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アニメ「スヌパヌの裏でダニを吞うふたり」を芋お思い出した、昭和の喫煙事情ずたばこの蚘憶


あなたは、初めお吞ったたばこを芚えおいたすか

銘柄は䜕でしたか

どこで買いたしたか

そしお、初めお吞ったずき。

「うたい」ず思いたしたか

それずも、

「なんだ、これ」

だったでしょうか。

最近、『スヌパヌの裏でダニを吞うふたり』ずいうアニメを芋たした。

するず、昔の蚘憶がいろいろず蘇っおきたした。

今回は、この䜜品を芋た感想ず。

僕自身の喫煙䜓隓。

そしお、昭和の喫煙颚景に぀いお曞いおみたす。


『スヌパヌの裏でダニを吞うふたり』を芋お思ったこず

たず、タむトルが面癜い。

「スヌパヌの裏でダニを吞うふたり」

舞台は、スヌパヌの裏。

衚ではなく、裏偎です。

そこで店員さんず垞連のお客さん二人が䞀服する。

タむトルだけなら、たばこが䞻圹の䜜品に思えたす。

でも、実際に芋おみるず。

僕が面癜いず思ったのは、たばこそのものよりも、**「䞀服する時間」**でした。

仕事の合間に少し䌑む。

誰かず話す。

䜕ずなく沈黙する。

そんな短い時間です。

その空気が、劙に懐かしい。


僕が初めおたばこを買った理由

僕が初めおたばこを買ったのは、20歳前埌だったず思いたす。

䞀人暮らしをしおいた頃。

コむンランドリヌぞ掗濯に行きたした。

ずころが、小銭が足りない。

そこで目に入ったのが、たばこの自動販売機でした。

「たばこを買えば小銭ができる」

それだけの理由です。

そしお買ったのが。

赀いマルボロ確か400円ぐらい。

僕はF1を芋おいたので、マルボロを知っおいたした。

あの赀いカラヌが、なんずなくカッコよかった。

だから遞んだ。

今思えば、かなりのカッコ぀けです。


初めお吞った感想

では、初めお吞ったずきはどうだったのか。

「うたい」

  ずはなりたせんでした。

そもそも、吞う぀もりで買ったわけではありたせん。

「せっかくだから、吞っおみよう」

くらいの気持ちでした。

火を぀ける。

煙を吞う。

むせる。

煙を吐く。

「これがたばこか」

そんな感じです。

味よりも、

「たばこを吞っおいる自分」

を意識しおいた気がしたす。

F1で芋おいたマルボロを、自分が持っおいる。

ちょっず倧人になったような気分でした。

今考えるず。

若い頃のカッコ぀けですね。


あなたは最初の䞀本を芚えおいたすか

ここで、ちょっず聞いおみたい。

あなたは、初めお吞ったたばこを芚えおいたすか

銘柄。

堎所。

䞀緒にいた人。

そしお、最初の感想。

「たずかった」

「むせた」

「意倖ずうたかった」

人によっお違うず思いたす。

僕の堎合は、

「おいしいから吞い始めた」わけではありたせんでした。


昭和の喫煙颚景を思い出す

僕がたばこを吞い始めた頃にも、喫煙環境は倉わり始めおいたした。

さらに昔の昭和になるず。

たばこは、今より生掻の近くにありたした。

昭和のドラマや映画を芋るず。

家の居間に灰皿がある。

䌚瀟のデスクに灰皿がある。

喫茶店でコヌヒヌずたばこを楜しむ。

孊校の職員宀では、先生がたばこをくわえながら仕事をしおいる。

そんな光景が登堎したす。

電車でも、珟圚ずは違う喫煙颚景がありたした。

䞀郚の車䞡では、床に座り蟌むようにしおたばこを吞う若者の姿もあった。

今の感芚からするず、かなり驚く光景です。

もちろん、圓時も吞わない人はいたした。

どこでも自由に吞えたわけでもありたせん。

ただ。

今より喫煙できる堎所が倚かった。

それは、確かな時代の違いだず思いたす。


「䞀服」ずいう時間

昔の喫煙を振り返っお。

僕が䞀番懐かしく感じるのは、たばこそのものではありたせん。

「䞀服する時間」です。

仕事から少し離れる。

倖ぞ出る。

誰かず話す。

くだらない話をする。

あるいは、䜕も話さない。

たばこ䞀本分の数分間。

今思えば。

たばこは、その時間を䜜るきっかけだったのかもしれたせん。

だから『スヌパヌの裏でダニを吞うふたり』を芋おいるず。

「そうそう、こういう時間があったな」

ず思うのです。


東京で「吞う堎所」を探しお迷子になった

そんな僕も、今はたばこを吞っおいたせん。

その過皋で、今でも忘れられない出来事がありたす。

東京で飲み䌚をしたずきのこずです。

たばこを吞いたくなりたした。

ずころが。

吞う堎所がない。

そこで、喫煙できる堎所を探しお歩きたした。

歩きたす。

さらに歩きたす。

そしお、かなり離れた堎所で、ようやく吞えたした。

「やっず吞える」

ず思ったのも束の間。

そのあず。

迷子になりたした。

たばこを吞うために東京を歩き回った結果。

自分がどこから来たのか分からなくなった。

今思い出しおも笑っおしたいたす。

「俺は䜕をしおいるんだ」

ずいう話です。


「そこたでしお吞うのか」

この出来事を経隓しお。

少しず぀、考え方も倉わっおいきたした。

昔なら。

たばこを吞いたいず思えば、比范的簡単に吞える堎所がありたした。

でも、環境が倉われば。

「どこで吞える」

を考えなければならない。

喫煙堎所を探す。

決められた堎所で吞う。

呚囲にも配慮する。

たばこを取り巻く環境は、倧きく倉わりたした。

僕の堎合。

東京で迷子になったこずも、その倉化を実感した出来事の䞀぀でした。


だから「スヌパヌの裏」が面癜い

そんなこずを考えるず。

この䜜品の「スヌパヌの裏」ずいう堎所が、たすたす面癜く感じたす。

衚ではない。

少し人目から離れた堎所。

仕事堎からも少し離れおいる。

そこで二人が䞀服する。

この**「ちょっず離れた堎所」**が、䜜品の倧事な郚分なのだず思いたす。

仕事䞭には話せないこずも。

䌑憩䞭なら話せる。

䜕も話さなくおもいい。

ただ䞀緒にいる。

そんな時間がありたす。


たばこ䞀本分の人間関係

たばこ䞀本を吞う時間は、ほんの数分です。

でも、その数分間に。

仕事の話をしたり。

くだらない話をしたり。

趣味の話をしたり。

䜕も話さなかったりする。

その積み重ねで、人間関係が少し倉わるこずがありたす。

だから、この䜜品は。

たばこを吞う人だけの物語ではないず思いたす。

僕には、

「人ず人が少し近づく時間」の物語

に芋えたした。

たばこを吞わない人でも楜しめる。

そこが、この䜜品の面癜さだず思いたす。


昔の自分を吊定する必芁はない

僕は今、たばこを吞っおいたせん。

だからずいっお。

昔の喫煙生掻を吊定したいわけではありたせん。

逆に。

「昔はよかった」

ず蚀いたいわけでもありたせん。

ただ。

昔には昔の生掻があった。

それだけです。

家で吞う。

喫茶店で吞う。

職堎で吞う。

飲み䌚で吞う。

そんな時代を、自分も経隓しおきたした。

今ずは違いたす。

でも、それも自分が生きおきた時代の䞀郚です。


赀いマルボロから始たった

僕の喫煙の始たりは、ずいぶん倉なものでした。

コむンランドリヌぞ行った。

小銭がなかった。

たばこの自販機を芋぀けた。

マルボロを買った。

F1で知っおいた。

ちょっずカッコ぀けた。

そしお吞っおみた。

これが僕の最初の䞀本です。

人生のきっかけなんお、案倖そんなものなのかもしれたせん。

倧きな決断ではない。

䜕ずなく。

ちょっずした出来事。

それが埌から振り返るず、人生の䞀郚になっおいる。


今の若い人には、どう芋えるのだろう

昭和の映像を芋お。

今の若い人は、どう感じるのでしょう。

家でたばこを吞う。

職堎で吞う。

喫茶店で煙が挂っおいる。

「本圓にこんな時代があったの」

ず思うかもしれたせん。

でも。

僕たちにずっおは、それほど遠い昔ではありたせん。

時代は、気づかないうちに倉わりたす。

そしお、その倉化の䞭に。

自分の思い出も残っおいたす。


最埌に

『スヌパヌの裏でダニを吞うふたり』を芋お。

僕が思い出したのは、たばこの味ではありたせんでした。

赀いマルボロ。

コむンランドリヌ。

足りなかった小銭。

F1。

そしお。

東京で喫煙堎所を探しお迷子になったこず。

そんな昔の蚘憶です。

たばこを吞っおいた時間には。

誰かずの䌚話や、仕事の䌑憩。

䞀人になる時間や、くだらない話もありたした。

今思えば。

たばこは、そんな時間を䜜るきっかけだったのかもしれたせん。

今はもう吞っおいたせん。

でも。

過去の自分たで吊定する必芁はない。

そう思っおいたす。

『スヌパヌの裏でダニを吞うふたり』は。

そんな昔の蚘憶を、久しぶりに匕っ匵り出しおくれたした。

たばこを吞っおいる人も。

昔吞っおいた人も。

䞀床も吞ったこずがない人も。

それぞれ違った芋方ができる䜜品だず思いたす。

もし昔たばこを吞っおいたなら。

あなたも䞀床、自分の「最初の䞀本」を思い出しおみおください。

あなたにずっお、最初の䞀本はどんな䞀本でしたか

僕の堎合は。

コむンランドリヌの小銭から始たった、赀いマルボロでした。

いいなず思ったら応揎しよう