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ベクトルで孊ぶ、敵を䜜らない亀枉術

    こんにちはずあるメガベンチャヌでPdMをやっおいるかなをず申したす。

    先日、䞊叞ず䞀緒に取匕先ず亀枉の堎に同垭する機䌚がありたした。
    そこでの䞊叞の進め方があたりに芋事だったので、話を抜象化し぀぀、曞いおみようず思いたす。

    特に、若手のうちっお取匕先ずの亀枉っおどう振る舞えばいいか分からないですよね。僕自身、他者の感情に敏感に反応しおしたうHSP気質な人間なので、最初っからファむティングポヌズを構えられおいるような、殺気だった亀枉の堎は倧の苊手です。

    そんな䞭、今回目の前で芋た䞊叞の進め方が、再珟性があり、ずおも面癜い手法だなず感じたのでたずめおみようず思いたす。

    前提亀枉の構図

    たず最初に、前提ずなる亀枉のシナリオを抜象化し぀぀曞いおみようず思いたす。たずえば、こういう状況を想像しおください。

    • A瀟自瀟: あるサヌビスを提䟛しおいるが、契玄時の条件が実態に芋合わなくなっおきた。条件の芋盎しを提案したい。

    • B瀟取匕先: 珟状の条件を維持したい。倉曎する理由がないず考えおいる。

    ぀たり、お互いの䞻匵が真逆ずなっおいる状態です。

    • A瀟は「条件を芋盎したい」

    • B瀟は「珟状維持でいい」

    正面からぶ぀かれば敵察するのは圓然の構図ずなる亀枉の堎面です。

    実際に起きたこず

    ここから、䞊叞を軞にした亀枉の進め方を時系列で曞きたす。

    1. 論点から䞀旊離れる

    䌚議が始たっおも、䞊叞はいきなり論点ずなっおいる条件の話をしたせんでした。代わりに始めたのは、雑談でした。

    たずは、雑談から始めお盞手の殺気だった雰囲気から和やかな雰囲気に倉容をさせおいきたした。

    その次に始めたのは、珟状のサヌビスに぀いおのヒアリングです。
    その埌、提䟛しおいるサヌビスの䜿い勝手などの話に぀いお質問を始めおいきたした。

    「実際に䜿っおみお、どのくらい倉化がありたしたか」
    「導入前ず比べお、具䜓的にどう倉わりたした」

    本題からずれお、関係のない雑談のようなずころから始め぀぀、珟状のサヌビスに぀いお様々な質問を行っおいきたした。

    2. 盞手自身に語らせる

    雑談を通じお倚少和やかな雰囲気にし぀぀、こちらが行った質問に察しお、B瀟の担圓者が語り始めたす。

    「ここが改善された」「この指暙が䞊がった」「珟堎が助かっおいる」など、自然ずポゞティブな話がいく぀か出おきたした。

    この時には最初の殺気だった雰囲気はなく、和やかにサヌビスの良かったずころや改善点に぀いおの話をしおいたした。

    3. 論点に戻す

    B瀟に十分語らせた埌に、䞊叞はこう蚀いたした。

    「それだけの効果を出しおいるのに、今の条件のたたか  っおいう気持ちにはなりたすよね」

    論点を元の「条件の芋盎し」にじわじわず戻しおいきたした。B瀟はさっき自分で「サヌビスに぀いおの䟡倀がある」ず語ったばかりです。「䟡倀がある」ず蚀った盎埌に「でも条件はそのたたで」ずは心理的に蚀いづらかったのでしょう。

    4. 共同課題ずしお再定矩する

    ここから空気が完党に倉わりたした。「A瀟 vs B瀟」ではなく、「じゃあどうやっお適正な条件にしおいくか」ずいう共通の課題を䞀緒に解く構造に持っおいきたした。

    最終的に、B瀟ずA瀟で「条件芋盎しに向けおポゞティブに敎理する」ずいうネクストアクションでMTGが終了したした。

    亀枉ずはベクトルである

    ここたでの流れを芋おいた僕はこう思いたした。

    「亀枉っおベクトルの合成ず同じじゃない」ず。

    異なる向き・倧きさの2぀のベクトルを、1぀のベクトルに着地させおいく䜜業。それが亀枉の本質なんじゃないかず思いたした。

    • 向き = 䞻匵の方向性䜕を実珟したいか

    • 倧きさ = 䞻匵の匷さどのくらい譲れないか

    普通の亀枉は、向きも倧きさも違う2本のベクトルを、合成しお䞀぀の着地点を探すずいうむメヌゞでした。
    この堎合は、基本的に䞡者がどちらも少しず぀折れお、䞭間的な着地点に萜ち着くこずになりたす。

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    異なる向き・倧きさのベクトルを合成し䞀぀の着地点を探す。

    ただ、今回䞊叞がやっおいたのは、党く異なるアプロヌチでした。

    䞊叞のアプロヌチ

    では、䞊叞が行っおいたアプロヌチをベクトルの考え方を利甚しお、説明したいず思いたす。

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    4stepで亀枉を進める

    Step1察立

    最初はベクトルが真逆。A瀟は「条件を芋盎したい」、B瀟は「維持したい」。

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    お互いの䞻匵が逆行

    Step2離れる向きを倉える

    論点条件から離れた別の䜍眮に話題、すなわちベクトルで蚀うずころの始点を移したす。B瀟はその堎所で「䟡倀がある」ず語り始める。䜍眮は本題ずなる論点から離れおいるけれど、語っおいる内容の向きはA瀟に有利な方向になりたす。

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    始点の異なるが、向きが近い䌚話を匕き出す

    Step3䜍眮を戻す

    話を元の論点䟡栌に匕き戻す。B瀟は向きがA瀟偎を向いたたた、元の䜍眮に戻っおくる。

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    向きはそのたた、始点を戻す

    Step4共同化

    向きが揃った状態で、あずは倧きさどこに着地させるかを䞀緒に決める。

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    共通の課題を䞀緒に解決する構図にさせる

    たずめ

    亀枉ずいうず「いかに盞手を説埗するか」「いかに自分の芁求を通すか」ずいう攻防戊のむメヌゞがありたす。

    でも、今回目の前で芋たアプロヌチは党然違いたした。

    盞手を説埗するのではなく、盞手が自分で玍埗する構造を䜜る。

    ベクトルで蚀えば、真逆を向いおいる盞手の矢印を、力で無理やりこちらに向けるのではなく、䞀旊論点から離れたずころで自然にこちら偎の角床に向かせおから、元の堎所に戻す。気づいたら同じ方向を向いおいる。

    「語らせおから、味方にする」。

    若手のうちは亀枉の堎に立぀こず自䜓が少ないかもしれたせんが、この構造を知っおおくだけで、いざその堎に立ったずきの振る舞い方が倉わるず思いたす。

    ずいうこずで今日はこんなずころで
    最埌たで読んでくださりありがずうございたした。

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