メインコンテンツへスキップ
見出し画像

新人が質問できる現場では、教える人も育っている



    【1,050字】

    朝の現場で、若手が手を止めました。
    図面を見ながらジッと何かを考えています。

    すぐ近くに職長はいましたが、声を掛けようとして、また図面へ目を戻しました。

    「こんなことを聞いても大丈夫だろうか。」
    そんな表情でした。


    すると職長の方から歩いてきて、
    「悩んでいるなら、一緒に見ようか。」
    と笑いながら声を掛けました。

    若手は安心したように図面を広げます。

    職長はすぐに答えを教えませんでした。

    「君なら、どこを確認する?」

    そう聞き返したのです。


    みなさま、おはようございます。
    アイアジアの東城です。

    人が育つ現場では、質問が多いことを良いことだと決めています。

    質問ができるということは、分からないまま進めないということです。

    安全を守ろうとして悩んでいる。
    品質を守ろうとして悩んでいる。
    その気持ちがあるからこそ、立ち止まって聞いています。

    一方で、質問しにくい現場では、若手は迷っても黙って進めるようになります。
    「忙しそうだから。」
    「前にも聞いたから。」
    「怒られるかもしれない。」
    そんな空気が少しずつ積み重なると、小さな確認は減ります。

    しかし、その代わりにクレームや事故、品質のばらつきが増えていくことがあります。

    だから、本当に育っている会社は、若手だけを育てようとはしません。

    教える人も育てています。

    教える人が、すぐ答えを言うのではなく、一緒に考える。

    質問を歓迎する。
    「聞いてくれてありがとう」と言える。

    そんな姿を見た若手は、数年後、自分も同じように後輩へ接するようになります。

    知識は教えればそれで終わりかもしれない。
    ただ、教え方は受け継がれていきます。

    会社が強くなるのは、新人が一人前になった日だけではありません。

    新人が安心して質問でき、その質問を歓迎できる先輩が育った日でもあります。

    その積み重ねが、現場の文化になり、人が残る会社をつくっていくのだと思います。

    画像

    現場には、まだまだ会社を強くする知恵があります。


    本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!

    2026年7月26日 日曜日
    みなさま、良い日曜日をお過ごしくださいませ。
    今日一日、良い一日になりますように!


    #現場には会社を強くする知恵がある
    #人が育つ現場
    #人材育成
    #人が残る経営
    #現場改善
    #教える力
    #中小企業経営
    #建設業
    #マネジメント
    #現場の知恵




     
     
     
    🟢 北海道・関東圏アイアジアの東城です。現場産業で人が残る経営情報をテーマに、粗利、現金、報酬、教育、外国人雇用、生活支援について書いています。 ⚪️在留資格取次行政書士・税理士 🔴日本の社会を良くしていきたい情熱 🟠東南アジアを身近に感じる内容

    あなたへのおすすめ