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カナリア諸島へ行く(2)

いや〜遠い。
なんて遠いところなんだ。
日本からカナリア諸島にあるラスパルマス(グランカナリア)に着くまでの飛行時間は20時間ほど。トランジットを入れたら、どんなに理想的な旅程を計画しても丸々一日はかかります。
イスタンブールで合流する予定だった娘さんは機体不良が見つかったとかで整備のために羽田まで一旦お戻りになり、大幅遅延となって彼女がイスタンブール空港に到着した頃には僕は既にマドリードまで来ていた。
僕がマドリードのホテルでトランジット泊している時、彼女はアタチュルク空港の長椅子でバックパッカーに紛れて夜明かししていたのだ。
結局、彼女のマドリード〜ラスパルマスの航空券は全損+買い直しとなり、現地集合となる始末。もちろん、お支払は僕…。トホホである。
僕の方が随分と後に出発したはずなのに、彼女がラスパルマスに辿り着いたのは、僕より2時間ほど後になりました。

実は僕たちのカナリア行きを知ったフランス在住の叔父夫妻が大晦日にラスパルマスに先乗りしていて、しかもホテルがほぼお隣さんくらいの距離である事が判明。この広いラスパルマスでホテルが近所なる偶然に驚きましたが、合流するには便利な事この上ありません。
ってわけで、その夜はさっそく新年会となりました。
スペイン料理とスペインワインをしこたま呑み食いし、翌朝遅くまで二日分まとめてたっぷり寝ました。
なんて素晴らしい年明けなんだ!

2+2新年会

『風も動かない』ってのは大瀧詠一の歌詞ですが、現実は全然違います。ラスパルマス着陸時の大揺れにビビりながら、上陸するまでもなく、歌詞に騙された事を知ったのでありました。まあ、大西洋に浮かぶ島が無風なんてありえませんけどね。

翌朝はホテルのビュッフェにも行かずに遅くまで寝た後、叔父たちと再び合流して地元民で賑わっているチュロス屋さん(←叔母が勝手にチュロス屋さんと言ってるだけです)でブランチ。
当然、お正月だから朝から飲みます。というわけで目の前にあったビールサーバーから先ずはご挨拶の一杯。
でてきた巨大チュロスに驚愕しつつも、頼んだバーガーも予想通りの巨大サイズ。この店はなんでも大きいらしい。
レモン味のビールがスイスで飲んだパナシェみたいで美味しかったです。朝からおかわりを二回してしまった。

巨大チュロスの一部
レモンビール??

この日は気温がグングンと上がり、タクシーを拾って旧市街へ出る頃には30℃を超える夏の暑さ。2時間も歩き回ったらヘトヘトになり、カフェテラスでまたまたビールタイム。

旧市街のカフェ

かつては奴隷の中継基地として栄えていたグランカナリア島。戦後は遠洋漁業の基地として有名だったらしいのですが、地域紛争の影響のため在住日本人は激減したとか。しばらく前までは日本人学校まであったそうで、いまも仕事で来ている日本人がそこそこいるとかいないとか。

旧市街

ところが、さすがにココまで来るとアジア人の観光客がいません。一日前にやってきた叔父夫婦に聞いてもアジア人にはまだ一人も会っていないそうだ。
僕の乗ったラスパルマス行き機内でもアジア人は僕だけ。やはり遠いんだなぁ〜
なんせ極東から西アフリカ沖だもんな。

(次回へ続く)

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