孫とわしの日向ぼっこ┅ 第1話“ハーハーおじいちゃん”
45を過ぎて授かった息子、上の子とは15も離れている。その子が親になり私に孫を連れてきてくれた。
ある日の公園での何気ないやり取りである。
「おじいちゃん?」
「うん!」
「おじいちゃん?」
「うん?」
孫が私の頭に顔を寄せ、一生懸命に息を吹きかけている。
「ハーハー、おじいちゃん、寒いの?頭、寒いの?」
私の禿げた頭を案じて小さな口で暖めてくれているのだ!
「や、やめーい!」
照れ隠しに声を上げてはいるものの、可愛くて仕方ない!この孫の存在に心はメロメロ、とろけそうだ!
「お前は一体誰に似たのかな?お父さんか?お母さんか?」
「うん??僕ね、おじいちゃんに似たの!おじいちゃん大好きだから!」
「おおー!そうか、おじいちゃんに似たのか!」
私はたまらずその小さな体を思いっきり持ち上げた!
