メインコンテンツへスキップ
見出し画像

この選挙で「メディア」を裁こう! 安倍氏暗殺の「真犯人」を我々は知っている

    (ヘッダー画像は1月23日衆議院解散時、高市総理の厳しい表情)


    保守派の批評家、西村幸祐さんは、私のnote記事に目をかけてくれて、ご自身のXアカウントで時々紹介してくれる。

    昨夜も紹介していただいた。私はXのアカウントを持たないので、影響力のある西村さんに紹介されると、ビュー数が一気に増えて、とても感謝している。


    政治的スペクトルで言えば、私は西村さんよりかなり「左」のはずだがーーたとえば天皇制についてーーそれをご承知の上で、心のこもったコメントや励ましをいただいている。恐縮するしかない。


    ただ、政治思想に違いはあっても、おそらく西村さんと一致できていると思うのは、メディアへの不信だ。

    西村さんは今度、NHKを批判する本を出されるという。


    画像
    2月10日発売

    オールドメディアの癌は、GHQが作った共同通信とNHKである。時期外れで誠意のない謝罪など、報道犯罪の被害者には何の償いにもならない。
    二度とこのような報道犯罪が起きないように、〈受け手〉にはメディア監視が必要です。

    『オールドメディアのラスボス NHK解体新書』https://t.co/vjsKCsRTDe https://t.co/dcO4o74jBp pic.twitter.com/bQCXFMIB6q

    — 西村幸祐 (@kohyu1952) January 22, 2026



    その西村さんの最近のポストを見ていて、改めて思った。

    今度の選挙は、「オールドメディア」を裁く選挙でなければならない、と。


    *


    我々は、政治家を選挙で落選させることができるが、メディアに対して同じことができない。

    オールドメディアの偏向を正せるとしたら、政治権力だけである。


    だけど、もし官邸から「もう少し公平にやってくれ」とか言われようものなら、オールドメディアはそれこそ弾圧だ憲法違反だ、国民の知る権利がー、と大騒ぎだろう。


    政治家は、オールドメディアが怖い。

    政治家の命を奪うこともできるからだ。


    安倍晋三さんを殺したのは誰か。

    私に言わせれば、「真犯人」は、一昨日判決が出た彼ではない。

    政治家なら、心の底で、みんな知っていると思う。

    あんな裁判で事が決着したと思われては困る。


    みんな忘れているかもしれないが、安倍さんは殺される前、メディア批判を強めていた。

    とくに、朝日と毎日への批判である。


    亡くなる年の2月、安倍さんはこうツイート(当時の言葉)した。


    毎日新聞の捏造的大誤報に始まる原英史さんに対する誹謗中傷。酷すぎる。
    (安倍晋三 2022/2/20 0:26)

    毎日新聞の捏造的大誤報に始まる原英史さんに対する誹謗中傷。酷すぎる。 https://t.co/PqCGZw5LsA

    — 安倍晋三 (@AbeShinzo) February 19, 2022


    4月には、こうツイートした。

    相変わらずの朝日新聞。珊瑚は大切に。
    (安倍晋三 2022/4/26 15:40)

    相変わらずの朝日新聞。珊瑚は大切に。 https://t.co/ljj7aOgsMH

    — 安倍晋三 (@AbeShinzo) April 26, 2022


    私は、この一連の安倍さんのツイートが印象的だったので、noteの記事にしている。


    安倍氏のような首相を務めた大物政治家が、メディアの名を明示し、ここまで厳しい表現を使うのは、あまり記憶にない。ニュースになってもいいくらいだと思う。

    これ以外でも、ウクライナ情勢にさいして核シェアリング発言など、安倍氏の積極的発言がこのところ目立つ。

    現役の岸田首相の発言なんかより、安倍氏の発言のほうが気になってしまう。

    (2022/4/27  「愉快な愉快な安倍晋三 朝日・毎日へのツイート攻撃」)


    そして、亡くなる4日前、安倍氏の遺言のようになったのが、次のツイートだった。


    原英史さん毎日新聞に逆転勝訴。
    毎日新聞は検証し、しっかり記事にして欲しい。
    (安倍晋三 2022/7/4 17:15)

    原英史さん毎日新聞に逆転勝訴。
    毎日新聞は検証し、しっかり記事にして欲しい。 https://t.co/xIZR4Rnhhq

    — 安倍晋三 (@AbeShinzo) July 4, 2022


    安倍さんは、首相現役の時に、腹に据えかねていたことを、いよいよ吐き出そうとしていたようだった。

    安倍さんが生きていれば、さらに朝日・毎日、そしてオールドメディアへの批判を強めたことだろう。

    上記の記事でも、私はこう書いていた。


    安倍晋三という政治家は、政治家とメディア、ひいては国民とメディアの関係をゆっくり変えようとしているのかもしれない。その点で、トランプを連想させる。

    それでなくても、イーロン・マスクのtwitter買収を見ても感じるが、メディアは世界的な変革期にある。

    安倍氏ひとりに日本のメディアを変える力があるとは思えないが、大きな地殻変動の中で、彼が何か特異で決定的な役割を果たす可能性はあると思う。


    だが、そう書いて3カ月たたない、2022年7月8日に、安倍さんは殺された。

    私は、だから、安倍さんが殺された時、「朝日・毎日に殺された」と感じた。それをそのまま記事に書いている。


    *


    その記事で書いたように、安倍さんのメディアへの遺恨は2005年、朝日「NHK番組改変疑惑事件」のカギかっこ付き「スクープ」から始まる。

    安倍氏と中川昭一氏が、NHKの番組制作に政治介入した、という記事だった。問題になったNHK番組自体が、朝日新聞の慰安婦報道を前提に作られたような番組だった。


    この朝日の「スクープ」の真偽をめぐり、朝日とNHKは最高裁まで争ったが、結局、「事実を確認できない」ということで、事実上、記事取り消しとなっている。

    だが、朝日は正式な訂正も謝罪もせず、安倍さんと中川さんの名誉を傷つけただけで終わった。

    それを安倍さんは、死ぬまで忘れてなかっただろう。


    そして2014年、朝日は従軍慰安婦報道が事実無根であったことを認め、訂正・謝罪とともに社長が辞任した。

    その頃は、オールドメディアが安倍さんに対して、しおらしかった。なぜなら、ちょうど消費税値上げを控え、新聞業界が軽減税率適用を公明党と進めていたところだったからだ。

    10年ほど前の話だが、そのあたりの流れをもう忘れた人も多いだろうから、以前の記事から引用する。


    新聞の軽減税率が決まったのは、2015年暮れ、第4次安倍内閣のころだった。

    軽減税率が決まるまで、安倍内閣への批判を抑えていた。自民党と、とくに軽減税率導入のため働いた公明党に、マスコミは文句が言えなかった(公明党についてはずっと文句が言えない)。

    ちょうど朝日新聞の従軍慰安婦報道謝罪や、池上彰の新聞批判コラムを「言論弾圧」したなどの問題が起こった時でもあった。左翼マスコミが、珍しくおとなしくしていた。

    だが、新聞の軽減税率適用が決まった、となった後は、新聞はそれまでの鬱憤を晴らすがごとく、2016年から「アベガー」一筋となる。

    「軽減税率が決まったから、もう遠慮はいらない、好きにやれ」

    というわけだ。

    それで、「シールズ」のような若者を囃し立て、アベガー三昧で突っ走って、もりかけ桜で、安倍晋三を政権から引きずり下ろし、それだけでは足らずに、安倍晋三暗殺までを導く。

    (2025/5/14 「今こそ『新聞』の軽減税率廃止を!」)


    そして今、あの時に狂ったように「安保法制は違憲だ」「安倍政治を許さない!」と叫んでいた野党の連中が、今度の選挙で、雪崩を打って「安保法制は合憲でした」と認め、国民の信任を得ようとしている。

    あのキチガイ沙汰は、なんだったのか。

    国民をバカだと思っているのか。

    こんなことが許されていいはずがない。


    *


    他にもいろいろ言いたいことはあるが、もうこのあたりで、私の言いたいことは分かってもらえると思う。


    以前の記事に書いたとおり、「反高市」でまとまっている勢力は、ほぼオールドメディア信者であり、以前「反安倍」だった連中である。


    彼らを、もう勝たせるわけにはいかないのだ。


    この選挙を、安倍さんへの真の「弔い合戦」にしよう。

    高市さんを勝たせ、オールドメディアを「落選」させよう。



    <参考>


     
     
     
    会社を定年退職し、神奈川県は柿生の里に隠棲する。新聞社、出版社に勤め、記者や編集者をやっていた。独身、孤独を愛する。老人であることを自覚し、記憶力もあやしくなりつつあるので、ここに書き残したいことを書き残しておく。世間から引退したので、社交は望みません。

    あなたへのおすすめ