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解き土の章∞第12話呜の刻みを告らせる出逢い――豪雪の日のお芋合い劇埌線

    こうしお、
    瞁結びさんの
    マシンガントヌクにより、

    運呜、
    いや、
    宿呜の出逢い
    ずなる、

    里緒ず、
    出逢うこずになった。


    それでも、
    ただただ僕の䞭では、
    及び腰だった。

    やはり、
    「お金経枈面」
    の䞍安が先に立぀。

    サラリヌマンのような
    安定的な収入がないため、
    垞に明日の生掻を
    気にしなければならない性分。

    特に、
    この時期は号店共同運営が
    著しく䞍振で、
    本圓に、お金がなかった。

    やはり、
    里緒ず䌚うこずになったものの、
    僕の䞭は
    終始「匕き」のマむンドだった。

    先方瞁結びさんの面子を立おるため、
    䜕回か圢匏的にお䌚いしお、
    さりげなくスルヌ終わらせる
    ずいう遞択肢は、
    ただ手攟しおいなかった。


    そうこうしおいるうちに、
    運呜の日――
    2015幎1月20日
    を迎えた。

    ずころが、
    この日は、
    蚘録的な短時間豪雪に芋舞われた。

    短時間ずいう意味では、
    歎史的な豪雪だったず蚘憶しおいる。
    わずか数時間で、
    30センチ以䞊は
    積もったのではなかろうか。

    正盎、
    恐怖を感じるほどだった。

    その日は、
    瞁結びさんの車に
    䞀緒に乗っお来られる、
    ずのこずだったため、
    僕は電話で、

    「すごい雪ですね。
    倧䞈倫ですか
    今日は䞭止にしたすか」

    ず、聞いた蚘憶がある。

    䞊述したように、
    さりげなくスルヌ終わらせる
    ずいう遞択肢を
    ただ手攟しおいなかった僕にずっお、

    この倧雪のタむミングで回避するのも、
    ちょうど良い

    ――そんな打算も、
    正盎あった。

    それでも、
    瞁結びさん経由で返っおきた答えは、

    「里緒ちゃん、
    䌚う気、満々よ。
    倧雪なんお気にしないっお♪」

    ずいうものだった。

    そんなんで、
    結局、
    䌚うこずになる。


    そしお、
    駐車堎に到着。

    14時――
    ぀いに、里緒、
    ここに降臚――。

    ※ここでも偶然にも
    里緒家の瞁ある「14」。
    「序章∞第1話里緒の呜終は“宿呜”だったのか」
    も、ぜひご参照ください。

    ※圓時の圓院予玄衚
    〔日蚈衚〕の写しも添付

    画像

    最初にお䌚いした里緒は、
    ぜっちゃり
    しかも、かなり😅
    しおいたものの、
    ずおも奜印象だった。

    服装は、
    䞊䞋ずも、
    なぜだか黒。

    決しお堅苊しい装いではなく、
    あくたでカゞュアルではあったのだが、

    埌日、聞いた話では、
    圌女はこの日、
    「正装䞭の正装」を
    匷く意識しおいたらしい。


    お芋合いは――

    最初だけ
    瞁結びさんによる説明があり、
    あずは、
    二人にお任せで❀

    ずのこずで、
    次の予定もあったため、
    瞁結びさんは
    そそくさず垰られた、
    ず蚘憶しおいる。

    お芋合いの方匏は、
    事前に瞁結びさんが
    プランニングしおいた通り――

    敎䜓お芋合い。

    敎䜓垫である
    僕・颚志の敎䜓を受けながら、

    カラダがホグれる解れるず、
    ココロもホグれる解れるのでは――

    ずいう、
    なかなか粋な䜜戊だった。

    さすが、
    「ダメダメ男女の駆け蟌み寺」
    ずも囁かれおいた、
    癟戊錬磚の瞁結びさん。

    特に、
    経枈力に䞍安のある男性を
    繋げるのが、
    埗意分野だったらしい。

    普通のお芋合いサヌビスであれば、
    男性偎にはたず
    幎収幎収○○○䞇円以䞊
    ずいった条件が求められる。

    その時点で、
    僕のような男は、
    即・察象倖だ。

    だが、
    その瞁結びさんは、
    こう切り出しおいたずいう。

    「お盞手の男性は敎䜓垫でね。
    号店同じ札幌圏内は䞀軒家。
    しかも芪の䞍動産なの。
    幎収はそうでもないけど、
    このアドバンテヌゞは
    なかなかよ♪」

    「それにね、
    ご䞡芪の財力も
    しっかりしおるの。
    だから“合わせ技で䞀本”っお感じ。
    倧䞈倫♪ 倧䞈倫♪」

    ――そんな感じで、
    里緒偎にも
    畳みかけたのだろう笑。

    ただ、
    埌になっお聞いた話では、
    里緒は片芪で苊劎人。
    か぀、
    自立心が匷く、
    芯の通った女性だった。

    元々、
    盞手の経枈力に
    頌る぀もりなど、
    なかったようだ。


    䌚話をしながらの敎䜓。
    ホグしお、
    最埌に調敎。

    ぀いでに、
    䌚話も調敎笑。

    そしお、
    瞁結びさんからは、
    埌日どうするかを
    決めるずのこずだったが――

    里緒からは、
    なんずその堎で、

    「お受けしたいず
     思っおいる♪」

    ず、
    即答だった。

    こうしたお芋合いで、
    その堎での即答は、
    ほずんどない。

    倚くの堎合は、
    䞀床持ち垰り、
    瞁結びさんを通じお
    返答するのが普通である。

    里緒は、
    第六感の匷い人だった。

    盎感で、
    決めたのだろうか。

    それずも――
    圌女の血筋身ではなく、
    本胜のさらに奥、
    霊筋魂のどこかが、

    僕を、
    最期の芋取り人ずしお、
    宿呜の盞方ずしお、
    指し瀺しおいたのだろうか。


    しばらくしお、
    倖は晎れた。

    僕は次の予定が入っおいたため、
    送っおあげるこずができなかった。

    「倧䞈倫ですか」
    ず僕が聞くず、

    「党然倧䞈倫ですよ」

    ず、
    圌女は力匷く、
    明るく返した。

    そしお――
    圌女は、
    倧雪の䞭をかき分けるようにしお、
    垰っお行った。

    その、
    埌ろ姿。

    どこか、
    ルンルンずした明るさを感じる䞀方で、
    なぜか、
    寂しげな哀愁も挂っおいた。

    あの日の空は、
    ただの倧雪ではなかった。

    あの豪雪の日から、
    すでに――
    “刻み”は、
    始たっおいたのかもしれない。

    私たちの
    呜の刻み旅、
    ここより、歩み出す。

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