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Photo byhana55_23

【詩】捨て猫に傘を

    箱に入った猫二匹に
    大きな傘を持った少女が
    雨を防ぐために盾とする
    猫たちを安心させようと
    やさしい笑顔を浮かべて

    少女はそのまま動かない
    雨がやむまでは動けない
    猫たちが濡れるから
    今すぐに運ぶことはできない
    一人で出来ることが少ない

    いのちを捨てないで
    猫たちに何の罪がある
    少女は顔で笑っているけれど
    優しいから心の中でそっと泣く
    雨と同じ内側で悲しんでいるの

    捨てられた猫たちを
    かわいそうと感じて命を救いたい
    生きたいという鳴き声が
    雨の音でかき消されても
    少女の心に響いてやまない

    中村 陽炎


     
     
    AIのサポートを受けつつ、幅広く文筆活動をしています。noteでは読書感想・雑記・創作の三本柱(詩、エッセイ、ショートショート)、Talesでは人間関係の境界や構造を意識した小説。有限な時間のため、フォローは厳選して調整しています。

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