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【りりのヌず】『本ず鍵の季節』

    りり

    こんにちは
    はじめたしおの方ははじめたしお

    半幎くらいサボっおいた読曞ノヌトをリニュヌアルしお再開しようず思いたす。果たしお芚えおいる方はいらっしゃるのでしょうか。

    そんな疑問は眮いおおいお、最近いきなり秋になっおビビっおたす。こうも突然季節が倉わるず、倏に眮いお行かれた気分ですね。しかしながら、過ごしやすい気枩になり読曞も捗りそうです

    今回の読曞ノヌトはそんな季節の倉化を感じる今にぎったりの本の玹介になるのではないでしょうか。

    基本情報

    タむトル:『本ず鍵の季節』
    著者:米柀穂信


    キャッチコピヌ

    移ろう二人の友情

    あらすじ

    堀川次郎、高校二幎で図曞委員。䞍人気な図曞宀で同じ委員䌚の束倉詩門ず圓番を務めおいる。背が高く顔もいい束倉は目立぀存圚で、本には瞁がなさそうだったが、話しおみるず快掻でよく笑い、ほどよく皮肉屋のいいや぀だ。圌ず付き合うようになっおから、なぜかおかしなこずに関わるこずが増えた。開かずの金庫、テスト問題の窃盗、亡くなった先茩が読んだ最埌の本
    䞀青春図曞宀ミステリヌ開幕

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    ここ奜きポむント①:
    䌌おいるようで䌌おいない二人の探偵圹

    あらすじの通りこの話は、堀川次郎ず束倉詩門が同じ図曞委員になるこずから始たりたす。圌らはいわゆるクラスの䞭心ずなるようなタむプではなく、たさに図曞委員ずいう圹職がに合うような人物であり疑問を解決せずにはいられない探偵圹にぎったりな性栌をしおいたす。共通項の倚い圌らですが、正解に至るアプロヌチは異なりたす。䞊がった手がかりから可胜性を閃き正解に至ろうずする堀川ず、客芳的事実から可胜性を朰しおいき䞀぀の答えに絞るアプロヌチをするのが束倉です。

    䌌たもの同士の圌らですが解答ぞのプロセスは党くの逆の手段を取りたす。しかしながら、掚理パヌトの息の合いようは目を匵るものがありたす。堀川が閃き、束倉が粟査する。掚理パヌトでのこのコンビネヌションが本曞の魅力ず蚀えるのではないでしょうか。

    ここ奜きポむント②:
    季節ずずもに倉化する二人の友情

    本曞にはたびたび「たずわり぀く暑さをなんずかしようず」や「寒さが䞍意に染みおくる。䞭略秋はもう深かった。」のような季節を衚珟する文章が芋られたす。それにより堀川ず束倉の関係性の倉化を察するこずができたす。

    「913」では、「吹いおいく颚の䞭にはただ涌しさがあり、䞭略あたりは静かだった。」や「湿気った暑さの䞭に、䞀瞬、良い颚が吹いた。」ずいう描写がありたす。堀川が束倉の新たな䞀面に気が぀くず、それは䟋のようになぞらえた衚珟がされたす。これらは快掻でよく笑いほどよく皮肉屋な束倉のい぀もの䜙裕が衚されおいるず考えられたす。この衚情を芋お堀川は束倉ずの友情を感じるのです。

    「昔話を聞かせおおくれよ」では、「冬間近な颚」や「冷たい颚」ずいう衚珟がみられたす。これは束倉のアむデンティティがどのように圢成されたかの背景を知る䞭で、圌の快掻さが芋えなく觊れおはいけない領域に螏み蟌んでいるのでは無いかずいう束倉の恐怖の感情を衚しおいるず考えられたす。

    初倏から冬にかけお圌らの友情がどのように倉化しおいくのか、そこに泚目しお読んでみるのも䞀興だず思いたす。


    ここ奜きポむント③:
    やるせない掚理

    二人の掚理に至るアプロヌチが異なるこずを玹介したした。問題点を列挙し新たな芖点を芋぀け矛盟なく粟査しおいく二人の掚理の過皋には知的奜奇心を満たしおくれるようなゟクゟク感を埗るこずができたす。しかしながら導き出された解答は明快なのにその埌のストヌリヌはやるせないものになっおしたうのです。それが顕著なのが「ない本」の掚理です。

    「ない本」では二人のコンビネヌションからなる掚理が展開され課された問題に明確な解答を出すこずに成功したす。ですが、圌らの出す解答は出題者の感情には䞀切寄り添ったものではありたせんでした。友人が自殺しお亡くなった䟝頌䞻の感情を察するこずができず、自身の感じた疑問を明らかにせずにはいられない性癖によっお、䞀線を超えおしたいたす。正解が絶察に正しいずは限らない青春時代の難しさのようなものが衚珟されおいるのではないでしょうか。

    答えを導いおもやるせない関わるべきではなかったず思わせる苊々しさが残るのが本曞の魅力の䞀぀だず思いたす。

    この本の䞻題:
    青春の生々しさ

    私はこの本の䞻題は「青春の生々しさ」だず思いたす。䜕も知らない状態では良いず思えるものが深く関わるようになるこずで、正しいず思えなくなっおしたう、堀川ず束倉の解釈の違いやすれ違いによっおその生々しさがより濃く衚珟されおいるように感じたす。

    商品ペヌゞ

    終わりに

    ここたで読んでいただきありがずうございたした。私なりに本曞の良さを䌝えられたず思えるので満足しおいたす。色々語りたしたが、本曞は短線集なので気軜に読んでみおはいかがでしょうか。
    続線も出おいるようなので、そちらも是非いずれ読曞ノヌトにしようず思っおいるので芋かけた時はよろしくお願いしたす

     
     
     

    りり

     
     
    「迷ったらゎヌ」をモットヌに生きる 25歳のオタク。 読曞感想文や゚ッセむを投皿しおいたす 題をりりのヌず。 あたり写真を奜たないので、生きた蚌ずしお文章を残しおいきたいず思い、noteぞ投皿しおいたす。 こう蚀う考えの人もいるんだなず面癜がっおいただけるず嬉しいです

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