
何が欲しいかわからないのは、無欲じゃなくて枯渇かもしれない
食べたいものが「なんでもいい」日
本当になんでもいいわけじゃないのに、
食べたいものが何も浮かばない。
どれも食べたいような、どれも食べたくないような。
そういうとき、私はだいたい疲れています。
意志が弱いわけでも、
わがままなわけでもなくて、
ただ、身体と心が「欲しいものを選ぶ余裕」を
失っている状態なんじゃないか、と思います。
疲れてる時ほど食べたいジャンクフード
食べたいものがわからない時ほど、
刺激の強いものに走ってしまいます。
疲れていると強い刺激じゃないと
身体が反応してくれないんですよね。
でもジャンクなものを食べても、
なんとなくすっきりしない。
満たされたような、満たされていないような…。
そういうときでも、
親しい人とごはんに行くと
「あれも食べたい」「これもおいしそう!」
ってなるのが不思議です。
私はお肉派なのですが、まわりはお魚派ばかり。
一緒にごはんに行くと、自分ではなかなか
選ばないものを食べることも。
しらすのアヒージョ、鰆の藁焼き、
すりごまが苦手だと思って避けてきた坦々麺。
食べてみたら全部おいしかったです。
坦々麺に至っては、
今では定期的に食べたくなる好物です。
自分ひとりで選ぶと迷子になるのに、
誰かと一緒だとするっと選べたりする。
さらに、人が選んだものがおいしかったりする。
自分の中に答えを探しても見つからないときは、
外からアイデアもらうのもひとつの手ですね。
それから最近は、
迷ったら旬のものを食べるようにしています。
特に果物は調理がいらないので、よく食べています。
「旬のものを食べた」という事実だけで、
なんとなく自分を労わった感じもして満たされます。
やりたいことがあるのに何もできない休日
食べたいものがわからないのと似たようなことが、
休日にも起きます。
やりたいことがわからない、というより、
やりたいことはいろいろあるのに、
何もできないまま終わる。
私の場合はこっちが多いです。
連休の最終日や日曜日は、
なるべく予定を入れずに家で過ごします。
平日を頑張るための休息日、という位置づけです。
家にいる時しかできないような、
あそこの掃除を徹底的にしようとか、
あの紅茶を淹れて本を読もうとか、
お菓子づくりしちゃおうかなとか、
いろいろ考えてはいるのに、
気づいたらスマホゲームとSNSだけで、
夜になっていることがしょっちゅうあります。
私は意志が弱い、と思うこともしょっちゅう。
でも最近、これも枯渇のサインなんじゃないか
と思うようになりました。
動きたい気持ちはあるのに、
動くためのエネルギーが足りていない状態。
だから身体が一番負荷の低いことに逃げていく。
自分なりに見つけた仕組みが、
予めカレンダーに入れておくことです。
「この日は網戸の掃除をする」などと決めて
カレンダーに入れてしまえば、
見る度に「するぞ」と思えるんですよね。
そしてちゃんとできることが多いです。
そしてカレンダーにその予定が入っていない日は、
「今日はその日じゃなかったし」と自分を許せる。
完璧にこなすためじゃなくて、
自分を責めないための仕組みです。
無欲じゃなくて枯渇かもしれない
漢方の考え方では、意欲や欲求は
「気」と深く関係しているとされています。
気は、身体を動かすエネルギーのようなもの。
わかりやすい言葉でいうと「気力」の「気」です。
気力が満ちているときは、食べたいものも浮かぶし、
やりたいことにも手が伸びる。
でも気力が足りなくなってくると、
欲求そのものが薄れていきます。
何が食べたいかわからない。何もする気になれない。
それは意志が弱いわけでも、無欲なわけでもなくて、
単純にエネルギーが足りていない状態なんです。
無欲と枯渇は、外から見ると似ています。
でも全然違う。
無欲は満たされた状態から「もういいや」となること。
枯渇は空っぽになって「何も浮かばない」状態。
欲しいものがわからない日が続いているなら、
まず「あ、気力が切れてるのかも」と思ってみてください。
自分を責めるより、ずっと自分に優しい。
今日の自分、欲しいものわかった?
難しく考えなくていいです。
ただ一回、振り返ってみてください。
今日、食べたいものがすっと浮かびましたか?
やろうと思っていたことができましたか?
浮かんだなら、気力があったということです!
いい日ですね😊
浮かばなかったなら、
気力を失ってるサインかもしれません。
でも決して悪い日ではありません。
だってそれに気づけたんですよ。
「今日はどうだったかな」と
一度立ち止まることが大事なんです。
わからない日は、枯渇しているサイン
何が欲しいかわからない、何もできない、
そんな日の自分は意志が弱いと思っていました。
でも、気力の話だと思うようになってから、
少し楽になりました。
空っぽになっているなら、
まず満たすことを考えればいい。
旬の果物を食べるでも、親しい人とごはんに行くでも、
カレンダーに「休む日」と入れておくでも。
自分なりの満たし方を、
少しずつ見つけていけばいいと思っています。
わからないままの日があるのもいいでしょう。
せめて栄養のあるものを摂ることを心がけて、
ジャンクなものでも続かなければよしとしましょう。
今日の自分が枯渇していると気づいたなら、
それだけで十分です。