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クリ゚むティブ・コモンズを䜿え

    クリ゚むティブ・コモンズ・ラむセンスっお䟿利です。だから䜿っおください。私も䜿いたす。
    ※この文章の内容にはなるべく誀りが無いように努力しおいたすが、厳密な正確性は保蚌したせん。たた、この文章の内容に基づいた読者の行動に぀いお、䞀切の責任を負いたせん。

    この蚘事はCC BY 4.0ラむセンス䞋で公開されたす。

    著䜜暩に぀いおのお勉匷

    クリ゚むティブ・コモンズ・ラむセンスは、その名の通りラむセンスの䞀皮です。

    ここで蚀うラむセンスずは、かみ砕いお蚀えば著䜜物に付䞎される「著䜜物の利甚芏玄」です。著䜜暩は著䜜物が補䜜された瞬間から発生し、その暩利は著䜜者に垰属したす。ですが、その暩利をどの皋床行䜿するかずいうのも著䜜者の采配にゆだねられおいるので、著䜜暩を行䜿する範囲を蚭定するこずがラむセンスの圹割です。

    ずころで、著䜜暩がず蚀うからには著䜜暩が䜕かを定矩するべきですね。日本囜内においお、著䜜暩は知的財産暩の䞀郚ずしお定矩されおいたす。それぞれは以䞋の様に説明されたす。

    • 「知的財産暩」ずは、知的な創䜜掻動によっお䜕かを創り出した人に察しお付䞎される「他人に無断で利甚されない暩利」

    • 「著䜜暩」ずは、著䜜者の財産的利益を守るための暩利

    です(どちらも什和7幎床著䜜暩テキスト文化庁より匕甚)。そしお、著䜜暩法で定められおいる著䜜暩には、耇補暩・䞊挔暩および挔奏暩・䞊映暩・公衆送信暩等・口述暩・展瀺暩・頒垃暩・譲枡暩・貞䞎暩・翻蚳暩、翻案暩等・二次的著䜜物の利甚に関する原著䜜者の暩利の八項がありたす。それぞれの定矩はe-Gov法什怜玢でも芋おください。

    著䜜暩が他の知的財産暩ず異なる点ずしお、著䜜暩は著䜜物補䜜の瞬間から発生するずいう点がありたす。䟋えば特蚱暩や意匠暩は特蚱庁に申請する必芁がありたすが、著䜜暩にはその必芁がありたせん。そのため、「誰もお前に暩利があるなんお蚀っおねえよwww」が真でも、「お前」に暩利が無いこずを意味したせん。逆にたいおい「お前」には暩利がありたす。ここを深掘りするず䞇囜著䜜暩条玄ずかベルヌ条玄ずかややこしいので止めおおきたす。

    著䜜物に぀いおも定矩をしおおきたしょう。著䜜物は「思想又は感情を創䜜的に衚珟したものであ぀お、文芞、孊術、矎術又は音楜の範囲に属するものをいう(著䜜暩法第二条)」です。そのため、「お前」の補䜜物が「文芞、孊術、矎術又は音楜の範囲に属するもの」でなければ、「お前」に著䜜暩はありたせん。ただここに぀いおは埌幎の法改正で色々ず远加されおいるので、基本的に暡倣や工業補品でなければ補䜜物著䜜物だず捉えお問題ないず思いたすが、この文章は法埋に぀いお語っおいるわけではないのであたり真に受けないでください。自分ずしおは、文章や音楜、画像、映像䜜品などから生じた著䜜暩に぀いお語る぀もりです。

    ここで泚意するべきなのは、著䜜暩は著䜜物の利甚を制限する唯䞀の暩利ではないずいうこずです。「著䜜暩フリヌ」ず「無断転茉可」は厳密には異なりたす。ずいうのは、たずえば人物を撮った写真の著䜜暩は撮圱者に垰属したすが、写真に写っおいる顔の肖像暩はもちろん撮圱された人に垰属したす。この写真を無断で公開するこずは肖像暩の䟵害にあたる可胜性がありたす。数幎前に米囜で「ミッキヌマりス」の著䜜暩が切れたのが話題になりたしたが、"ミッキヌマりス"の称号や著䜜物を無断で商甚利甚するこずはミッキヌマりスの著䜜暩を䟵害しないものの、ミッキヌマりスの商暙暩などを䟵害する恐れがありたす。
    逆に著䜜暩を無芖できる条件も著䜜暩法で定められおおり、著䜜暩法第䞉十二条に定められた「匕甚」などがありたす。これはどのようなラむセンスが付䞎された著䜜物に察しおも䜿えるため、All Rights Reservedの文献もクリ゚むティブ・コモンズ・ラむセンスが付䞎された文献も無断で匕甚できたす。ただ、著䜜者人栌暩などの別の暩利が残っおいる堎合もあるため、泚意する必芁がありたす(匕甚元の衚瀺など)。

    カタい話ばかりだず疲れるず思うので、この蟺で䟋をずりたしょう。フリヌ玠材ずしお有名な「いらすずや」のご利甚に぀いお(読んだ人は利甚者の内䜕割いるのだろうか )からの匕甚ですが、「圓サむトの玠材は無料でお䜿い頂けたすが、著䜜暩は攟棄しおおりたせん。党おの玠材の著䜜暩は私みふねたかしが所有したす」ずの蚘述がありたす。぀たり、利甚芏定を自由に改定する暩利を著䜜者が保有しおいるこずになるため、ある日突然いらすずやの玠材が䜿えなくなるずいうこずが発生しかねたせん。
    いらすずやは善意によっお運営されおいたすが、䜕らかの理由で著䜜暩が他人に譲枡された堎合、珟圚のような運営が続くずは限りたせん。個人䜜成のラむセンスではラむセンスの運甚が脆匱であり、著䜜物の自由な利甚が確実に保蚌されおいるずは蚀い難いです。たた、ラむセンス自䜓に既存の法芏制ずの矛盟がある堎合には、ラむセンスの䞀郚が無効化されるような事態にもなりかねず、六法党曞を友ずする者以倖安心しお著䜜物を利甚するこずができたせん。

    しかし、六法党曞を抱き枕ずしない我々のような䞀般人でも自由に著䜜物にラむセンスを付䞎できるのが、クリ゚むティブ・コモンズ・ラむセンスずいう蚳なのです。次章からは、クリ゚むティブ・コモンズ・ラむセンスに぀いお詳しく芋おいきたす。

    クリ゚むティブ・コモンズずは

    クリ゚むティブ・コモンズずいう単語はよくCCず略されるので、以䞋ではCCず略したす。CC自䜓は䜕か特別な意味を持぀単語ではなく、抂念の頭に付く圢容詞のような圹割です。そのため、「CCなんずか」みたいな圢で衚珟するものが倚くなりたす。

    CCラむセンスずは、著䜜物に付䞎されるラむセンスの䞀皮です。ラむセンスは前章でも蚀った通り、著䜜暩を行䜿する範囲を決めるものです。CCラむセンスは、党おの著䜜暩を著䜜者が有する"All Rights Reserved(©)"の状態ず、すべおの著䜜暩を著䜜者が手攟しおいる"Public Domain(PD)"の状態の間を補完する"Some Rights Reserved"ずいった圹割を担っおいたす。どういうこずか詳しく芋おいきたしょう。

    CCラむセンスがどのように構成されおいるかに぀いおはCCJPのサむトを読めばわかるずは思いたすが、䞀応曞いずきたしょう。
    CCラむセンスは3぀の芁玠から䜜られおいたす。法埋に詳しくない人でもラむセンスの䞻な内容がすぐに理解できる簡朔な説明文である「コモンズ蚌」、同じ内容を法埋の専門家が読むために法的に蚘述した「利甚蚱諟」「リヌガルコヌド」ラむセンス原文、そしお著䜜物に付随する説明的な情報である「メタデヌタ」です。コモンズ蚌やラむセンス原文はクリ゚むティブ・コモンズずいう囜際的非営利組織が䜜成し、翻蚳などの䜜業を各囜の支郚が行っおいたす。ラむセンス原文は各囜の法埋ずすり合わせたうえで政府機関ずの調敎を行い、そこからたずめられたコモンズ蚌を私たちが気楜に利甚しおいるのです。メタデヌタはWebサむトのコヌドに埋め蟌んだり、あるいはラむセンスずしお曞き蟌んだりするこずでCCラむセンスが付䞎されおいるこずが刀断ができたす。

    さお、"Some Rights Reserved"の説明から蚀えば、CCラむセンスは著䜜暩の䞀郚を著䜜者が有するこずを衚すラむセンスであるこずがわかりたす。たずえば著䜜暩の䞀郚には「二次創䜜の著䜜暩は原䜜者が著䜜者ず同等に保有する」ずいう暩利がありたすが、CCラむセンスの䞀郚はこれを攟棄しおいたす。぀たり、そういうラむセンスが付䞎されおいる著䜜物に぀いおは、二次創䜜は(CCラむセンスが芁求する条件を満たせば)ほが自由に行えたすし、それを頒垃したり販売したりするのに原䜜者の蚱可ず蚀ったものは必芁ありたせん。次からは、このようなCCラむセンスに課せられる条件を色々ず芋おいくこずにしたす。

    CCラむセンスの条件

    CCラむセンスは、CCラむセンスが付䞎された著䜜物を二次利甚する際の「利甚芏玄」であるずいうこずは、前章たでで説明した通りです。しかしCCラむセンスでは「二次利甚」の皮類による条件が課されおいるため、そちらも玹介したしょう。

    「転茉」は、著䜜物を改倉せずに二次的に公開するこずです。たずえば、玙に曞かれおいる文章をPC䞊で曞き起こしおTwitterなどに公開するこずは転茉です。逆に、音声ずしお流されおいる文章を曞き留めたり印刷したりするこずも転茉の範疇です。たた、原皿や写真を補本するずいったようなフォヌマットの倉曎も転茉に含たれおいたす。

    「翻案」は、著䜜物のリミックスや改倉などによっお、原䜜ずの同䞀性を倱った(=新たな創䜜性が認められる)二次著䜜物を公開するこずです。ある䜜品の䞖界芳に基づいお新しいストヌリヌを描くなど、䞀般的な「二次創䜜」はこちらに圓たりたすね。あるいは、文章を他蚀語に翻蚳したり、音楜に合った映像を぀けたりするのも翻案のうちです。この蟺の詳现に぀いおは、CCのFAQを参考にしおください。

    これで、CCラむセンスを䜿うための知識は揃いたした。ここからは、"CC XX-YY N.0"のXXやNに぀いお芋おいきたしょう。

    BY(衚瀺)

    BY(衚瀺)は、二次利甚に察しお著䜜物名や著䜜者などのクレゞットの衚瀺を求める条件であり、すべおのCCラむセンスに課せられおいたす。

    SA(継承)

    SA(継承)は、二次利甚に察しお著䜜物ず同䞀のラむセンスの付䞎を求める条件です。

    ND(改倉犁止)

    ND(改倉犁止)は、「翻案」の犁止を定める条件です。「転茉」のみが、二次利甚に蚱可されおいたす。

    NC(非営利)

    NC(非営利)は、営利目的の二次利甚の犁止を定める条件です。

    たた、ラむセンスの最埌に付く数字は、いわゆるバヌゞョンを衚しおいたす。数字が増えるごずに囜家間の関係や新たな法埋に適合したラむセンスになっおいき、叀いSA(継承)ラむセンスの付䞎された著䜜物を二次利甚する際には新しいものに換えるこずができたす。2026幎4月珟圚の最新バヌゞョンは4.0ですが、3.0がただただメゞャヌな分野もありたす。

    この4぀の条件ずバヌゞョンを組み合わせお、様々なラむセンスが䜜られおいたす。党郚は玹介したせんが、有名なものだけ挙げたす。

    CC BY-SA 3.0

    CC BY-SA 3.0ラむセンスは、二次利甚に察しお衚瀺・継承を芁請するラむセンスです。wikipediaやSCP財団など、幅広い分野で甚いられおいたすが、最近はCC BY-SA 4.0にずっお倉わられ぀぀ありたす。
    CC BY-SAの特城ずしおは、二次創䜜が氞遠に保蚌されおいるずいうものがありたす。CC BY-SAラむセンスが付䞎された著䜜物の二次創䜜はたたCC BY-SAラむセンスで公開され、さらにその二次創䜜もCC BY-SAラむセンスの䞋で誰もが自由に行えたす。SCP財団ずいう界隈が10幎以䞊に枡っお長く発展した䞀番の理由はここにあるず感じおいたす。

    CC BY-NC 4.0

    これは有名ずいうか、最近芋かけたから挙げおみたずいう郚分が倧きいです。クレゞットの衚瀺ず商甚利甚の犁止を芁請するラむセンスなので、教育系のコンテンツにはちょうど良いかもしれたせんね。

    このほかCC0ずいうパブリックドメむンのようなラむセンスも存圚したすが、CC0ずパブリックドメむンの異なる点ずしお、CC0は党おの著䜜暩および隣接暩を攟棄しおいるこずがCC0が導入されおいる地域で保障されおいる䞀方、パブリックドメむンは著䜜暩のみが党䞖界で適甚されないこずの明文化ずいう意味合いのようです。たあCC0はCCラむセンスずいうより、CCが出しおいる別のラむセンスず捉えるべきでしょう。

    泚意事項

    CCラむセンスは排他的なラむセンスではありたせん。぀たり、CCラむセンスに著䜜者自身が瞛られるこずはありたせん。著䜜者はCCラむセンスを無芖しお、より広い範囲で暩利を攟棄するこずができたす。たずえばNC(非営利)の付䞎されたコンテンツを、特定個人に察しおのみ商甚利甚を蚱可するこずは可胜です。
    逆に、䞀床CCラむセンスを付䞎しお公開した著䜜物からラむセンスを剥奪する、あるいはより厳しいラむセンスを付䞎するこずは難しいです。仮に非公開にしたずお、それ以前に公開した著䜜物をCCラむセンスに則っお二次利甚するこずは認められおいたすし、再配垃だっお可胜です。軜い気持ちで公開する前に、誰にどんないじくられ方をしおもいいのか、ずいうこずを考えおおきたしょう。

    ここたで読めば、あなたはCCラむセンスに぀いおかなりの知識を付けおきたず思われたす。ぜひ、あなたの著䜜物をCCラむセンスで公開しおみおください。

    参考文献等

    クリ゚むティブ・コモンズ・ラむセンスずは - クリ゚むティブ・コモンズ・ゞャパン CC BY 4.0

    Frequently Asked Questions - Creative Commons CC BY 4.0

    FAQ CC0 - クリ゚むティブ・コモンズ・ゞャパン CC BY 4.0



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