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Photo byshiny_impala614

土地との出会い〜条件〜

    楓

    前回までの話。
    仕事を辞めて、養鶏を始めることに決めたこと。

    そこで、今回は土地探しについて。

    土地選びの大切さ


    養鶏を始めるにあたり、何よりも大切なのは、鶏たちを飼う場所。

    話を聞かせてもらったベテラン養鶏おじさん曰く、
    全ては場所次第
    とのこと。

    その理由は、大きく分けると
    ・近隣住民との関係
    ・都市部へのアクセス
    ・酷暑対策
    の3点。

    まず、近隣住民との良好な関係を維持するためには、普段の付き合いは当然のことだか、問題となるのは騒音や悪臭など畜産特有のもの。

    次に、都市部へのアクセスについては、消費者の多い都市部へ近い方が輸送コストは少なくて済むし、販売面でもメリットが大きい。

    最後に、酷暑だが、鶏は暑さに弱く寒さには強いという特性から、近年の暑さで夏場の鶏たちはめっきり元気がなく、卵を産まなくなってしまう。

    酷暑自体は、どうすることもできないので、夏場の暑さ対策は必須。

    これらの条件を満たす土地は、田舎ならいくらでもありそうだが、実はそうではない。

    土地探しは難しい


    田舎には、放置された土地がいくらでもある。

    本当にそこらへんにある。

    だが、条件に合致する場所は、本当に少ない。

    まずは、近隣に迷惑をかけないように、周囲に民家が少なく、かつ、その民家と鶏舎がある程度離れているのが絶対条件。

    次に、都市部へのアクセス。

    一つ目の条件を満たす場所は、だいたい主要道路から離れていて都市部へのアクセスが良くない。

    また、主要道路から離れるほどに道が狭くなり、道路の舗装状態も悪くなっていく。

    しかし、資材や飼料などの搬入、商品の出荷などで車は必須なので、この条件も譲れない。

    最後に酷暑対策。

    正直、お天道様に任すしかないのだが、ここ鹿児島は夏が長く(気分的には10月いっぱいまで夏)、鶏の苦手な暑さをどうやって凌ぐかが課題。

    夏場の陽射しを極力避けたい。

    それなら、平地より山間部。

    そんな理想の場所を探すため、Googleマップを眺め、目星をつけた場所を走り回る。

    ネットで空き地などの情報を探す。

    知り合いに聞く。

    とにかく思いつくことを手当たり次第やっていくが、条件が合わなかったり、土地があっても所有者が100年くらい前の人のまま変わっていなかったり(相続登記しないまま誰が継いでいるか分からない)、すんなりとはいかない。

    しばらく、そんなことを繰り返していた時、ふっとある事を思い出した。

    そのことが、理想の土地との出会いに繋がっていく。

    次回、そのあたりのことを書きます。

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    楓

     
     
    鹿児島の平飼い養鶏・楓のコッコふぁーむ代表。 森に囲まれた自然の中で、鶏たちの快適空間を追求。 脱公務員組。人生の二択は常に積極策。

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