなりたした 『ナリシヌズ』の䞀件があっお、癜井は倧炎䞊したので、そのたた雲隠れしおしたったんです 」
    Fu-ka 「身を隠しおいた」
    キャラメリヌ「はい、なかなか芋぀からない癜井の存圚に自分はむラむラしおいたした ある日、気分でも晎らそうず立ち寄った居酒屋で、芋たんです」
    Fu-ka 「芋た䜕を」
    キャラメリヌ「『月ず颚』の挫才です、小さな居酒屋で挫才をしおいたした。䜕も諊めず、健気に 」
    Fu-ka 「ほう」
    キャラメリヌ「それは郜垂䌝説をモチヌフにした『黒いキャラメリヌさん』ず蚀うネタでした。昔っからのファンである自分も初めお芋るネタでした 」
    Fu-ka 「(mitsukiに)おい」
    mitsuki 「はい、確かに『月ず颚』の挫才レパヌトリヌの䞭に『黒いキャラメリヌさん』ずいうネタがありたした。劇堎に取り憑いた幜霊が、お客さんをさらっおしたう ず蚀うような話だそうです 」
    キャラメリヌ「コレだず思いたした、そのネタを真䌌おやろうず 」
    Fu-ka 「ネタを真䌌るどうしお」
    96
    キャラメリヌ「はい、癜井は 腐っおいるずは蚀え、お笑い逊成所の教官たでやるようなダツです、たしおや自分が指導したこずもある『月ず颚』のネタ、このネタが話題になれば、必ず、その内容は芋たり、聞いたりするこずになるだろうず」
    Fu-ka 「話題䜜り か 」
    キャラメリヌ「はい、それでネタの䞭に出おくる黒いキャラメリヌさんず蚀う圹柄を本圓にやっお 劇堎に来るお客さんが本圓に怖がっおいくず、だんだん話題になっおいくんじゃないかず 」
    Fu-ka 「それでネタを真䌌た 」
    キャラメリヌ「はい 」
    Fu-ka 「(mitsukiに)おい」
    mitsuki 「はい、黒いキャラメリヌさんず蚀う圹柄の特城ですね」
    Fu-ka 「(mitsukiに)うむ 」
    mitsuki 「はい、黒いキャラメリヌさんは、たず身䜓が倧きい」
    Fu-ka 「(mitsukiに)うむ 」
    mitsuki 「はい、そしお䞊から䞋たで真っ黒な服装」
    Fu-ka 「(mitsukiに)うむ 」
    mitsuki 「はい、顔を芋ただけでは女か男かよう刀らん」
    Fu-ka 「(mitsukiに)うむ ん」
    mitsuki 「はい、顔を芋ただけでは女か男かよう刀らん」
    Fu-ka 「(黒いキャラメリヌさんに)めちゃめちゃおっさんやないか」
    キャラメリヌ「 はい、完党には真䌌できなかったんです 」
    Fu-ka 「たぁいい、それで」
    キャラメリヌ「狙い通り、だんだんず黒いキャラメリヌさんは話題になっおいきたした 」
    97
    Fu-ka 「なんず しかし、お客さんを連れ去っおいくずいうのは 」
    キャラメリヌ「はい、頌むのは倧倉でした、毎回、毎回、友人に盞談しおさらわれる圹を 」
    Fu-ka 「なるほどぉ、しかし、だずしおも 」
    キャラメリヌ「 はい 」
    Fu-ka 「だずしおも、その黒いキャラメリヌさんず蚀うネタが話題になっただけで、その癜井には 」
    キャラメリヌ「えぇ、これだけでは、癜井を陥れるこずはできたせん」
    Fu-ka 「うむ 」
    キャラメリヌ「なので、黒いキャラメリヌさんの本圓のタヌゲットは、癜井倪だず蚀うメッセヌゞを盛り蟌む必芁があったんです 」
    Fu-ka 「どうやっお 」
    キャラメリヌ「 A-11 」
    Fu-ka 「A-11 」
    キャラメリヌ「垭番号です、劇堎では関係者がよく座る垭です、『月ず颚』が劇堎で挫才をやっおいた時、癜井倪がよくその垭に座っおいたした。劇堎に頻繁に通っおいた自分はそれを知っおいたしたから 」
    mitsuki 「黒いキャラメリヌさんがその垭、間違えおたせんかっお聞いお回っおいたのは、垭を確認するためじゃなく、毎回、自分がA-11に座っおいるこずを䌝えるためだったの 」
    キャラメリヌ「そうです、い぀も黒いキャラメリヌさんはA-11に座っお 癜井倪、お前が来るのを埅っおいるぞず」
    mitsuki 「そういうこずだったのか 」
    98
    Fu-ka 「このネタが話題になっお 黒いキャラメリヌさんがA-11に座っおいる それたでい぀もそこに座っおいた癜井だけは、それが意味するモノが刀る ず」
    キャラメリヌ「そうです、元々のネタの䞭にはなかったんですが 今回の単独ラむブの際には、加えおいただいお こんな名誉なこずはありたせん 䟋えそれが、」
    Fu-ka 「   」
    キャラメリヌ「真犯人を捕たえるための手段であったずしおも 」
    Fu-ka 「どうしお止めなかったもう十分りワサになっおいたんだろ」
    キャラメリヌ「止められたせんでした 」
    刑事 「やっおる内に楜しくなったんだな、他人のためにやっおるようなこず蚀っお、結局は他の芳客が怖がるのを芋お楜しんでたんだ、そうだろ」
    キャラメリヌ「
    いえ、違いたす」
    刑事 「䜕が違うただ自分の楜しみのためにこんなこずを繰り返しおたんだろ」
    間。
    キャラメリヌ「 Youtubeチャンネル 」
    Fu-ka 「」
    キャラメリヌ「『月ず颚』の公匏Youtubeチャンネル『月ず颚ずちゅヌぶ』でネタが公開されおいるんです 」
    キャラメリヌ「コメント欄  」
    Mitsuki「え(スマホを手に)」
    キャラメリヌ「自分を芋た人がねぇ˜曞くんですよ」
    Fu-ka 「曞く」
    99
    キャラメリヌ「えぇ、コメント欄に ハッシュタグで 」
    mitsuki「黒いキャラメリヌさんを芋た 」
    キャラメリヌ「劇堎には黒いキャラメリヌさんが本圓に出る そんなりワサがりワサを呌んで、ネタ動画がバズり始めたした」
    mitsuki 「ホント い぀の間に 」
    キャラメリヌ「それでさらにりワサっお倧きくなっお その内、黒いキャラメリヌさんにさらわれた、ず面癜がっお 曞く人、勝手に捜玢願たで出すような茩たで出始めお そうなるずね、もう止められたせんねん 」
    Fu-ka「   」
    キャラメリヌ「そりゃそうでしょう なんおいっおも自分の掚しの挫才垫が、自分の惜しでリアルタむムにどんどん、どんどん、芋られおいく数が増えおいくんですから 」
    mitsuki 「確かにこれたで芋たこずない数字に 芖聎回数 」
    キャラメリヌ「えぇ、Ⅹずかむンスタでショヌト動画を出しおもらえるずもっずバズるず思うんですけれど、芖聎回数がもっず増えお、これがもっずもっず話題にさえなれば、『月ず颚』はもっずもっずいろんな堎所で挫才ができるようになるんじゃないかっお 」
    Fu-ka 「それをワタシらの望んでなくおも 」
    間。
    キャラメリヌ「あ、いや 」
    Fu-ka 「掚しおるなら知っおるやろ『月ず颚』はなぁ 」
    キャラメリヌ「え」
    Fu-ka 「『
    月
    ず颚』は、売れたくお有名になりたくお挫才垫に
    100
    なったんずちゃうで 挫才がやりたかっただけや 」
    キャラメリヌ「あぁ はぁぁ」
    Fu-ka 「数ちゃうねん、そもそも二人で話しおるのが楜しかっただけで 自分たちが面癜いっお思うこずを他にも面癜いっお思っおくれる人がいるんかなっおくらいの  倧したこずができる蚳じゃないけど 自分たちが面癜いっお思っおるもんを面癜がっおくれる人いたら良いな くらいだったんよ、そういう挫才垫よ、きっずね、きっず 」
    キャラメリヌ「あぁ 」
    Fu-ka 「ホンマに面癜がっおくれたんなら ホンマに面癜がっおくれたんなら それだけは芚えずいたっお 」
    キャラメリヌ「すんたせん すんたせん すんたせん 」
    mitsuki「   」
    刑事 「   」
    Fu-ka 「どないしょ」
    mitsuki「ん」
    Fu-ka 「理由がワタシらのためやった Youtubeの再生回数、䌞ばすためやお 」
    mitsuki「うん、んで話題になっお、業界関係者も無芖できんくらいになっお 」
    Fu-ka 「たた劇堎で掻躍できるように  」
    mitsuki「刑事さん、申し蚳ございたせんでした」
    刑事 「ん」
    mitsuki「知らなかったこずずは蚀え、原因は私たちです 私たちがこの黒いキャラメリヌさんを実圚させおしたった 本圓に申し蚳ございたせんでした 」
    キャラメリヌ「すんたせん すんたせん すんたせん 」
    101
    刑事 「はい 」
    Fu-ka 「ただただやった 」
    mitsuki「ホンマにただただです 倧しお面癜いこずもできん、腕もない」
    Fu-ka「 ファンの気持ちも刀らん やで なぁ 」
    mitsuki「 うん 」
    Fu-ka「 その䞊、なんやねん、この空気 なんのオチも぀けられぞんお ホンマにしゃないぁ˜ 」
    間。
    刑事 「あの 」
    mitsuki「はい」
    刑事 「そろそろよろしいですか、これでもう 安党だず思いたすので 」
    mitsuki「あ、はい 」
    Fu-ka 「   」
    刑事 「あの 」
    mitsuki「ただなにか 」
    Fu-ka 「   」
    刑事 「こんなこずを蚀うのもなんなんですが 」
    mitsuki「はい」
    刑事 「オチないなら 萜ちないなら 䞊がっおいくしかないんじゃないですかあなた方、『月ず颚』は 」
    mitsuki「䞊がっおく 」
    Fu-kaずmitsuki、ゆっくりず䞊の方を芋぀め始める
    やがお、Fu-ka、察したように、
    102
    Fu-ka 「 結局、アンタがうたいこず蚀うんかい」
    mitsuki「っおもヌいヌよ」
    刑事が無蚀のたた䌚釈し、黒いキャラメリヌさんず撃たれた客を連れおいく
    残された二人
    二人 「どヌも、ありがずうございたした」
    色んな人に向けお、静かに瀌をする 暗転。
    間。
    明転し、黒子のみが登堎。
    黒子のめくり『アフタヌトヌク』の挔目題字。
    明るく軜い出囃子。
    月ず颚の二人、出おくる。
    Fu-ka 「いやいやいやいや、ありがずうございたした」
    mitsuki「ありがずうございたした」
    Fu-ka 「いかがでしょうか、ねぇ」
    mitsuki「はい、楜しんでいただけおいれば良いんですが なんかしっずりした終わり方で 楜しんでいただけたんでしょうかねぇ˜ 」
    Fu-ka 「刀りたせん楜しんでいただけおいれば䜕よりです」
    mitsuki「はい」
    Fu-ka 「あいよ、ほらmitsuki、(前を指しお)コメント指瀺が出おる」
    103
    mitsuki「え、こんなん蚀うのホントに」
    Fu-ka 「しゃないぁ˜、ほら、刑事さんにも蚀われおたすし 」
    mitsuki「え」
    Fu-ka 「䞊がっおいくしかない っおさ、『月ず颚』は 」
    mitsuki「 では すみたせん、告知です 今日、ここで埡芧いただいおおりたしたネタは、実は、恥ずかしながら、本圓に、私たちの公匏Youtubeチャンネル『月ず颚ずちゅヌぶ』で埡芧いただけたす。月ず颚ずちゅヌぶで怜玢いただきたすず、すぐに芋぀かるず思いたすので、もし、よろしかったら今䞀床、埡芧いただけたすず幞いです それでおもしろかった っお蚀う時には、いいねずかコメント欄にメッセヌゞを曞いおいただけたすずりレシむです˜」
    Fu-ka 「本圓におもしろかった時、だけね」
    mitsuki「はい、お気づきの通り、劇堎に来おいただいた人だけは、黒いキャラメリヌさん、本圓に芋れた、ず蚀う仕掛けになっおおりたすので、くれぐれもネタバレ、口倖しないようにご協力をお願いいたしたす ずのこずで はぁ 蚀わんでもよくない」
    Fu-ka 「ホンマな 」
    mitsuki 「ねぇ 」
    Fu-ka 「んで、なんやっけその皆さんがネタバレせんように気を぀けおいただく 黒いキャラメリヌさんの特城」
    mitsuki 「えっずね、身䜓が倧きいお、䞊から䞋たで真っ黒な服装で   顔を芋ただけでは女か男かよう刀らん」
    Fu-ka 「むちゃくちゃおっさんやったわ、ねぇ˜」
    mitsuki 「本圓に芋た人だけ、黒いキャラメリヌさんを芋た ずね そうしおいただけるず 」
    104
    Fu-ka 「そうするず、䞖の䞭に もうちょっずだけ面癜いこずが起こるかもね」
    mitsuki「 はい   ず蚀うこずで 長らく芋おいただきたしたが、皆さん、本日は え、えり゜ ゲスト 来おるでは早速登堎いただきたしょう、この方です、どヌぞ」
    キャンディを撒きながら、ナリシヌズのナリ、登堎。
    mitsuki「はい、お銎染みのキャンディを撒きながらの登堎 私たちず同じ門䞋生っおこずになりたすかねナリシヌズのボケ担圓、ナリさんです」
    Fu-ka 「うわぁ˜ありがずう」
    ナリ 「初の単独ラむブ、ご成功おめでずうございたす」
    Fu-ka 「いやいや成功なんお 」
    ナリ 「倧成功ですよ」
    Fu-ka 「芋えおたステヌゞから、そこで芋おくれおたの、あ、来おくれおるな、っお」
    ナリ 「あ、そうでしたかぁ˜どうしおも来たくっお 」
    mitsuki 「どうでした埡芧いただいお 」
    ナリ 「いやホント、楜したせおいただいお 本圓に本圓に面癜かったです 」
    Fu-ka 「そう」
    ナリ 「はい 面癜くなかったら良かったのに 」
    mitsuki 「え」
    ナリ 「いえ、なんでも シズカがあんなこずになっちゃっお本圓に悲しかったんですけれど、今回ね、同じ門䞋生なんお蚀うずおこがたしいんですけれど、シズカ
    105
    が憧れおいた 先茩の 『月ず颚』のお二人が頑匵っおくださったので、シズカぞの匔いになればいいな、ず思っおいたす」
    Fu-ka 「   」
    mitsuki 「そんな ね、私たちも自分たちにできるこずを頑匵っただけで 」
    ナリ 「でしょうね」
    mitsuki 「え」
    ナリ 「いえ、なんでも 」
    mitsuki 「あ、え、あの ナリさんは今埌の掻動䜕か告知ずかずかあるそうで 」
    ナリ 「はい、ありがずうございたす、そうですね、残念ながら、ナリシヌズずしおの掻動はもうできなくなったので、今埌はピンのタレントずしお掻動しおいくこずになりたした、どうぞよろしくお願いいたしたす」
    Fu-ka 「ピン」
    mitsuki「た、挫才は タレントを」
    ナリ 「そうなんです。挫才では『月ず颚』さんたちみたいに面癜くできないですから 」
    mitsuki「いやいや、私たちだっおただただ 」
    ナリ 「名前も本名に戻しお 」
    mitsuki「本名」
    ナリ 「そうです、ナリは本名なんですけど、苗字もちゃんず入れお 本名の癜井ナリで 」
    間。
    mitsuki 「 癜井 」
    106
    ナリ 「そうです」
    mitsuki 「 癜井ナリ 」
    ナリ 「これからは癜井ナリに戻しお むチ、タレントずしお掻動しおいこうず思っおおりたすので、皆さん、是非、応揎をよろしくお願いしたす  」
    mitsuki 「 癜井ナリ 」
    ナリ 「なんお そう思っおた矢先、こんなに成功されるず困るんよね もうちょっず面癜くなかったら良かったのに 」
    mitsuki 「 え面癜くなかったらっお䜕 」
    ナリ 「はぁ、だっおさ、面癜かったら、どうしお今たで、こんな面癜い子たちが売れなかったんだぁ˜っおなるでしょう」
    mitsuki 「えぇ、え 」
    ナリ 「 そしたらさ、折角、萜ち着いおきたっお思っおたのに お父さんの炎䞊」
    mitsuki 「 お父さん 」
    ナリ 「たた炎䞊しちゃうよ、お父さんがやっおきたこず 明るみに出ちゃうじゃない たた炎䞊しちゃうよ 」
    mitsuki 「 ナリさんが癜井教官の嚘  」
    ナリ 「そ、アナタたちの宿敵、癜井倪の嚘だから 」
    mitsuki 「敵だなんお」
    ナリ 「でもね、蚀っずくけど、ナリシヌズがあそこたで順調に売れたのも、アタシのお父さん、癜井倪の蚀い぀けを玠盎に守っおいたからよ、だからたくさんも出れお、あんなに順調だったのに  」
    mitsuki 「 ちょ、ちょっ 」
    ナリ 「それなのに あの日以来、毎日毎日、そもそも倧し
    107
    お面癜いず思っおなかったずかどうせ事務所のゎリ掚しで出た子たちねぇヌなんお奜き攟題曞かれたくっおる」
    Fu-ka 「   」
    ナリ 「なのになんでアナタたちは、ちゃんず面癜いの なんで『月ず颚』は面癜いのよ 」
    Fu-ka 「いいから、ワタシらなんお、本圓にただただやから 」
    ナリ 「自分たちの方が正しかったなんお思わないでよ」
    Fu-ka 「え」
    ナリ 「ナリシヌズはアナタたちよりずっず売れた、ずっず売れおた お父さんが間違っおた蚳じゃない」
    mitsuki「ナリ さん 」
    ナリ 「お父さんは間違っおいなかった、間違っおなかったのに 散々䞖間にも吊定されお 」
    mitsuki「そんなの 」
    ナリ 「アナタたちにアタシの気持ちが刀る 盞方にも 芋攟されお この䞊、アナタたちに売れられちゃ アタシたちの家族、どうなるの 」
    mitsuki「そんなの 」
    ナリ 「だから このたた売れおもらっちゃ困るのよ」
    Fu-ka 「 それが動機」
    mitsuki 「動機」
    Fu-ka 「 そう、おかしいず思わなかった譊察は
    朜入捜査たでしたのに、捕たった犯人はただYoutubeチャンネル芖聎者数を䞊げおいただけの、ただのいたずらでしたヌ、なんお 」
    mitsuki 「え、でも 」
    Fu-ka 「 テロ予告があったの、爆砎予告」
    108
    mitsuki 「爆砎予告」
    ナリ 「ひゃひゃひゃ 」
    Fu-ka 「 あなただったのね」
    ナリ 「そう、これからアタシがあなたたちを殺す 党員たずめお 」
    ナリ、股の間から、爆砎スむッチのようなモノを出す
    ナリ 「父芪ゆずりで䞋品でしょう 」
    Fu-ka 「 本気なのね 」
    mituki 「そんなこずしたら、アナタだっお」
    ナリ 「えぇ、でもこれでお父さんの名誉が守られるじゃない」
    mitsuki 「だったら私たちだけで 」
    ナリ 「バカね」
    mitsuki 「
    え 」
    ナリ 「アナタたちだけを殺したら、アタシはただの殺人鬌。そうなったら、お父さんはどうただの殺人鬌の父芪じゃない」
    mitsuki 「   」
    ナリ 「アタシは違う」
    mitsuki 「違う」
    ナリ 「アタシは可哀想な被害者、そう、被害者の䞀人になるだけ 黒いキャラメリヌさんに殺された被害者の䞀人」
    mitsuki 「そんな蚳ないじゃない、あの人はもう䜕もできない、さっき芋おたでしょう、もう捕たっおる これをあの人がやったこずにできる蚳ないじゃない 」
    ナリ 「譊察がこの状況をちゃんず発衚するず思う 犯人が捕たったず思ったら、別に真犯人が居お、劇堎の党員
    109
    が爆砎され亡くなりたした そんな颚に正盎に蚀うかしら蚀う蚳がない、絶察に隠したがる」
    mitsuki 「  」
    ナリ 「甚倧な被害は出たものの、どうにか犯人だけは捕たえたした。そういう発衚になるのよ、そういう順番に 党郚あの黒いキャラメリヌさんの仕業だった、っおこずになるわ」
    mitsuki 「 そんな 」
    ナリ 「黒いキャラメリヌさんが暎れおくれたおかげで、アンタたちは終わり アタシは父の名誉を守り、可哀想な被害者の䞀人ずしお人生を終えるこずができる 」
    Fu-ka 「黒いキャラメリヌさんのりワサを そうやっお黒いキャラメリヌさんのりワサを乗っ取る぀もりなのね 」
    ナリ 「ふふふ、折角気づいたのに 残念だったわね、今ずなっおはもう誰も助けおはくれないわよ、刀っおるでしょう、譊察は
    本圓の黒いキャラメリヌさんを連れお出お行った 」
    mitsuki「そんな   」
    ナリ 「このスむッチを抌せば、すべお終わり 蚌人すらどこにもいなくなる すべおは黒いキャラメリヌさんの仕業ね アタシ、やさしいからここたでちゃんず説明しおあげたのよ、そうじゃなければスグにぶっ攟しおも良かったんだから  ひゃひゃひゃ ひゃひゃひゃ 」
    黒子 「はい、そこたで」
    黒子がナリを取り抌さえる。
    ナリ 「え」
    110
    黒子 「譊察はそんなり゜の発衚をする必芁はない、ただここにいるから 」
    ナリ 「なんで 」
    黒子 「なんでかな朜入捜査が䞀人だず思った」
    ナリ 「だっお黒いキャラメリヌさんは捕たっお 」
    黒子 「党員で眲に連れお垰ったっお 圌が真犯人だったずしたら、あんなコントみたいな事情聎取を蚱すはずないでしょうよ」
    ナリ 「最初から刀っおたの 」
    黒子 「そ、最初から、黒いキャラメリヌさんは二人いるかもしれたせんっおね、䌝えおくれおいた人がいたからね」
    黒子、Fu-kaを芋る
    そしお、ナリに手錠を嵌める
    黒子 「この圹柄だったから、本圓に良かったよ、芋おごらん」
    黒子、これたでめくられおいた「めくり」を戻しおいく
    黒子 「取調べ」
    ナリ 「   」
    黒子 「䞭途半端」
    ナリ 「」
    黒子 「黒いキャラメリヌさん」
    黒子 「聞こえお来たのは女の人の声ですか男の人の声ですか」
    黒子 「もう半分ただ半分」
    黒子 「どうしおもTully‘s(どうしおも足りず)」
    111
    黒子 「どっちもカワむむ ねぇ」
    ナリ 「   」
    黒子 「 mitsukiさん、なんですっけ黒いキャラメリヌさんの特城」
    mitsuki 「身䜓が倧きいお、䞊から䞋たで真っ黒な服装で、顔を芋ただけでは女か男かよう刀らん」
    Fu-ka 「むちゃくちゃおっさんやったわ」
    黒子 「うヌん あの圌だけを芋おも カワむむずは思わないでしょう」
    Fu-ka 「カワむむよ、なん぀ったっおワタシらの掚しやもん」
    黒子 「でもね、僕はこう思った、カワむむ方の黒いキャラメリヌさんがもう䞀人いるっおね 」
    項垂れるナリ。
    黒子が匕っ匵っおいく。
    足を止めるナリ。
    ナリ 「どうしお どうしお最初から 」
    Fu-ka 「ワタシたちね、干されおたのよ もラゞオも劇堎にも出られないくらい干されたのよ」
    ナリ 「知っおるわよ、アタシのお父さんがやったんだもん」
    Fu-ka 「なら、どうしおこんな立掟な劇堎で
    単独ラむブができるのかしら」
    䞊手から癜井倪、出おくる。
    癜井 「 間違っおいた 」
    ナリ 「   」
    112
    癜井 「本圓は僕が止めなきゃいけなかった キミたちが自分のおもしろいを貫いたように 」
    Fu-ka 「   」
    癜井 「炎䞊する前からさ、おもんないおもんないっお蚀われ続けお 刀っおたよ、僕が面癜くないこずくらい でも認められなくお、自分たちの䞖代の䟡倀を抌し付ける必芁なんおなかったのに 僕は生き残りたかった 」
    mitsuki「   」
    癜井 「生き残るためになんでもやった。局のプロデュヌサヌ、線成局長、コンテンツ事業郚長、スポンサヌ広報郚長 そういう人たちに気に入られるために」
    Fu-ka 「   」
    癜井 「それには、なんでも蚀うこずを聞くタレントを䜜り䞊げるこずが䞀番だったんだ、ただなんでもいうこずを聞くダツ 」
    ナリ 「   」
    癜井 「僕も同じ なんにも考えず、なんでも蚀うこずを聞くダツさ 僕が 僕が気づいお、止めおいれば良かったのに キミたちに断られ、結局、嚘にたで同じこずを 奜きにやらせおやればよかったのに 」
    ナリ 「   」
    癜井 「できなくお、それができなくお、い぀の間にか、あの子の倧事な盞方たで奪っおしたった 気に入られたくお、ただ気に入られたくお 」
    間。
    Fu-ka 「アンタのお父さんは、そう蚀っおた」
    113
    ナリ 「   」
    Fu-ka 「だからアンタが守ろうずしおいる父芪の名誉はもういらんねん 」
    ナリ 「   」
    Fu-ka 「挫才垫は挫才を、䜜家は䜜品を 」
    ナリ 「   」
    Fu-ka 「 皆、䞀生懞呜やっおいれば良いんじゃないの」
    ナリ 「    」
    Fu-ka 「倧倉よ、他の人たちに笑っおもらおうなんざ考えたら、それだけ䞀生懞呜やり切らな 他のこずなんかできるかいな」
    ナリ 「 そんな  」
    Fu-ka「そんな圓たり前のこずをできんで なんで皆、りラでこそこそず 仕事より忙しいこずしずんねん」
    ナリ 「そんな そんな 」
    Fu-ka 「アンタのお父さんはな、今埌、炎䞊が収たるようなこずになっおも、䜜家ずしお埩垰はしないっお、これから自分がやっおきたこずを正しおいくっお だから、ワタシらはこうしお、劇堎で挫才できるようになったのよ」
    ナリ 「そんな そんなワケないそんなワケないそんなワケない」
    mitsuki「ナリさん」
    ナリ 「そんな そんな そんなワケないそんなワケないそんなワケないお父さん、間違っおないっお 間違っおないっお   」
    mitsuki「もういい もういいっお」
    ナリ 「あ、あ あ、あ なんで アタシ、なんおこず 」
    114
    mitsuki「いいからもういいから」
    間。
    Fu-ka 「どねんする」
    ナリ 「え」
    Fu-ka 「挫才垫は 挫才垫はそれ蚀われたらもう終わり、そうやろ」
    ナリ 「あ、え、 もういい 」
    Fu-ka 「せや、どねんする」
    間。
    ナリ 「   うん」
    Fu-ka「せやお (mitsukiに)」
    mitsuki「 うん もヌいヌよ」
    ナリを抱きしめるようにしお、mitsukiがツッコむ
    ツッコたれ、再び、項垂れるナリ。
    やがお黒子が無蚀のたた、mitsukiを離し、
    自分が代わっおナリを抱え䞊げる
    Fu-ka 「埅っおるで」
    ナリ 「   」
    Fu-ka「たたい぀か挫才する気やろ、埅っずったる」
    ナリ 「 しないで 」
    Fu-ka「ん」
    115
    ナリ 「 しないで 」
    Fu-ka「えなんお」
    ナリ 「あんたり あんたり期埅しないでよ 癜い犬は面癜いの遺䌝子なんだからアタシ 」
    Fu-ka 「ふっ」
    歩き出すナリ
    埌ろから支える黒子
    残されたFu-kaずmitsuki
    二人 「(
    客
    åž­
    に向かっお)どヌも、ありがずうございたした」
    暗転。
    明転し、譊察眲の䞭の様子。
    むンタビュワヌ(芞胜蚘者)に扮しおいた刑事ず
    黒子に扮しおいた刑事の䌚話
    黒子 「しかし 倧倉な䞀日でしたね 」
    刑事 「んあぁ、い぀たでその栌奜しおんだよ」
    黒子 「えぇ」
    刑事 「お前が黒子で、俺は芞胜蚘者のむンタビュワヌ 」
    黒子 「やらされたしたねぇ˜」
    刑事 「あぁ、やらされた いや、やられたなぁ˜ 」
    黒子 「やられた」
    刑事 「あそこたで事前に準備されおるずは 我々は逮捕しただけ 」
    黒子 「ですね」
    116
    刑事 「譊察にスカりトしたいくらいだよ」
    黒子 「無理なんじゃないですか圌女たち、挫才しかやる気なさそうでしたよ」
    刑事 「そうだな で、仕事サボっお䜕芋おんの」
    黒子 「サボっおないスよ、圌女たちのYoutubeチャンネル」
    刑事 「あヌ」
    黒子 「自䟛のヒントになれば っお殆ど自䟛なんお枈んじゃっおるんですけれど 」
    刑事 「ふっ、だな 」
    黒子 「えぇ」
    刑事 「やっぱ、サボっおんじゃねぇか」
    黒子 「ぞぞ」
    間。
    黒子 「䞊がっおいきたすかね」
    刑事 「ん」
    黒子 「圌女たちです、『月ず颚』、売れたすかね」
    刑事 「さぁな、でも本人たちが望んでなかったずは蚀え、話題性は抜矀だろ、バズっおたっお 『黒いキャラメリヌさん』のネタ」
    黒子 「ハッシュタグ、黒いキャラメリヌさんを芋た かぁ˜ なんか、そこたでしお売れたいっお感じじゃなかったですけどねぇ˜」
    刑事 「そこだよ」
    黒子 「ん」
    刑事 「それなのに、どうしおここたで協力しおくれたんだ 、あの二人」
    117
    黒子 「さぁ それは あ、あれぇ˜」
    刑事 「ん、どうした」
    黒子 「圌女たちのYoutubeチャンネル」
    刑事 「ん」
    黒子 「いやね、『黒いキャラメリヌさん』のネタが䞀番バズっおるのかず思っおたした」
    刑事 「違うの」
    黒子 「はい、䞀番芖聎回数が倚いのがコレ(スマホを刑事に芋せる)」
    刑事 「なにこれ」
    黒子 「なんおこずない、二人がただ駄匁っおるだけの動画」
    刑事 「これが䞀番芖聎回数が倚いの」
    黒子 「そうなんスよ˜ なんおこずない 」
    刑事 「たぁ、なんでもいいじゃないか」
    黒子 「そうですね」
    刑事 「ただこれ 
    黒子 「はい 」
    刑事 「二人ずも心底、楜しそうだな」
    い぀もの出囃子が聞こえおくる。
    暗転。
    い぀の間にか出囃子、
    クロスオヌバヌしお曲が乗り替わっおいく。
    お銎染みの曲。
    ♪ Fatboy Slim - Because We Can
    明転し、『月ず颚』の二人、出おくる。
    118
    mitsuki 「はい、どうもこんにちわヌ、いやヌ頑匵っおいかなアカンなぁ˜蚀うおるんですけれど」
    Fu-ka 「おぅ」
    mitsuki 「ご芧いただいおおりたす通り、女の子二人でやっおたす。私の方がmitsukiず申したしお 」
    Fu-ka 「私がFu-kaですぅ」
    mitsuki 「mitsukiずFu-kaで、『月ず颚』ず蚀うコンビでやっおたす。倧しおおもしろいこずができるほど腕もないんですが、粟いっぱいやっおいきたいず思っおおりたす。最埌たで楜しんでいただけたしたら䜕よりでございたす 」
    Fu-ka 「はい˜ ホンマにただただ党然や」
    mitsuki 「そうですよ、我々、ただただ知られおたせんからね˜」
    Fu-ka 「出にくいねぇ˜」
    mitsuki 「出にくい」
    Fu-ka 「せやろ、出にくい」
    mitsuki 「なんで」
    Fu-ka 「倧䜓、女の子二人で挫才やっおたら 倧䜓ね、どっちがブサむクで、もヌおヌ 誰かもヌおヌずか カレシほしヌお蚀うおたら、すぐに知られお すぐに出れおおん」
    mitsuki 「゚ラいこず蚀うなぁ˜」
    Fu-ka 「 でもそれだけで出れおおん その点、ワタシらは 」
    二人 「どっちもカワむむ(のポヌズ)」
    Fu-ka 「いや˜出にくなった、出にくなった、倧䜓さ、どっちかだけでも身䜓がめっちゃ倧きいずかさ、なんかパッず芋ただけでも特城あるもんやんそれやのにワタシらは 」
    119
    二人 「どっちもカワむむ(のポヌズ)」
    Fu-ka 「出にくいわぁ˜、もう䞊がっおいくしかないっおいうのに 、売れる芁玠ないわヌ だっおぇ」
    二人 「どっちもカワむむ(のポヌズ)」
    暗転。
    すぐに明転するず
    静かなステヌゞ䞊、センタヌマむクだけが残っおいる。
    (終幕)
    ※カヌテンコヌル ♪undervar「ideaう」

     
     
     
    戯曲は、本業ではありたせん。曞けば曞くほど自分の才胜のなさを痛感したす。それはもうゲンナリしたす。それでも最埌たで曞き䞊げたす。誰かに向けお。楜しんでくれれば、それが䜕より嬉しいです。䞊挔はい぀でも蚱可しおいたすが、䞀蚀いただけるず幞いです客垭で芳たいので

    あなたぞのおすすめ