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【コミックエッセイ】『ママ、パパと話しちゃダメ』|20年後の父と娘

「大きくなったら、パパと結婚する!」

娘が幼稚園児だった頃、よく言っていました。

パパも一人娘を溺愛。

家族3人で車に乗れば、私が夫に話しかけただけで、
後部座席から娘に、

「ママ、パパと話しちゃダメ!」

と叱られる始末です😂

あれから約20年。

父と娘の距離は、近づいたり、離れたり。

そして今は――。

そんなわが家の実話を、8コマのコミックエッセイにしました。


『ママ、パパと話しちゃダメ』

約20年前の自宅。幼稚園児の娘が笑顔でパパに抱きつき、「大きくなったら、パパと結婚する!」と話している。パパはうれしそうに娘の頭をなで、ママが少し離れて二人を見守っている。
家族3人で車に乗っている場面。パパが運転席、ママが助手席、幼稚園児の娘が後部座席に座っている。ママがパパに話しかけると、娘がママを指さして「ママ! パパと話しちゃダメ!」と怒っている。
同じ車内。娘に「パパと話しちゃダメ」と言われ、パパはうれしそうに微笑んでいる。娘も満足そうな笑顔。助手席のママだけが複雑そうな表情で二人を見ている。
数年後の自宅玄関。中学生になった娘に、仕事へ向かうパパが笑顔で「学校どうだ?」と話しかける。学校バッグを持った娘は「別に」「ふつう」とそっけなく答えている。
中学生の娘が学校へ向かったあと。パパは肩を落として無言でうつむいている。その様子をママが少し離れたところから見守っている。
自宅でパパとママが並んでいる。寂しそうなパパが「あの頃に戻らないかな」とつぶやき、洗濯物をたたむママが「無理に決まってる」と返している。
現在の自宅玄関。59歳になったパパと25歳の娘が二人で食事へ出かけようとしている。娘が笑顔で「パパ、行こ」、パパが「おう」と答え、ママが後ろから二人を見送っている。
現在のママが、約20年前の車内で幼い娘から「パパと話しちゃダメ!」と言われた場面を思い出している。その向こうでは、現在のパパと25歳の娘が並んで出かけていく。ママは二人を見送りながら「……今なら、パパと話してもいいでしょうか?」と微笑んでいる。

20年たって、思うこと

こうして8コマに並べてみると、20年っておもしろいですね。

「パパと結婚する!」

と言っていた娘が、

「別に」

としか返さなくなって。

そのたびに寂しそうにしていた夫も、今では娘と二人でご飯に出かけています。

幼稚園の頃のような「パパ大好き!」ではない。

中学生の頃のような「別に」でもない。

今は今の、父と娘の距離があります。

親子の距離って、近いか遠いかだけじゃないのかもしれません。

離れたように見える時期があって、また少し近づいて。

でも、昔と同じところに戻るわけでもない。

関係は、そのときどきの形に変わりながら続いていく。

二人で出かけていく後ろ姿を見ながら、そんなことを思います。

そして私は、ときどき20年前の娘の声を思い出します。

「ママ、パパと話しちゃダメ!」

ふふっ。

もう、パパと話してもいいよね?(笑)


予行練習をして、いよいよ本番


先月、私は一本のコミックエッセイを書きました。

『30万円の毛皮より、パソコンが欲しかった。』

実はあの記事、この企画に参加するための「予行練習」でもありました。

そして今回は、いよいよ本番。

情報翻訳家・須川元介さんのnote5周年記念企画、「まきと須川の文藝大賞」コミックエッセイ部門への応募作品として、この家族の話を描きました。

須川さん、note5周年おめでとうございます🎉

今回のコミックエッセイ制作では、まきさんのGPTsも使わせていただきました。まきさん、ありがとうございました。

20年の時間を、8コマでどう見せるか。
どの場面を残して、どこを削るか。

AIと壁打ちしながら構成を整理していきました。

今回は20年前、中学生の頃、そして現在と時間が大きく動きます。

そこで、パパ、ママ、娘それぞれの年代別のキャラクターも準備しました。

それでも、作っている途中では、

「娘はこのときスマホを持っていなかった」

「この表情は、ちょっと違う」

そんな小さなズレが出てきます。

そのたびにAIと相談して、直して、また確認。

やっぱり最後に決めるのは自分です。

AIが構成を考えるのを手伝ってくれても、そこにあるのは、私たち家族が実際に過ごしてきた20年。

それを8コマにできたことが、なんだかうれしかったです。

予行練習から、本番へ。

コミックエッセイ、またひとつ描いてみたくなりました😊

#文藝大賞2026 #コミックエッセイ部門


読んでいただき、ありがとうございました。

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カナミン|AIと迷いながら、進む人 読んでくださるだけで、十分うれしいです。 もし「そっと背中を押したい」と思っていただけたら、その気持ちを、ありがたく受け取らせてください。