
闇が心地いい日
最近
ある方への返信でこんな言葉を書いた。
「闇もあっていいんです。
それが心地いいなら
それでいいと思います。」
送ったあと
その言葉が自分の中に残った。
私は、闇を嫌いになれない。
もちろん苦しい。
胸が締めつけられることもある。
何も手につかなくなる日もある。
でも、その静けさに救われる日もある。
外の世界が少し騒がしく感じるとき。
「元気?」
「大丈夫?」
「前を向いて。」
そんな優しささえ
少しまぶしく感じることがある。
そんな日は
何も照らされない場所のほうが落ち着く。
少し暗い部屋で
音楽だけを流している時間。
誰にも何も求められない時間。
心の奥で
小さな波がゆっくり揺れているのを
眺めている時間。
その時間は
決して無駄ではなかった。
むしろ私は
その時間に何度も助けられてきた。
闇は、光がない場所ではなく
光を急がなくていい場所。
そこでは、泣いてもいい。
立ち止まってもいい。
何も決めなくてもいい。
心は、自分でちゃんと知っている。
もう少しここにいたいのか。
それとも、
そろそろ歩き出したいのか。
だから私は
無理に引っぱり出そうとは思わない。
闇が心地いい日があってもいい。
そこにしか流れない時間があるから。
そこにしか見えない景色があるから。
そして
その景色を知った人の言葉は
きっと誰かの闇を怖がらせない。
そう思っている。