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Photo byhd4ance

追悼・渡辺裕之 今こそアマプラで「義絶状」を見てほしい

    俳優の渡辺裕之さんが亡くなった。66歳。

    自殺が疑われる。

    好きな俳優でした。

    決して器用ではないが、決して下手ではない。型を崩せない限界はあったが、説得力ある型を持っていた。

    活力があり、親近感がある、真面目で、一本気な役が十八番だった。

    心からお悔やみ申し上げたい。

    前に、このブログで、Vシネの「義絶状」での演技を取り上げたことがあります。

    とにかく草刈正雄がいい。静かな権力欲と滲み出る冷酷さを演じて、アカデミー賞ものだと思う。私が見た「インテリヤクザ」役で、草刈正雄以上の演技者はいなかった。子分を演じる渡辺裕之もよく、私の中でのゴールデンコンビだ。

    確かに、Vシネでも、主役ではなく、脇役が多かった。

    渡辺裕之の、何かもったいない使い方のようで、いつも、本人はどう思っているんだろう、と感じていた。

    草刈正雄と同じく、まれなほどの男前俳優だったが、役者としては明暗が分かれてしまったような気もします。

    自殺だとしたら、理由はなんだろう。いわゆる初老期ウツの年齢ではある。

    生真面目な印象があっただけに、気の毒です。

    「織田征仁」で見たのが最後だろうか。

    最近のVシネでも、年齢的には、重鎮役で出てくるようになっていた。

    男前すぎて、若いときは役者として損をしていた感じがあったが、歳をとったら、逆に凄みのある男の役ができると思っていた。残念でならない。

    アマプラで、「実録 史上最大の抗争 義絶状」がまだ見れるので、ぜひお勧めしておきたい。

     
     
     
    会社を定年退職し、神奈川県は柿生の里に隠棲する。新聞社、出版社に勤め、記者や編集者をやっていた。独身、孤独を愛する。老人であることを自覚し、記憶力もあやしくなりつつあるので、ここに書き残したいことを書き残しておく。世間から引退したので、社交は望みません。

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