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Curious Notes #2:今も受け継がれる、ロンドンの稀少な職人の手仕事|Condé Nast Traveler

Condé Nast Traveler の「Made In」シリーズから “How London’s Rarest Crafts Are Still Made Today”をご紹介します。ロンドンで今も受け継がれている4つの希少な手仕事を、職人たちの仕事場と制作工程を通して紹介しています。

地球儀|Bellerby & Co. Globemakers
球体に紙を貼る作業、地図製作、水彩による彩色、木製の台座まで、多くの工程を手作業で行います。国境や国名は政治状況によって変わるため、地球儀は単なる地理情報ではなく、「ある時代の一瞬を記録したもの」だと言います。

馬具の鞭|Mary Wing To / Whip in Hand
馬具製作を学び、バッキンガム宮殿のRoyal Mewsでエリザベス2世付きのマスター・サドラーのもとでも修業したMary Wing To。馬が交通手段でなくなったことで、鞭づくりは英国で絶滅の危機にある伝統工芸となっています。籐の芯を削り、革を細く裁ち、編み、手縫いする。一点に20時間から、複雑なものでは100時間以上を費やします。

帽子づくりと修復|Lock & Co. Hatters
1676年創業の老舗帽子店で働くKimiko Shiga (日本の方ですよね?)とEliska Murrayが登場。素材を成形するところから始まる婦人帽の制作と、古い紳士帽を修復する「hat hospital」が紹介されます。頭の形を測る19世紀の道具まで今も使われており、長い歴史を守りながら現代の顧客に合わせて技術を生かしています。帽子は単なる装飾ではなく、人に自信を与え、その人らしさを表現するもの。

木工|Darren Appiagyei
ロンドンで自然に倒れた木などを探し、自ら運び、旋盤で削り、焼き付けによる細かな装飾を施します。彼にとって木には一本一本それまで生きてきた時間があり、その木目や節、亀裂を消すのではなく、そこから作品を考えます。「Amazonで注文すれば翌日に届く」時代だからこそ、ものをつくるには時間がかかるという感覚を大切にしています。

熟練した職人の手による仕事は本当に美しいですね。
見ているだけで嬉しくなってしまう動画です。

Bellerby & Co. Globemakersでは12cmの小さなものから、大きいものだと127cmまで、カスタムメイドで氷河期の地球儀などにも対応しているそうです。世界地図のアフリカの大きさが話題になっていますが、地球儀なら大丈夫そうです。

ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式といった王室行事にもSaddler(馬具職人)が控えているんですね。これからも技術を引き継いで欲しいです。

バラの帽子、素敵です。ロイヤスアスコット用の帽子にもなりそう。

木工アーティストの方は、伝統工芸ではありませんが、素材集めにも公共交通機関を使うなどの徹底ぶりに驚きました。

手仕事は時間がかかるし、手間もかかる。だからこそ長く愛されると言う側面もあります。日本の伝統工芸も頑張って欲しいですね。


Condé Nast Traveler(コンデナスト・トラベラー)は、1987年創刊の旅行メディア。『VOGUE』や『The New Yorker』などを手がけるコンデナスト社が発行し、世界各地の旅先やホテル、食、文化、ライフスタイルを幅広く紹介している。


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