芋煮と大葉のおにぎり
連休が終わる。
休みが終わる24時間前くらいから、仕事のことを考えて憂鬱を先取りするのを辞めたい。
大体仕事前の休みの日は何も予定を入れていないので、一人でダラダラしていると余計憂鬱になる。もはや何が憂鬱なのかもわからない。
仕事はうまくいっていないこともなく、人並みにやれている。現状が辛いというより、辛いことが起きる確率が高い「仕事」というイベントが嫌なんだろうな、と思う。
ネガティブ思考が大得意なので、起こってもいない、もはや具体的ですらないよくわからない不安がモヤモヤと頭を支配している。
仕事前の晩ご飯である今日の献立は決めていた。
Xで見た「芋煮」だ。
芋煮会というものがこの時期にあるらしく、ダムみたいなでかい鍋に里芋をどさどさ入れている動画を見た。
里芋が大好きな私からしたら天国のような光景。
憂鬱に身を沈めるのが嫌になってきたので、ご飯作りに取り掛かろう。
里芋は冷凍のものを使う。
一度実家で皮剥きの手伝いをしてから「二度と里芋の皮剥きはしない」と誓っているからだ。
尋常じゃなく滑って危ない。野菜(だよな?)のくせに生意気すぎる。
水600ml、醤油50ml、味醂50ml、砂糖大さじ1、里芋、人参を鍋に入れて火にかける。
普段味噌汁を作る時は2食で400mlとかにしているので、里芋と人参により水位が上がって不安になる。食べ切れるのかこれ。
結局何かしら不安になっている。
10分ほど煮込んで、牛肉と舞茸を投入。牛肉なんて普段使わないので緊張してしまう。一気に高級料理にしてしまった気分。
あとはアクを取りながら里芋が柔らかくなれば完成。
アクを取る作業は良い。難しくないのに、手をかけて料理している気分になれるから。
牛肉も美味しそうな茶色に染まり、里芋も薄く汁が染み込んだ色をしている。目が美味しいな。
タイミングよくご飯が炊けたので、余っていた大葉をごま油でパリパリに焼いたものを白米に混ぜ込みおにぎりにした。
大葉はなんだか丁寧な生活をしている気分になれるお手軽食材である。

芋煮を啜るとやさしい醤油ベースの汁がなんとも落ち着く味わいだった。美味しい。
人参の煮込みが足りず少し固かった。人参ってなんであんなに火が通らないんだろうか。
大葉のおにぎりも美味しい。さわやかな風味とごま油の香ばしさが口の中に広がって、どちらかというと夏ごはんという感じ。
昼、太陽が照ると若干暑く、夕方になると涼しい風が吹く、夏と秋の狭間。今日のご飯はそんな感じだった。
自分で作った料理を食べると多少落ち着いたので、早めに寝ることにする。
2日行ったら休み2日行ったら休み2日行ったら休み!全然落ち着けてはいない。
🌟新刊出ます&10/12(月祝)大阪でZINEフェス出展!
