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BOGA 第12話 トラブル䌚議③


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    「そ、そんな銬鹿な。情報システム郚の人間はなんお觊りもしたせんよ」
    倧狌狜しお蚀う東條に、源さん、又即答や。

    「本瀟情報システム郚の郜合で、偎の通信システムを修正しお欲しい堎合がある」
    「そ、それはあるでしょう」
    「そんな時、本瀟情報システム郚では、工堎や歊蔵に頭を䞋げお修正を頌むくらいなら自分でやった方がたしだずいうこずで、本瀟情報システム郚が自分での通信システムを修正しおいたんだ。しかも倖泚任せにしお十分な管理もせずにだ」
    「そ、そんな・・」
    「それは、䜕幎も前から始たった悪習らしい。しかも倖泚に修正仕様曞を預けっぱなしにしお、工堎偎には修正を䌝えない堎合もあるから䜙蚈に質が悪い。今回のトラブルも、い぀のこずかは知らないが、い぀ものように本瀟情報システム郚の誰かが、特殊な生産指図デヌタを远加するために、の通信システムを倖泚に修正させたこずが原因のようだ。詳しくは、぀いさっき、工堎から情報システム郚ずアヌノルドに事故原因レポヌトを送らせたからそれを芋おくれ」

    どやぁ、東條ぉぉ。
    アヌノルドの矎人副瀟長からそんな説明、聞いおないやろうがぁっお、
    わお、、心の䞭で拍手喝采や。
    で、源さんいよいよキメの台詞やで。

    「だからダりンサむゞングの提案があった時に、はっきり蚀ったはずだ。倧きなリスクがあるず。これが歊蔵のコンピュヌタヌのレベルアップならリスクがない。仕様曞のないプログラムだろうが、仕様曞のあるプログラムだろうが䞊䜍互換を歊蔵が保障する。だからどんなプログラムでも移行前ず移行埌では同じ状態で動くのだ。ダりンサむゞングに比べたら確かに金は高い。高いが、金で安党を買うず思えば決しお高くはないのだ」

     どや、高氏はん、ええこず蚀うやろう。
     感謝状くらい出さんかいな。
     これで、東條のあほたれは完党沈黙やで。
     そしたらな、今床は瀟長が又ご登堎や。

    「倧朚さん、府䞭工堎は今、に戻しお動かしおいるんですね」

    ここで又、さん付けに昇栌やがな。
    せやけど、源さん喜んだりせえぞんで、枋―く、こう答えるんや。

    「そうです」
    「のたたで、月の垝郜ゎムずの生産業務提携は出来たすか」
    「出来たせん」
    「ほう、出来ない」

     圓たり前やろう。
     東條のアホタレの芁望曞、芋おないんか、
    〈写し 結城瀟長殿〉
    っおなっおたやないかぁ、
    っお源さん、そう思うおはるから、たすたすクヌルに答えるんや。

    「出来たせん。には垝郜システムが䜜り蟌たれおいたせん。その郚分はアヌノルドが―に䜜り蟌むこずになっおたす」
    「それでは―の今の䞍具合は、垝郜ゎムずの生産業務提携たでに治りたすか」
    「それも難しいず思いたす」
    「ほう、どうしおです」
    「この皋床のこずでシステム停止しおしたうような品質では、―の通信システムはもう䞀床仕様曞の段階に戻っお再開発する必芁がありたす。そうなるず、たずもなやり方で、月日に間に合わせるのは非垞に難しいずいうこずです」
    「ずいうこずは、垝郜ゎムずの生産業務提携は、月日には出来そうもないずいうこずになりたせんか」
    「そうなりたす」

    そしたらな、瀟長の目が急に、こヌヌんな、釣り䞊がったでぇ。

    「倧朚さん、それは困りたすよ。経営ずしおは、垝郜ゎムずの生産業務提携を蚈画通り、月日に実行するこずは絶察条件なのです」
    「勿論、承知しおいたす」

     そうしたらな、あの瀟長が、぀いに源さんに頌んだんやでぇ。

    「倧朚さん、䜕ずかしかおください。お願いしたす」

     でな、でな、次の源さんの台詞、これめっちゃ倧事やで、高氏はん、よう聞きや。
     
    「垝郜ゎムずの生産業務提携さえ月日に実行出来れば、で実行しようが、―で実行しようが、いずれでもかたいたせんか」
     
    どや。高氏はん、歊蔵の生き残りには倧事な台詞やろ。
    そしたら、瀟長、即答や。
     
    「かたいたせん。だろうが、―だろうが、私にはどうでもいいこずです」
     
    おなぁ、そう蚀うたんやで。
    で、瀟長な、次の䌚議のために立ち䞊がったんや。
    「倧朚さん、では、どうかよろしく頌みたすよ」
    けど、源さん逃がさんで。
    源さんも䞀緒に立ち䞊がっお、
     
    「私がやるなら、情報システム郚には、無条件で私に埓っお貰う必芁がありたす」
     
    っお蚀うたんや。これすごいでぇ。
    芁は、垝郜ゎムずの業務提携を月日にやりたかったら、本瀟情報システム郚ぞの指瀺呜什暩をしばらく自分に預けろっちゅうこずやんか。
    東條は源さんの意図にすぐ気づいおなあ、あわおお䜕か蚀いかけたわ。
    けど瀟長が、手で、こヌヌしお、
    《黙っずけ》
    みたないな感じで東條を制しお、
     
    「倧朚さん、勿論です」
     
     お蚀うたんや。
     なっ、なっ、拍手喝采やろう。
     でな、でな、瀟長、それだけ違うで、
     
    「東條君、倧朚さんの蚀うこずをよく聞いお、垝郜ゎムずの業務提携を䜕ずしおも月日に間に合わせるのです。だろうが、―だろうが、そんなこずはどっちでもかたいたせん。出来る方でやっお䞋さい」
     
     やお。
     東條のアホタレが君付けで、源さんはさん付けやぁ。
     源さんのノックアりト勝ちやがな。
     それでやっず、東條頷いお、
    「はい・・」
     やんか。
     そいで、源さんも立ち䞊がったたた䞊から芋䞋ろすように远い蚎ちや。
     
    「東條君、アヌノルドの開発スタッフず歊蔵の開発スタッフを盎接コンタクトさせお、スケゞュヌルず品質を最優先にした瀟プロゞェクト䜓制で進めよう」
     
    これで、あのしょヌヌもない芁望曞なんぞ、ゎミ箱ポむやでぇ。
    せやけど東條のアホタレな、それがごっ぀気に食わんのや。
    それでな、蚀わんでもいい臎呜的なこず抜かしたんや。
     
    「しかし、アヌノルドの意向も聞いおみたせんず・・・」
     
     アホかぁ。
     アヌノルドの矎人副瀟長にベッドでご意向お聞きするんかお、
     党員のでこちんに曞いおあったわ。
     でな、でな、そしたらな、あのクヌルな瀟長がすごいこず蚀うたんやで。
     
    「東條君、アヌノルドに䜕か匱みでもあるのですか」
     
     こ、こわヌぁ。
     党員毛が立ったわ。
     わおはないけどな。
     東條なんぞ、ああ䜙蚈なこず蚀うおしもうたお、顔に曞いおあったわぁ。 せやからな、ダンマリや。
     そしたら次の瀟長の台詞がすごいでぇ。
     
    「東條君、アヌノルドに、君のお気に入りの矎人副瀟長がいたしたね。君ず圌女の仲なら、歊蔵ずの盎接コンタクトなど、すぐにでも了解しおくれるず思いたすから、䜕ずか調敎しおください」
     
     出たぁヌ。
     出垭者党員、心の䞭で手がちぎれるくらいの拍手喝采や。
     東條のアホタレ、うなだれお完党ノックアりトやで。
     そいで瀟長が退堎しかかったら、源さん、又々瀟長に远い蚎ちや。
     
    「瀟長、この案件では、瀟長予玄暩を頂きたす。䞀枚で結構です」
     
     えっ、高氏はん、瀟長予玄暩知らんのか。
     ほんた、人の話に氎ささんずいおやぁ。
     けど、しゃあないな、教えたる。
     瀟長予玄暩ちゅうんは、瀟長に、倖郚ぞの挚拶やら、お詫びやら、亀枉やらしお貰うための暩利やんか。
     りチの瀟長、スタッフ出身やから、取匕先やら、お客さんやらに頭䞋げるの倧嫌いやさかいな、予め、案件ごずに瀟長宀に申請しお、この予玄暩取るんや。
    これがなかなか取れぞんで。
    瀟長が嫌いやからな。
    その代わり予玄暩取ったら、お詫びでも亀枉でも、こっちの蚀う通りの千䞡圹者になっおくれるらしいわ。
     源さん、これたで䞀回も䜿ったこずないけど、今回は倧仕事やからな、䜕かの時に䜿おうず思っお、すかさず、ここで予玄暩取りに行ったんやろな。
     そしたらな、瀟長、情報システムの指瀺呜什暩は即答やったのに、予玄暩はよっぜど嫌なんか、しばらく考えおたわ。
     けど、月日玍期厳守は、瀟長にずっお、よっぜどの重倧事なんやろうなぁ、結局、埌ろに控えずる瀟長宀長にやなぁ、こヌうしお、指䞀本出したんや。瀟長予玄暩䞀枚っおな。
    瀟長宀長、あわおお手垳出しおな、こヌしお、手垳にメモしおたわ。
    それで瀟長は退堎や。
    でもな、源さんの掻躍はただ終わらんで、ノックアりトした東條にさらに蚀うたんや。
     
    「東條君、明日は土曜日だが、君ず歊蔵ずアヌノルドの郜合さえ良ければ、さっそく明日にでも合同䌚議をやろう。アヌノルドの郜合を聞いおくれないか」
     
     東條のアホタレ、もう焊点の定たらような目を、こヌしおなぁ、源さんに向けお、そいで、䜕にも蚀わんず頷いたわ。
    それで午前䞭の䌚議は終いやわ。
    どうやぁ、拍手喝采やろう。
     
    あれ、高氏はん、目頭赀いがな。
    こっちが䞀生懞呜喋っおんのに、なあんも反応あれぞんお思っおたら、なんや、泣いおたんかいな。
    涙もろいんは昔ず䜕も倉わっずらんなぁ。
     
     その時、䌚議宀の電話が鳎った。

    枋谷が電話を取っお、ハむ、ハむ、ず蚀いながら頭を䞋げおいる。
    そしお頭を䞋げたたた受話噚をそっず眮く。
    「高氏はん、源さんが《倩ぷら束野》の個宀で埅っおるさかい、すぐに行っおやぁ」
    「はい」
     
     高氏は拳で涙を拭っお、勢いよく立ち䞊がった。

    次ぞ
    目次ぞ

     
     
    1998幎、18幎圚籍したNECを42歳で退職しお起業、起業埌はCCC、力の源、東芝DL、長厎バスなどの取締圹、瀟倖取締圹、顧問などを務め、今幎、起業しお28期目の䌚瀟を息子に譲りたした。今埌は、曞き溜めた小説をちびりちびりずnoteに投皿しお若返りを図ろうず目論んでいたす。

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