
1月6日は「東方三賢者の日」:スペインのお正月菓子『ロスコ・デ・レジェス』作りに挑戦してみたら・・・
ヨーロッパでもスペインやフランスなどキリスト教圏では、1月6日は公現祭(エピファニア)という祝日です 。日本ではあまり馴染みがありませんが、これはキリスト教にとって非常に重要な日です。どうしてかって、その背景を説明すると・・・
『新約聖書』によると、イエス・キリストの誕生を知った東方から来た3人の賢者(メルキオール、バルタザール、ガスパール)が、星に導かれてベツレヘムを訪れ、贈り物を捧げた日とされる。
現代では:ずばり、プレゼントがもらえる日。スペインでは、サンタクロースではなく、この「東方三賢者」がプレゼントを持ってくると信じられていて、5日の夜に良い子にはプレゼント、悪い子は炭を持ってくる。

子供たちは、それぞれ自分のお気に入りの賢者がいて、欲しいものを書いた手紙を賢者たちに渡しに行く。大体市役所に特設会場が設けられ、三つの玉座におさまった賢者(REYES)に直接謁見をすることができたりする。(ここ大事! オトナたちは町を巻き込んで真剣に取り組んでます。)
1月5日の夜には、町ではCabalgata de Reyes Magos(パレード)が行われ、賢者たちが豪華な山車に乗って登場し、その到着を再現するという大掛かりな趣向。
1月6日の朝、いい子にしてた子供たちにはプレゼントが!(子供以外もちゃんとプレゼント交換する)
翌日(当日)の食文化:1月6日には、特別な伝統菓子「ロスコ・デ・レジェス(Rosco de reyes)」を家族みんなで囲んで食べるのが習慣。オレンジフラワーウォーターで香りをつけたリング状の甘いパン菓子で、生クリームやカスタードクリームが挟まっている。
この時期のお菓子屋さんにはずらりとロスコが並び、当日は予約したお菓子をピックアップする人で賑わう。

バスク美食倶楽部から見た「東方三賢者の日」:ロスコ・デ・レジェスを作る!
というわけで、この日にロスコを食べて数十年。
でも、今年は作ってみることに!地元の出張料理人の自宅でのロスコ教室に参加したのでした。






挑戦してみた感想:これがまた、作り方が難しい!
発酵の見極め、根気よく生地をこねるなど、自宅で再現するのに自信なし。
特に発酵工程時の温度管理が重要。
でも、オレンジのほのかな香りがする生地を無心にこねる作業は結構好き。
自家製「ロスコ・デ・レジェス」。先生のレシピ最高で、市販のものとは一味違う、ふんわりとした仕上がり。
皆さんも、もし機会があれば、このスペインのお正月菓子「ロスコ・デ・レジェス」を試してみてください。その歴史的背景を知ると、また違った味わい深さがありますよ。
ちなみにこの1月6日は公現祭が終わると、スペインでは長かったクリスマス・お正月シーズンが終了。クリスマスツリーやベレンを片付けて明日から日常に戻ります。
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