
母と子、一心同体
わが家は中受勢である。しかし小学生男子はやはり幼い。母と子、二人三脚どころか一心同体状態で勉強している。
噂に聞いていた、もっとも大変という5年後期のカリキュラム真っただ中。
塾ではものすごい量とスピードと難度で授業が進んでいく。私たち親子は、振り落とされないようにしがみついているだけで必死である。
そんな中、私が発熱するという危機に見舞われた。
この11月はテストや模試ずくめだったのであるが、私が発熱して戦線離脱してしまったため、勉強を見てやれなかった。
息子は私のベッドにやってきて「お母さんがいないとできないよ~」と泣きごとを言ってきた。
「大丈夫、今まで何度もテストはやってきたじゃない。一人でやりなさいね…ゲホゴホ」とベッドから指示したものの、まったく対策できておらず、結果は撃沈。
それまではしっかり伴走していたので、(上位とはいえないが彼なりに)順調に頑張っていたのだが、私が発熱してから結果がガタガタになった。
このことから、私の伴走(体調とメンタル)が好調か不調かで、息子の成績がいやというほど大きく左右するのがわかった。
解熱後も謎の倦怠感が1週間ほど続いたため(もしかしたらコロナだったのかも?)、やはり伴走できない状態が続いた。とにかくだるく文字通りベッドから起き上がれず、気力もない状態だったのだ。
塾では、模試の結果がおもわしくなかったことで、息子だけではなかったらしいが、先生に厳しく言われたらしい。
息子はみるみる自信をなくし、「もういやだ~」などと泣きごとを言い出した。
一人で過ごすより大勢と過ごしたいにぎやかボーイの息子は、これまでは塾は楽しいなどと言っていたのに、入塾以来、初めての泣き言である。
11月下旬に入り、ようやく私の体力気力が回復し、伴走再開。
「ギリギリまで追い込まれたときに、頑張り抜くのが大事なんだよ!勉強をするためだけに受験するんじゃないんだから。崖っぷちに追い込まれたときに、諦めずに、どうやって立て直すのかを学ぶために勉強しているんよ! さあ、一緒にがんばろう!」
などと、豆腐メンタルの自分にはできない発破を息子にかけ、週末のテストに向けて頑張った。
すると手ごたえが戻ったのか、帰宅するとこれまでのような安堵の表情を見せ「お母さん、やっぱけっこうテストがんばれる気がする」などという。
結局、母の心身の状態が息子のモチベーションと成績に直結するのが嫌というほどわかった。
外ならぬ自分が、平常心でなくてはこの戦、乗り越えられないようだ……!!(確信)
中受を体験したことのない人からは、それって過保護すぎるんじゃないですか…?という声が聞こえてきそうだが、近年、中受の難度が上がっており、扱う範囲やレベル、量がもはや小学生の手に負えるものではないということは付記しておきたい。