
口に出せばそれだけ辛いから
まっしぃです。
今回は言葉にするということについてお話ししようと思います。
言葉にするという行為、みなさんはしていますか?
当然、毎日して生きていると思います。
会話をしないと社会において生きてはいけませんから、あたりまえです。
じゃあ、言葉にするという行為自体を意識したことはありますか?
こうすると大多数の人は篩にかけられると思います。
僕は幼少期からこの感情の言語化方法に囚われていました。
お腹痛い、と口に出すとお腹が痛くなってくるような、そんな感覚です。
今考えてみると、言葉に力があるとこの時から僕はわかっていたような気がします。
それから成長し、高校生になり、とある歌詞を見つけました。
n-bunaさんの『三月と狼少年』という楽曲に先行研究はありました。
口に出せばそれだけ辛いから
僕は今日も嘘をつく、狼少年だ
これこそ、僕が求めていたものでした。
少し格好良い言葉を使えば
「言葉即世界」
とでも言いましょうか。
言葉によって世界は形作られる。ソシュールの言語論に近しいものがありますね。
しかしこれは僕にとっては呪いです。言葉にしてしまえばそれはやがて本当になってしまうという言霊に強迫観念にも似た思いの強さで囚われる。
そしてこれを見ているあなたもそうです。これを知ってしまったからにはあなたも同じくこれから言葉を吐き出すたびにきっと僕を思い出す。
この感性を言語化して記事にした今、投稿した今、読まれた今、僕はさらにこの価値観に縛られる。
言葉とは、恐ろしいものです。