
さすらいのグルマン(60) ネット評価を気にするな
写真は僕が作った柑橘類のソムタムです。
今日は食べログの営業マン君が来店した。5年前位までは、食べログやGoogleのポイントを気にしていたが、最近は全く気にしない。何故なら各々のサイトの評点のアルゴリズムが判って来たからだ。食べログの最初の評点アルゴリズムは伊藤穣一君が指揮を取ったと思う。彼とは数度食事をした。
鬼才の伊藤君はシカゴ大学で違法ハッカーをして退学して、エブスタイン氏との関連が噂されてハーバード大学のメデイアラボ所長を退任。現在は千葉工科大学の学長である。基本的にNETの知識は非常に豊富で正攻法だ。だから評点方法は常識的だ。しかし彼は決してグルマンでは無くNET好きだ。
仮に廬山人が現代に蘇って来たり、僕が尊敬する玉村豊男さんが食べログやGoogle評点のアルゴリズムを編成していたら、どんなに厳しい評点でも受け入れる。しかしNETオタクが主体の素人評点の集積で点数を決めるシステムには驚きが全く無い。偶然ファサアードが気に入って大正解の興奮が無い。
穣一方式では、NET加点と減点は非常にオーソドックスだが尖った大将の店や、ライバルが嫌がらせしたくなる店、そして若者が寄り付かない店の評価は低い。今は無くなったが神戸にトンカツ屋でヤマトとムサシという店があった。圧倒的にヤマトが美味しかったが食べログ3.1。ムサシは3.7だった。
理由はネット投稿する人の年齢層がヤマトは少なくムサシは多かった。それからヤマトは店員さんに癖がありムサシは平凡だった。僕は料理人が多少癖があり好き嫌いのはっきりしている変人が好きだ。だから自ずから実際の店の実力よりも、風評を気にしない結果的に評点の低い店に行くことになる。
どんな社会でも僕は盲目2割、付和雷同6割、本物2割だと割り切って居る。僕もたまに料理でミスをする事がある。これは改善して行くので許して貰いたい。しかしクレームを付けて店の評価を落とす事を趣味としている人には虫唾が走る。本物ならば大歓迎。しかし殆どの人は盲目で評論家気取りだ。
これからは生成AIがもっと進んでくれば、クレーマーの特性も行動形態も判り正しく評価される様になる。いや、やはり食べログやGoogleにお金を払うNETリテラシーを高める店の方が評価が上がるだろう。やっぱり僕みたいな変人は損をするのかな? そもそも営利のNET評点なんて気にするな。