
結び(風)の章∞第166話|間婚(Ⅲ)
ここで、ふと。
毎年のバレンタインデー
思い出す。
女性から
男性に送る
チョコレートの日。
当然、
妻からチョコもらえる。
でもここで問題が。
僕は
味覚疎い。
ブランド疎い。
高級料理。
一個ずつ
順々に出てくる。
しかも
量も少ない。
何がいいのだろう。
理解不能だ(笑)。
100円皿の回転寿司のほうが
ぶっちゃけいい。
どうせ僕は納豆巻きしか食わない。
妻はそのことを重々分かっている。
「風志さん
どうせ味も分からないよね。
ブランドの違いも知らんよね。
バクバク食うし。
マナーないし。
期待していないからね」
こんな感じで、
結構容赦なく言われていたな(笑)。
高級そうなお店は、
職場の同僚さんたちと
行っていたようだ。
僕とは――
びっくりドンキー ゝ

バレンタインのチョコも同じ感じ。
最初は
お高いブランドのを
買ってきてくれたものの、
僕がバクバク食って
すぐ中身が空になった様子をみて
里緒は怒った。
「バクバク食ってたね。
でもこれ高いんだよ。
味の違い分かる?ん?
どうなの?💢」
全く違いの分からない男。
「うんうん💦
えー、あー
あー、えー💦
箱が
しっかりしているね。
紙質も
いいね💦」
「💢」
それ以降は
味。
ブランド。
除外。
見た目。
インパクト。
大容量。
――里緒、方針転換。
ある年は、
ドラゴンボール
人気キャラクターの
人形型チョコ。
フリーザだったかなゝ
チョコそのもの
見るからに安い。

また
ある年は、
これまた
ドラゴンボールの
仙豆型容器に
入ったチョコ。
チョコそのもの
これも安い。
今は小銭入れに使っている。

いずれも見た目重視。
面白さ重視。
「味は分からないと思うから。
小学生向きの
ドラゴンボールチョコにしたからねぇ
フフフ💢」
嫌味でチクリ(笑)。
んでもって。
職場の同僚さんには
高級チョコ。
チョコチョコしてやられたなゝ

(参考文献)
鳥山明「ドラゴンボール」(週刊少年ジャンプ)
※フリーザは、主人公・孫悟空たちの最大の宿敵
※仙豆は、瞬時に体力全快、怪我治る”究極の回復食”
(関連サイト)
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