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変わりゆく向ヶ丘遊園(川崎市多摩区)

    先日(21日)、向ヶ丘遊園のばら苑に行ったとき、駅周辺がどのように変わったか、すこし歩いて見てきた。


    私は、20数年前、登戸に住んだことがある。登戸と向ヶ丘遊園はごく近く、向ヶ丘遊園も生活圏だった。

    まだ向ヶ丘遊園が営業中で、モノレールが駅から走っていた頃だ(でも、もうお客はほとんどいなかった)。

    登戸が大変化したのは知っていたが、となりの向ヶ丘遊園はどうなっているのか、気になっていた。


    最初に見に行ったのは「ジャズ喫茶ガロ」(多摩区東生田1)だ。知る人ぞ知る、激シブの喫茶店である。

    ここは昔から、トタンの古ぼけたバラック風で、どう見ても外からはつぶれているのだが、実はたまに営業している、という店だった。


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    グーグルストリートビュー(2023)より
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    同上


    今回、店の前まで行って、さすがにもう完全に閉店した様子だったので、そのまま通り過ぎた。(写真下)


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    現在の「ガロ」周辺(10月21日、柿生撮影)


    しかし、あとでネットを見ると、閉店という情報はなく、2021年に、まだたまに営業しているという情報があった。

    さきほど向ヶ丘遊園の「ガロ」のママさんと電話でお話ししたんですが今日はやってるようです。コロナと心臓のご持病でもう1年9カ月ぐらい休まれていたのですが、1週間ぐらい前から再開されたそうです。水・木・金は必ずやってるそうです。オミクロンが出てきちゃってという微妙な感じではありますが。

    — ジャズ喫茶案内*Jazz Kissa (@jazz_kissajp) December 2, 2021


    よくわからない。

    しかし、ガロはともかく、その周辺の店はすべて閉店していて、悲しかった。


    ガロの並びには、焼き鳥屋の「とり久」などがあった。


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    グーグルストリートビュー(2009)より


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    グーグルストリートビュー(2018)より


    「とり久」は、無口なおじさんが一人でやっている焼き鳥屋さんで、安くておいしかった。

    2019年ごろに閉店してしまったようで、残念だ。おじさんもそうとうな年齢になっていただろうから、隠居したのかもしれない。

    建物には、「解体」予告が貼ってあった。

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    そのあとに見に行ったのは、向ヶ丘遊園へのモノレール線脇にあった駄菓子屋さん「金田屋」(多摩区登戸2831)だ。(写真下)

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    金田屋(2023年10月21日 柿生撮影)


    おばあちゃんが一人でやっていたが、まだ店を開けているようで、ちょっと安心した。

    いまどき珍しい駄菓子屋ということで、テレビドラマのロケに使われたりしていた。

    しかし、となりのクリーニング屋さん「白バラランドリー」は、残念ながら閉店したようだ。

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    (2023年10月21日 柿生撮影)


    初老の夫婦がやっている店で、いそぎのクリーニングをお願いして親切に対応してもらったことがある。

    下は2019年のストリートビュー。このときは営業していた。2019ー20あたりで閉店したらしい。

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    グーグルストリートビュー(2019)


    次に訪れたのが、向ヶ丘遊園駅の横にある、有名な「開かずの踏切」(写真下)。


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    (2023年10月21日 柿生撮影)


    その脇にあった「牛角」(写真では線路の向うの正面2階)が閉店したのは、ネットか何かで知っていた。

    この「牛角」もずっとあった店なので、なくなって淋しい。

    シャッターから覗くと、まだ閉店のお知らせが残っていた。


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    (2023年10月21日 柿生撮影)


    その隣の「ちゃすけ」も、魚がおいしく、ときどき行った店だが、10月31日で閉店するらしい(写真下)。


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    (2023年10月21日 柿生撮影)


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    (2023年10月21日 柿生撮影)


    いいお店だったから残念。この建物全体が解体されるのかもしれない。


    向ヶ丘遊園で最も目立つ変化は、近隣でいちばん大きかったスーパー「ダイエー」がなくなってマンションに変わったことだが、それ以外でもいろいろ変化があるのがわかった。

    今回は、ばら苑に行くついでに足早に寄っただけで、じっくり見て回ったわけではない。ばら苑と逆方向の北口のほうも変わっているかもしれない。

    登戸ほどでなくても、これからもっと変わっていくのだろう。


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    駅北口の掲示(10月21日撮影)


    <参考>


     
     
    会社を定年退職し、神奈川県は柿生の里に隠棲する。新聞社、出版社に勤め、記者や編集者をやっていた。独身、孤独を愛する。老人であることを自覚し、記憶力もあやしくなりつつあるので、ここに書き残したいことを書き残しておく。世間から引退したので、社交は望みません。

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