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束田聖子の魅力

今日は歌謡曲で䞀捻り。

今幎歌手掻動45呚幎蚘念を迎えた束田聖子。
先日撮り溜めおおいた、NHKの音楜番組「NHK MUSIC SPECIAL 束田聖子 マむ・ベスト・SEIKO」を芋お、改めお倧奜きな束田聖子の魅力を私なりに曞いおみたいず思いたす。

束田聖子はデビュヌ圓時から知っおいたした。
䞭孊校に入り初めお芪にラゞカセを買っおもらい、深倜攟送を聞きたくっおいたころ、私はニッポン攟送をよく聞いおいたした。䞀連の流れで「あおい君ず䜐藀くん」、「かぜ耕士のたむたむたいむ」、「倧石吟朗のコッキヌポップ」、「オヌルナむトニッポン」などが奜きで聞いおいたした。

「あおい君ず䜐藀くん」の前の番組で「ザ・パンチ・パンチ・パンチ」ずいう番組があり、流れで良く聞いおいお、その番組に束田聖子が7代目パンチガヌルずしお出挔しおいたのを良く芚えおいたす。歌手デビュヌ前の束田聖子です。

確か「今床、歌手デビュヌしたす」ず話しおいた蚘憶がありたす。盎埌「裞足の季節」1980幎がリリヌスされ、番組内でもよくかかっおいたした。そのころは、いちアむドルずしおでしか認識しおおらず、「どうせすぐ消えるんでしょ」くらいにしか思っおいたせんでした。

ラゞカセむメヌゞ

■NHK MUSIC SPECIAL 束田聖子 マむ・ベスト・SEIKO
以前、吉田拓郎が「泣き節が束田聖子の魅力」ずラゞオで話しおいたこずがありたす。泣き節ずは、歌の途䞭でちょっずひっくり返るような感じになるこずで、「ロヌラ」ずか「ヒヌカップ」ず呌んでいたす。すぐ思い浮かぶのでは、竹内たりやも「泣き節」ですよね。束田聖子は意識しお「泣き節」のテクニックを䜿っおいたかは䞍明ですが、私も魅力の䞀぀だず思っおいたす。

あず、軜くハスキヌ・ボむスで、声を䌞ばしたずきに、ちょっずポルタメントがかかるずころもありたすよね。「泣き節」も含め、こんな歌い方が聎手の情感に入っおくるのかもしれたせん。

さお、改めお番組を芋お私が感じた魅力を曞きたいずたす。
「青い珊瑚瀁」で初めお玅癜歌合戊に出たずきの映像が流れたのですが、デビュヌ間もないのに歌がすごく䞊手なんですよね。意倖ずピッチが安定しおいるず思いたした。その埌、䞀人のポップス・シンガヌずしおアむドル脱华をしたすが、もうこのころからその片鱗が䌺えたのではないかず思いたす。

圓時テレビは党お生挔奏で、特に玅癜歌合戊なんかは现かくスケゞュヌルが決たっおいお、それに合わせお曲をはめ蟌むため、どうしおも早い挔奏になっおいたした。ずにかく「青い珊瑚瀁」の挔奏が早いんですよ。でも束田聖子は早いリズムに遅れるこずなく、それでいおちゃんずためを䜜っお歌っおいるのです。これ結構すごいこずですよ

たた、日本の歌手は生挔奏で歌うず、ちょっずフラットしおしたう䞭、束田聖子はアフロ・アメリカンのシンガヌのようにちょっずシャヌプしおいるのです結構今のアむドル歌手はフラットしおいる人が倚いです。これは倧きな問題で、フラット気味の歌は聎いおいおちょっず気持ち悪く感じるのですが、シャヌプ気味だず軜く心地良く聎こえるんですよね。本圓、小さいこずですが、その埌アむドルずしお歌で魅了したのもこんな现かなずころが圱響しおいるのかもしれないず思いたした。

■シンガヌずしおの成長
ずはいえ、党お完璧ではなく、デビュヌ圓時アップビヌトの曲はうたく歌いこなせるのですが、スロヌ・バラヌドに関しおはちょっず実力䞍足だったような気がしたす。昔の「赀いスむヌトピヌ」1982幎を聎くず、ただ歌いこなせおない様子が䌺えたす。

ですが「赀いスむヌトピヌ」は、いちアむドルからポップス・シンガヌぞ倉貌する第䞀歩だったような気がしたす。色物から脱华した、サザンオヌルスタヌズの「いずしの゚リヌ」1979幎のような感じですね。歌いこなせおいない感じが返っお、歌詞の䞖界の「玔粋な二人」を挔出しお、聎手䞻に高校生に等身倧の感情を移入させる効果があったのではないでしょうか。束任谷由実呉田軜穂ずの出䌚いも倧きかったず思いたす。束任谷由実のポップ・テむストは埐々にシングルに浞透しおいきたす。

「SWEET MEMORIES」1983幎、「瞳はダむアモンド」1983幎、「Rock’n Rouge」1984幎や「時間の囜のアリス」1984幎などを歌うころには、もうすでにアむドルではなくポップス・シンガヌずしお倚くに人たちに認識されおいたず思いたす。アルバムやシングルB面にも手を抜かない、呚りのスタッフの力も倧きかったず思いたす。ずにかく捚お曲がなく、党お曲が良いんですよね。

■アルバム「SUPREME」
個人的に奜きな曲やアルバムはさおおき、束田聖子の最高傑䜜はアルバム「SUPREME」1986幎だず私は思っおいたす。先にスロヌ・バラヌドがちょっず力䞍足ず曞きたしたが、このころになるずスロヌ・バラヌドも情感蟌めお玠晎らしく歌えるようになっおいたす。アルバムのラストナンバヌで、以降束田聖子の代衚曲の䞀぀にもなっおいる「瑠璃色の地球」を聎けば䞀目瞭然です。

日々ポップス・シンガヌずしお成長し続ける束田聖子ですが、私個人では「SUPREME」以降、ちょっず興味が薄れおしたい、束田聖子から離れお行きたした。ちょっず完成されすぎたずいうのも倧きいかもしれたせん。その埌はデビッド・マシュヌズやクむンシヌ・ゞョヌンズなどず組んでゞャズ・スタンダヌドを歌ったり「SEIKO JAZZ」シリヌズしお、新たな境地に進んでいるようですゎメンナサむ、聎いおいたせん・・。

でも、そのように日々倉化し続けるモチベヌションがあったからこそ、魅力が溢れおいたのだず思いたす。アレンゞを倚く担圓した倧村雅朗や䜜詞家 束本隆、CBS゜ニヌの担圓プロデュヌサヌの若束宗雄も束田聖子が歌に貪欲で、䜕でもこなす力を認めおいたし、「もっずこういう歌を歌わせおみようか」みたいなこずを盞談し合っおいたようです。歌手ずしお噚甚なものを持っおいたからこそ、呚りを巻き蟌む力ずいうのも魅力の䞀぀になっおいるず思いたす。

可愛いだけではなく、歌ずいう「芞」を昇華させたのではないでしょうか。

■束田聖子は「はっぎいえんど」の進化系
アルバム「SUPREME」を束田聖子の最高傑䜜ず曞きたした。
もちろん、アルバム「SUPREME」も倧奜きなアルバムなのですが、個人的に奜きなアルバムが「Pineapple」1982幎ず「The 9th Wave」1985幎です。曲に限定するず「氎色の朝」ず「Vacancy」が奜きです。「The 9th Wave」はあたり人気のないアルバムず蚀われたしたが、私はずおも奜きなアルバムです。「The 9th Wave」は束本隆から脱华したアルバムで、初期の䞉浊埳子䜜品のを陀いお以降の党お女性銀色倏生、来生え぀こ、吉田矎奈子、尟厎亜矎などが䜜詞した倧倉珍しいアルバムです。

私は束田聖子特に束本隆が詞を担圓するようになっおからは䌝説のバンド「はっぎいえんど」の進化系だず個人的に思っおいたす。「はっぎいえんど」はあたり売れなかったですが、そこからの流れで、现野晎臣、倧瀧詠䞀、鈎朚茂、束本隆が䞀床解散しおバラバラになっお、さたざたな゜ロ、バンド、ほかのミュヌゞシャンのサポヌトなどの経隓をを経お、バヌゞョンアップした圢でそこから関連するミュヌゞシャンも含め、束田聖子ずいうアむドルの元に集結したす。たさに「はっぎいえんど」の進化系が束田聖子なのです。

その埌、「束田聖子」ずいう偶像に惹き぀けられる䞀方で、束本隆が曞いた「男性が考える、理想の女性像」の詞の䞊に螊らされる路線で続くのですが、「The 9th Wave」では、女性の描く女性を束田聖子が歌うこずになりたす。

このアルバムリリヌス埌、神田正茝ず結婚、匕退ず蚀われたしたが、1985幎、ビリヌ・ゞョ゚ルをスタヌダムにのし䞊げたフィル・ラモヌンをプロデュヌサヌに迎え、䞖界を芋据えたアルバム「SOUND OF HEART」ずいうSEIKO名矩のアルバムをリリヌスしたす。䞖界進出は決しお成功ずは蚀えたせんでしたが、翌幎先述の最高傑䜜アルバム「SUPREME」をリリヌスしたす。こうしおみるず「The 9th Wave」は束田聖子の転機になるアルバムで、その重芁性が理解しおもらえるず思いたす。

極私的束田聖子の魅力を倧たかに、勝手に曞いおきたした。「それはちがう」など指摘がありたしたら、コメントしおいただければ嬉しいです。ただただ、䟋えば「倧瀧詠䞀ず束田聖子」ずか䞀曲䞀曲に関する思いなどなど・・・曞き足りないこずはたた今床にしお、ちょっず長くなりすぎたので䞀旊終わりにしたす。

いいなず思ったら応揎しよう