
合格者リアルインタビューシリーズ⑥立教大学社会学部へ
合格報告に来てくれた3人のうちの一人のインタビューです!
僕のところに最初の方は「こんなことから聞いていいのでしょうか…」と来てくれたのが印象的で、後半にかなり追い上げた生徒の話です。
合格者インタビュー
1.「偏差値10ダウン」からの立て直し:共通テスト後の志望校合格まで
生徒:今日は報告に来ました。
土岐田:よく来てくれました。お待ちしていました!最終的にはどこに合格しましたか?
生徒:立教大学社会学部、明治大学商学部、成城大学、成蹊大学、日本女子大学などに合格しました。
土岐田:見事な受験結果ですね!最終的に進学先は?
生徒:立教大学の社会学部にしました。心理学や人の物の考え方に元々は興味があったのですが、社会の仕組みや因果関係を考えたりするのが好きなので、社会学部の方が自分のやりたいことに近いと思って、立教に決めました。
土岐田:英語は高校の最初の方はどうでしたか?
生徒:もともと英語に苦手意識はそこまでなかったです。高1の頃から模試では一番良い科目で、偏差値は60くらいありました。
土岐田:では、わりと順調だったんだね。
生徒:はい。ただ高2の後半になって、文法力(英語力)が落ちてきた感覚がありました。長文は読めているつもりだったんですが、点数が少しずつ下がっていってしまいました。そんな時、土岐田先生のクラスにも参加しはじめました。
選んだ理由としては、所属の校舎で完結したかったことや、他の曜日の日本史の受講との兼ね合いもあります。何よりも出典が早慶以上のものに触れていたほうがMARCHにも対応できると思ったので、志望校はMARCHでしたが、GMARCHクラスに参加せず、早慶クラスに入りました。
土岐田:最近はけっこうそういう生徒も増えているね。今日も春の講習をしていましたが、早慶大英語のクラスに来る子は年々増えていますね。英語が苦手すぎてという場合には私大英語やGMARCH英語もいいとは思いますね。僕も私大英語は教えていますが、そこからも頑張ってMARCHにしっかり合格しています。ただし、実際、早慶受験生との競争にはなるから、早慶大英語の受講に来たこと。それは良い判断だったと思います。
2. 夏の学習でのショック ― 偏差値10ダウンを経験し、気分が上がらなかった日々
土岐田:夏の勉強はどうだった?
生徒:英語よりも他教科のほうが危ないと思っていたので、英語は3日に1回くらい長文を読む程度でした。日本史や国語がメインでその結果、夏休み明けの模試で偏差値が10下がってしまって…。
土岐田:それは焦るよね。ただし、自分なりのプランがあったわけだね。
僕も受験生の時、英語の学習時間を減らして、世界史を中心にやっていた時があります。得意科目はやはりむしろやりすぎてしまうところがありますからね。それも一つの戦略と言えるかもしれないね。
生徒:かなり焦りました。「英語やばいな」と思って、秋からは基礎を固め直しました。長文のために、ルールをもう一度整理し直すイメージで。
土岐田:で、どうなった?
生徒:成績は元に戻り、かなりよくなってきました。
土岐田:それはすごいよ。ちゃんと原因を分析して修正してるよね。危機感がスイッチになったんだね。
生徒:あと、英検を取っていなかったこともあって、立教と明治の志望が少し曖昧になっていたのも反省点でした。
3. 秋のあせり 「やらなきゃいけないのに」
土岐田:秋ごろ、ちょっと表情が曇ってた時期あったよね。
生徒:ありました。英語をもっとやらなきゃいけないってわかっていたのに、夏の時点で本腰を入れ切れていなくて、「この秋から本格的にやらなきゃ」と思い始めた感じでした。友人が何人か土岐田先生は気軽に快く相談に乗ってくれるから、話してみるといいよと助言をくれて。
土岐田:うん、覚えてるよ。ちょっと申し訳なさそうな顔で来てたよね。
生徒:正直、焦っていました。英検も取っていなかったので、立教と明治を第一志望にしているのに、その重要度の認識が遅れていたなと。
土岐田:英検のことはどう感じてた?
生徒:当時は「まだ大丈夫かな」と思ってしまっていました。でも志望校が立教と明治でどちらも曖昧な状態だったので、戦略がぶれていたんだと思います。やるべきことがはっきりしないまま時間が過ぎて、焦りが積み重なっていきました。
土岐田:夏の終わり、秋の終わり、冬の初めあたりかな。何回か相談に来たよね。
生徒:はい。正直、自信がなくなっていました。「今から間に合いますか」とか、「何を優先すべきですか」とか、同じようなことを何度も聞いていたと思います。
土岐田:まあ、それでも来てくれるのが大事だと思いますね。その後ちゃんと立て直したよね。
生徒:はい。一度整理して、「今できることに集中する」と決めました。
4. 最終的に気づいたこと
土岐田:受験が終わってから思ったことは?
生徒:模試の偏差値に一喜一憂するより、過去問慣れのほうが大きかったと思います。形式に慣れて、時間配分を体に覚えさせることが本番では一番効きました。私の場合は正直そこまで年数をやる余裕はなかったのですが、意外ときちんと実力がつけば過去問の形式を掴むだけでもだいぶ違ってくるなと思いました。
土岐田:それは本当にそうだね。
生徒:模試で落ち込んだ時期もありましたが、最終的には「志望校の問題にどれだけ向き合ったか」が勝負だったと感じています。
土岐田:長文はどうだった?
生徒:苦手意識はありませんでした。むしろ好きです。ただ、選択肢の「絶妙に違う」ニュアンスを切るのが難しかったです。
土岐田:いわゆる選択肢の検証ですね。本文が読めれば解けると言われるけれど、言い換えとか本文だけではなく選択肢自体の読解も重要ですよね。そのあたりを最後につめていらしたのは印象的でした。
5. 役に立った参考書は?
土岐田:良かった参考書はありますか?僕のでなくてもオーケーです!
生徒:先生が勧めてくださった岡崎修平先生の『動画でわかる英文法(読解入門編)』(旺文社)がよかったです。
英文の基本的な読み方が先生の授業のおさらいになりました。
また、肘井学先生の『Solution 1』『Solution 2』関正生先生の『The Rules 1』と『The Rules 2』は取り組みました。
周りは3まではやっていると聞いて、これも焦りを感じましたが、自分に合ったレベルをやることも大事だと思います!
土岐田:そうですね!特に塾や予備校に通っている場合は本を基礎固め的な位置づけで使うのもありで、授業ではより発展的な内容を学ぶといった具合に工夫することも時に必要だと思います。
生徒:他の本だと、やはりテーマ対策もしたくて、中原道喜先生、下永裕基先生補訂『基礎英語長文問題精講』(旺文社)にもお世話になりました。
土岐田:これまた名著ですね!
生徒:英語長文問題精講は秋に一気にやりました。必要な課題を見極めて、それをきちんと補う形で参考書を使うのはいいなと思いました。
土岐田:それを一気にやれるのはすごいよ。良質なテーマ、構文、英文のルールがまとまっていて、僕も好きな本です。下永先生の本は旺文社から出ていた『英語の構文100』(旺文社)を大学時代に愛用していて、ご本人にお礼を伝えたこともあります。
余談)実は最大の武器は「ロック」だった!?
土岐田:何だろうな、すごく集中力があるタイプの受験生だったように思いますね。焦っているようなんだけれど、一度集中したりハマると一気に加速するというか。趣味って何かありましたか?
生徒:音楽です。ロックです。小2からロックバンドにはまっています。
土岐田:ライブとかもいく?
生徒:受験生の6月まで行ってました。
土岐田:結構行ってるね。でも、僕の持論では「何か夢中になれるもの」がある人は受験でも強いと思っていてね。まさにロックがコアにあったのかもしれないですね。
生徒:小2の頃、アニメ主題歌がきっかけでロックにハマりました。
洋楽も聴きます。One Directionとか。
英語の音のつながり方が好きなんです。発音や歌詞を見るのも苦じゃなかったので、英語に苦手意識はなかったです。
土岐田:それ大きいよ。耳から入る英語は強い。僕も英語に最初触れたのは小学生の時に家族が観ていた『ビバリーヒルズ青春白書』ですから…。ロックや音楽から入ってきた英語が受験勉強でも音のリズムをつかむことや音読での音の繋がり方の土台にもなってよかったかもしれないね。
最後に後輩に向けて
土岐田:今回の受験で学んだことは?
生徒:「成績が下がった時が一番のチャンス」だと思いました。成績が下がったときに逃げずに基礎をやり直せたのが一番大きかったです。
また、最後まであきらめない気持ちも大事だと思います。過去問をやってみたら、模試よりも相性が良かったなんてこともありますし、過去問はよく見た方がいいと思います。
共通テストは英語は95点で1ミスでしたが、最終的には英語でしっかり点数が出てきたのは自信になりました。
最後まで全部終わらなかった単語集(2冊目)や長文も私は授業では応用的なことをやって、自分の自学自習では基礎を重視して学習していたのも大きいかなと思います。
土岐田:この時期は「この科目に注力」「今自分に足りないのはこれ」のように自分と向き合えたことが受験での合格につながりましたね。
本当におめでとうございます!
生徒:ありがとうございます!