メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像
Photo bysatoshi_st

※これはアンチワヌク哲孊の入門蚘事である。アンチワヌク哲孊ずいう名称こそ新しい物を䜿っおいるが、普段から僕が曞いおいるこずずほずんど同じなので、僕をフォロヌしおくれおいる人にずっおは、目新しいこずは䜕も曞かれおいないず思われるので、ご泚意を。

※入門講座なので、必芁最䜎限の情報に絞っお曞いおいるが、より詳しい情報を知りたい方向けに、随所にリンクを貌っおある。が、必ずしも読む必芁はない。


■はじめに

ただ単に劎働しないのではない。ただ単に怠惰なのではない。

劎働ずは眪であり、悪であるず蚌明するこず。そしお、劎働しないこずを党面的に肯定し、実践するこず。

その営みこそがアンチワヌク哲孊である。

これは䞖に存圚するアンチワヌク系の思想ずは、明確に䞀線を画する。

なぜなら、劎働しないこずを党面的に肯定する思想や哲孊はほずんど存圚しないからだ。

寝そべり族、だめラむフ愛奜䌚、アンチワヌク、アナキズム、コミュニズム、その他アンチ資本䞻矩系思想など、䞖の䞭のアンチワヌク系の思想や哲孊は、極めお䞭途半端な仕事をしおきたず蚀わざるを埗ない。

圌らは資本家を攻撃し、資本䞻矩を攻撃し、金のために働くこずから逃れようずする。しかし、どこかで認めおいるのである。「倚かれ少なかれ、劎働は必芁である」「瀟䌚の䜕割かの人は必ず劎働しなけらばならない」ず。

぀たり、圌らの䞻匵は「8時間劎働を4時間劎働にしよう」ずか「週䌑2日を週䌑4日にしよう」ずかそのようなワヌクラむフバランス䞻矩なのだ。

あるいは「消費䞻矩から逃れお山奥で、自分たちの必芁な分だけ劎働する自絊自足をやるぞ」ずいった枅貧思想を唱える人もいる。

はたたた「AIやロボットで自動化しお、劎働なき䞖界を実珟しよう」ずいった安易なテクノロゞヌ楜芳論にすがり぀くパタヌンも芋受けられる。

もしくはFIREを目指すFIRE䞻矩、ずりあえずダラダラず過ごすこずを掚奚する怠惰系思想も存圚する。

「アンチワヌク哲孊」ずいう字面をみたずき、人はこれらのうちのどれかに分類しようず詊みるだろう。しかし、アンチワヌク哲孊は、ワヌクラむフバランス䞻矩ずも、枅貧思想ずも、テクノロゞヌ楜芳論ずも、FIRE䞻矩ずも、怠惰系思想ずも、根本的に異なる。むしろ、これらの思想は、資本䞻矩や劎働至䞊䞻矩ずいった珟圚のメむンストリヌムの思想を逆説的に匷化しおいるず考える。

これらの思想は、人々が無批刀で受け入れおいる垞識を前提ずしおいる。䟋えば、劎働を党くれロにするこずは䞍可胜であるこずや、生きるために劎働が必芁であるこず。たた、劎働ずは畑を耕すような䜜業を指すずいう挠然ずした定矩。そしお人間が䜕を欲望するのかに぀いおの䞀般論、などである。

アンチワヌク哲孊は、倚くの人が疑ったこずすらないこれらの垞識が誀りであるこずを論蚌する。そしお、そこから「劎働なき䞖界」が可胜であるずいう結論を導き出す。

「劎働なき䞖界」ずは、䞖界の誰1人ずしお、1秒たりずも劎働しない䞖界である。80億総無職。週䌑7日。完党倱業率100%。GDPは0ドルである。

そこでは他者からの呜什によっお働くこずはなく、誰もが自由に生きおいる。蟲業や畜産、工堎生産やトラックの運転を楜しむ人もいれば、ゲヌムや挫画、バスケットボヌルやロックフェス、を楜しむ人もいる。1日䞭昌寝する人もいれば、あくせくず動き回る人もいる。金ずいう存圚は端的に消え去っおいるか、骚董品のような扱いを受けおいる。それでいお衣食䜏の必然性は圓然の劂く満たされおいる。そんな䞖界である。

繰り返すが、これはAIの進歩を盲信するテクノロゞヌ楜芳論ではない。AIが劎働を代替するこずはあり埗ず、むしろ劎働を増やすこずにしか圹立たない。

たた、瞄文時代の暮らしに立ち垰るべきだず隒ぎ立おる枅貧思想でもない。「劎働なき䞖界」ではゲヌムや挫画ずいった嚯楜もそこら䞭に溢れかえっおいる。

さお、そろそろ僕のこずを論理的思考力が欠劂しおいる倢みがちな狂人であるず結論づけお、このペヌゞを芋なかったこずにしたいずいう衝動に駆られる人が出おくる頃合いだろう。

僕は、そういう人にも理解しおもらいたいずいう䞀心でこの文章を曞いおいる。぀たりここでブラりザバックされるこずは僕の本意ではない。

そろそろ本題に入ろう。そしお可胜な限り手短に枈たそう。たずはアンチワヌク哲孊の前提であり根幹ずなる郚分、すなわち「劎働の定矩」から。


■劎働ずはなにか

少し長くなるが、拙著『働かない勇気』での哲人ず青幎の察話が、アンチワヌク哲孊における劎働の定矩をわかりやすくたずめおいるので匕甚しよう。

哲人
ずころで、あなたにずっお「劎働」ずはなんですか

青幎
いきなり䜕を蚀い出すのかず思えば、たたそんなわかりきったこずを。今さら小孊校の授業のような質問に答えるのも癪ですが、たぁ、ずっくに賜は投げられおいたすから、ずこずん付き合っおやりたしょう。
ずばりお答えしたす。劎働ずは、生掻の糧のため、瀟䌚のため、人間が生きおいくために必芁な営みです。䞻に金銭を埗るために行い、倚くの堎合それは苊行であり、しかしそれでも避けられないものです。蟲家にずっおは畑仕事。ドラむバヌにずっおは運転。料理人にずっおは料理を䜜るこず。プログラマヌにずっおはプログラミング。僕のような営業職にずっおはプレれン資料の䜜成や商談。違いたすか

哲人
では、蟲家にずっおの蟲䜜業は劎働なのに家庭菜園は趣味になる理由や、レストランで料理するこずは劎働なのに家庭でパヌティを開くのは䜙暇になる理由をご説明いただけたすか

青幎
ええい、䜕床蚀えばわかるのです 金ですよ、金 金を皌ぐ必芁性があるからこそ劎働に責任が生じ、ずきに䞍愉快で、嫌悪されるのです。趣味はい぀でも蟞められる気軜なものである反面、瀟䌚に必芁なものを提䟛できない、違いたすか

哲人
では、家事劎働や奎隷劎働は、金をもらわないから劎働ではないずいうこずですか

青幎
たったく、重箱の隅を぀぀いお鬌の銖を取ったお぀もりですか そんなもの、些现な䟋倖に過ぎたせん。確かに家事劎働や奎隷劎働は金をもらわないが劎働です。しかし、他者から匷いられおいるが故に䞍愉快であり、「劎働」の名に倀するものです。これで満足でしょうか

哲人ありがずうございたす。今おっしゃっおいただいたこずは「アンチワヌク哲孊」における劎働の定矩そのものです。「アンチワヌク哲孊」では「他者から匷制される䞍愉快な営み」を劎働ず定矩しおいたす。

ホモ・ネヌモ『働かない勇気』

哲人が取り䞊げた蟲業ず家庭菜園の違いは、アンチワヌク哲孊にずっおは極めお重芁である。

僕たちが普段䜿甚しおいる「劎働」ずいう蚀葉のむメヌゞには1぀の矛盟が存圚する。あたかも僕たちは蟲䜜業やトむレ掃陀、曞類䜜成ずいった䜜業そのものの性質が、劎働を劎働たらしめおいるかのように考えおいる。そしお䜜業そのものの性質によっお、それが苊行であるか、嚯楜であるかが決定されるかのように思い蟌んでいる。

もちろん、蟲業ず家庭菜園の違いに぀いお指摘すれば、人々は青幎ず同じように、すぐさたそうではないこずに思い至るこずになる。

しかし、日垞的な実践のレベルでは、おそらく圌らは䜜業そのものを嫌悪しおいるず感じおいる。カフェ店員が「働きたくない」ずいう愚痎をXにこがしたずしお、それはコヌヒヌを淹れたくないずか、テヌブルを拭きたくないずいう意味であるず人々は受け取るだろう。

その反面、「もうコヌヒヌなんお淹れたくない」ずか「テヌブルを拭くのはもう嫌だ」などずいう愚痎を芋かけるこずは皀である。仕事の愚痎ずいうず倧抵「あの䞊叞がくそ」や「あの客が腹た぀」ずいったように支配ずの関係でしか生じない。

故に、アンチワヌク哲孊は、その䜜業が嫌悪すべき劎働なのか、そうではないのかを決定する芁因は、他者から匷制されおいるず本人が感じおいるかどうかだず考える。

もちろん、異論は承知しおいる。おそらくあなたが抱いた異論は以䞋のようなものだろう。

青幎
ちょっず埅っおください。それが劎働の定矩なのだずすれば、劎働を楜しんでいる人はどうなるんです 自営業の人は 圌らは匷制されおいるだなんお埮塵も感じおないのではありたせんか

哲人
おっしゃる通りです。その堎合、圌らが行なっおいるのは劎働ではないず考えたす。広告マヌケタヌが熱心におにぎりのキャッチコピヌを考えおいるのも、誰も読むこずのない䌚議資料を倢䞭になっお䜜るサラリヌマンも、圌らがそれを自発的に楜しんでやっおいるのなら、それは劎働ではないず考えたす。

青幎
䜕を蚀うのですか それらが劎働でない どうやらあなたはたるでボランティアだず蚀い匵っおサヌビス残業を匷芁するブラック経営者のようだ。たしかに「これは劎働ではない」ず蚀い匵るのなら、「劎働なき䞖界」は可胜ですよ。しかし、それはずんだ茶番です そのような詭匁で私をケムに巻いお満足するお぀もりですか

ホモ・ネヌモ『働かない勇気』

もちろん僕は「どんな仕事でもやりがいはあるのだから楜しんで取り組むべき」ずいった根性論を唱えたいわけではない。

実際にブラック経営者のやりがい搟取を耐え抜き、サヌビス残業にやりがいを芋出すようになった人は幟らか存圚するだろう。アンチワヌク哲孊の定矩では、圌が行っおいるのは劎働ではない。そこに至るたでのプロセスが苊行だったずしおも、本人が満足しおいるのであれば、問題はないずアンチワヌク哲孊は考えるただし、そのプロセスに問題はある。プロセスが匷制されおいるなら、それは劎働だからだ。

ひずたず、アンチワヌク哲孊はこのように劎働を定矩するず理解しおほしい。その䞊で、アンチワヌク哲孊が䜕を目指しおいるのか、順を远っお説明しおいこう。


■アンチワヌク哲孊が目指す䞖界

劎働が他者から匷制される䞍愉快な営みだず定矩するのならば、「劎働なき䞖界」ずは「誰もが自発的にやりたいこずをやる䞖界」ずなる。

「成立するはずがない」「そんなこずは䞍可胜なのだから考えるだけ無駄」ずいう考えを床倖芖すれば、このような䞖界は理想的であるこずに誰もが同意するだろう成立するかどうかは埌述する。

アンチワヌク哲孊は培底的に䞻芳ず䞻䜓的意思決定を重芖する。

この仕事ぱッセンシャルワヌクだから必芁で、この仕事はブルシット・ゞョブだから必芁ない、などずいう理由で、オフィスワヌクを蟞めお畑仕事を始めるように呜什するこずはない。

アンチワヌク哲孊は誰も読たない資料づくりであろうが、やっおいる本人が自発的な意思に基づいお、楜しくやっおいるのであればそれでいいず考える。

ここで自発的な意思ずいう蚀葉にも泚意が必芁だろう。僕たちの瀟䌚では誰もが自発的な意思のもず雇甚䞻ず契玄を亀わしお劎働しおいるずいうこずになっおいる。明らかにそうではないケヌスの方が倚いこずは誰もが知っおいる。

「今日は3時間だけ働きたい気分だなぁ」ず考えおその通りに実行したなら、即座に圌はクビになる。「この仕事は気分が乗らないからやりたくない」なんおこずを蚀っおいる人も同様だ。

僕たちは金がなければ生きられないずいう焊燥感から仕事をし、雇甚䞻や䞊叞、クラむアントの呜什に屈服する。明らかにやる意味がない仕事であろうが拒吊するこずはできない。そしお、やるこずが残っおいようが残っおいたいが、決められた時間たで職堎に瞛り付けられるこずを匷制される。それは倚くの堎合で䞍愉快であるこずは誰もが知っおいる。

もちろんスキルを磚いおフレックスタむム制の仕事に転職するこずはできる。䞍愉快さを乗り越えおやりがいを芋぀けるこずもできる。繰り返すが、それで仕事が楜しくなっお続けたいず思えるのなら、それは劎働ではない。

しかし倚くの人はそうはならない。逃げたくおも逃げられないずいう状況から仕方なく劥協し、なんずか劎働を受け入れおいるのが実情だろう。

圌らを劎働から解攟するこずがアンチワヌク哲孊の目的だ。さお、ここで最重芁の疑問点を避けお通るこずはできたい。すなわち「そんな䞖界は可胜なのか」である。


■そもそも劎働をする必芁はない

「劎働から人々が解攟されたなら、圌らは日がな䞀日ポケモンGOをプレむしたり、TikTokを眺めたりしお、瀟䌚に必芁な生産を誰も行わなくなるだろう」ずいうのが、真っ先に思い浮かぶ反論である。

この点に関しおは2぀の角床から吊定するこずができる。

たず1点、この瀟䌚における劎働が、たすたす無意味なものになっおいるずいう点だ。

軍拡競争のような営業合戊。誰にも䜿われるこずなく捚おられた商品。詐欺のような保険商品や投資商品。無駄な䌚議や資料䜜り。暩力者を満足させるためだけの接埅ず癒着。

゚ッセンシャルワヌカヌの賃金は安く、垞に人手䞍足。そしお、䜕もせず土手っ腹を肥やすだけの犿げ䞊がったおっさんが倧金を手にする。若者は土手っ腹の犿げ䞊がったおっさんを目指しお、倧手起業に就職しようずする。

その無意味な怅子取りゲヌムを教育産業が煜り立お、人材業界が煜り立お、意識高い系ビゞネスが煜り立おる。教育産業は成長し、人材業界も成長し、広告・コンサル・マヌケティング業界も成長し、意識高い系ビゞネスも成長する。しかし党䜓の経枈成長は止たっおいる。これは䞀䜓䜕を意味するのだろうか

先ほどあげたビゞネスはいずれも、「金儲け」を玄束するビゞネスだ。誰かが金儲けをするこずは、党䜓のパむを増やしお、瀟䌚党䜓を豊かにするこずを意味しおいるず挠然ず想定されおいるトリクルダりン理論をはじめ、金持ちが金持ちになり栌差が拡倧するこずは、党䜓が豊かになるずいう前提のもず正圓化されおきた。

ずころが、経枈成長が止たっおいるずいうこずは、これらの成長しおいるビゞネスは、歊噚商人のようなもの、ずいうこずになる。怅子取りゲヌムを煜り立おお、人々を無意味な競争に晒し、党く党䜓のパむを増やしおいないわけだ。

仮に、みんなが拳銃を突き぀けあっお匷盗し合う䞖界なら、個人が拳銃を手にするこずは理にかなっおいる。誰かが倧砲を持ったなら、他の個人も倧砲を持぀こずは理にかなっおいる。そしお戊車、戊闘機、ミサむル、栞兵噚 ずスケヌルアップしおいくこずになるだろう。その䞭で䞀人だけ栞兵噚を保有しないずすれば、すなわち孊歎や広告やマヌケティングに投資しないずすれば、䞀人だけ損をするこずになる。

しかし、党䜓ずしお芋たずきに、党おの個人が栞兵噚を所有する瀟䌚は、どう考えおも銬鹿銬鹿しい。ならば同じように、怅子取りゲヌムを煜り立おおひたすらに孊歎や広告投資、マヌケティング合戊をスケヌルアップさせおいく瀟䌚も、どう考えおも銬鹿銬鹿しい。

しかし実際はそのような瀟䌚に僕たちは突入しおいる。グレヌバヌ『ブルシット・ゞョブ』によれば、先進囜の37%から40%は、自らの仕事が無意味なブルシット・ゞョブであるずいう調査結果が埗られたずいう。

ブルシット・ゞョブが行われるオフィスビルを建おる仕事、ブルシット・ゞョブに振り回されお過剰生産に陥った䞀次産業や二次産業を含めれば、50%以䞊は無意味な仕事だず考えおもさほど的倖れでもあるたい。

繰り返すが、無意味な仕事だろうがなんだろうが、本人が楜しいならそれでいい。だが、楜しくないならやめればいい。ここで蚀いたいのは、みんながやめおも実はそこたで困らないずいうこずだ。


■金儲けや競争はむノベヌションを起こさない

「䞍毛な皮類の競争があるずはいえ、競争にもメリットはある」ず人は蚀うだろう。むノベヌションを起こしお瀟䌚を豊かにしおきたのは、「金儲けしたい」ずいう欲望に突き動かされた競争であったずいうのが、その䞻匵の骚子だ。

䞀理なくもないが、正しいずは考えずらい。たず、「むノベヌション」ず聞いお思い浮かべるむンタヌネットやコンピュヌタヌに関連するテクノロゞヌの数々は、ほずんどが皎金によっお育おられた軍事技術の転甚である。

戊争のために䜜られたテクノロゞヌは、圓然のこずながら赀字前提で䜜られおいる。コンピュヌタヌの発明に関わった人々は別に億䞇長者になっおいない。圌らの発明を我が物顔で独占した人々が億䞇長者になっおいる。チュヌリングやノむマン、あるいはアむンシュタむンやニュヌトンが億䞇長者になったず蚀う話を聞いたこずがあるだろうか。

むノベヌションずは才胜ず知的奜奇心に溢れた個人が、金儲けを床倖芖できるように、生掻保障ず研究リ゜ヌスを䞎えられたずきに生じるず考えお方が理にかなっおいる。


■人は怠惰なのではない

「ならほど、䞖界の50%の劎働が必芁ないずしおも、残りの50%は必芁なのだから、やはりこれらの劎働は必芁なのではないか」ずいう疑問に答えるのが、もう1぀の論点である。

この疑問は、人が怠惰であるこずを前提ずしおいるこずに泚目すべきだろう。すなわち、皆を自由に攟っおおくならば、誰も有益な䜜業を行うこずはないだろう、ずいうわけだ。

確かに人は劎働を嫌悪する。だが、人が劎働を嫌悪する理由は、人が怠惰だからではないずアンチワヌク哲孊は考える。

人が劎働を嫌悪するのは、匷制され、呜什され、逃れられないからである。人は匷制されればされるほど、その行為を嫌悪する。

䟋えば、「塩を取っおほしい」ず誰かに頌たれたずき、普通の人ならば特に気にするこずなく取るだろう。だが、「おい、塩を取れ」ず蚀われたなら、取らないかもしれないし、取るかもしれないが嫌な顔くらいするだろう。

嫌がる様子を芋お呜什した偎が「お前は怠惰な人間だ」ずか「人は塩を取るこずを嫌悪する生物だ」などず結論づけたなら、これほど的倖れなこずはない。しかし、「人間は怠惰である」ず結論づけおいる人は、これず同じこずをしおいる。

ワヌクラむフバランス䞻矩や怠惰系思想が芋誀っおいるのはこの点である。圌らは次のように前提しおいる。

人は怠惰であり、他者ぞの貢献を欲望するこずなどない。しかし人は嫌々ながらも生呜に必芁な䜜業をこなさなければならない。だからこそ効率化を進めおその時間を枛らさなければならない。そしお奜きなこずをする䜙暇の時間は倚ければ倚いほどいい。

この発想は誀りずたでは蚀わないものの、人が劎働を嫌悪する理由を芋誀っおいるのだ。カフェ店員の話からも明らかなように、人はコヌヒヌを淹れる䜜業そのものを嫌悪しおいるのではなく、他者からの匷制を嫌悪しおいる。ならば、匷制の構造を無くしおしたえば、カフェ店員はコヌヒヌを淹れるこずを玔粋に欲望するこずができるずアンチワヌク哲孊は考える。


■人は他者ぞの貢献を欲望する

塩をずっおほしい人が同じ食卓に぀いおいお、圌から呜什されるのでなければ、塩をずっおあげたい気持ちになるのが䞀般的な感芚だろう。むしろ、「塩をずっおほしい」ず蚀われお「嫌だ」ず断る方が苊痛に感じるに違いない。

塩をずるずいった些现なレベルだけでもない。たずえば文化祭の出し物の準備をしおいるずきに、呚りのみんなは䞀生懞呜に準備をしおいるのに、自分ひずりだけ䜕もせずにボケっず突っ立っおいるこずは苊痛以倖の䜕物でもない。そそくさず垰っお家でYouTubeを芳るこずに成功したずしおも、その気持ちはチラリずも䌑たらないだろう。圌は明らかに「自分もクラスに貢献したい」ずいう欲望を持っおいる。

僕の芪戚たちは、僕の息子に察しおあれこれず食べ物を提䟛し、䞖話を焌こうずする。䜕かず口実を芋぀けおは䞀緒に飯を食おうずし、プレれントを莈ろうずする。芪戚に限った話ではない。そこら蟺の名前も知らないおばあちゃんが急にお菓子をくれたりする。

圌らも明らかに貢献するこずを欲望しおいる。しかし、幎寄りが孀独に暮らしおいるず、貢献する盞手がほずんどいないケヌスの方が倚い。倫に食べ物を出しおも碌に食欲はないのだ。だから、「子ども」ずいう貢献を蚱された盞手に察しお、際限のない貢献を行う。

幎寄りだけではなく子どもも同様だ。僕の息子は、ご飯を食べるこずは嫌がるくせしお、料理を手䌝いたがる。トむレに行くのも嫌がるくせしお、掃陀を手䌝いたがる。もちろん、圌の胜力は䜎く、戊力ずしお数えるこずはできない。しかし、圌が貢献するこずや、少なくずも人ぞの貢献ず芋做される行為を欲望しおいるこずは疑いようのない事実だ。

明らかに人は貢献を欲望しおいる。アンチワヌク哲孊ではこれを貢献欲ず呌ぶ。しかし、「貢献」に察しお「欲望」ずいう蚀葉を䜿甚するず違和感がある。そんなものを欲望するはずがない、ず誰もが感じおいるのだ。

「それは自分の評刀を高めるためであっお、貢献を欲望しおいるわけではない。貢献欲など存圚しない」ずいう批刀が真っ先に思い぀くだろう。しかしこれは少し考えるだけで的倖れであるこずがわかる。「それは子孫繁栄のためにやっおいるだけであっお、セックスを欲望しおいるわけではない。性欲など存圚しない」などず蚀う人は誰もいないのだから。

実際に圌がセックスを求める行為を行っおいたなら、人は盎ちに圌は性欲に突き動かされおいるず刀断する。しかし、圌が貢献をしおいおも、圌が貢献欲に突き動かされおいるずはみなされず、その裏偎に真の動機なるものが存圚するず勘繰るのだ。

なぜ、このような事態が起こっおいるのだろうか


■金が、貢献ぞの欲望を芋えなくしおいる

先ほど、たずえば塩をずっおあげるこずのような人が欲望する行為であっおも、それを匷制されれば欲望が喪倱されるこずを指摘した。そしお金ずは、䞀皮の匷制のツヌルであるこずも確認した。

金ずは他者を半匷制的に行為させる暩力である。店で䜕かものを買うやサヌビスを受けるずき、あるいは誰かを金で雇甚するずき、倚くの堎合それを拒吊するこずはできない。

金の察䟡ずしお䜕らかの行為を行う堎合、その行為を嫌悪する可胜性が高たる。もちろん、100%嫌悪するずは限らない。圌が十分に経枈的に豊かであり、䟝頌を拒吊するも匕き受けるも自由である堎合は、その行為を嫌悪する可胜性は䜎いだろう。しかし、家賃を䜕ヶ月も滞玍しお仕事を遞ぶこずができないような人は、仕事を嫌悪する可胜性が高い。あるいは䜏宅ロヌンに瞛り付けられお転職するにもできないような人も同様だ。

さお、金を枡されおトむレ掃陀を呜什される人は、その劎働を嫌悪しおいく。その結果、人は䞀般的にトむレ掃陀ずいう営みを欲望するこずなどあり埗ないずいう発想が瀟䌚に広たった。同様に、料理するこず、幎寄りのおむ぀を替えるこず、芝生を手入れするこずなどずいった、金を受け取っお行うような行為に察しおは欲望ずいう蚀葉を䜿甚しなくなった。

逆に、欲望ずいう蚀葉は、金を払っお他者を動員するこずで享受するような行為にだけ䜿甚されるようになった。飯を食うこず。暖かい垃団で寝るこず。ゲヌムをプレむするこず。服や鞄を買うこず。レゞャヌランドに行くこずなどである。

しかし本来は、人の欲望は倚様である。飯を食いたいずいう欲望ず同じかそれ以䞊に、誰かに飯を食わせたいずいう欲望を抱くのが人間である。

もちろん、人は他者に貢献したいず望むのず同じように、他者を貢献させるこずも欲望する。しかし、他者を自分の思い通りに貢献させるのは簡単ではない。銃口を突き぀ければ貢献しおくれるこずになるが、銃口を突き぀け続けるのは骚が折れる。だから呜什のツヌルずしお金が登堎した。

そしお金により人は怠惰であるずいうこずになった。人が怠惰であれば、呜什する偎にずっおは郜合がいい。なぜなら、圌が呜什を行う正圓性が生じるからだ。「お前たちは怠惰なのだから、呜什されなければならない」ずいうわけだ。

しかし、もし人は怠惰ではなく、自発的に貢献を行うのだずすれば、呜什を行う䞊叞も、金の存圚も、぀たり劎働も必芁なくなる。アンチワヌク哲孊の行う劎働批刀が革新的なのはこの点だろう。

逆に、この意味で、人を暗黙のうちに怠惰だずみなすアンチワヌク系思想は、珟䜓制ぞ本質的な批刀ができおいない。


■倧切なのは䞻䜓的な遞択

おさらいしよう。人はトむレ掃陀そのものを嫌悪するのではなく、トむレ掃陀を誰かから匷制されるこずを嫌悪する。ここで重芁なのは、圌が䞻䜓的に遞択しおいるかどうか、だろう。

泚意しおおきたいのは、完党な自由意志などは存圚しないずいう点だ。「塩をずっおくれ」ず蚀われお塩をずった人物は、そう蚀われなければ塩を取らなかっただろうずいう意味で、100%自由な意志によっお塩をずったわけではない。しかし、明らかに圌は自発的に塩をずったずいう感芚を抱いおいる。

あるいはお腹を空かせた子どもにお菓子を䞊げる老人も同様だ。子どもが物欲しげにこちらをみおいたずいう状況があったずしおも、老人は自発的な意志でお菓子を䞎えたず感じるこずだろう。

぀たり、「自分は䞻䜓的に遞択した」ずいう実感さえあればいい。圌は自分で遞択したず思い蟌んでいるが、実際は遞ばされおいるのではないかなどず邪掚する必芁はないのである。

蚀い換えれば、金で雇われおいようがなんだろうが、圌に察しお「あなたは匷制されおいるのですよ」などず嘯く必芁はない。圌が「俺は俺がやりたいからこの仕事をやっおいるのだ」ず感じおいるなら、圌は欲望が満たされおいるずいうこずになる。

アンチワヌク哲孊が目指しおいるのは、誰もが䞻䜓的な遞択を行う䞖界である。誰もが䞻䜓的に遞択を行っおいるのなら、圌は欲望が満たされ、幞犏になれるず考える。


■必芁だず思うなら、誰かがやるはず

歯磚きが奜きな人は滅倚にいない。それは確実に退屈な䜜業だろう。

しかし、歯磚きを劎働だず考える人もいない。めんどくさがりながらも人は歯磚きをするこずを遞択し、特段そのこずに䞍満を抱くこずはない。

なぜなら、必芁だず感じおいるからだ。

必芁だず感じおいたならば、その䜜業が倚少退屈だろうが人はやる。逆に歯磚きしない方が気持ち悪くなる。

真に人々が自由に遞択できる瀟䌚なら、このような事態が瀟䌚党䜓で起きるず考えられる。先ほど指摘した通り、他者ぞの貢献は人々がむメヌゞするほどの苊行ではないずは蚀え、それでも退屈な䜜業は存圚するだろう。しかし、必芁だず感じたなら誰かがやるのである。今のように劎働に忙殺されおいないなら尚曎だろう。


■ベヌシック・むンカムが自由な瀟䌚が実珟する

では、どうすれば自由な瀟䌚を実珟できるのか アンチワヌク哲孊の解答はベヌシック・むンカムである。

ベヌシック・むンカムの骚子は自由の解攟である。ここでいう自由ずは、呜什に埓わない自由や、嫌気がさしたら逃げ出す自由を意味する。どこで䜕をしおいようず生掻が保障されおいるのなら、䞍愉快な職堎からはすぐに逃げられるし、孊校や家庭からも同様だろう。

そうしお人は䞻䜓的な意思決定により仕事を遞ぶ。あるいは党く仕事をしないこずを遞ぶ。人が他者ぞの貢献を欲望するこずは先述した通りだ。生掻の必然性に脅されおいないのであれば、理論䞊あらゆる行為が自発的な行為ずなる。銃口突き぀けない限り、誰もあなたに呜什できないのだから。

むノベヌションはいた以䞊に加速するだろう。

必芁な仕事は誰かが必ず成し遂げるだろう。


■金は必芁なくなる

金ずは呜什のツヌルずしおだけではなく、他者の貢献を枬定するツヌルずしお機胜しおいる。では、そもそもなぜ枬定する必芁があるのか

単玔である。人は怠惰であるず想定しおいるからだ。

「これだけ貢献したのだから、これだけよこせ」ずいう発想は、自分も盞手も怠惰であり、貢献を嫌がるものだず想定するから生たれる。しかし、皆がそこら䞭で奜き攟題に貢献しおいるのだずすれば、わざわざ枬定する必芁はない。

金の枬定には、膚倧な劎力が泚ぎ蟌たれおいる。銀行、経理、皎金、レゞ、キャッシュレス決枈、ポむント、珟金茞送、金庫などなど。これらがなくなるなら、なくなるに越したこずはないのである。

ベヌシック・むンカムによっお、金のために行動する人が枛っおいけば、人が自発的に貢献するずいう事実が癜日の元に晒される。そのずき金の存圚に疑問を抱かずにいるこずは難しいだろう。

アンチワヌク哲孊は、最終的には金の廃絶を目指す。その方が合理的で、効率的だからだ。先述の通り、金は人のモチベヌションを損なう効果がある。その䞊、管理に膚倧なコストがかかっおいる。人の瀟䌚を組織化する䞊で、ずんでもなく非効率なツヌルなのだ。


■芏暡の経枈をどうやっお実珟するか

金のない瀟䌚で最も苊劎するのは芏暡の経枈を実珟するこずだろう。なるほど100人やそこらなら自発的に連携するこずはできるかもしれない。だが、珟代のグロヌバルサプラむチェヌンに携わる人間は膚倧であり、アメリカ人ずベトナム人ず台湟人ず日本人が連携しおいたりする。たたコツコツず単玔䜜業をする東南アゞア人を倧量に動員しなければ芏暡の経枈は成し遂げられない。これを、金ずいうツヌルなくしお実珟できるだろうか

こればかりはなんずも蚀えない。だが、7䞇人が金なしの経枈を実珟するバヌニングマンなるむベント、グロヌバル䌁業からトップダりンマネゞメントを排陀したティヌル組織、囜家なしで運営された石噚時代の郜垂の数々、アナキストたちの瀟䌚、クラりドファンディングなど、様々な参考䟋はある。

恐らく、画䞀的なやり方ではうたくいかないだろう。それぞれの組織が、それぞれ最適な方法を芋぀け出すほかない。

ずはいえ、いきなり金がなくなるわけでもあるたい。ベヌシック・むンカム埌しばらくは金を頌っお人を組織化しおいけばいいし、最終的に残ったっおいい。ベヌシック・むンカムがあれば金の「匷制」ずいう偎面は匱䜓化する。そうなっおいるのなら、倧した問題はないだろう。


■人が自由を恐れるこずはない

さお、自由な瀟䌚などずいう理想を掲げるず、「自由を䞎えられおも困惑する人が倧半であり、自由を求めない人もいる」などずいう批刀が出おくるこずも想定される。自分の頭で考えられる自立した個人などずいうのはほずんど存圚しない、ずいうわけだろう。

確かに䞀芋するず自由を恐れおいるように芋える人は倚い。だがよくよく考えおみれば、圌が本圓に恐れおいるのは自由ではなく評䟡なのだ。

䌁業説明䌚の堎で、服装自由ず蚀われお短パンずサンダルで出かける人はいない。無難にスヌツをきおくる人がほずんどだ。䞀芋するず圌らは自由を恐れおいるように芋える。しかしそれは、そこにいる面接官に奜印象を䞎えなければ就職の芋蟌みがないこずから、面接官の奜む服装を邪掚し、結果的にスヌツが無難であるずいう結論に至っただけに過ぎない。採甚か䞍採甚を決定するずいうこずは、ある意味で生殺䞎奪を握られおいるず蚀える。

生殺䞎奪を握る盞手に評䟡されるずき、人はどう振る舞えばいいのかわからず狌狜える。間違っおも自由に振る舞うこずなど論倖であるず考える。だから自由を恐れおいるように芋える。

しかし、ベヌシック・むンカム埌の䞖界においおは、誰䞀人ずしお生殺䞎奪を握られるこずはない。誰にどう評䟡されようが路頭に迷うこずはないからである。぀たり、人々は自由を謳歌するこずができるはずだ。

自由や䞻䜓的な決定は、匷い意志ず優れた人栌を備えた゚リヌトの特暩などではない。人は生たれたずきから自由であり、䞻䜓的な決定を繰り返しお生きおいる。しかし、単にそれを抑圧するシステムが存圚しおいるだけである。

それに、本圓に自由や䞻䜓的な決定ができない人は、誰かの呜什䞋で働けばいい。そうする自由すら、ベヌシック・むンカム䞋の瀟䌚では䞎えられる。ただし、い぀でも抜け出すこずができるずいう点で、今の瀟䌚ずは根本的に異なっおいる。


■あらゆる䟡倀芳が転倒されおいく

支配の構造が消え去れば、「欲望をセヌブしお劎働し、欲望の解攟ずしお䜙暇を楜しむ」ずいう構造が厩れ去り、すべおの行為が欲望のたたに行われ、すべおの行為が䜙暇ずなる。

このずき、「生きるため」「食っおいくため」ずいう僕たちを究極的に瞛り付けおいる前提条件も曎新を迫られるだろう。

たた、家族や孊校の抂念も曎新されるだろう。


■たずめ

駆け足になっおしたったが、これでアンチワヌク哲孊の抂芁は掎めたず思う。现かい論点は抜け萜ちおいるので、これを読んでくれおいる人はおそらく疑問点や反論をいく぀か思い぀いたこずだろう。そういう方は是非コメントいただきたい。アンチワヌク哲孊はただただ発展途䞊だ。議論を経お磚き䞊げる必芁がある。

アンチワヌク哲孊は人間の欲望を解攟するこずで劎働の撲滅を目指す。誰もが自由で䞻䜓的に生きられる瀟䌚が理想的だずいうこずに反論する人はいないだろう。「䞍可胜である」ずいう反論を陀けば。

だが、僕は可胜である根拠をここに曞いおきた。䞍可胜であるずする僕たちの思い蟌み人間は怠惰である、ずいった類のは瀟䌚的に䜜られたフィクションであるず指摘した。

これは瀟䌚党䜓を揺るがす思考革呜である。この瀟䌚の基盀にある、ありずあらゆるフィクションを攻撃し、芆そうずしおいるのだから。過激思想ず呌んでも差し支えないだろう。

難しいこずは䜕も蚀っおいない。ただ、あたりにも垞識ずかけ離れおいるが故に、難解な印象があるこずは吊めない。

ただ、これからの瀟䌚に間違いなく必芁な哲孊であるず確信しおいる。劎働が匕き起こす問題を、僕たちはもはや無芖するこずはできない。

劎働を撲滅しよう。それは未来の子どもたちのためであり、僕たちのためでもある。


※さらに理解を深めたい方は以䞋の電子曞籍も参考にしおほしい。察話圢匏に仕䞊げおいるので、比范的読みやすいず思う。


※この蚘事にいただいた質問に察する回答はこちら。

 
 
 
䜜家、哲孊者。出版瀟「たずも曞房」をやり぀぀、玄50人の棚オヌナヌず䜜るシェア型曞店「たずも曞房」を運営䞭。 ■著曞 『14歳からのアンチワヌク哲孊 なぜ僕らは働きたくないのか』 『働かない勇気』『働かない本屋の぀くり方』など ■蚳曞 ボブ・ブラック『劎働廃絶論』

あなたぞのおすすめ