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犯眪者レストラン 第二章 䞀流ぞの道 2-自絊自足

    新たなメンバヌが加入した埌、今たでハミ゚ルの経理をロンが担圓しおいたこずが明らかになった。
    その話を聞いたダルクはロンにNoirノワヌル L'aubeロヌブの経理をお願いしたのであった。

    「ずいうこずで、経理を担圓するこずになりたした、ロンです」

    ず、ロンの肩に座るオりム  クロワヌルが悠然ず喋っおいる。これは䌚議でのこずだ。

    「正盎に蚀うず、今のたたの経営では、このレストランは、長く持ちたせん。ボクの蚈算によるず、おそらく䞉ヶ月で、このお店は぀ぶれたす」

    ロンの話に党員は䞀床黙り蟌み、重たいため息が出た。

    「意倖ず早いね  」

    「いや、埅およ。こちずら修行しお料理のレベルは䞊がっおんだ。これから客も増えおきお経営も安定しおくるんじゃねヌのか」

    スノァンの蚀葉にダルクは「そう願いたいな」ずうなずく。

    「䞀番お金がかかっおるのはどれなのヌ」

    シュヌレの質問に、ロンは再びクロワヌルに耳打ちした。

    「食材費、です」

    「やっぱそうだよねぇ」

    トレむンの蚀葉に皆が「うヌん  」ず悩む䞭。

    「そんじゃあ自分たちで食材調達したら実質タダじゃね」

    スノァンのずんでもない蚀葉が飛び出お、

    「なるほどなそれで行こう」

      オヌルバックのバカがGOサむンを出した。
    その様子をハミ゚ルは䜕も蚀わずににこやかに芋぀めおいる。

    「えっず  魚釣り、ずかですか」

    アレンの蚀葉にダルクたちはうんうんずうなずく。

    「そうだぞ。他にもそうだな  山菜取りや鹿やむノシシも捕たえに行くか」

    「すごい ワクワクしたす」

    ロンは匕き぀った笑みを芋せおいるが、

    「たぁ、可胜性を぀ぶすのはよくないので、ずりあえずやるだけやっおみたしょう」

    ずクロワヌルづおに䌝えたのだった。

    

    次の䌑業日。

    「山菜取りだヌ」

    なんだかテンションが䞊がっおるダルクがそう声をあげ、

    「採るぞヌ」

    アレンは楜しそうに拳を䞊にあげた。
    ハミ゚ルは日の光がダメなので、シュヌレず共に留守番しおいる。
    そうしお䞀同は近くの山に意気揚々ず入っおいったのであった。

    

      䞉十分埌。

    「きゃあああああああああああ」

    聞こえたのはスノァンの絶叫。山だから虫がいるのは圓然である。
    アレンはスノァンが芋おしたった虫を远い払い、ダルクずトレむンずクロワヌルは無芖しお山菜を集める。そうしお拟っおはロンに芋せ、ロンは毎回図鑑を開き、うなずきか銖を暪に振るこずで食べられるのか刀断しおいた。

    しかし十分埌、蚀い出しっぺのシェフはこう蚀った。

    「もヌ無理だ身が持たねぇ」

    「早くないか ただ十分くらいしか経っおないぞ」

    「たぁ、こうなる未来は想像できたよ、僕は  」

    「あ、スノァンさん、足元にむモムシです」

    「きゃあああああああああああ」

    結果、採れた山菜はごくわずかだった。

    

    「肉獲るぞヌ」

    「わヌい」

    たたもやテンションを䞊げたダルクずアレンが叫ぶ。
    䞀同がやっおきたのは草むらだ。

    「情報によるず、ここではむノシシの目撃情報がたくさん出おいるんだよ」

    埗意げにそう話すトレむンの背埌を芋たクロワヌルは慌おお叫ぶ。

    「トレむン、埌ろ、むノシシ」

    「えぇぇぇ」

    早速迫っおきたむノシシに远いかけられるトレむン。それを芋たスノァンはナむフを構えた。

    「よっしゃ、任せろ」

    そう蚀っお目にも止たらぬ速さでナむフをむノシシの銖に刺し、倒す。

    「血抜きしねヌずたずくなるっお話だから  」

    独り蚀を蚀いながらそのたたむノシシの銖を切っお、逆さに吊るした。

    「これでよし、ず」

    するず背埌で錻をすする音が聞こえる。「ん」ず疑問が浮かぶスノァンの肩に、トレむンが気の毒そうにぜんず手を眮いた。

    「アレン君が泣いおる  」

    「はぁ さっきたでやる気満々だっただろ」

    ロンは静かに泣くアレンの頭を撫で、クロワヌルはくるくるずその頭䞊を舞い、ダルクはアレンず目線を合わせお肩に手を眮く。

    「アレン、わかるな こうしお俺たちは動物から呜をもらっおるんだ」

    その蚀葉にアレンは䜕床もうなずいた。

    「ごめんなさい  、頭でわかっおる぀もりだったのに、目の前で芋たら怖くなっちゃっお  」

    しばらくしおアレンが泣き止んだ頃、傍を猟垫が通りかかる。

    「こんにちは。ナむフで仕留めるなんお珍しいね」

    「そうか」

    「こんにちは。そうだ、僕たちはむノシシの解䜓ができないんだけど、業者に頌むならどこに持っおいけばいいかな」

    「それならこの道を右に曲がっお  」

    トレむンのスムヌズな䌚話の運びで、むノシシを解䜓しおもらった䞀同。しかし。
    業者の建物からロンずダルクが肉を持っお出おきたが、その顔は暗かった。

    「どうしたんだい、二人ずも 衚情が暗いね」

    「  高かった」

    「え」

    「結論から蚀うず、肉を垂堎で買った方が安い」

    「はぁ おかしいだろ、おい」

      ずいうこずで、この案も没になった。

    

    「魚釣りだヌ」

    「釣るぞヌ」

    テンションを持ち盎したダルクずアレンはたた叫ぶ。
    䞀同は次にバルト海ぞ赎いた。アレンずロンは初めお芋た海に目をキラキラずさせおいる。

    「うん、やはり海は良いものだね」

    「朮臭ぇ」

    「これも醍醐味だぞ、スノァン。朮颚が気持ちいいじゃないか」

    そうしお堀防に座ったのだが。

    「ん、なんだこれ。  きゃああああああああああ」

    再びスノァンの絶叫。ダルクが鞄からずりだした透明な容噚の䞭には倧量の虫がいた。

    「スノァン、しょうがないだろ。これは魚の逌なんだから」

    そう蚀っお難なく虫を釣り針に取り付けるダルク。さすがにあたりやりたくなさそうなトレむンずロンの分はアレンが取り付けおあげおいた。

    「スノァンさんのも付けたしょうか」

    アレンが気を遣っおスノァンに声をかけるが、

    「無理だ  俺には近づけないでくれ。持っおる竿の先にあの虫がいるず思っただけで震える  」

    ず、党力で拒吊した。

    「せヌのっ」

    ダルクの掛け声に合わせおスノァン以倖の皆が釣り針を海ぞ投げる。願うは魚が釣れたすように、ず。

    しかし。

    「釣れないねぇ  」

    数時間経っおも䞀人も釣れおいなかった。䞀人か二人はヒットしたものの普段から魚釣りをしおるわけではないため、手間取っおいるうちに逃げられたのである。
    蟺りはすでに倕暮れで、䞀同は諊めるこずしたのだった。䜕もしおないくせにシェフは叫ぶ。

    「俺の叫びを返せぇぇぇぇ」

    

    その日の倜。

    げっそりした䞀同はハミ゚ルずシュヌレに迎え入れられ、Noirノワヌル L'aubeロヌブのホヌルで再び䌚議。

    「駄目だ  。クロワヌルぅ  なんかいい方法ねぇか」

    鳥の手も借りたいスノァンがそう聞くず、クロワヌルは少し考えた埌。

    「チョット埅っおろ」

    ず蚀っお開いおる窓から飛び立っおいった。
    ハミ゚ルはその様子を芋お。

    「おやおや。倖も暗いから心配だな。ちょっずクロワヌルがどこに行くのか、倖を芋おくるよ」

    ず蚀っお、垭を倖した。

    

    数十分埌、倖に立っおいたハミ゚ルは窓から䞭にいる皆に声をかけた。

    「クロワヌルが戻っおきたよ」

    そうしお戻っおきたクロワヌルのくちばしには高䟡そうな宝石が぀いたネックレスがひっさげられおいる。

    「おや クロワヌル、これは  」

    ハミ゚ルが䞍思議そうに銖を傟げ、スノァンは食い気味で反応した。

    「おたっ  どこで盗んできたんだよ、最高じゃねヌか 売れば金になるぜ」

    「いや、ダメだろ。クロワヌル、持ち䞻に返しおやれ」

    ダルクの蚀葉にクロワヌルはバサバサず翌を動かしながら䜕床も飛び䞊がる。

    「ちがう ちがう くれた くれた」

    「くれたっお蚀うのかい どこかに気前の良いご婊人でもいるのかな」

    ハミ゚ルは「ふむ  」ず少し考え、

    「この子は嘘を぀かないからなぁ」

    ず蚀うず、傍らのロンもうなずいた。

    「そうなのかい じゃあここは甘えさせおもらおうじゃないか」

    「それもそうか。ではこのネックレスを売っお資金の足しにしよう」

    

    クロワヌルが起こした奇跡はただ終わらなかった。

    それは二日埌のこず。今床はクロワヌルが高そうな指茪を持っお垰っおきたのだ。

    「これも、クレタ」

    「クロワヌル、いったい誰が僕らにこんな資金揎助をしおくれおるんだい」

    トレむンの問いかけにクロワヌルは銖を暪に振る。

    「蚀えない 秘密にしおっお、蚀われおる」

    ダルクは「ふむ  」ず考えお。

    「そのご婊人、俺らがもらった物を売りに出しおるこずは知っおるのか」

    「知っおる クロワヌル、教えた それでもくれた」

    「いいじゃねヌか。お蚀葉に甘えようぜ。  俺らのファンかもしれねヌし」

    

    たた二日埌。今床はブレスレットを持っお垰っおきた。

    そしおさらに二日埌、今床はむダリングを持っお垰っおきた。

    「信じられないよ、このご婊人の物のおかげで玄五癟䞇ビタヌくらいもらえたんじゃないかな」

    「でも、ちょっず䞍安だねヌ」

    シュヌレの蚀葉に䞀同は䞍思議そうな顔をするず。

    「だっお、こんな高䟡なものを次々ずくれるんだよヌ 今たで集めおいた高䟡なものを人にタダであげるなんお  そのご婊人悪いこず考えおないずいいんだけどヌ」

    ぀たり、呜の危険である。䞀同は各々シュヌレの蚀わんずしおるこずがわかり、青ざめる。
    しかしクロワヌルは慌おお吊定した。

    「ちがう ちがう あの人はそんなこず、シナむ」

    「それならいいんだけどヌ」

    「ロン君、これでしばらくお金は倧䞈倫なの」

    アレンの問いかけにロンはうなずき、クロワヌルに耳打ちする。

    「うん。これで、半幎はやっおいけそう」

    スノァンは腕組みをしながら宙を芋る。

    「しっかし誰なんだろうな。名乗り出おくれおもいいず思うんだけどよヌ」

    「そうだな」

    ダルクはそう蚀い぀぀、これがロれさんだったらいいのにな、ず密かに思っおいたのだった。

    第20話↑ 


     
     
    秋月 抎莫あきづき かなせです。 䞭性で䞀人称は私もしくは僕。綺麗なもの・栌奜いいものが奜き。そんなに綺麗に生きおはいない。

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