
スマホ開発者が考えるスマホの選び方|節約するところ、投資するところ
スマートフォンって、
昔に比べてかなり高くなりましたよね。
少し良い機種を選ぼうと思うと、
10万円を超えるのは当たり前。
最近では、
30万円を超えるような機種まで登場しています。
一方で、
通信会社もさまざまなキャンペーンをやっていて、
「結局、どこと契約するのがお得なの?」
と悩む人も多いのではないでしょうか。
実はプロフィールにも書いている通り、
私は普段エンジニアとして働いています。
そして、つい最近まで10年以上、
スマートフォンの開発・設計に携わっていました。
そんな私ですが、スマートフォンについては、
「とにかく最新・高性能なものを買う」という考えではありません。
自分や家族の性格、
使い方を考えながら選んでいます。
今回の記事では、
そんな我が家のスマホのやりくりについて書いてみたいと思います。
スマートフォンの価格は、これからどうなる?
最近のスマートフォンは、
本当に高くなりましたね。
その背景の一つとして、
半導体を取り巻く環境があります。
近年は、AI需要の拡大によって、
半導体関連の需要が高まっており、
メモリなどの部品価格にも影響が出ています。
さらに、
スマートフォンそのものも高性能化しています。
カメラ性能が上がったり、
処理性能(SoC)やバッテリー寿命が向上したり、
OLEDなどディスプレイが高精細になったり。
さらに、
メーカーのプレミアム路線などの戦略を踏まえた経営方針。
その結果、機能性やデザインなどを重視すると、
30万円を超えるようなハイエンドスマートフォンも登場しています。
もちろん、
すべてのスマホが高額になっているわけではありません。
安価なモデルから高価なモデルまで、
価格帯はかなり幅広いです。
ただ、今後もAIを含めて、
半導体の重要性が高まっていくことを考えると、
「これからスマホがどんどん安くなる」
という未来は、個人的にはなかなか想像しづらいと感じています。
だからこそ、
スマートフォンも「どう選ぶか」が大切になってくると思っていますね。
我が家のスマホ戦略
実は我が家の場合、
私と妻であえて違う買い方をしています。
私は「端末を一括購入して、できるだけ長く使う」。
一方で妻は、
「2年程度で端末を入れ替えて、キャンペーンで端末代金を抑える」
という方法です。
私はこれまで約6年間、
iPhone XRを使っていました。
これは、
「とにかく安く済ませたい」
という理由だけではありません。
自分の性格を考えると、
私はあまり物を壊さないタイプです。
そのため、初期不良がなく、
一般的な品質の部品が使われた端末であれば、
バッテリーを極端に消耗させない使い方をすることで、
5年以上は使えるだろうと考えていました。
大体部品不良があれば、保証期間内に、
何かしら気になる症状が現れることが多いからです。
実際に普段設計していて、
こう使えばいいという肌感もあったからか、
これまで購入した端末はだいたい長く使うことができました。
一方、
妻は私ほど端末を長期間使うのが得意なタイプではありません。
そこで、妻の場合は、
多少面倒でも2年程度で端末を入れ替え、
データ移行などを頑張ることで端末代金を抑えています。
つまり、
「高い端末を長く使う」
「安い端末を定期的に入れ替える」
のどちらが正解というわけではなく、それぞれ自分に合った方法を選んでいます。
その結果、使用年数、ポイント利用なども加味すると、
我が家では家族2人分の端末代+通信料を月々約2,500円で7年ほど回すことができていますね。
自分の性格を踏まえて端末やキャリアを選択する
我が家では、
もう一つ決めていることがあります。
それは、
夫婦で同じ通信会社にはしないということ。
きっかけは、
東日本大震災の経験です。
当時、
連絡を取りたくてもなかなか繋がらない状況があり、
通信会社によって繋がり方に差があることを実感しました。
もちろん現在は、
基地局の配置や端末の性能など、
さまざまな要因があります。
「キャリアを分ければ絶対に大丈夫」
という話ではありません。
ただ、例えば山道などでは、
通信会社によって繋がりやすさに差が出ることがあります。
そのため、
「妻は繋がるけど、自分は繋がらない」
というケースも結構あります。
もちろん、逆も然りです。
そのため、通信会社を分けることで、
我が家ではこうしたリスクを少し分散するようにしていますね。
もちろん、
これはあくまで我が家の考え方です。
ただ、スマホ選びで大切なのは、
「なぜ、その端末やキャリアを選んだのか」
を自分自身で説明できることなのではないでしょうか。
実は私自身、
最近仕事が変わりました。
そして最後に設計した、
17万円近くするスマートフォンを購入しました。
人生で一番高いスマホの買い物です。(笑)
冷静に考えれば、
仕事で評価などのために何度も触っていたので、
わざわざ買う必要はありませんでした。
それでも購入したのは、
「自分が最後に設計したスマートフォンを、記念として使いたい」
という明確な理由があったからです。
同じように6年使うと、
2人で単純計算月々約4100円(これまでより1600円アップ)。
考えた結果、私にとっては、
それだけのお金を払っても納得できる買い物でした。
スマホのカメラ性能が格段に上がって、
今しかない子どもの姿を、綺麗な写真や動画で残せるようになったことも嬉しかったですね。
一方で、
「スマホにそこまでお金をかけたくない」
という人も当然いると思います。
お金を抑えたいのであれば、
格安SIM+価格を抑えたスマートフォンという選択肢は合理的です。
ただ、
スマートフォンを仕事や副業、写真、動画など、
さまざまな用途で使う頻度が高いのであれば、
通信品質や性能にお金をかけることも価値のある一つの「投資」だと思っていますね。
まとめ
資産形成をしていると、
「とにかく支出を減らさなきゃ」
と考えてしまうことがあります。
私自身も以前はそうでした。
でも、
すべての支出を削ればいいわけではありません。
大切なのは、
自分にとって必要なものと、
そうでないものを分けること。
そして、
「なぜこれにお金を使うのか」
を自分自身が納得しておくことだと思います。
我が家の場合は、
私なら長く使える端末を一括購入。
妻なら2年程度で入れ替えて端末代を抑える。
さらに通信会社も分けて、
万が一のときのリスクを少し分散する。
これが、
我が家にとって納得できる方法でした。
もちろん、
家族構成や収入、
スマホの使い方によって正解は変わります。
だからこそ、
「みんながこの方法だから」
ではなく、
「自分たちには、この方法が合っている」
と言える選択をすることが大切なのではないでしょうか。
節約は、
我慢することだけが最適ではありません。
自分に必要なところにはお金を使い、
必要のないところは抑える。
そんなメリハリのあるお金の使い方が、
長い目で見た時に結果的に人生を豊かにしてくれるのかもしれません。
これからも納得のいく家計管理を実現すべく、
一歩ずつ一緒に頑張っていきましょう!
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