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Photo bytake_kuroki

書くことは誰かに光を届けること。

    じゅんこ3

    高校3年生の夏、私は不登校になった。
    おまけに精神科にも通うことになった。


    我が家はいくつもの事情を抱えた母子家庭だった。
    家族のために身を粉にして働く母を見て、私は一生懸命に勉強した。
    お風呂上がりにどんぶくを着て、茶の間で震えながら問題集を解いた。そんな私が寝るのはいつも夜中だった。疲れて眠る母と妹を起こさないようにそっと布団に入った。


    「私は将来、絶対に偉い人になる。そして親孝行するんだ。『一杯のかけそば』の息子みたいになるんだ」

    そう本気で思っていたのだが、HSP気質の私には無理な話であった。

    なんとなく気付いていたのだ。同級生との学校生活で「あれ? どうして?」と分からなくなる瞬間があって、きっと私は「ズレている子」で……。みんなと同じようには生きていけないのだ、と。


    そして、ついに高校3年生にして不登校になった私を見て母はかなり悩んだらしい。


    担任のS先生は、お兄ちゃんタイプで人気の先生だ。そのS先生は「じゅんこをなんとか卒業させたい」と、うちに何度も私の様子を見にきてくれていた。そして、ある日私にこう言ったのだ。「保健室登校でいいから、学校に来ないか?」と。


    このままずっと家に引きこもっているのも嫌気が差していた私は、保健室登校をすることに決めた。


    保健のA先生は私の悩みを親身になって聞いてくれた。まるでA先生は頼れるお姉ちゃんのようだった。

    そして、保健室で課題をやるのが私の日課になった。勉強は昔から好きなので楽しかった。

    そんな中、先生方の配慮で本当に卒業できることになったのだ。卒業式当日、母もS先生もA先生もみんな泣いていた。

    後日、S先生から手紙が届いた。


    じゅんこへ

    高校生活、本当にお疲れ様でした。
    同級生のみんなは進学や就職、そして結婚したりするでしょう。
    でも、人ってそれぞれペースがあるんですよ。
    じゅんこはじゅんこのペースで、ゆっくり人生を歩んで下さい。
    卒業、おめでとう。いつかまた会いましょう!



    私はS先生の手紙を読んで号泣した。
    いつも優しく、そっと励まし続けてくれたS先生。先生は私の希望の光だった。



    「私も先生みたいに言葉で人を助けたい」
    「悩んでいる人に光を届けたい」


    あれから長い年月が経ち、私はKindle作家になった。

    「書くことは、光を届けること」


    今度は私がみんなに光を届けたい。

    未来のために、私は今日も書く。


    よしペンとじゅんこ3のグッズができたよー!


    将来は「第二のさくらももこ」と言われたい。
    そんな心の声が聞こえましたよ。

    ====レビューを書いてくれた皆さんから=====

    「このエッセイ本を読んでとても元気になりました。ありがとうございます。本当に笑えました」

    「何ともほのぼのした楽しいエッセイでした。よしペン旦那様との温かい日常。変な人繋がりで、共感しました」

    「隙間時間に読んだら、スススッと読めた。
    一服のややぬるめのお茶、という読後感だ」

    「女の子の視点が見れたような感じがして楽しかったです。もっと色んな視点の話しを読んでみたいです。」

    皆さん、楽しいレビューをありがとうでよっ。


    幼馴染みのよしペンとじゅんこ3が再会して結婚して、おもしろおかしい生活が始まってしまった!
    ペンギンに見える夫・よしペンとじゅんこ3のほのぼのズッコケストーリー。


    夢に向かって、進む。
    そこに障害者とか関係ない。
    じゅんこ3の挑戦に「そんなの無理です」と言われても、私は絶対に夢を諦めない。


     
     
     
    ほのぼのイラストレーター。Kindle作家。 普通の人間になる予定だったが「じゅんこ3は変な人」と褒められてしまう。 置きポエム賞・ハッピーマネーストーリー賞受賞。 Kindle本 https://www.amazon.co.jp/stores/author/B09635QW7N

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