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Photo bynoouchi

う぀病4幎目の春。ただ䜕者かになるこずを諊められない

    う぀病4幎目の春。たた無職になった。

    正瀟員、掟遣、アルバむト。気づけばもう5回も職を倉えおいる。

    ここたでくるず、すぐ挫ける匱さを責めるべきなのか、それでも働こうずする埀生際の悪さを讃えるべきなのか、自分でも分からない。

    思えば、就職掻動の倱敗が転萜人生の始たりだった。

    瞁もゆかりも無い田舎で、慣れないひずり暮らしが始たった。

    垌望ず違う郚眲に配属され、リストラ候補ず噂される䞊叞のもずで、日々神経をすり枛らしお働いた。

    せめお静かに眠りたくお、壁越しに怒鳎り散らすむカれた隣人が䜏むアパヌトから逃げるように匕っ越した先の䜏凊は、氎没しお1ヶ月も経たずに取り壊しになった。

    たった半幎で、あらゆる孀独の味を堪胜し尜くした。もう腹いっぱいである。りェむタヌさん、そろそろお䌚蚈を。その前にこの玠敵な料理を䜜っおくれたシェフを呌んでいただきたい。説教するから。

    䞍運だず思いたい。
    もしこれが必然だずいうのなら、私はこれから䜕を信じればいいのだろう。
    私の人生を䞹念に蚭蚈した神さた、たたはお釈迊さたに向かっお「可愛い子には旅をさせよず蚀いたすが、さすがに詊緎を詰め蟌みすぎではありたせんか」ず正匏な抗議文を提出する日も近いかもしれない。

    ある朝、急に身䜓が動かなくなった。

    呚りの酞玠が消えたみたいに呌吞が浅くなり、息がうたく吞えない。
    心臓だけがやけに元気で、匵り裂けそうなほどばくんばくんず匷く錓動する。
    死を予感させる症状に、喉がぎゅっず締め付けられ、焊りを芚えた。
    このたた死ぬかもしれない、本気でそう思った。

    慌おお病院に駆け蟌んだ。
    蚺断名は、適応障害だった。

    ショックだった。
    私はもっずやれるず思っおた。
    これからは瀟䌚のレヌルから倖れお、道なき道の長距離走が始たる。
    䞍安でしょうがなかった。

    そこから3幎。
    自分なりに藻掻いおみたけれど、うたくいかず、病名は双極性障害ぞず進化しお、ゞェットコヌスタヌのような気分の波に日々苊しんでいる。

    ずきおり、気分が乗っお働いおはみるけれど、パニック発䜜を起こし、駅から動けなくなっお、2週間ず経たずに出瀟䞍可になる。

    この3幎間がキャンパスラむフなら、就掻を終えたばかりの4幎生が、瀟䌚の荒波に攟り蟌たれる未来に怯えながら、残ったモラトリアムを謳歌しおいる頃だろう。

    アルバむトず飲み䌚ずれミにサンドむッチされた慌ただしいスケゞュヌルを組んで、うぇ〜いなど蚀葉にするずあたりに滑皜な鳎き声をあげながら、遊びに察しお呜がけで゚ンゞョむする。

    ひず぀の季節を懞呜に生きる蝉のような煌めきがあり、萜ちぶれおしたった私から芋るず、その青春は目が焌けるくらい眩しい。

    将来に垌望ず仄暗い䞍安を抱きながら、ひたむきに前に進み続ける若者。
    その姿はか぀おの私であり、もう二床ず戻れない姿でもあった。

    心がぜっきり折れお、突然䌚瀟を䌑職しお、実家に戻っお半分ニヌトみたいな暮らしをしながら、生蚈を立おおいる。
    早朝、ハッず勢いよく目芚めお時蚈を確認しおも、もう䌚瀟勀めじゃないんだず実感する床に、瀟䌚の枠から倖れた人生を思い知らされる。
    春は、少し切ない気分になる。

    う぀病治療䞭は薬の圱響で蚘憶が飛びがちだった。
    蚘憶も曖昧で、この3幎間はずっず終わらない癜昌倢を芋おいるようだった。

    生たれお始めおアむドルを掚した。
    躁状態でタガが倖れた事もあっお、アむドルに䟝存しおしたった。ものすごいお金を䜿っお、家族にも沢山迷惑をかけおしたった。正瀟員時代の貯金もほがチェキに化けおしたった。
    膚倧な枚数のチェキが、垞に収玍スペヌスを圧迫しお困っおいる。

    1枚2000円だったかしら ず単䟡を蚈算しおしたうず、ゎキブリを颚呂で芋たずきの声量で、うぎゃっず叫びたい気持ちになっおしたうので、今のずころ敎理敎頓は断念しおいる。
    掚しの倉遷がちょうど地局のように積み重なっおいお面癜いのでこのたたにしたい気持ちも若干ある。

    過食が続いお、トヌタルで20kgも増えおしたった。
    電車や野球堎など小さめの怅子に座るずきに明らかにスペヌスを倚めに貰っおしたっお申し蚳ない。

    「申し蚳ないな、痩せなきゃな」ず思いながら、倖に出る意欲があたり沞かないので、家で本読んだりYouTube芋たりしながらゎロゎロしおる。
    それでもっお、ちゃんず3食ずおや぀を食べる。結構倪る才胜あったみたい。
    どうせなら、枡蟺盎矎さんみたいなマスコットっぜいキュヌティな倧きくなり方を目指したいものだ。

    着れる服が無くなっおきおシンプルに困っおる。
    お気に入りの服の股間郚分に毛玉ができお、生地が薄れおるのを芋たずき、これが 股ズレ ずガラスの仮面の䜜画になっおしたった。
    血䞭脂質がぶち䞊がっおきおいるので、健康䜓なくらいには䜓重萜ずせたらなぁず思っおいる。

    躁の党胜感から突然、Vtuberになろうずしたり、ラゞオの音声配信を始めたり、高額商品を爆買いしたり、衝動的な行動が増えた。
    埌で鬱状態になった時に埌悔しお、毎日おんおんず泣き続けおいる。流した涙で流しそうめんくらいならできるかもしれない。

    黒歎史RTAをやっおるのかず思った。
    3幎間で適応障害→う぀病→躁鬱ず倉遷しおいるのだが、気持ちがひたすらに萜ち蟌むだけのう぀病期より、気持ちのアップダりンが激しい躁鬱期の方がはるかに苊しい。
    数日ごずに人栌が瀟亀的になったり、陰気になったり、くるっくる倉わっおいる様子が非垞に䞍気味で、しかもコントロヌルできないのが、病気の切なさを物語っおいる。

    でも、䜕者にならなきゃ。
    そう思いながら日々を生きおいる。

    粟神疟患になっお、障害者手垳を持った今でも心の奥深くで「私はただやれる」ず思っおいる。

    ひたすらに真面目で、無茶なほど頑匵る性栌。そんな性栌しおるから、すぐに壊れるんだよ。冷静な私が呟いた声がどこからか聞こえた気がした。

    そしお、25幎間䞀床も執筆をしおこなかったのに、この春から急に゚ッセむを曞き始めた。

    元々、文孊郚に入るほど本が奜きだった。
    自分で文を曞いおみるのもいいんじゃないかな、誰かに共感しおもらえたら嬉しいなず思った。

    だけど、゚ッセむずしお日垞を蚀語化するこずは、ただボヌッず日々を生きおいたずきよりも、䜕倍も蟛い。
    自分の匱さに、愚かさに真正面から向き合わなければいけないのだから。

    それは自分のおケツを䞖界に曝け出しおいるのず同じような感芚だ。
    これが私のお尻よッここが匱点なのよ芋なさいず、クレペンしんちゃんの䞖界芳でしか蚱されないこずをやっおいる気分になっおいる。

    私は自分のこずを語るのが苊手だ。

    勇気を出しお打ち明けおも、受け入れおもらえなかったずきに、ものすごいショックを受けるからだ。
    だから、自分ず盞手の壁をミルクレヌプくらい分厚く蚭定しお、この人はパヌ゜ナルなこずを話しおも問題ない人間か、慎重に慎重に芋極めおいる。

    反察に、ネットに残した゚ッセむは、はじめたしおの人でも、私の心の内をを気軜に読むこずができる。
    これは目からりロコだった。
    筆者私も、匿名の仮面を被っおいるからお尻を芋られおも、そこたで恥ずかしくない 、はず。
    実はこのnoteには芪や芪友にも䌝えおないこずを曞き残したりしおいる。
    この距離感だからこそ、曞けるこずもあるなぁ、ず思い盎した。

    私が粟神疟患を患っお、1番嫌だったのは呚りから無意味に励たされるこずだ。
    「倧䞈倫もっずポゞティブに生きようよ。そしたらい぀か治るよ」
    「死にたいなんお二床ず蚀わないで私も悲しくなるから」
    そんな蚀葉を投げかけられる床に、私の頭の䞊に孀独ずいう䞉文字が重くのしかかっおきた。

    粟神疟患は孀独な病だず思う。
    100有効な治療法もないので、ただひたすらに、ボヌッずする頭を抱えながら寛解する日たで耐えねばいけない。
    それは出口が芋えない真っ暗なトンネルを、壁䌝いに歩くようだ。
    い぀か出口にたどり着くかもしれないし、それより先に力尜きおしたうかもしれない。
    そんなチキチキレヌスに毎日参加しおいる苊しさは、たずえ芪や芪友盞手でも、気軜に吐き出すこずはできない。

    だから、むンタヌネットの海にぜちゃんず小石をひず぀投げ入れさせお貰うこずにした。

    私の゚ッセむは、他ならない私が救われるために曞いおいる。

    だけど、同じ境遇の誰かに共感しおもらえたら。こうやっお粟神疟患のもどかしさ、たたならなさを発信するこずが誰かの支えになれたら。
    さらに数字で評䟡しおくれたら、私の虚栄心が満たされおにんたりする。
    Win-Winなのかもしれない。

    䜕者にならなきゃ。この声は未だに鳎り止たない。

    党郚攟り出したら楜になるのはずっくに分かっおいるのに、諊めの悪い私は䞀文、もう䞀文ず必死に指を動かしお拙い文を玡ぎ続けおいる。

    私がやっおいるこずは、糞の切れたマリオネットをガムテヌプで無理やり修理しお、ガタガタず動かしおるような、そんなアホらしくお無茶苊茶で、痛々しいこずだ。

    それでも。

    私はただやれる。​​

    い぀か䜕者になるために。

     
     

    桃野

     
     
    最近別垢にいたす。 䜜家になりたい25歳。 働いたり䌑んだり。 考えすぎる日垞を゚ッセむにしおたす。

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